こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、京阪神地盤で都市ガス2位、電力を含め総合エネルギー会社化する大阪ガスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月8日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:大阪ガス公式HP)
大阪ガスは、京阪神地盤で都市ガス2位、電力を含め総合エネルギー会社化する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400の構成銘柄の1つ
長く親しまれてきた「大阪ガスグループ」は、2018年に「Daigasグループ」へと生まれ変わるとともに、ロゴを刷新しました。
グループとしての結束力をより一層高めながら、お客さまの暮らしとビジネスの”さらなる進化”をめざしてチャレンジを続けています。
脱炭素化潮流の一層の加速とともに、エネルギーセキュリティの重要性が急速に高まるなか、私たちDaigasグループは、エネルギー事業者としての使命である安定供給を続けるとともに、カーボンニュートラルの実現などの長期的な視野に立ち、社会課題の解決に大きく貢献することが求めれていると認識しています。
目指す姿は「暮らしとビジネスの”さらなる進化”のお役に立つ企業グループ」、
社是は「サービス第一」、
コンセプトは「革新を、誠実に。」です。
(引用:大阪ガス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1897年 - 資本金35万円をもって設立
1905年 - 中之島本社社屋竣工
岩崎町工場竣工
ガスの供給開始
1924年 - 本社陳列場で定時料理講習会開始
1933年 - 大阪ガスビルディング竣工(現在の南館)
1940年 - 酉島工場操業開始
1945年 - 第1次合併を実行
第2次合併を実行
1949年 - 近畿コークス販売(株)(現 大阪ガスケミカル(株))設立
1955年 - 第1回「ガス展」を開催
1964年 - 京阪神地区のカロリーアップ実施(3,600kcal/m3から4,500kcal/m3へ)
1965年 - (株)大阪ガス不動産(現 大阪ガス都市開発(株))設立
1966年 - 大阪ガスビルディング北館竣工
1970年 - 千里中央地区で日本初の地域冷暖房事業開始
1971年 - 泉北工場操業開始
1972年 - 燃料電池ターゲット計画に参加
1975年 - 天然ガス転換開始(4,500kcal/m3から11,000kcal/m3へ)
泉北製造所第二工場操業開始
1979年 - 世界初の冷熱発電用プラント操業開始
1980年 - 京阪神支社の指令室に緊急出動指令システム設置
1982年 - 泉北ガス科学館開館
1983年 - オージー情報システム(株)(現 (株)オージス総研)設立
1984年 - 姫路製造所操業開始
1985年 - (財)大阪ガスグループ福祉財団を設立
1987年 - 小型GHP販売開始
マイコンメーター導入開始
1990年 - 天然ガス転換完了
1992年 - (財)大阪ガス国際交流財団設立
「大阪ガス環境行動指針」を発表
1993年 - 未来型実験集合住宅「NEXT21」竣工
1995年 - 阪神・淡路大震災発生(約86万戸の都市ガス供給を停止)
1996年 - 原料費調整(スライド)料金制度スタート
1997年 - 一般家庭にマイコンメーター取り付け完了
2000年 - 「大阪ガスグループ企業行動基準」制定
2003年 - 供給ガスの熱量変更(11,000kcal/m3から10,750kcal/m3へ)
家庭用コージェネレーションシステム「エコウィル」の販売開始
2004年 - 姫路製作所の発電設備が営業運転開始
2006年 - 風力発電事業開始
2009年 - 泉北天然ガス発電所営業運転開始
2012年 - 自立運転機能付き家庭用燃料電池「エネファーム」販売開始
2013年 - 大規模太陽光発電所運転開始
シンガポールでガス販売事業を開始
2014年 - タイでのエネルギーサービス事業を開始
三重・滋賀ライン、姫路・岡山ラインが開通
2015年 - hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)開館
2016年 - 家庭用および小口業務用電力供給事業に参入
2017年 - 都市ガスの小売全面自由化開始
2018年 - 新グループブランド「Daigasグループ」導入
(株)CDエナジーダイレクト設立
基盤会社設立
Sabine Oil & Gas Corporationを取得
米国フリーポートLNGプロジェクト商業運転開始
2020年 - 基盤会社3社の事業開始
扇島都市ガス供給(株)の都市ガス製造・供給設備の商業運転開始
グローバルベイス社への出資
液化炭酸ガス製造プラント(長岡炭酸株式会社)の商業運転開始
2021年 - Daigasグループ「Carbon neutral vision」の策定
導管部門の分割準備会社「大阪ガスネットワーク株式会社」設立
泉北製造所操業50周年
インド都市ガス事業に参画
2022年 - 「大阪ガスネットワーク株式会社」の事業開始
インターネット「さすガねっと」のサービス開始
デジタルプラットフォーム「スマイLINK」のサービス開始
2023年 - Daigasグループ エネルギートランジション2030を策定
エネルギー業界初の「エコ・ファースト企業」に認定
冷蔵パウチ食品の定期宅配サービス「FitDish」を開始
再生可能エネルギー普及貢献量250万kWの目標を達成
事業内容
大阪ガスは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】 国内エネルギー 86%、海外エネルギー 5%、ライフ&ビジネスソリューション 9%
