こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、公営競技場運営受託と設備工事、道路保守管理、水質管理が3本柱の日本エコシステムについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:日本エコシステム公式HP)
日本エコシステムは、公営競技場運営受託と設備工事、道路保守管理、水質管理が3本柱の会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
当社グループの存在意義を「社会に必要とされ続ける永続企業を創造する」ことと定義しました。
社会から求められる事業を続けるには、まず、社会、つまりお客様が何を必要としているのか、その課題を知ることが循環の出発点になります。
日本エコシステムでは、これまでも、お客様との巡り合いを大切にし、ご要望には徹底的に応える、いわば御用聞きともいえる姿勢で事業を拡大させてきました。
お客様ご自身も認識していない課題に光をあて、具現化し、その解決へつながる道を照らしてさしあげたい。
2021年10月に上場した際、改めて外部に発表した「未晃道」には、そうした想いが込められています。
社会の一人でも多くの皆さまに役に立つ事業であることを志し、当社では公益性の高い領域に力点を置いています。
高速道路や再生エネルギーなどの公共インフラやサービスは、多くの人の暮らしに係わります。
それだけ社会に必要とされる事業であるということです。
急成長を見込む市場ではありませんが、安全性や品質の確保を重視する観点から市況の影響を比較的受けにくく、長期的に安定したキャッシュフローを創出できます。
このため当社は、経営の自由度を維持したまま、公共インフラが抱える潜在的な課題の発見とその解決に向けて、多様な選択肢を検討することが可能になります。
(引用:日本エコシステム公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1998年11月 - 有限会社エコシステムを設立
2000年8月 - 岐阜県羽島市に岐阜営業所を開設(現 岐阜事業所)
2001年1月 - 警備業 愛知県公安委員会 第811号認定
2001年7月 - 日本エコシステム株式会社に組織変更 本社を一宮市三ツ井に構える
2004年6月 - 資本金を30,000,000円に増資
2004年10月 - 愛知県岡崎市に岡崎営業所を開設
2006年5月 - 愛知県一宮市にECODEN株式会社を設立(空調サービス部門を分社化)
2006年10月 - 建設業 愛知県知事(一般)第60443号取得
2007年3月 - 愛知県一宮市にエコソリューションズ株式会社を設立(システム開発部門を分社化)
2007年5月 - 宅地建物取引業 愛知県知事(1)第20795号取得
2008年9月 - 特定労働者派遣事業許可 特23-303773取得
2010年10月 - 建設業 愛知県知事(特定)第60443号取得
2011年3月 - 労働安全衛生マネジメントシステム登録
愛知県公安委員会 古物商許可 第542631101800号取得
2011年11月 - オスカー電子株式会社を事業合併
エコシステム株式会社を設立
2012年11月 - 資本金を88,888,888円に増資
2012年12月 - 建設業 国土交通大臣許可 第24817号に変更
2014年4月 - JESホーム株式会社を設立
2014年10月 - 道路交通安全マネジメントシステムISO39001登録
2016年1月 - サテライト一の宮株式会社をグループ化
2017年2月 - エコソリューションズ株式会社、JESホーム株式会社を吸収合併
2017年3月 - ECODEN株式会社、エコデン販売株式会社を吸収合併
中央警備保障株式会社をグループ化
日本ベンダーネット株式会社をグループ化
2018年5月 - エコシステム株式会社を吸収合併
も出ライズ株式会社から事業譲受
2020年3月 - 株式会社ワンズライフをグループ化
2020年5月 - 株式会社セイネンから事業譲受
2020年10月 - 有限会社ぼくんちオジカオートをグループ化
2021年10月 - 東京証券取引所市場第二部および名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
2022年2月 - 株式会社日新ブリッジエンジニアリングをグループ化
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行
名古屋証券取引所の市場区分の見直しに伴い、名古屋証券取引所メイン市場へ移行
2022年11月 - オー・ティー・エス技術サービス株式会社をグループ化
2023年1月 - 葵電気工業株式会社をグループ化
2023年4月 - 村川設備工業株式会社をグループ化
2023年7月 - 株式会社興電社をグループ化
2023年9月 - 株式会社テッククリエイトをグループ化
事業内容
日本エコシステムは、以下の4つの事業からなります。
当社グループは、社会インフラサービス事業として、「公共サービス」「環境」「交通インフラ」の3事業を軸に事業展開しています。
今後、複数事業により可能となる複数サービスの同時提供にて成長の加速を目指していきます。
【連結事業】 公共サービス 48%、環境 10%、交通インフラ 38%、他 4%
公共サービス事業
