こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、グルメサイト「食べログ」と価格比較サイト「価格.com」を運営、掲載店からの手数料を柱とするカカクコムについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年3月19日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:カカクコム公式HP)
カカクコムは、グルメサイト「食べログ」と価格比較サイト「価格.com」を運営、掲載店からの手数料を柱とする会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400およびJPXプライム150の構成銘柄の1つ
1997年の創業以来、インターネットサービスを展開し、ショッピングやグルメ、旅行、映画、不動産、仕事探しなど、生活のさまざまな場面において、日々の暮らしに役立つ情報を、より多く、より分かりやすく提供することを目指して事業領域を拡大してきました。
技術の進化、情報産業の深化に伴い、情報が世にあふれている今の時代。
かつて私たちが苦労をして製品の値段を調べていた頃よりも簡単に情報が手に入るようになりました。
しかしながら、それらの情報は断片的であり、膨大であり、分かりにくいものも多く、参考になる情報を選び取ることは困難です。
当社は、製品やサービスに関わる情報を、公平中立な立場において、事業者と利用者の双方から集め、分かりやすく整理して提供しています。
さまざまな商品やサービスを選ぶときの参考になるように当社が提供しているこうした情報には、専門サイトならではの信頼できる情報としての独自の価値があり、これを提供し続けることは当社にとって重要なテーマであり、社会における役割であると考えています。
そして、その役割を担い続けることによって事業の成功や会社としての成長があるものと確信しています。
ミッションは「LIFE with -生活とともに-」です。
(引用:カカクコム公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1997年4月 - 創業
1997年5月 - 価格.comの前身となる「¥CORE PRICE¥」を開設
1997年12月 - 有限会社コアプライス設立
2000年3月 - サイト名称を「価格.com」に変更
2000年5月 - 株式会社カカクコムへ組織・商号変更
2003年10月 - 東証マザーズ上場
2005年1月 - フォートラベル株式会社がグループに加わる
2005年3月 - レストラン検索・予約サイト「食べログ」を開設
東証一部上場
2005年4月 - 株式会社カカクコム・インシュアランスを設立
2007年4月 - 株式会社エイガ・ドット・コムがグループに加わる
2008年2月 - 写真共有サイト「PHOTOHITO」を開設
2008年8月 - 不動産住宅情報サイト「スマイティ」を開設
2010年2月 - 本社を水道橋から代官山へ移転
2011年11月 - 関西支社を設置
2013年1月 - レストランのオンライン予約サービスを本格開始
2013年10月 - 上場10周年
2014年3月 - 株式会社タイムデザインがグループに加わる
2014年10月 - ライフスタイルメディア「キナリノ」を開設
2015年2月 - 株式会社webCGがグループに加わる
2015年10月 - 求人情報の一括検索サイト「求人ボックス」を開設
2017年4月 - 創業20周年
2018年1月 - 株式会社LCLがグループに加わる
2018年2月 - 株式会社ガイエがグループに加わる(2023年8月全株式譲渡)
2018年7月 - 九州支社を設置
2021年9月 - フォートラベル株式会社を吸収合併
2022年4月 - 東証プライム市場へ移行
2022年10月 - 株式会社Patheeがグループに加わる
事業内容
カカクコムは、以下のサービスからなります。
カカクコムグループは、幅広い分野で国内屈指の認知と集客力を誇るサービスを複数提供しており、生活者に対するあらゆる事業者ニーズに対応できます。
【連結事業】 インターネット・メディア 94%、ファイナンス 6%
(引用:カカクコム公式HP)
代表的なサービスには、以下のようなサービスがあります。
(引用:カカクコム公式HP)
時価総額
カカクコムの時価総額は3,722.54億円です。(2024年3月19日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,361名(臨時290名)
単体 1,059名(臨時238名)
平均勤続年数:5.30年
平均年齢:36.00歳
平均年収:684万円
業績
2023年5月10日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は17.6%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は12.9%増の161億3,200万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の37.02%から39.37%と横ばいでした。
(引用:カカクコム公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年2月6日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上収益は9.2%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1.2%減の126億7,700万円となっています。
売上高営業利益率は、前年同期の40.21%から37.59%と横ばいでした。
第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は72.44%となりました。
同時に、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。
下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。
適時開示情報
2024年2月6日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年2月6日 2024年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年5月10日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.74% 30.9%
2015年3月 0.80% 32.5%
2016年3月 1.00% 35.2%
2017年3月 1.85% 41.1%
2018年3月 1.72% 43.3%
2019年3月 1.69% 45.2%
2020年3月 2.02% 45.3%
2021年3月 1.32% 70.0%
2022年3月 1.45% 57.4%
2023年3月 2.22% 50.4%
2024年3月 2.45%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
カカクコムは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年までは上昇が続いていましたが、それ以降は下落が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月下落、11月上昇、その後は横ばいです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 22.08倍 (予 20.38倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 7.43倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 80.43 (予 89.65)
BPS(1株当たりの純資産) 245.98
ROE(自己資本利益率) 33.73% (予 36.45%)
ROA(純資産利益率) 20.55% (予 22.90%)
(引用:カカクコム公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 62.8%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上はコロナの影響を除けば拡大傾向が続いており、成長企業といえます。
利益率はやや低下ぎみですが、依然として高利益率です。
2024年3月期は増収減益予想でしたが、下方修正がありました。
一方、株価は2022年から下落が続いており、コロナからの業績が回復した今でも下値圏で放置されています。
配当はそこそこあり、株価は下値圏なので、長期投資してキャピタルケインとインカムゲインを狙うのが最良です。
小型の銘柄ではなく、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:△
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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