こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、精密印刷装置と光源装置を開発・製造・販売をおこなうヘリオステクノホールディングについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月5日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
ヘリオステクノホールディングは、精密印刷装置と光源装置を開発・製造・販売をおこなう会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
ヘリオステクノグループを率いる当社(純粋持株会社)は、旧フェニックス電機株式会社が経営統合や事業譲渡などを経て2009年に名称変更、会社分割によってホールディングス体制に移行しました。
経営方針は、以下の3つです。
- 強靭かつ柔軟な企業体質
- 組織的かつオープンな企業経営
- 合理的かつ科学的な経営
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
グループ会社として、以下の4社を持ちます。
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2009年4月 - ヘリオステクノホールディングス株式会社へ商号を変更
分社型新設分割を行い、事業子会社であるフェニックス電機株式会社を設立
株式会社日本技術センターを一部株式取得により子会社化
2009年5月 - 株式会社日本技術センターを株式交換により完全子会社化
2009年6月 - ナカンテクノ株式会社を設立
2009年7月 - ナカンテクノ株式会社はナカン株式会社より事業譲渡を受け事業開始
2010年4月 - ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
2010年10月 - 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2011年4月 - ERPシステム(OBIC7)再構築・運用開始
2013年5月 - 株式会社関西技研を一部株式取得により子会社化
2013年7月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴う市場選択により、東京証券取引所市場第一部を選択し、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)との重複上場を解消
2013年8月 - 株式会社関西技研を株式交換により完全子会社化
2013年10月 - 株式会社日本技術センターが株式会社関西技研を吸収合併
株式会社テクノ・プロバイダーを全株式取得により完全子会社化
2015年4月 - 株式会社日本技術センターが株式会社テクノ・プロバイダーを吸収合併
2016年10月 - ナカンテクノ株式会社が株式会社リードテックを株式取得により子会社化
2018年12月 - 株式会社テクノリンクを全株式取得により完全子会社化
2020年1月 - 株式会社日本技術センター及び株式会社テクノリンクの全株式を譲渡
2022年4月 - 東京証券取引所スタンダード市場へ移行
事業内容
ヘリオステクノホールディングは、「製造装置事業」及び「ランプ事業」を展開し、それぞれの分野で他社が追随できない高付加価値製品・サービスを生み出しています。
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
【連結事業】ランプ 31%、製造装置 69%
【海外】71%
製造装置事業
印刷装置を主な製品とするナカンテクノ株式会社及び株式会社リードテックと、産業機械や検査・計測装置を主な製品とするフェニックス電機株式会社が行っています。
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
ランプ事業
当事業の特徴は、オリジナル仕様のランプ開発にあり、標準品ではなく、お客さまの個別の仕様に対応したオリジナルランプを提供しています。
このため、お客さまが新商品を開発する段階から参画し、仕様等の取り決めを行い、設計・試作・テスト・評価を繰り返しながら製品化しています。
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
時価総額
ヘリオステクノホールディングの時価総額は126.35億円です。(2024年2月5日現在)
社員の状況
従業員数:単体 9名
連結 285名(臨時46名)
平均勤続年数:2.5年
平均年齢:51.0歳
平均年収:795万円
業績
2023年5月8日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比10.8%減、経常利益は14.8%減の4億9,200万円となっています。
売上営業利益率は前期の5.80%から5.28%と横ばいでした。
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
2023年6月21日に「2024年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」が発表されました。
経常利益は下方修正、親会社株主に帰属する四半期純利益は上方修正です。
2023年11月7日には、2024年3月期通期連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
次に、2024年2月5日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は前年同期比6.0%減、経常利益は30.5%減の3億2,400万円となっています。
売上営業利益率は前年同期の6.67%から5.52%と悪化しました。
第3四半期時点の会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は71.83%でした。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しているようです。
適時開示情報
2024年2月5日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月7日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月7日 2024年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想との差異、通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2023年8月8日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年6月21日 2024年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年5月8日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 3.09% 18.8%
2015年3月 2.40% 27.3%
2016年3月 3.81% 33.2%
2017年3月 2.95% 31.4%
2018年3月 3.18% 25.1%
2019年3月 4.51% 30.4%
2020年3月 1.90% 18.9%
2021年3月 1.62% 32.4%
2022年3月 2.73% 35.0%
2023年3月 2.29% 53.5%
2024年2月 4.51%
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ヘリオステクノホールディングは、3月と(9月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年と2023年に1,200円超えを付けましたが、いずれも下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月まではゆるやかに下落していましたが、その後急騰して横ばいです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 35.43倍 (予 4.87倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.64倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 14.93 (予 108.55)
BPS(1株当たりの純資産) 832.09
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
ROA(純資産利益率) 1.54% (予 11.11%)
(引用:ヘリオステクノホールディング公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に悪いといえます。
自己資本比率 79.8%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は2016年3月期最高売上の半分以下まで落ち込んでいますが、何とか利益を出して黒字を続けている会社です。
今期は増収増益を予想していますが、2Qの結果だけ見ると厳しいようにも思えますが、もともと下期偏重の予想のためまだ判断できません。
配当はそこそこありますが、年々業績が伸びていくようなかんじではないので、長期では持ちにくいです。
非常に小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなため、短期投資向きではないでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:✖
規模:✖
割安度:◎
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):△
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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