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【株式銘柄徹底分析】丸千代山岡家(3399)~ラーメンチェーン 成長企業 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、幹線道路沿いに展開する北海道と北関東地盤のラーメンチェーンである丸千代山岡家について調査をしました。

 

maruchiyo.yamaokaya.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年12月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:丸千代山岡家公式HP)

 

丸千代山岡家は、幹線道路沿いに展開する北海道と北関東地盤のラーメンチェーンである会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

創業以来、究極の美味しいラーメンの3つの基本要素、すなわち麺・スープ・タレの、絶妙なバランスを追い求めてきました。

研究を重ねる中で、白髪ネギとの出会いが求める究極の味に華をそえ、現在の山岡家独自の味にたどり着きました。

 

山岡家のシステムは、発券機での食券購入、お水はセルフサービスと非常にシンプルです。

これは、お客様への暖かみのある接客サービスや、カウンターキッチンならではのごまかしの無い真剣勝負のラーメン作りに専念させるためです。

 

全ての人々に、私たちのラーメンで、美味しさと笑顔を味わっていただきたい。

山岡家の挑戦は一杯のラーメン作りから始まり、そして私たちのラーメンを愛してくれるお客様とともに続いていくと信じています。

 

経営理念は「食を通じて、人と地域社会をつなぐ企業へ

全てのお客様に喜んでもらい、「お客様」「社会」「社員」に必要とされる企業であり続ける」です。

 

(引用:丸千代山岡家公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1980年 - お弁当のFCとして誕生、(有)丸千代商事を設立

1988年 - 「ラーメン山岡家」として茨城県牛久市に開店

1992年 - 5月に札幌市中央区にすすきの店、12月に南2条店を開店

1993年 - 北海道での店舗展開を積極的に行うことを目的として、札幌市中央区南2条西1丁目6番地に(株)山岡家を設立

    (有)丸千代商事は関東圏全域の店舗展開・運営にあたることで業務分担

1999年 - 栃木県の第1号店舗として、小山市に小山田間店を開店

2002年 - (株)丸千代商事を吸収合併し、(株)丸千代山岡家に商号を変更

2003年 - 7月:埼玉県の第1号店舗として、春日部市に春日部店を開店

    8月:千葉県の第1号店舗として、柏市に柏店を開店

    12月:群馬県の第1号店舗として、太田市に太田店を開店

2004年 - 2月:東京都の第1号店舗として、西多摩郡瑞穂町に瑞穂店を開店

    7月:宮城県の第1号店舗として、名取市に名取店を開店

    8月:静岡県の第1号店舗として、富士市に富士店を開店

    11月:福島県の第1号店舗として、いわき市いわき市を開店

2006年 - ジャスダック証券取引所に上場

    2月:神奈川県の第1号店舗として、厚木市に厚木店開店

    5月:岐阜県の第1号店舗として、瑞穂市に岐阜瑞穂店開店

    8月:山梨県の第1号店舗として、笛吹市に笛吹店開店

2007年 - 2月:山形県の第1号店舗として、山形市に山形青田店開店

    6月:愛知県の第1号店舗として、豊橋市豊橋下地店開店

    10月:三重県の第1号店舗として、桑名市に桑名店開店

2009年 - 4月:東京都23区内第1号店舗として新宿区に高田馬場店開店

    9月:茨城県つくば市に新業態「とんかつ処かつ千代つくば店」開店

    12月:水戸城南店開店によりラーメン山岡家100店舗達成

2010年 - 7月:長野県の第1号店舗として、長野市に長野南長池店開店

    10月:岩手県の第1号店舗として、盛岡市に岩手盛岡店開店

    11月:秋田県の第1号店舗として、秋田市に秋田仁井田店開店

2011年 - 8月:青森県の第1号店舗として、弘前市弘前店開店

    10月:兵庫県の第1号店舗として、明石市に明石店開店

    12月:福岡県の第1号店舗として、北九州市に北九州店開店

2012年 - 熊本県に初所ってん、新業態オープン

2016年 - 11月:極煮干し本舗荒川沖店オープン

2017年 - 150店舗出店達成

2019年 - 1月:新潟県の第1号店舗として、上越市上越店開店

2020年 - 6月:茨城県つくば市にトレーニングセンター開設

    12月:福井県の第1号店舗として、福井市に福井大和田店開店

2021年 - 3月:味噌ラーメン山岡家すすきの店オープン

    7月:岡山県の第1号店舗として、岡山市に岡山奥田店開店

    8月:農業事業を立ち上げ、長ネギの栽培をスタート

2022年 - 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダードに上場

    10月:山口県の第1号店舗として、下関市に長府店開店

2023年 - 2月:広島県の第1号店舗として、東広島に東広島店開店

    5月:月商20億円達成

    7月:滋賀県の第1号店舗として、長浜市に長浜店開店

 

事業内容

丸千代山岡家は、以下の4つの事業からなります。

 

【単独事業】 ラーメン 99%、他 1%

 

平成29年4月現在、150店舗以上を東日本を中心とした全国の主要幹線道路沿いを中心に、全店舗直営、24時間営業を基本として出店しています。

 

当社が多店舗展開を推進するにあたり、直営店を基本としてきた理由は、一定の品質・サービス・清潔さの水準を全店で維持・管理するとともに、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを実施できることによるものであり、今後も引き続き事業の拡大に取り組む方針です。

