こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、多国籍自動車メーカーである日産自動車について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月19日現在の情報になります。
目次
企業概要
(引用:日産自動車公式HP)
日産自動車は、神奈川県横浜市に本社を置く、日本の多国籍自動車メーカーです。
東京証券取引所プライム市場銘柄
日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の1つ
筆頭株主のルノー、三菱自動車の3社と、ルノー・日産・三菱アライアンスを形成しています。
生産拠点は15市場30拠点、研究開発拠点は16市場を持ちます。
(引用:日産自動車公式HP)
コーポレートパーパスは「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける」、
ミッションは「私たち日産は信頼される企業として、独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスを創造し、その目に見える価値を、すべてのステークホルダーに提供します。」、
DNAは「他のやらぬことを、やる」です。
「他がやらぬことをやる」という創業の精神のもと、革新的な商品・技術の開発に取り組んでいます。
2030年代早期より、主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とし、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルを実現するという目標を掲げています。
同時に、日産は、「GT-R」や「フェアレディ-Z」といった代表的なモデルに見られるような、運転の楽しさも提供し続けていきます。
(引用:日産自動車公式HP)
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関連セクター
沿革
日産自動車が設立されたのは1933年のこと。
以来、「他がやらぬことをやる」という精神のもと、時代に先駆ける革新的な製品をお届けしてきました。
そこには、わたしたちの「社会をもっと豊かにしたい」「人の心に、もっとワクワクを提供したい」という情熱が込められています。
▼クリックで詳細表示
1910年 - 戸畑鋳物(株)設立
1911年 - 快進社自働車工場設立
1914年 - ダット自動車完成
1918年 - (株)快進社として新発足
1919年 - 実用自動車製造(株)設立
1925年 - (合資)ダット自動車商会設立
1926年 - ダット自動車製造(株)設立
1931年 - ダット自動車製造(株)、戸畑鋳物(株)の傘下に
1932年 - ダットサン誕生
1933年 - 田畑鋳物(株)自動車部を創設
自動車製造(株)横浜に設立
1934年 - 日産自動車(株)に社名変更
1937年 - 日産自動車販売(株)を設立
1942年 - 日産自動車販売(株)を合併
1944年 - 日産重工業(株)に商号変更
1949年 - 再び商号を日産自動車(株)に変更
1952年 - イギリスのオースチン社との技術提携を元にしたオースチン・A40サマーセットのノックダウン生産を開始
1953年 - 民生デイゼル工業に資本参加
1955年 - 民生デイゼル工業との折半出資による販売会社・日産民生ジーゼル販売を設立
1960年 - 民生デイゼル工業を日産ディーゼル工業に、日産民生ジーゼル販売を日産ディーゼル販売に商号変更
1966年 - スカイライン、グロリアを持つ「プリンス自動車工業(株)」(富士重工業等と共に分割解体された旧中島飛行機の一部で、冨士精密工業の後身)を合併
1969年 - 「ダットサン・フェアレディ」の後継車、「日産・フェアレディZ」登場
1970年 - マリーン事業(プレジャーボート)に進出
1980年 - スペインのモトール・イベリカに資本参加
1994年 - 三星自動車(現 ルノーサムスン自動車)への技術支援を行う
2003年 - 日産ディーゼル工業と小型トラックの合弁会社「日産ライトトラック」を設立
2005年 - 経営再建中の三菱自動車工業との包括的な事業提携
2006年 - 日産ディーゼル工業の全ての株式をABボルボへ売却、資本関係が消滅
2010年 - 産業機械事業部が独立、日産フォークリフト(株)(現 ロジスネクストユニキャリア(株))となる
2011年 - 日産自動車・三菱自動車工業の軽自動車事業に関わる合弁会社、(株)NMKV設立
2012年 - 三菱ふそうトラック・バスと日本市場向け小型トラックの相互OEM供給で基本合意
2016年 - 三菱自動車工業の株式34%を取得し、同社を傘下に収める
2018年 - Googleとパートナーシップを結び、2021年から車両にカスタマイズしたAndroidオペレーティングシステムを搭載することを発表
2022年 - 子会社であるロシア日産の全株式を、ロシア国営の自動車・エンジン中央科学研究所に譲渡
事業内容
日産自動車の事業は、自動車事業です。
