こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、損害保険首位で、傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和を持つMS&ADインシュアランスグループホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月24日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、損害保険首位で、傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和を持つ会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400の構成銘柄の1つ
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社は、三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社などのグループ保険会社を有する保険持株会社です。
スピード感を持って飛躍的に事業基盤および経営資源の質・量の強化・拡大を図り、グローバルに事業展開する世界トップ水準の保険・金融グループを創造して、持続的な成長と企業価値向上を実現します。
「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます」というミッションのもと、2010年に誕生しました。
子のミッションの実現に向けて、2030年に目指す姿として「レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループ」を掲げ、社会とのかかわりを大切にしながら着実に成長してきました。
『レジリエントでサステナブルな社会』とは、「予期せぬ出来事による被害を最小限に抑え、新しい環境に適応し、再び発展できること」、「経済と環境、社会のバランスが保たれ、地球環境や社会システムが将来にわたって持続し得ること」を意味します。
当社グループは、前中期経営計画で広く浸透したCSV(社会との共通価値の創造)を経営基盤に、気候変動をはじめとするさまざまな社会課題の解決に貢献し、社会とともに成長することで、新たなステージを目指していきます。
保険は時代とともにリスクに適応し、変化を続けてきました。
パンデミックや自然災害の激甚化など、さまざまなリスクが顕在化する今、私たちが果たすべき役割は、経済的損失の補填だけでなく、リスクを予防し、リスクの発現を防ぐためのソリューションを提供することだと考えています。
2022年からスタートした中期経営計画(2022-2025)では、この役割を「リスクソリューションのプラットフォーマー」と表現しました。
「Value(価値の創造)」「Transformation(事業の変革)」「Synergy(グループシナジーの発揮)」を中期経営計画の柱として、補償・保障前後における新たな価値を提供する商品・サービスの提供、データやデジタルを活用したリスクコンサルティングの高度化、新たなビジネスの創造、一層の業務効率化と品質向上を実現していきます。
経営理念(Mission)は「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます。」、
経営ビジョン(Vision)は「持続的成長と企業価値向上を追い続ける世界トップ水準の保険・金融グループを創造します。」です。
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
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沿革
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
▼クリックで詳細表示
2008年4月 - 三井住友海上グループホールディングス株式会社を設立
持株会社体制に移行し、三井住友海上グループホールディングス株式を東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所に上場
2009年9月 - あいおい損害保険株式会社、ニッセイ同和損害保険株式会社および三井住友海上グループホールディングス株式会社による経営統合合意を発表
併せて、持株会社の商号、事業内容、本社所在地、代表者、株式移転計画等を発表
2010年4月 - MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社に社名変更
2010年10月 - あいおい損害保険株式会社、ニッセイ同和損害保険株式会社が合併し、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が誕生
2011年4月 - 三井住友海上メットライフ生命保険株式会社を完全子会社化し、同社は「三井住友海上プライマリー生命保険株式会社」に社名変更
2011年10月 - 三井住友海上きらめき生命保険株式会社とあいおい生命保険株式会社が合併し、三井住友海上あいおい生命保険株式会社が誕生
事業内容
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、以下の5つの事業からなります。
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
【連結事業】 火災 18%、海上 5%、傷害 6%、自動車 44%、自賠責 7%、他 19%
【海外】24%
国内損害保険事業
多様な営業・顧客基盤にふさわしい、魅力的な商品・サービスを開発して提供。
経営統合を通じて事業効率化が進展
国内生命保険事業
拡大した営業基盤を活用し、損害保険とのクロスセルを販売の軸に、魅力的な商品・サービスを提供。
個人年金保険分野では、ユニークな商品開発力により、リーディングカンパニーとしての地位を確立
海外事業
トップクラスの事業基盤を有するアジアをはじめ、世界48の国と地域におけるネットワークの強みを活かして事業を展開
金融サービス事業
高度化するニーズに対応し、金融・資本市場において幅広い領域でビジネスを展開
デジタル・リスク関連サービス事業
お客さまのリスク・ソリューションに資する保険以外のサービスを提供
時価総額
MS&ADインシュアランスグループホールディングスの時価総額は3.8570兆円です。(2024年2月24日現在)
社員の状況
従業員数:連結 38,584名(臨時7,177名)
単体 418名
平均勤続年数:23.60年
平均年齢:48.50歳
平均年収:1101万円
業績
2023年5月19日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結経常収益は2.3%増で、経常利益は40.8%減の2,311億1,300万円となっています。
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増益になります。
2023年11月17日には、通期業績予想の修正(下方修正)が発表されています。
次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結経常収益は23.4%増、経常利益は74.0%増の3,865億7,900万円となっています。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は96.64%となりました。
2024年4月1日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。
適時開示情報
2024年4月1日 2024年3月期(通期)の連結業績予想の修正に関するお知らせ
2024年2月29日 株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ
2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月17日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年5月19日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。
2014年3月 2.37% 37.2%
2015年3月 1.93% 29.4%
2016年3月 2.87% 30.1%
2017年3月 3.39% 34.2%
2018年3月 3.87% 50.0%
2019年3月 4.15% 42.6%
2020年3月 4.96% 60.4%
2021年3月 4.77% 60.6%
2022年3月 4.52% 37.9%
2023年3月 4.87% 66.7%
2024年2月 3.34%
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2019年までは横ばいが続いていましたが、それ以降上昇傾向です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、12月までは横ばいでしたが、それ以降上昇しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 18.02倍 (予 13.58倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.98倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 396.81 (予 529.84)
BPS(1株当たりの純資産) 7,308.21
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 0.87% (予 1.08%)
(引用:MS&ADインシュアランスグループホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 14.9%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益はやや拡大傾向が続いています。
2024年3月期は増益予想でしたが、下方修正がありました。
一方、株価は2020年から上昇が続いています。
業績はやや心配ですが、割安レベルで高配当でもあり、長期投資してキャピタルケインとインカムゲインを狙うのが最良です。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:◎
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:◎
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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