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【株式銘柄分析】ニトリホールディングス NITORI HD(9843)~家具・インテリア小売国内首位 ホームセンター 島忠 成長企業 日経平均株価 TOPIX Large70 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、家具・インテリア製造小売りで国内首位で、ホームセンター大手の島忠を傘下に持つニトリホールディングスについて調査をしました。

 

www.nitorihd.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月8日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

ニトリホールディングスは、家具・インテリア製造小売りで国内首位で、ホームセンター大手の島忠を傘下に持つ会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

「ロマン」を原点に、「ビジョン」の実現をめざし続けます。

 

「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(志)を社員一人ひとりが企業行動の原点として共有しています。

そして、グループの力を結集して長期ビジョンの実現に全力を尽くすことを企業活動の指針と位置付けています。

ロマンを原点に、ビジョンを実現していくことで、ニトリグループはお客様をはじめとしたステークホルダーの皆様とともに多様な豊かさを分かち合っていきたいと考えています。

 

ロマンは「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」、

2022年のビジョンは「1,000店舗 売上高1兆円へ 世界でドミナントエイリアを拡大し、暮らしの変革へ」、

2032年のビジョンは「3,000店舗 売上高3兆円へ 世界の人々に豊かな暮らしを提案する企業へ」です。

 

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1967年12月 - 「似鳥家具店」を創業

1972年3月 - 「似鳥家具卸センター株式会社」を設立

1975年12月 - 札幌市白石区に家具店として日本初のエアドーム建築「南郷店」をオープン

1978年6月 - 社名を「株式会社ニトリ家具」に変更

1980年8月 - 札幌市手稲区に「札幌物流センター」を移転し、省力化と商品保全を目的とした自動立体倉庫を導入

1981年6月 - 札幌市以外の地方第1号店「苫小牧店」をオープン

1986年5月 - 海外商品の直輸入を開始

1986年7月 - 社名を「株式会社ニトリ」に変更し、店名を「ホームファニシング ニトリ」に変更

1989年3月 - シンガポール共和国現地法人「NT SINGAPORE PTE LTD.」を設立

1989年9月 - 札幌証券取引所に株式を上場

1993年3月 - 本州第1号店「勝田店」を茨城県ひたちなか市にオープン

1995年9月 - 札幌物流センターを拡張し、最新鋭ビル式自動立体倉庫システムを新設

1998年3月 - 店名を「ホームファッション ニトリ」に変更

2000年7月 - 埼玉県白岡町に「関東物流センター」を開設

2000年8月 - 「株式会社マルミツ(現 株式会社ニトリファニチャー)」完全子会社化

2002年10月 - 東京証券取引所一部に株式を上場

2004年3月 - 上海(中国)に「平湖物流センター」を開設、日系企業で初めて外商投資輸出調達センター管理弁法に基づいた100%出資会社設立のライセンスを取得

2004年9月 - インターネット販売(ニトリネット)への参入開始

2004年10月 - 神戸市中央区に「関西物流センター」を開設

     ハノイマルエツベトナム工場を開設

2005年3月 - 株式会社パブリックセンターより営業譲渡を受け、「株式会社ニトリパブリック」(旧 大丸商事株式会社)として広告代理店業を開始

2006年4月 - 東京都北区に東京本部併設の「赤羽店」オープン

2007年5月 - 台湾 高雄市に、海外第1号店となる「高雄夢時代店」をオープン

2007年6月 - 中国の恵州に「恵州物流センター」を開設

2007年7月 - 家具の長期保証サービスを開始

2007年10月 - システムキッチン販売開始、リフォーム市場に参入

2008年6月 - 「値下げ宣言」を開始(以降、2012年にかけて計12回の値下げを実施)

2010年8月 - 持株会社体制へ移行、販売部門を「株式会社ニトリ」、物流部門を「株式会社ホームロジスティクス」に分社化し、社名を「株式会社ニトリホールディングス」に変更