トータリゼータシステムの設計・販売・保守やAI活用サービス、電気・空調衛生サービスを展開。
様々な公共サービスで暮らしの楽しさをサポートします。
(引用:日本エコシステム公式HP)
環境事業
環境に優しい無害化技術による環境修復事業や、再生可能エネルギー発電設備の開発・販売・設計・施工など、新エネルギーに関わる多彩なニーズに一貫してお応えします。
(引用:日本エコシステム公式HP)
交通インフラ事業
交通インフラのエンジニアリング・メンテナンスを手掛けています。
安全・安心・快適な交通インフラの維持管理を総合的にサポートします。
(引用:日本エコシステム公式HP)
その他事業
AI・ICTソリューション、不動産の仲介・販売や各種保険など、幅広いビジネス領域における総合力を生かしてお客様の多様化するニーズに、川上から川下までワンストップでお応えします。
(引用:日本エコシステム公式HP)
時価総額
日本エコシステムの時価総額は112.76億円です。(2024年2月13日現在)
社員の状況
従業員数:連結 274名(臨時235名)
単体 151名(臨時53名)
平均勤続年数:6.00年
平均年齢:39.90歳
平均年収:531万円
業績
2023年11月14日に発表された2023年9月期の決算短信は以下です。
連結売上高は4.9%増で、経常利益は20.0%減の6億8,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の11.05%から8.38%と悪化しました。
(引用:日本エコシステム公式HP)
2024年9月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年2月13日に発表された2024年9月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は4.7%増、経常利益は60.1%減の9,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年の13.17%から4.14%と大幅に悪化しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は11.20%となりました。
計画に対して、業績の進捗は遅れています。
適時開示情報
2024年2月13日 2024年9月期 第1四半期決算短信
2024年2月1日 [開示事項の経過]JES総合研究所の株式取得完了のお知らせ
2024年1月19日 株主優待の新設に関するお知らせ
2023年11月14日 2023年9月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.5%前後の配当を出しています。
2022年9月 2.96% 32.6%
2023年9月 2.85% 15.7%
2024年2月 1.24%
株主優待は、200株以上で自社オリジナルQUOカード15,000円分の贈呈です。
権利確定月は、3月と9月末日です。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
日本エコシステムは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年上場後に下落して横ばいでしたが、2024年1月に急騰しました。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、1月までは1600円前後で横ばいでしたが、1月に急騰し4,500円超えまでいって、そこから横ばいです。
1月19日に発表された株主優待の新設を受けたものです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 12.94倍 (予 20.50倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.54倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 324.40 (予 204.63)
BPS(1株当たりの純資産) 1,652.16
(引用:日本エコシステム公式HP)
ROE(自己資本利益率) 19.71% (予 12.39%)
ROA(純資産利益率) 10.44% (予 6.59%)
(引用:日本エコシステム公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は良いといえます。
自己資本比率 52.6%
(引用:日本エコシステム公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は拡大傾向が続いており、成長企業といえます。
2024年9月期も増収減益予想です。
一方、株価は2024年1月に急騰しました。
株主優待の新設がされて、それが大きなサプライズとなりました。
業績は拡大を続けていますが、株価が急騰した直後なので、長期・短期問わず投資は避けた方が無難と思います。
急騰が落ち着いた段階であれば、長期投資はありだと思います。
通常時は値動きは小さそうなので、短期投資向けではないです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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