【連結事業】自動車 91%、販売金融 9%
【海外】82%
以下の7つを重点取り組み「Nissan Ambition 2030」として注力しています。
電動化を推進し、多様な選択肢と体験を提供
電気自動車(EV)のパイオニアとして、日産は充電インフラの整備やエネルギーマネージメントへの投資を行ってきました。
電動化推進を長期ビジョンの中核に据え、日産は、今後5年間で2兆円の投資を行い、車両の電動化と技術革新をさらに加速させていきます。
そして、ワクワクする多様なクルマを求めるお客さまの要望にお応えし、2030年度までに19車種のEVを含む27車種の電動車を導入し、ニッサン、インフィニティの両ブランドをあわせてグローバルに電動車のモデルミックスを55%以上とすることを目指します。
1. 電動車ラインナップの拡充
(引用:日産自動車公式HP)
より多くの人の自由な移動を実現するモビリティの革新
モビリティを取り巻く環境は急速に変化していますが、日産はその変革の最前線にいます。
私たちのミッションは、バックグラウンドや場所といった制約を超え、モビリティをすべての人にとってより身近で革新的なものにすることです。
私たちは、モビリティの革新を推進し、アクセス性を高める鍵が電気自動車(EV)にあると信じています。
EVは従来のガソリン車よりクリーンで、静かで、効率性に優れ、より持続的で公平な未来をもたらします。
私たちはまた、政府・自治体、エネルギープロバイダー、その他のステークホルダーと協業し、包括的なEV充電ネットワークの構築、持続的なモビリティを推進する政策の支援を行っています。
1. 自動支援技術の進化
イノベーションはまた、私たちのモビリティへの取り組みの推進にも大きく寄与しています。
私たちは、運転支援技術やコネクテッドカーシステムなどの新たなテクノロジーに投資することによって、より安全で、効率的で、そして一層パーソナライズされたモビリティソリューションを創造します。
(引用:日産自動車公式HP)
2. 全固体電池(ASSB)の進化
電気自動車(EV)の未来は、全固体電池(ASSB)が担っています。
この革命的な技術が実現すれば、EVの安全性や効率性がさらに高まり、かつてないほど手頃な価格設定も可能になると見込まれています。
日産は、2028年度までに自社開発の全固体電池(ASSB)を搭載したEVを市場投入することを目指しています。
ASSBの導入により、私たち日産は、EVラインナップを拡充し、よりダイナミックな性能を提供できるようになります。
日産は、EVの世界のゲームチェンジャーとなるASSBを世界中のドライバーに提供することを目指す取り組みを進めています。
ASSBの研究開発への投資を通じて、私たちは、より持続可能で公平な未来を全ての人にもたらすことに貢献しています。
(引用:日産自動車公式HP)
3. 新しいモビリティサービスの実現
(引用:日産自動車公式HP)
モビリティとその先に向けたグローバルなエコシステムを構築
モビリティの未来はクルマだけにとどまりません。
誰もがどこででも利用できる持続可能で公平な交通ソリューションを支えるグローバルなエコシステムを構築することを意味しています。
日産は、世界のさまざまな地域で政府・自治体、エネルギープロバイダー、その他のステークホルダーと協業し、このエコシステムを構築することを目指しています。
私たちの目標は、より持続可能で効率的な交通システムをサポートする、EV充電ステーション、スマートグリッドシステム、再生可能エネルギー源から成る包括的ネットワークを構築することです。
1. EV36Zero
英国で発表した日産独自のEV生産ハブ「EV36Zero」を日本、中国、米国を含む主要地域へ拡大。
モビリティとエネルギーマネジメントを組み合わせ、生産とサービスを統合したこのエコシステムにより、カーボンニュートラルの実現を目指します。
(引用:日産自動車公式HP)
2. バッテリー循環サイクルの構築
4Rエナジー社との10年にわたって築いたノウハウを活用し、EVバッテリーをより持続可能なものに。
バッテリーを二次利用するための施設を日本以外にも拡大し、2022年度には欧州、2025年度には米国に新たな施設を設立予定。
(引用:日産自動車公式HP)
3. V2X
バッテリーの二次利用を推進するためのインフラを整備し、エネルギーマネジメントにおける循環サイクルを構築することで、2020年代半ばには、V2Xと家庭用バッテリーシステムを商用化。
(引用:日産自動車公式HP)
時価総額
日産自動車の時価総額は2.2511兆円です。(2024年4月19日現在)
社員の状況
従業員数:連結 131,719名(臨時15,397名)
単体 23,525名(臨時4,643名)
平均勤続年数:16.4年
平均年齢:41.7歳
平均年収:850万円
業績
2023年5月11日に出された2023年3月期の決算短信は以下になります。
連結売上高は25.8%増、経常利益は68.4%増で5,154億4,300万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の2.94%から3.56%に改善しました。
(引用:日産自動車公式HP)
