社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】霞ヶ関キャピタル KASUMIGASEKI CAPITAL(3498)~物流施設 アパートメントホテル 自然エネルギー ヘルスケア 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、物流施設やアパートメントホテル、再エネ電源を全国で開発する霞ヶ関キャピタルについて調査をしました。

 

kasumigaseki.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月2日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

霞ヶ関キャピタルは、物流施設やアパートメントホテル、再エネ電源を全国で開発する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

主力の物流事業が順調に拡大していることに加え、ホテル事業では我々のFAVホテルの優位性を示す実績を出すことができました。

また、ヘルスケア事業とレジデンスのファンド事業という新たな成長エンジンも加わり、中期経営計画の達成に向けてしっかりと前進しています。

 

  • 冷凍倉庫需要の高まりに向けて、環境配慮型の物流ネットワークを構築します。
  • 地方創生、観光立国の実現のために、自由とゆとりの場を提供します。
  • 高齢化社会と向き合うために、医療・介護の最適化を目指します。
  • 個人資産の多様性を高めるために、見える投資商品を提供します。

 

我々は常に社会が必要としていることをビジネスにしています。

霞ヶ関キャピタルの成長=よりよい社会への前進」

 

社会の求めるところに、価値は必ず生まれます。

本気で社会を良くするために、躊躇なく前へと進み続けます。

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2011年9月 - 宮城県仙台市において当社を設立し、ショッピングセンター事業を開始

2013年6月 - ショッピングセンターの屋上に太陽光パネルを設置し、自然エネルギー事業を開始

2014年9月 - マンション開発に係るコンサルティングを行い、不動産コンサルティング事業を開始

2015年8月 - 合同会社から株式会社に改組

2015年8月 - 当社の商号を現在の霞ヶ関キャピタル株式会社に変更、本社を東京都千代田区霞が関3丁目7番1号に移転

2017年7月 - 本社を現在の東京都千代田区霞が関3丁目2番1号に移転

2017年11月 - 宅地建物取引業免許を取得

2018年11月 - 東京証券取引所マザーズ市場(現 グロース市場)へ上場

2020年3月 - 金融商品取引業の登録完了

2022年3月 - 一級建築士事務所の登録完了

2022年10月 - 不動産特定共同事業の登録完了

2023年10月 - 東京証券取引所プライム市場に上場市場区分変更

 

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事業内容

霞ヶ関キャピタルは、以下の4つの事業からなります。

 

各アセットマネージャーとの事業委託契約に従い、ここの物件の最適な運営戦略を立案、当該資産価値の維持向上・投資収益の最大化を図る業務を行っています。

 

【連結事業】 不動産コンサルティング 100%

 

物流事業

Eコマースの拡大による物流施設需要の高まりや、2030年フロン規制に向けた冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷蔵・冷凍倉庫の需要拡大などを受け、物流施設事業を大きく展開します。

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

アパートメントホテル事業

日本には、観光資源が豊富で魅力的なまちが多くある一方で、国内外旅行者の家族・グループ旅行に対応した宿泊施設はまだ十分ではありません。

そこで4人以上がゆったり泊まることができるアパートメントホテルを主要観光都市中心に全国各地へ展開。

観光需要に対応すると共に、地域創生に貢献していきます。

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

自然エネルギー事業

太陽光・風力・バイオマスなどの自然エネルギーを対象とした開発・事業投資を行っています。

自然エネルギーの導入は世界的なエネルギー政策の潮流であり、原子力エネルギーのみに依存しない供給構造の実現に寄与すべく、当社の持つ投資運用に係るノウハウやネットワークを結集し、国内の自然エネルギー産業推進の一助となるよう、事業展開していきます。

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

その他の事業

  • ヘルスケア事業

超高齢社会である日本において、ヘルスケア関連施設の不足は社会的課題であり、当社は新規施設をマーケットに供給する開発主体として、この社会的課題に取り組んでいきます。

社会的インフラであるヘルスケア関連施設への投資は、ESG投資として位置づけられており、コロナ禍の先行き不透明な投資環境でも安定した収益を生むディフェンシブなアセットタイプとして注目を集めています。

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

  • 海外事業

近年の東南アジア諸国は、内需の堅調な成長に加えて、外国資本の積極的な投資を背景に成長を続けています。

当社も東南アジア市場に拡大の機会を見出しており、不動産・再生エネルギーを中心に様々な事業を展開します。

昭和・平成で培ってきた日本経済の価値を、令和となった新たな時代で、アジアを皮切りに世界へと発信し、新たな価値創造への懸け橋となることを目指していきます。

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

 

時価総額

霞ヶ関キャピタルの時価総額1,691.96億です。(2024年4月2日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 190名(臨時39名)

     単体 164名(臨時6名)

平均勤続年数:1.90年

平均年齢:37.60歳

平均年収:1407万円

 

 

業績

2023年10月3日に発表された2023年8月期の決算短信は以下です。

連結売上高は79.4%増で、経常利益は137.8%増の41億1,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年の10.30%から11.91%と改善しました。

 

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

2024年8月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年4月2日に発表された2024年8月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は26.2%増、経常利益は53.0%増の19億4,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の8.72%から9.56%と横ばいでした。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は25.87%でした。

 

 

下期偏重の業績なので進捗率は悪いですが、前年同期から大きく改善しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月2日 2024年8月期 第2四半期決算短信

2024年1月12日 2024年8月期 第1四半期決算短信

2023年10月3日 2023年8月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1%前後の配当を出しています。

 

2019年8月 0.71%  12.7%

2020年8月 0.53%  47.1%

2021年8月 0.94%  16.5%

2022年8月 1.00%  22.6%

2023年8月 1.15%  23.7%

2024年4月 0.98%

 

株主優待は、株主優待ポイントの贈呈です

権利確定月は8月末日です。

 

株主様限定の特設ウェブサイト「霞ヶ関キャピタル・プレミアム優待倶楽部」において、食品、電化製品、体験ギフト、公益法人等への寄付などの中からポイント数に応じて交換可能。

なお、同ポイントを「Wills Coin」に交換することでプレミアム優待倶楽部を導入する各企業の株主優待ポイントとの合算可能

 

100株以上 継続保有 1年未満:2,000ポイント 1年以上:2,200ポイント

200株以上 継続保有 1年未満:5,000ポイント 1年以上:5,500ポイント

300株以上 継続保有 1年未満:以降100株ごとに2,500ポイントを追加進呈 1年以上:左記の1.1倍のポイント

4,000株以上 継続保有 1年未満:100,000ポイント 1年以上:110,000ポイント

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

霞ヶ関キャピタルは、(2月)、8月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。

権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上昇傾向が続いています、特に2023年後半から急上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ゆるやかな上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  871.26倍 (予 35.79倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  16.66倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 250.81 (予 511.36)

BPS(1株当たりの純資産) 1,098.31

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 18.56% (予 46.56%)

ROA(純資産利益率) 4.68% (予 11.10%)

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 40.9%

 

(引用:霞ヶ関キャピタル公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

東急不動産ホールディングス(3289)

三重交通グループホールディングス(3232)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

売上も利益も年々伸びており、成長企業といえます。

2024年8月期の業績予想も増収増益と、好調が続いています。

 

一方、株価も上場以来上昇が続いています。

配当は小さいので、キャピタルゲイン一択です。

 

業績は良く、成長が続いていますので、長期投資するのが最良です。

 

小型の銘柄で、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うものありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:〇

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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