こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、首都圏1都3県を地盤として中古不動産の買い取り・再販を展開するムゲンエステートについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ムゲンエステート公式HP)
ムゲンエステートは、首都圏1都3県を地盤として中古不動産の買い取り・再販を展開する会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
1990年の創業以来、社是である「夢現」を掲げ、お客さまに新たな価値と感動を提供し続ける企業として、中古不動産を再生し、販売する、不動産買取再販事業を主力事業として取り組んできました。
当社グループは、新たに企業理念を見直し、この新企業理念の下、第2次中期経営計画を策定しました。
基本方針として「事業拡大に向けた収益基盤の強化」「収益機会を捉えるネットワークの構築」「事業成長を支える組織力の向上」「事業拡大・成長を支えるDXの推進」を掲げ、当社グループが未来につながる新たな価値を創造し、株主さま、お客さま、お取引先さまなど、全てのステークホルダーの夢の実現を目指していきます。
Motto(社是)は「夢現 MUGEN(夢を現実に)」、
Mission(ミッション)は「不動産に新たな価値を創造し、すべての人の豊かな暮らしと夢に挑戦する」です。
(引用:ムゲンエステート公式HP)
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関連セクター
沿革
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1990年5月 - 東京都中央区日本橋小網町に株式会社ムゲンエステートを設立(資本金10百万円)
1997年8月 - 東京都中央区日本橋蛎殻町に80%出資子会社 株式会社フジホームを設立(2006年2月 100%子会社化)
1998年12月 - 第三者割当増資(資本金40百万円)
1999年4月 - 東京都渋谷区南平台町に渋谷支店を設置
2002年7月 - マンション管理業登録(国土交通大臣)
渋谷支店を本社に統合
2005年10月 - 有限会社ムゲンホームを合併
2005年12月 - 株主割当増資(資本金80百万円)
2007年1月 - 有限会社ムゲンリフォームを合併
2015年1月 - 東京都新宿区西新宿に新宿支店を設置
2016年2月 - 東京証券取引所 市場第一部に上場
2018年6月 - 不動産特定共同事業許可取得(東京都知事)
2018年8月 - ムゲン投資顧問株式会社を設立(資本金10百万円)
株式会社ムゲンファンディングを設立(資本金10百万円)
2020年5月 - 東京都千代田区大手町(現所在地)に本店移転
新宿支店を本社に統合
2020年7月 - 日本橋支店を本社に統合
2021年9月 - 東京都足立区千住に北千住営業所を開設
2021年11月 - 東京都杉並区萩窪に萩窪営業所を開設
東京都北区赤羽に赤羽営業所を開設
2021年12月 - 東京都豊島区西池袋に池袋営業所を開設
2022年12月 - 東京都大田区蒲田に蒲田営業所を開設
2023年10月 - 東京証券取引所 スタンダード市場へ移行
2024年1月 - 北海道札幌市北区に札幌営業所を開設
愛知県名古屋市中区に名古屋営業所を開設
福岡県福岡市中央区に福岡営業所を開設
事業内容
ムゲンエステートは首都圏1都3県において、中古不動産の再生を行う「不動産買取再販事業」を中心に「不動産賃貸事業」「不動産開発事業」「不動産特定共同事業」を展開しています。
各事業の質を高めていくと同時に、相互連携を図ることで、お客さまの多様なニーズに対応していきます。
【連結事業】 不動産売買 93%、賃貸他 7%
不動産買取再販事業
資産性の向上が見込まれる中古不動産を買い取り、ムゲンエステートグループの株式会社フジホームが内外装工事や賃貸管理を行う事で、価値ある不動産に再生しています。
ムゲンエステートは、買取から企画・工事・管理・リーシング・販売までワンストップで対応できるグループ総合力が強みです。
(引用:ムゲンエステート公式HP)
不動産開発事業
東京都内を中心とした、収益物件等の開発を主な事業とし、開発用地の仕入業務から企画立案、設計、工事監理、リーシング、販売までを行っています。
「SIDEPLACE」シリーズを展開しています。
(引用:ムゲンエステート公式HP)
不動産特定共同事業
不動産特定共同事業法に基づき、許可を受けた事業主が、投資家の皆さまから資金を集めて不動産売買や賃貸等などの取引を行い、その収益を投資家の皆さまに分配する事業です。
少額の資金で不動産投資できる商品を不動産小口化商品といいます。
ムゲンエステートの「ブドーさん 備える不動産小口投資」は収益性と堅実な出口戦略を基準にしたアセット運用により、投資家の皆さまにご満足いただける不動産小口化商品の提供を行っています。
(引用:ムゲンエステート公式HP)
不動産賃貸事業
当社の所有する投資用不動産及び固定資産物件をお客さまに賃貸し、不動産賃貸収入を得るストック型ビジネスを行っています。
フジホームの賃貸管理部門と連携することで、収益性の向上と、不動産買取再販事業における販売活動の効率化を推進しています。
(引用:ムゲンエステート公式HP)
時価総額
ムゲンエステートの時価総額は348.61億円です。(2024年2月16日現在)
社員の状況
従業員数:単体 221名
連結 295名
平均勤続年数:5.00年
平均年齢:37.90歳
平均年収:691万円
業績
2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は65.3%増で、経常利益は127.1%増の52億4,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の9.53%から11.49%と改善しました。
(引用:ムゲンエステート公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年2月14日 2023年12月期決算短信
2024年2月14日 剰余金の配当に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2023年11月14日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年11月7日 業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2023年8月4日 2023年12月期 第2四半期決算短信
2023年7月18日 業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2023年2月14日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.0%前後の配当を出しています。
2014年12月 0.92% 9.4%
2015年12月 1.25% 10.4%
2016年12月 2.90% 17.3%
2017年12月 2.16% 14.2%
2018年12月 5.73% 21.8%
2019年12月 3.78% 43.2%
2020年12月 2.12% 40.0%
2021年12月 3.12% 28.2%
2022年12月 4.10% 30.0%
2023年12月 5.82% 40.6%
2024年2月 4.75%
(引用:ムゲンエステート公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ムゲンエステートは、(6月)と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年から2020年まで下落して横ばいを続けていましたが、2023年から急上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、ゆるやかな上昇傾向が続いていましたが、2月に急上昇しました。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 9.23倍 (予 8.46倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.22倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 155.24 (予 169.12)
BPS(1株当たりの純資産) 1,177.75
(引用:ムゲンエステート公式HP)
ROE(自己資本利益率) 13.16% (予 14.36%)
ROA(純資産利益率) 4.55% (予 4.96%)
(引用:ムゲンエステート公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 34.5%
(引用:ムゲンエステート公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
業績は2017年12月期を最大として、2022年12月期まで年々縮小をしていましたが、2023年12月期は前年よりも大幅に業績を改善しました。
2023年12月期は2度の上方修正を出しており、業績は好調に推移しています。
ただし、これまでは低迷していただけに、この好調がどこまで続くのかは疑問が残ります。
一方、株価も2023年に入って、急上昇しています。
今の業績が続くうちは株価も上がっていくと思いますが、長期投資するのは株価も高い状態なので難しいと思います。
高配当であるため、配当の権利取りのために短期的に投資するのが最良と思います。
業績の好調が続くうちは、短期投資しても良いと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:〇
成長・将来性:△
収益性:〇
規模:✖
割安度:◎
値動き:〇
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):△
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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