以下は、2024年3月期の業績予想は増収増益となっています。
2023年11月9日には、2024年3月期の連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
さらに、2024年2月8日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は22.3%増、経常利益は42.0%増で5,401億2,300万円となっています。
売上高営業利益率は、前年同期の3.86%から5.22%に改善しました。
第3四半期時点の親会社株主に帰属する当期純利益の進捗率は83.42%となっています。
2024年4月19日には、通期業績予想の修正(下方修正)が発表されています。
上方修正と下方修正が出ており、業績は不安定です。
適時開示情報
2024年5月9日 2024年3月期決算発表予定
2024年4月19日 業績予想の修正に関するお知らせ
2024年3月27日 自己株式の取得、及び自己株式立会外買付取引による自己株式の買付け並びに自己株式の消却に関するお知らせ 2.51%
2024年3月15日 本田技研工業株式会社との自動車の電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討開始のお知らせ
2024年2月8日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年12月12日 自己株式の取得、及び自己株式立会外買付取引による自己株式の買付け並びに自己株式の消却に関するお知らせ 5.03%
2023年11月9日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月9日 剰余金の配当及び配当予想の修正に関するお知らせ
2023年7月26日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年5月11日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
直近は2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 3.26% 32.3%
2015年3月 2.70% 30.2%
2016年3月 4.03% 33.6%
2017年3月 4.47% 28.9%
2018年3月 4.80% 27.8%
2019年3月 6.28% 69.9%
2020年3月 2.80% -(赤字)
2021年3月 0.00% -(赤字)
2022年3月 0.91% 9.1%
2023年3月 2.00% 17.6%
2024年4月 2.67%
株主優待は、100株以上で株主様紹介特典制度です。
権利確定月は、3月・9月末日です。
株主に日産車新車のご購入を検討されている方をご紹介いただき、紹介を受けた方が日産車新車をご購入された場合に、5,000円相当のデジタルカタログギフトを贈呈。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
日産自動車は、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年から2020年まで下落を続けましたが、その後は横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上下動はあるものの、横ばいが続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 9.61倍 (予 5.47倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.38倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 56.92 (予 104.27)
BPS(1株当たりの純資産) 1,506.15
ROA(純資産利益率) 1.26% (予 2.10%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いです。
自己資本比率 30.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
2020年の赤字以降、売上利益は上昇傾向です。
2024年3月期も増収増益予想で、さらに上方修正をするほど、好調な業績で推移しています。
今期も業績はよさそうですが、株価は割安のまま放置されているため、買い時かもしれません。
配当もあるので、配当時期も考慮して長期で投資するのが最良です。
業績がこのまま伸びていけば、増配も期待できます。
今の株価は下値圏なので、短期投資でも利益がとれるかもしれません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:◎
割安度:◎
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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