こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、発祥は映画興行で、邦画配給、興行収入で断トツ、映画跡地利用の不動産賃貸もおこなう東宝について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月15日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:東宝公式HP)
東宝は、発祥は映画興行で、邦画配給、興行収入で断トツ、映画跡地利用の不動産賃貸もおこなう会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
阪急阪神ホールディングスの持分法適用関連会社
創業者の小林一三は、「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」を使命としました。
今年は創立90周年となりますが、その理念は今でも我々の企業活動の根源であり、いわば東宝のパーパスであります。
人が感動を求め、娯楽/エンタテインメントを欲する気持ちはいつの時代も変わらないと信じています。
変化の多い今だからこそ、エンタテインメントの銃声はさらに増していると考えます。
この度、私たちは創立100周年を迎える10年後の未来を見据えた「TOHO VISION 2032 東宝グループ経営戦略」を発表しました。
祖業である映画、演劇、不動産に加えて、アニメーションを第4の柱に、グローなる市場に向けてビジネスを広げ、多角的にシナジー効果を高めることが目的です。
新しい時代のテーマは「Entertainment for YOU 世界中のお客様に感動を」。
我々のお客様は世界中にいらっしゃいます。
一人ひとりお客様に喜んでいただけるエンタテインメントを提供できるように取り組んでいく所存です。
東宝は明るい未来に向けて、世界中の皆様に笑顔と感動をお届けしていきます。
パーパスは「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」、
バリューは「我々の享くる幸福はお客様の錫ものなり」、
モットーは「朗らかに、清く正しく美しく」です。
(引用:東宝公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1932年8月 - (株)東京宝塚劇場設立
1934年1月 - 旧・東京宝塚劇場開場
1934年2月 - 旧・日比谷映画劇場開場
1935年6月 - 有楽座(2代目)開場
1936年1月 - 日本映画劇場(株)(旧・日本劇場を所有)を吸収合併
1936年6月 - 東宝映画配給(株)を設立
1937年3月 - (株)東横映画劇場を合併
1937年8月 - 東宝映画(株)を設立
1937年11月 - 東宝映画(株)が、(株)写真化学研究所、(株)P・C・L製作所、(株)j・Oスタヂオ、東宝映画配給(株)の4社を吸収合併
1938年3月 - 帝国劇場(株)(旧・東京會舘を所有)を合併
1943年12月 - 東宝映画(株)を合併し、映画の製作、配給、興行および演劇興行の総合的一貫経営を行うこととなり、社名を東宝(株)に改称
1945年3月 - (株)梅田映画劇場および(株)南街映画劇場を合併
1947年3月 - (株)東京會舘を分離独立
1949年5月 - 東京・大阪・名古屋証券取引所に上場
1950年7月 - (株)帝国劇場を設立
1952年3月 - 日劇ミュージックホール開場
1953年12月 - 南街会館完成
1954年4月 - 「七人の侍」公開
1954年11月 - 「ゴジラ」公開(「ゴジラ」シリーズ第1作)
1955年7月 - (株)帝国劇場を合併
1956年1月 - 「へそくり社長」公開(「社長」シリーズ第1作)
1956年3月 - 「宮本武蔵」米アカデミー賞名誉賞(現 外国語映画賞)受賞
1957年4月 - 旧・東宝本社ビル完成
芸術座開場
1958年2月 - 日本劇場で第1回「ウェスタン・カーニバル」開幕
1958年7月 - 「駅前旅館」公開(「駅前」シリーズ第1作)
1958年9月 - 「無法松の一生」ヴェネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞
1961年7月 - 「大学の若大将」公開(「若大将シリーズ」第1作)
1961年10月 - 「放浪記」初演(芸術座)
東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、各市場第1部に指定
1962年7月 - 「ニッポン無責任時代」公開(「東宝クレージー映画」シリーズ第1作)
1963年9月 - 「マイ・フェア・レディ」初演(東京宝塚劇場)
1965年3月 - 「東京オリンピック」公開
1965年10月 - 新・帝国劇場の建設にあたり、(株)帝国劇場を設立(1976年7月、東宝不動産(株)に合併)
TV「青春とはなんだ」(NTV系列)放送開始
1966年1月 - 「細雪」初演(芸術座)
