こんにちは、ToMO（@tomo2011_08）です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は？、業績はどうか？、配当はいくらなのか？、現在の株価はいくらか？などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、採用活動、販促活動の成約支援をおこなうポートについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。
目次
会社概要
（引用：ポート公式HP）
ポートは、採用活動、販促活動の成約支援をおこなう会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
2023年1月に新たに「社会的負債を、次世代の可能性に。」というパーパスを掲げました。
このパーパスには単に社会課題を解決するのではなく、その前提となった部分から根本的に解決していき、目を背けてしまうようなことも、我々が危機感をもって取り組むという強い想いを込めています。
また、パーパスの策定に伴い、ビジネスモデルもインターネットメディアによるユーザー向けの広告モデルから、ユーザーとクライアントの双方の課題に深く入り込みペインを解消する成約支援事業のモデルへ転換、進化を図っています。
現在、「人材支援サービス」と「販売促進サービス」を提供しています。
各領域における市場シェアの拡大はもちろんのこと、成約支援事業という同一のビジネスモデルを通じて、各市場の販促支援へ参入し、更なる成長を目指していきます。
また、当社は様々な社会課題領域に取り組むため、多様なバックグラウンドを持ったプロフェッショナルメンバーで構成されており、ITベンチャーや大手企業の事業開発担当、エンジニアなど専門家が終結しています。
また、新卒採用も積極的に行い、若手の育成にも力を入れています。
日本にはこれまで何十年と解決できていない難解な社会課題が数多く存在しています。
しかし、その難解な社会課題へテクノロジーとマーケティングノウハウを持って構造変革にチャレンジすることで、ビックインパクトを起こすことができ、また、社会にとってなくてはならないと言われる会社に成長することができると考えています。
（引用：ポート公式HP）
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2011年 - 東京都渋谷区渋谷において、ソーシャルメディアを利用した人材採用支援サービスを目的として、株式会社ソーシャルリクルーティングを設立
2012年 - 中国でのソーシャルリクルーティングサービスを開始
2013年 - 仕事・キャリア選択のノウハウサイト「キャリアパーク！」の運用を開始
2014年 - インターネットメディア事業へ本格投資開始
2015年 - 本社を東京都新宿区西新宿に移転
商号をポート株式会社に変更
時間や場所に捉われずに診療を受けることができる国内初の遠隔診断プラットフォーム「ポートメディカル」の運用を開始
インターネットメディアの複数領域展開を開始
2016年 - 宮崎県日南市岩崎にサテライトオフィスを設立
適切な選択機会の提供を目的とした金融領域でのインターネットメディア「マネット」サービスを開始
東京都新宿区西新宿にサテライトオフィスを設立
地域雇用課題の解決を目的とした地方創生サービスの運用を開始
2017年 - 医療領域でのインターネットメディア「オンラインクリニック」サービスを開始
総額8億円の資金調達を実施
2018年 - 東京証券取引所マザーズ及び福岡証券取引所Q-Boardへの新規上場
SBI FX トレード社監修の金融情報メディア「マネット FX」の共同開発を開始
2019年 - オンラインを活用した高血圧診療サービス、テレメディーズ®BPのサービスの共同事業検証を開始
エキサイト社との共同開発コンテンツ「エキサイトキャッシング比較」の運営を開始
2020年 - 就活口コミ情報サイト「就活会議」を子会社化
外壁塗装領域メディア「外壁塗装の窓口」を運営するドアーズ社を完全子会社化
2021年 - チェンジ社と資本業務提携等、各領域で業務提携を加速
エネルギー領域に参入し、中核事業としてINE社を子会社化
2022年 - 人材支援サービスの拡大に向けた、若年層向け事業の本格展開と新会社設立
事業内容
ポートは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】 人材支援 33%、販促支援 61%、新規・他 6%
人材支援サービス
主に各社の人事部門に対して、人材紹介、業務支援や、アライアンス先企業との各種ソリューションを提供しています。
未就業、未経験の若手人材に特化したリスキリング型人材支援を行っています。
自社でプロダクトを開発した、国内最大級の就活ノウハウ情報プロダクト「キャリアパーク！」や、国内最大級の就活生向け企業口コミ情報プロダクト「就活会議」は、ユーザーファーストの情報提供が支持を得ており、就活生の75％が会員になるサービスに成長しました。
（引用：ポート公式HP）
販促支援サービス
Webマーケティングによるユーザー母集団の集客後、インサイドセールス等によりユーザーの意思決定を伴走し、クライアントの販促活動を支援します。
人手不足に伴いデジタル化が必要とされる巨大市場の営業、販促支援を行っています。
現在は、エネルギー、リフォーム、ファイナンスの領域においてサービスを展開しており、テクノロジー✖リアルの割合によって、クライアントの見込み客となるユーザーの集客から製薬までの一気通貫型支援を行っています。
（引用：ポート公式HP）
新規サービス
新たなサービス開発を通じて世の中になくてはならないを創出しています。
（引用：ポート公式HP）
時価総額
ポートの時価総額は351.47億円です。（2024年2月13日現在）