2010年10月 - 福岡県篠栗町に「九州物流センター」を開設

2011年2月 - 新フォーマット「デコホーム」展開開始

2011年3月 - 島根県「松江店」オープンで全国47都道府県出店達成

2011年6月 - ニトリ帝人”新「機能商品」開発プロジェクト”スタート、遮熱カーテンやランドセル等様々な商品を開発・販売

2011年8月 - 「株式会社ニトリファシリティ」設立

     「株式会社ホーム・デコ」子会社化

2011年10月 - ニトリ初のモール運営事業となる「ニトリモール東大阪」を開業

2013年10月 - アメリカ合衆国カリフォルニア州に、同国初出店となる「Aki-Home Fullerton店・Tustin店」をオープン

2014年2月 - ニトリスマートフォンアプリ配信開始

2014年10月 - 中華人民共和国湖北省に、同国初出店となる「武漢群星城店」をオープン

2015年4月 - 新ホームファッションブランド「NITORI QUALITY LINE」展開開始

     百貨店内初出店となる「プランタン銀座」オープン

2016年7月 - ニトリ小樽芸術村オープン

2016年8月 - 新ブランド「DAY value」展開開始

2017年3月 - 新フォーマット「ニトリEXPRESS」展開開始

2017年9月 - 新ブランド「& Style」展開開始

     小樽芸術村グランドオープン

2018年5月 - タイネゴロ社(現 サイアムニトリ)を完全子会社化

2018年10月 - 「NITORI BUSINESS渋谷ショールーム」オープン

2018年11月 - 小樽芸術村「ルイス・C・ティファニーステンドグラスギャラリー」グランドオープン

2019年2月 - 人材マネジメントプラットフォームの構築

2019年3月 - 新事業のアパレルブランド「Nプラス」展開開始

2019年7月 - 札幌市・北海道大学と「みらいIT人材」育成のための連携協定を締結

2021年2月 - 株式会社ホームカーゴ設立

     「NITORI BUSINESSグランフロント大阪ショールーム」オープン

2021年3月 - 株式会社島忠を完全子会社化

2021年6月 - ニトリと島忠の融合型店舗「ニトリホームズ宮原店」オープン

2021年9月 - 物流網再構築の第一歩となる「石狩DC」稼働開始

2022年1月 - 東南アジア初となるマレーシアに「ニトリ 三井ショッピング・ららほーとブキッ・ビンタン・シティーセンター店」をオープン

     韓国最大のEコマース企業Coupang社と提携し、韓国EC開始

2022年3月 - シンガポールオーチャード通りに同国初となる「ニトリ オーチャード店」をオープン

2022年4月 - 株式会社ニトリ デジタルベース設立

     株式会社エディオンと業務提携

 

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事業内容

ニトリホールディングスの事業は、「製造物流IT小売業」です。

 

【連結事業】ニトリ 86%、島忠 14%

 

「お、ねだん以上。」の価値を提供するニトリ独自のビジネスモデル「製造物流IT小売業」

 

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

「住まいの豊かさ」を実現していくためには、誰もが気軽に買える価格設定と、高い品質・機能を両立させることが必要です。

そこで、ニトリは従来の「製造小売業」と呼ばれる事業モデルに、物流機能とITをプラス。

商品の企画や原材料の調達から、製造・物流・販売に至るまでの一連の過程を、中間コストを極力削減しながらグループ全体でプロデュースする新たなビジネスモデル「製造物流IT小売業」を確立しています。

 

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

ニトリホールディングスの時価総額2.2460兆です。(2024年2月8日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 972名(臨時274名)

     連結 18,909名(臨時18,420名)

平均勤続年数:12.00年

平均年齢:40.20歳

平均年収:787万円

 

 

業績

2023年5月9日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は16.8%増で、経常利益は1.6%増の1,440億8,500万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の17.04%から14.77%と悪化しました。

 

 

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は減収増益になります。

 

 

次に、2024年2月8日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比5.1%増、経常利益は3.8%増の1,012億6,800万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の15.04%から14.74%と横ばいでした。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は68.89%となりました。

 

 

業績予想からすると、進捗はやや遅れています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月8日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年12月26日 特定子会社の異動に関するお知らせ

2023年11月10日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月8日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月9日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は1%前後の配当を出しています。

 

2014年2月 1.66%  14.3%

2015年2月 0.72%  14.6%

2016年2月 0.79%  15.3%

2017年2月 0.67%  15.2%

2018年2月 0.52%  16.0%

2019年2月 0.69%  16.0%

2020年2月 0.65%  17.0%

2021年2月 0.59%  15.1%

2022年2月 0.86%  16.3%

2023年3月 0.92%  17.3%

2024年2月 0.76%

 

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

株主優待は、優待券(1枚につき10%割引)を贈呈です。

権利確定月は3月末日です。

 

100株以上 1年未満:5枚 1年以上:10枚

500株以上 1年未満:5枚 1年以上:15枚

 

全国のニトリ・デコホームの店舗で利用可(ネットショップ除く)

1枚につきお買上金額10万円が上限(一部対象外の商品あり)

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ニトリホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2017年までは上昇傾向で来ましたが、それ以降は横ばいになっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、11月までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  23.29倍 (予 22.16倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.58倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 841.76 (予 884.86)

BPS(1株当たりの純資産) 7,591.59

 

ROE自己資本利益率) 11.81% (予 11.66%)

ROA(純資産利益率) 8.39% (予 8.65%)

 

(引用:ニトリホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 73.7%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

コメリ(8218)

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)

 

まとめ

売上利益は年々伸びており、成長企業といえます。

2024年3月期の利益は前年から伸びる予想であるものの、売上は落ちる予想となっており、今後の業績は少し心配です。

3Q決算の結果を見る限り、業績は厳しく、進捗は遅れています。

 

一方、株価は2018年から横ばいで上昇していません。

株価は安定しているといえますが、配当は少ないため、長期投資するにはあまり向いていないと思います。

 

株価は安定していますが、上下動はあるので、大型の銘柄ですが、株価の下限で購入して上限で売る短期投資を繰り返すのが良いと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:◎

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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