こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、複合材料・精密成型品・ナノテク関連製品などの研究開発・製造・販売をおこなうクラスターテクノロジーについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
クラスターテクノロジーは、複合材料・精密成型品・ナノテク関連製品などの研究開発・製造・販売をおこなう会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
樹脂複合材料の技術をコアとした樹脂製品の事業展開を行っています。
材料から金型、成型、アセンブリ、品質解析まで一貫した生産体制を保有していることから、設計から生産まで樹脂製品のコーディネーターとして樹脂製品の概念が変わるような提案力でイメージを形に変えていきます。
また、基盤技術の融合により樹脂製品をデバイスへと進化させ新たな事業展開にも取り組んでいます。
経営理念は「日々新たに、社会に役立つ
一時の利を考えず、社会貢献から生まれる利益を追求する。
社会を結び、企業を作り、人心を結び、人格を作り、新しい活力を作る。
利己の心ではなく、利他の心で活動する。」です。
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沿革
▼クリックで詳細表示
1991年 - 安達新産業株式会社の子会社として、クラスターテクノロジー株式会社を設立
1996年 - 安達新産業株式会社より分離・独立
2007年 - パルスインジェクター®販売開始
2022年 - 東京証券取引所グロース市場へ移行
事業内容
【単独事業】ナノ/マイクロ・テクノロジー関連 81%、マクロ・テクノロジー関連 19%、他 0%
精密成型を武器にお客様の用途に応じたカスタマイズ材料により、デジタル一眼レフカメラのオートフォーカス用のセンサーホルダー、イメージセンサ周辺部品、インクジェットヘッドのベース部品など、従来の金属やセラミック材質で構成されていた部品を弊社樹脂製品に置き換えることで、お客様のさらなる商品価値向上に貢献しています。
機能性樹脂複合材料、樹脂成型碍子及び金型・部品を開発・製造・販売しています。
その他事業
医療薬品容器の異物検査事業などがあります。
時価総額
クラスターテクノロジーの時価総額は19.58億円です。(2024年2月16日現在)
社員の状況
従業員数:単体 68名
平均勤続年数:12.0年
平均年齢:43.9歳
平均年収:405万円
業績
2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
個別売上高は前期比2.1%増、経常利益は27.1%減の7,400万円となっています。
売上営業利益率は前期の11.05%から7.78%と悪化しました。
2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
個別売上高は0.9%減、経常利益は57.6%増の4,800万円となっています。
売上営業利益率は前年同期の4.42%から7.24%と改善しました。
第3四半期時点の会社の所有者に帰属する経常利益の進捗率は72.73%でした。
業績予想通りに進捗は進んでいます。
適時開示情報
2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期累計期間個別業績予想と実績との差異に関するお知らせ
2023年8月10日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年5月15日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。
配当を出していません。
2014年3月 0.00% -%(赤字)
2015年3月 0.00% -%(赤字)
2016年3月 0.00% -%(赤字)
2017年3月 0.00% -%(赤字)
2018年3月 0.00% 0.0%
2019年3月 0.00% 0.0%
2020年3月 0.00% 0.0%
2021年3月 0.00% 0.0%
2022年3月 0.00% 0.0%
2023年3月 0.00% 0.0%
2024年2月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上昇している期間もありますが、基本的には下落か横ばいとなっています。
最近は370円前後で横ばいになっています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上下動はあるものの下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 33.61倍 (予 36.23倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.30倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 10.42 (予 9.66)
BPS(1株当たりの純資産) 268.59
ROA(純資産利益率) 3.48% (予 3.27%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 90.9%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は波がありながらもじわじわ伸びており、利益は不安定な中で黒字を6年続けています。
一方で、株価は低迷を続けており、安値圏から抜け出せていないという感じです。
事業が地味なこともあり、あまり注目されていない銘柄です。
下落して株価が安いときに仕込んで長期投資するのが最良でしょう。
非常に小型の銘柄なので、短期的に下落したときに買って上昇したら売るという繰り返しでもよいと思います。
しかし、現状の株価は急騰しているタイミングなので、今買うのは控えたいところです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:✖
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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