社員の状況
従業員数：連結 375名（臨時102名）
単体 306名（臨時64名）
平均勤続年数：3.00年
平均年齢：28.90歳
平均年収：456万円
業績
2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は62.4%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は227.8%増の10億8,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の8.56%から15.10%と大幅に改善しました。
（引用：ポート公式HP）
2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
2023年6月16日には業績予想の修正（上方修正）が発表されています。
さらに、2023年6月30日には業績予想の修正（各種利益の上方修正）が発表されています。
次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上収益は42.9%増で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は34.3%増の9億8,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の14.10%から15.56%と改善しました。
第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は62.42%となりました。
同時に、通期連結業績予想の修正（上方修正）が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年4月1日 （開示事項の経過）みん就株式会社の株式取得（子会社化）完了のお知らせ
2024年2月29日 Matcher株式会社との資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年2月13日 株主還元方針の策定（累進配当の導入）及び配当予想の修正（配当開始）に関するお知らせ
2024年2月13日 2024年3月期通期業務予想の修正に関するお知らせ
2024年1月31日 楽天グループ株式会社の「楽天みん就」事業会社の完全子会社化及び資金の借入に関するお知らせ
2024年1月24日 人工知能を活用した人材紹介サービスの自動マッチング開発のお知らせ
2024年1月22日 人材紹介サービスの名古屋拠点開設及び地方展開の加速のお知らせ
2023年11月17日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年6月30日 2024年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
2023年6月16日 2024年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
2023年5月12日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年配当は出していません。
2019年3月 0.00% 0.0%
2020年3月 0.00% 0.0%
2021年3月 0.00% 0.0%
2022年3月 0.00% 0.0%
2023年3月 0.00% 0.0%
2024年2月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ポートは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2022年下期から急上昇しましたが、直近は上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、9月から10月までは下落していましたが、それ以降は上昇しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER（株価収益率＝株価が純利益に対して何倍か） 29.95倍 （予 22.03倍）
PBR（株価純資産倍率＝株価が1株当たりの純資産の何倍か） 7.94倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS（1株当たりの純利益） 92.63 （予 111.88）
BPS（1株当たりの純資産） 310.28
（引用：ポート公式HP）
ROE（自己資本利益率） 33.13% （予 36.06%）
ROA（純資産利益率） 9.39% （予 10.33%）
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 41.9%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸びており、成長企業といえます。
利益も売上に応じて伸びています。
2024年3月期も増収増益と、成長傾向は維持する見込みです。
一方、株価は2022年下期から急激に上昇して、現在は一服感が出ています。
配当はありませんが、成長を続けているため、素直に長期投資するのが最良です。
小型の銘柄で、値動きもありそうなので、短期投資でも利益を狙えそうです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績：〇
安全性：〇
成長・将来性：◎
収益性：◎
規模：✖
割安度：△
値動き：〇
高配当投資：✖
長期投資（値上がり益）：◎
短期投資：〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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