1966年9月 - 新・帝国劇場開場
1967年9月 - 「屋根の上のヴァイオリン弾き」初演(帝国劇場)
1969年4月 - 「ラ・マンチャの男」初演(帝国劇場)
1969年10月 - 新宿東宝会館竣工
1972年7月 - TV「太陽にほえろ!」(NTV系列)放送開始
1973年3月 - 米トニー賞国際特別賞受賞(東宝の演劇活動に対して)
1973年12月 - 「日本沈没」公開
1974年10月 - TV「傷だらけの天使」(NTV系列)放送開始
1980年3月 - 「ドラえもん のび太の恐竜」公開(「ドラえもん」シリーズ第1作)
1980年5月 - 「影武者」カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
1980年10月 - ナビオ阪急(現 HEPナビオ)竣工
1981年2月 - 日本劇場閉館(日劇ミュージックホールは東京宝塚劇場5階へ移動)
1983年2月 - TV「積木くずし」(TBS系列)放送開始
1984年3月 - 日劇ミュージックホール閉館
1984年10月 - 旧 日本劇場跡地に有楽町センタービル(有楽町マリオン)竣工
1984年11月 - 有楽座(2代目)閉館
1987年10月 - 旧・日比谷映画劇場、有楽座(2代目)跡地に東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)竣工
1991年7月 - 渋東シネタワー竣工
1992年5月 - 「ミス・サイゴン」初演(帝国劇場:1年半のロングラン)
1993年7月 - 「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイレグ魔王」公開(「クレヨンしんちゃん」シリーズ第1作)
1997年4月 - 「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」公開(「名探偵コナン」シリーズ第1作)
1997年7月 - 「もののけ姫」公開(配給収入新記録 113億円)
1998年5月 - 米トライスター版「GODZILLA」全米で公開
1998年7月 - 「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」公開(ポケモンシリーズ第1作)
2000年11月 - 「MILLENNIUM SHOCK」上演(帝国劇場)
2000年12月 - 旧・東京宝塚劇場跡地に東京宝塚ビル竣工
2001年7月 - 「千と千尋の神隠し」公開(興行収入新記録 308億円)
2002年2月 - 「千と千尋の神隠し」ベルリン国際映画祭金熊賞受賞
2003年2月 - 東宝スタジオ、改造計画開始
2003年3月 - 「千と千尋の神隠し」米アカデミー賞長編アニメ映画祭受賞
2003年4月 - ヴァージン・シネマズ・ジャパン(株)を買収し、TOHOシネマズ(株)に社名変更
2003年7月 - 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」公開(実写作品興行収入新記録 173億円)
2004年2月 - 南街会館閉館
2004年5月 - 「世界の中心で、愛をさけぶ」公開(自社製作作品興行収入新記録 85億円)
2004年12月 - 札幌東宝ビル(札幌シャンテ)竣工
2005年3月 - 旧東宝本社ビル建て替えにより芸術座閉館
2006年9月 - 旧南街会館跡地に東宝南街ビル竣工
2006年10月 - 映画興行部門を会社分割し、TOHOシネマズ(株)に承継
2007年10月 - 旧宝塚本社ビル跡地に東宝シアタークリエビル竣工
2007年11月 - シアタークリエ開場
2008年3月 - TOHOシネマズ(株)が興行会社4社(東宝東日本興行(株)、中部東宝(株)、東宝関西興行(株)、九州東宝(株))を吸収合併
2008年12月 - 年間興行収入記録更新 739億円
2009年8月 - 札幌公楽興業(株)および新天地(株)を吸収合併
2010年9月 - 東宝スタジオ改造計画完了
2010年12月 - 年間興行収入記録更新 748億円
2011年2月 - 国際放映(株)を完全子会社化
2013年6月 - 東宝不動産(株)を完全子会社化
2013年10月 - 東宝東和(株)を完全子会社化
2013年12月 - 「永遠の0」公開(自社製作作品興行収入新記録更新 86億円)
2014年3月 - (株)コマ・スタジアムを吸収合併
2014年5月 - 米レジェンダリー版「GODZILLA」全米公開
2014年8月 - 三和興行(株)を吸収合併
2015年3月 - 新宿東宝ビル竣工
2015年11月 - 札幌東宝公楽ビル竣工
2016年7月 - 「シン・ゴジラ」公開
2016年8月 - 「君の名は。」公開(自社製作作品興行収入新記録更新 250.9億円)
2016年12月 - 年間興行収入記録更新 854億円(現 歴代1位)
2017年3月 - 東宝不動産株式会社を合併
2018年3月 - 合歓の広場、「日比谷ゴジラスクエア」にリニューアル
TOHOシネマズ日比谷開業
