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【株式銘柄分析】BEENOS ビーノス(3328)~越境EC リユース インバウンド ベンチャー投資 成長企業~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、国境を越えて商品を提供するサービス(越境EC)を手掛けるBeenosについて調査をしました。

 

beenos.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月8日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:BEENOS公式HP)

 

BEENOSは、越境EC事業を主力とし、ブランド品買取販売や国内外でのベンチャー投資・育成事業を展開する持株会社です。

東京証券取引所プライム市場上場銘柄

 

1999年、インターネット革命の黎明期に国内のEコマース事業を手掛けるITベンチャーとして創業し、インターネットの歴史とともに、進化を遂げてきました。

そしてこの10年来、成長市場であるアジアに目を向けています。

 

海外から日本へ、そして日本から海外へと、双方向において国境を越えて商品を提供するサービス「グローバルコマース事業」は、当社の中核事業まで成長し、現在国内最大級となり多くのマーケットプレイスの海外販売をサポートしています。

 

また、9か国、約70社への投資育成を行う「インキュベーション事業」においても、今後成長が見込まれる次の中国「ネクストチャイナ」となりうる市場、アジア新興国への投資を先駆けて実施しており、独自のネットワークを築いています。

 

日本の持つ文化や技術をグローバルマーケットで惜しみなく提供し、そして海外の優れた文化にも学ぶ

BEENOSグループは、アジアとの新しい関係性の構築や循環する世の中の実現のため、テクノロジーとネットワーク、そしてグローバルコマースでアジアを開拓した際に培った経験で、グローバルプラットフォームを提供し、国境を越えた新しい体験の創造に努めます。

 

当社グループはBEENOSの商号に込めた「ミツバチ」のように、世界中の「人」や「モノ」・「情報」をつなぎ、可能性を拡げる一助となるべく、一丸となって邁進していきます。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1999年11月 - インターネット上におけるEコマース関連事業の企画・開発・運用を目的として設立

2000年3月 - 国内初の共同購入方式によるEコマースサイト「ネットプライスギャザリング」をPCサイト上で開始

2000年9月 - モバイルインターネット市場の発展に先駆け、共同購入方式を取り入れた、世界初のモバイルコマースサービス「ちびギャザ」を、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの「i-mode」対応端末向けに提供開始

2004年7月 - 東京証券取引所マザーズへ上場

2006年3月 - インターネット上でブランド品などの中古品買取販売を展開する株式会社デファクトスタンダード連結子会社)の株式を取得。バリューサイクル事業を開始

2007年2月 - グループ経営による事業拡大を目的として、持株会社体制に移行

     商号をネットプライスドットコムに変更

     ギャザリング事業を株式会社ネットプライス連結子会社)に承継

2007年4月 - インターネットを使ったグローバルショッピング事業の企画・開発・運営を行う、株式会社ショップエアライン(連結子会社)を設立

2007年6月 - 「株式会社デファクトスタンダード」からオークションメディア事業「aucfan.com」を運営する「株式会社オークファン」を会社分割

2007年12月 - 株式会社ショップエアラインが、世界最大オークションサイトを運営する米国eBay Inc.と業務提携

      共同で米国・日本間のクロスボーダーショッピングサイト「sekaimon」を開始

2008年7月 - 日本国内Eコマースサイトの商品を、世界中の消費者へ転送・販売する、tenso株式会社(連結子会社)(旧 株式会社転送コム)を設立。海外転送事業を開始

2010年4月 - デジタルガレージカカクコムと共同で起業を志すエンジニアや起業家を支援するプログラム「Open Network Lab」を開始

2011年9月 - 株式会社デジタルガレージとの共同により、有望スタートアップ企業を立ち上げるエンジニア、起業家の投資育成を行う株式会社Open Network Lab(持分法適用会社)を設立

2012年2月 - 株式会社ネットプライスから会社分割により、タレントのライセンスを用いた商品プロデュース事業を行うモノセンス株式会社(連結子会社)を設立

2012年5月 - 米国におけるスタートアップ企業を対象とした投資事業を行う、株式会社BEENOS Partners(連結子会社)を設立(平成25年6月14日付けで株式会社Netprice Partnersより社名変更)