 

北海道一号店を開店した当時、「山岡家ラーメン」は、数日間豚骨を煮込んだ濃厚なスープと、スープにからむ太ストレート麺、特製のタレで煮込んだ本格チャーシュー、白髪ネギ山盛りのネギラーメンという、それまでの「札幌ラーメン」の概念を打ち破る革新的なラーメンとして、札幌のラーメン好きに衝撃を与えました。

その後、「無性に食べたくなる定番的存在のラーメン店」として、名実ともに人気店の仲間入りを果たしました。

 

いまでは、札幌をはじめとする北海道内各地、さらに関東全域へと積極的に店舗展開をはかり、それぞれの地域において、その味は認められ、色あせることのない確かな評価とご愛顧を頂いています。

 

全店で、「醤油」「塩」「味噌」といった、スタンダードなラーメンを網羅しつつ、さらに、「特性味噌」「辛味噌」シリーズをラインアップ。

幅広いお客様の好みに十分お応えできるメニュー構成を維持しています。

 

お客様のお好みに応じてラーメンをカスタマイズできる「お好み」サービスと、豊富なサイドメニュー、トッピングも相まって、お客様の心を一度掴んだら離さない強い商品力が、山岡家の最大の強みです。

 

さらに、専任の商品開発部門が次々と新メニューを開発し、期間限定商品として、世に送り出しています。

この中から、大好評を博してレギュラーメニューに昇格した「プレミアム塩とんこつ」を始めとする、数々の人気メニューが誕生しています。

 

(引用:丸千代山岡家公式HP)

 

時価総額

丸千代山岡家時価総額455.05億です。(2024年12月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 558名(臨時2,045名)

平均勤続年数:8.2年

平均年齢:41.1歳

平均年収:438万円

 

 

業績

2024年3月15日に発表された2024年1月期の決算短信は以下です。

個別売上高は41.9%増で、経常利益は266.1%増の21億3,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の2.75%から7.79%と大幅に改善しました。

 

 

(引用:丸千代山岡家公式HP)

 

2025年1月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

2024年9月13日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年12月13日に発表された2025年1月期の3Q決算の結果です。

個別売上高は33.5%増で、経常利益は117.1%増の30億1,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の7.22%から11.75%と改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は79.39%でした。

 


同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年12月13日 2025年1月期 第3四半期決算短信

2024年12月13日 2025年1月期通期業績予想の修正に関するお知らせ

2024年12月13日 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

2024年9月13日 2025年1月期 第2四半期決算短信

2024年9月13日 2025年1月期業績予想との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

2024年6月10日 2025年1月期 第1四半期決算短信

2024年3月15日 2024年1月期決算短信

2024年3月15日 2024年1月期業績予想との差異に関するお知らせ

2024年3月15日 株式分割、定款の一部変更及び株主優待制度変更並びに期末配当予想に関するお知らせ 1:2

▼クリックで詳細表示

2024年1月4日 能登半島地震に伴う影響に関するお知らせ

2023年12月11日 2024年1月期 第3四半期決算短信

2023年12月11日 2024年1月期通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年11月20日 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

2023年9月11日 2024年1月期第2四半期業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年3月16日 2023年1月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年1月 2.44%  -%(赤字)

2015年1月 1.18%  14.1%

2016年1月 1.03%  13.1%

2017年1月 1.18%  26.3%

2018年1月 1.03%  -%(赤字)

2019年1月 0.96%  103.6%

2020年1月 0.71%  14.0%

2021年1月 0.88%  27.3%

2022年1月 0.86%  10.1%

2023年1月 0.67%  9.5%

2024年1月 0.19%  3.4%

2024年12月 0.11%

 

株主優待は、①ラーメン無料券(510円~1,380円相当)または、②北海道のお米 または、③乾麺セットの贈呈です

権利確定月は、1月・7月末日です。

 

100株以上 ①2枚 または ②2kg または ③1個

500株以上 ①4枚 または ②4kg または ③2個

1,000株以上 ①6枚 または ②6kg または ③3個

2,000株以上 ①8枚 または ②8kg または ③4個

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

丸千代山岡家は、1月と(7月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/1/29(月)、2024/7/29(月)です。

権利落ち日は、2024/1/30(火)、2024/7/30(火)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2022年から上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、7月は下落しましたが、それ以降は上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  30.96倍 (予 17.06倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  7.52倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 146.16 (予 265.26)

BPS(1株当たりの純資産) 601.68

 

(引用:丸千代山岡家公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 37.19% (予 44.09%)

ROA(純資産利益率) 12.83% (予 20.31%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 46.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 7.09倍(2024年12月6日現在)

 

比較される銘柄

幸楽苑ホールディングス(7554)

ハチバン(9950)

ハイデイ日高(7611)

 

まとめ

売上は年々伸びており、それに応じて利益も伸びています。

2025年1月期も増収増益予想となっています。

 

一方、株価は2020年下旬以降は上昇傾向を維持しています。

配当は小さいですが優待があり、業績も拡大しているので、素直に長期投資するのが最良です。

ただし、2024年1月期の業績が良すぎるので、それ以降の業績が心配です。

 

小型の銘柄で、値動きはそこそこありそうでなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:△

割安度:△

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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