2019年5月 - 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開
2020年10月 - 「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」公開(興行収入新記録 404.3億円)
2021年7月 - 「ゴジラvsコング」日本公開
事業内容
東宝は、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】 映画 65%、演劇 7%、不動産 27%、他 0%
映画
(引用:東宝公式HP)
アニメ
(引用:東宝公式HP)
演劇
(引用:東宝公式HP)
不動産事業
(引用:東宝公式HP)
時価総額
東宝の時価総額は9,270.45億円です。(2024年4月15日現在)
社員の状況
従業員数:連結 3,297名(臨時2,866名)
単体 357名(臨時3名)
平均勤続年数:14.30年
平均年齢:39.30歳
平均年収:897万円
業績
2024年4月15日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結営業収入は16.0%増で、経常利益は31.8%増の630億2,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年の18.37%から20.91%と改善しました。
(引用:東宝公式HP)
2025年2月期の連結業績予想は減収減益になります。
適時開示情報
2024年4月15日 2024年2月期決算短信
2024年4月15日 剰余金の配当に関するお知らせ
2024年4月15日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2.29%
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.0%前後の配当を出しています。
2014年2月 1.02% 21.0%
2015年2月 0.86% 20.6%
2016年2月 1.09% 21.4%
2017年2月 1.42% 24.6%
2018年2月 1.29% 24.2%
2019年2月 1.13% 26.8%
2020年2月 1.65% 27.0%
2021年2月 0.88% 42.4%
2022年2月 0.94% 26.9%
2023年2月 1.27% 31.5%
2024年4月 1.21%
株主優待は、以下の贈呈です。
権利確定月は、2月・8月末日です。
①映画株主ご招待券
②演劇株主ご招待状
100株以上 ①1枚
500株以上 ①3枚
1,000株以上 ①5枚
2,000株以上 ①10枚
3,000株以上 ①15枚
5,000株以上 ①18枚
10,000株以上 ①20枚+②S席相当2枚 1公演
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
東宝は、2月と8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、下落している期間もありますが、上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、12月に大きく下落しており、現在は少し戻しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 25.56倍 (予 23.74倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.95倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 191.48 (予 206.19)
BPS(1株当たりの純資産) 2,514.90
ROA(純資産利益率) 6.26% (予 6.38%)
(引用:東宝公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 74.5%
(引用:東宝公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、コロナで落ち込みましたが、年々回復してコロナ前の売上まで戻しています。
2024年2月期は増収増益で着地しましたが、2025年2月期は減収減益予想となっています。
一方、株価は長期的には上昇を続けていますが、短期的には下落しています。
直近の業績は良く、株価も少し下落している状態なので、長期投資するタイミングとして最良です。
大型の銘柄で、値動きも小さそうなので、短期投資向けではないです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:〇
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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