2012年11月 - スマートフォン上での知育アプリを通じたコンテンツ配信事業を行う、フォーリー株式会社(連結子会社)を設立

2013年7月 - 次世代事業の開発、投資、育成を行うスタートアップスタジオプログラム「BEENOSプログラム」を開始

2013年12月 - 海外におけるインターネットビジネスの新規発掘及び事業展開を促進するべく、株式会社デジタルガレージと資本業務提携

2014年10月 - 商号を株式会社ネットプライスドットコムから、BEENOS株式会社に変更。

2015年2月 - 株式会社デファクトスタンダードが、ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」の更なる規模の拡大およびグローバル展開を共同で行うべく、伊藤忠商事株式会社と業務・資本提携

2016年8月 - インターネット上でブランド品などの中古品買取販売を展開する株式会社デファクトスタンダード連結子会社)が東京証券取引所マザーズに上場

2016年10月 - 東京証券取引所第一部に市場変更

2016年12月 - キャンドルなどのインテリア雑貨の企画・販売を行う株式会社SWATiを連結子会社

2017年10月 - 新規事業の開発に特化したインキュベーション事業を行うBeeCruise株式会社(連結子会社)を設立

2018年3月 - 酒類買取およびECによる酒類全般小売業を行うJOYLAB株式会社(旧 株式会社帝国酒販)の全株式を取得

2019年3月 - 株式会社ファッション・コ・ラボとの共同出資による、ファッション専門の越境ECサイトの運営を目的としたFASBEE株式会社(連結子会社)を設立

2019年12月 - 訪日旅行メディアサイト「旅行酒(トラベルバー)」の運営を中心としたインバウンド事業を展開するBEENOS Traval株式会社(連結子会社)を設立

2020年2月 - エンターテインメント領域のDX支援事業を行うBEENOS Entertainment株式会社(連結子会社)を設立

2020年6月 - 台湾におけるマーケティングプラットフォーム「BAKUMO」の運営やグローバルマーケティング事業を行う必諾希亞太行銷股份有限公司連結子会社)を設立

2020年12月 - SaaS型越境HRプラットフォーム「Linkus(リンクス)」の運営を行うBEENOS HR Link株式会社を設立

2022年2月 - eスポーツ事業を推進し、プロフェッショナルeスポーツチーム「BEENOSTORM」を運営するNeenoStorm株式会社(連結子会社)を設立

2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行

 

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事業内容

BEENOSは、以下の5つの事業を展開しています。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

【連結事業】グローバルコマース 34%、バリューサイクル 50%、エンターテインメント 14%、インキュベーション 2%

【海外】40%

 

グローバルコマース事業

越境ECのリーディングカンパニーとして、世界と日本を双方向に繋ぐグローバルコマースを運営しています。

グローバル市場での流通拡大を目指す企業や事業者には、国際間取引で障壁となる言語・決済・物流等をテクノロジーで解決するグローバルプラットフォームを提供し、世界118の国と地域、海外のマーケットプレイスまで販路を拡大、世界中への流通を実現する一気通貫した販売チャネルを構築しています。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

バリューサイクル事業

国内のブランド品やリユース商材をテクノロジーで国内外へ二次流通させるプラットフォーム事業です。

宅配やリモート査定などのオンラインと、店舗などのオフラインの複合チャネルで商品買取を行い、世界中のマーケットプレイスで商品を販売。

BEENOSグループの強みであるグローバルネットワークとコマース運営ノウハウを活かし、価値の循環を促進しています。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

エンターテインメント事業

国内外で価値の高いジャパンコンテンツを海外へ、国境を越えた市場で自在に流通するエンターテインメントの実現のため、DXとグローバル化を支援するプラットフォームを提供しています。

アーティストやアニメコンテンツ、漫画等のカルチャーやブランド事業者には、コンテンツの最大化のための商品企画や生産等、EC構築や運営受託などの流通、ファンマーケティングやイベントサポートソリューションなどを提供しています。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

インバウンド事業

台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「トラベルバー」を運営しています。

海外ユーザーはサイト内で情報収集やスケジュールサーチ、旅行計画作りが可能なため、海外ユーザーのインサイトを国内事業者に提供し、来日動機となる良質なコンテンツ数の拡大や広告事業などにより、日本の文化や魅力を世界に拡げ、インバウンド市場成長の加速を支援しています。

今後は、AIを活用した個人プラン提案や予約機能の追加を行う予定で、情報収集から予約までの一気通貫のトラベルプラットフォームを目指しています。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

インキュベーション事業

事業創造をDNAに持つBEENOSは、グローバルなインキュベーターとして新規事業の開発と事業の成長を加速化させるための投資事業を行っています。

新規事業は、グローバルに展開するビジネスのノウハウを活かした事業の開発に注力しており、投資事業のネットワークは、国内外9か国以上70社以上、ASEANを中心とした「ネクストチャイナ」のスタートアップに投資を行っており、グローバルプラットフォーマーとして日本と海外を連携させる独自のネットワークを構築しています。

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

 

時価総額

BEENOSの時価総額185.56億円です。(2024年2月8日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 446名(臨時345名)

     単体 77名(臨時7名)

平均勤続年数:3.6年

平均年齢:34.9歳

平均年収:628万円

 

 

業績

2023年11月7日に出された2023年9月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は8.9%増、経常利益は1911.79%増で40億5,300万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の1.10%から13.85%と大幅に改善しました。

 

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

以下は、2024年9月期の業績予想は増収減益となっています。

 

 

次に、2024年2月8日に発表された2024年9月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は13.6%増、経常利益は赤字転落の-3,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の10.95%から0.62%と大幅に悪化しました。

 

 

1Q赤字からのスタートとなり、厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月8日 2024年9月期 第2四半期決算発表予定

2024年4月30日 (開示事項の経過)連結子会社の異動(株式譲渡)完了並びに特別利益計上見込みに関するお知らせ 8億円

2024年2月14日 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

2024年2月8日 2024年9月期 第1四半期決算短信

2023年12月21日 本社移転に関するお知らせ

2023年11月22日 剰余金の配当の決議に関するお知らせ

2023年11月7日 2023年9月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2023年9月21日 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

2023年8月8日 2023年9月期 第3四半期決算短信

2023年5月9日 2023年9月期 第2四半期決算短信

2022年11月8日 2022年9月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

直近は1.0%前後の配当を出しています。

 

成長企業のため、株価が高い状況なので配当利回りは小さいです。

 

2014年9月 0.00%  -%(赤字)

2015年9月 0.57%  17.6%

2016年9月 0.78%  16.9%

2017年9月 1.46%  21.8%

2018年9月 0.68%  17.2%

2019年9月 1.44%  20.1%

2020年9月 1.11%  13.2%

2021年9月 0.79%  46.3%

2022年9月 1.07%  -%(赤字)

2023年9月 1.63%  14.9%

2024年2月 1.88%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

BEENOSは、(3月)と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2015年2月、2021年5月に3750円超まで上昇しましたが、基本的には1,500円を中心に行ったり来たりを繰り返しているような状態になっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、下落傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  7.97倍 (予 11.23倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.44倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 182.10 (予 128.62)

BPS(1株当たりの純資産) 1,004.09

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 19.25% (予 12.81%)

ROA(純資産利益率) 7.88% (予 5.63%)

 

(引用:BEENOS公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 43.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

シュッピン(3179)

ビックカメラ(3048)

ブックオフグループホールディングス(9278)

 

まとめ

売上は拡大傾向で推移していますが、利益は安定していません。

2023年9月期はかなり良い利益でしたが、安定して利益を出せることが今後の課題でしょう。

 

配当はありますが、小さいためキャピタルゲイン狙いで考えれば良いです。

配当時期は考慮せず、安いと思った時に買うのが最良です。

 

売上は右肩上がりの傾向なので、長期投資でも良いです。

短期的に下がったときに買い、上がったときに売るのが良いかもしれません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:✖

規模:✖

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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