【海外】16%
国内エネルギー事業
国内エネルギー事業をガス製造・販売、ガス配給、発電・電気販売の3つの事業分野に整理し、各事業の強化により新時代のエネルギーマーケターとしての展開を図ります。
関西圏のお客さまに都市ガスを安定的かつ安心・安全にお使いいただくことはもちろん、電力・LPG事業の拡大、ライフサポートやユーティリティエージェントとしての一括サービスの拡充を図ることで、エネルギー&サービスを総合的に提供していきます。
さらに、関西圏で培ったノウハウ・サービスをアライアンスにより広域に展開していきます。
このような「お客さまの期待」「事業の枠」「企業の枠」を超える活動により、2030年度に1,000万件以上のお客さまアカウントを獲得していきます。
(引用:大阪ガス公式HP)
海外エネルギー事業
Daigasグループは、エネルギー事業者として早くから天然ガスバリューチェーンに注目し、海外における投資を進めてきました。
今後も海外における投資を進め、2030年度には海外事業と国内事業の比率を1:2の割合まで高め、国内に加え、北米、アジア、オセアニア、欧州からバランスよく利益計上できる事業構造を構築していきます。
(引用:大阪ガス公式HP)
ライフ&ビジネスソリューション事業
Daigasグループでは、エネルギー事業で培った技術や事業ノウハウを生かし、エネルギー事業と異なる事業を展開することで、事業リスクの分散に取り組んできました。
特に、原油価格、為替の動向が不透明な昨今においては、安定した収益源として、当社グループの収益基盤を支えるうえで大きな役割を果たしています。
2030年度に向けて、さらなる利益の増加を目指し、「都市開発事業」「材料ソリューション事業」「情報ソリューション事業」をライフ&ビジネスソリューション(LBS)事業における3本の柱として成長を加速させていきます。
(引用:大阪ガス公式HP)
時価総額
大阪ガスの時価総額は1.3580兆円です。(2024年4月8日現在)
社員の状況
従業員数:連結 21,017名(臨時775名)
単体 1,163名
平均勤続年数:17.90年
平均年齢:44.40歳
平均年収:685万円
業績
2023年5月8日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は43.0%増で、経常利益は33.4%減の756億4,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の6.23%から2.64%と大幅に悪化しました。
(引用:大阪ガス公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は減収増益になります。
次に、2024年1月30日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は5.4%減、経常利益は黒字転換の1,745億7,100万円となっています。
売上高営業利益率は9.32%でした。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は102.69%となりました。
同時に、通期業績予想の修正(売上高と経常利益の上方修正)が発表されています。
2024年4月22日には、通期業績予想の修正が発表されています。
売上高は下方修正、各種利益は上方修正です。
各種利益の上方修正があるほど、利益率は高まっています。
適時開示情報
2024年5月8日 2024年3月期決算発表予定
2024年4月22日 連結業績予想の修正に関するお知らせ
2024年4月8日 Daigas SJ CGD Pte. Ltd.の増資及び特定子会社の異動に関するお知らせ
2024年3月7日 配当予想の修正および次期配当予想に関するお知らせ
2024年3月7日 連結子会社との吸収分割(簡易吸収分割)契約締結に関するお知らせ
2024年3月7日 自己株式の消却に関するお知らせ 1.6%
2024年1月30日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年5月8日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 2.30% 44.9%
2015年3月 1.89% 25.8%
2016年3月 2.31% 24.7%
2017年3月 2.36% 33.9%
2018年3月 2.38% 55.1%
2019年3月 2.29% 61.9%
2020年3月 2.46% 49.8%
2021年3月 2.43% 27.0%
2022年3月 2.75% 18.3%
2023年3月 2.75% 43.7%
2024年4月 2.19%
(引用:大阪ガス公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
大阪ガスは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年までは横ばいが続いていましたが、それ以降急上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、横ばいを挟みながら、上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 23.43倍 (予 11.54倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.84倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 137.57 (予 286.28)
BPS(1株当たりの純資産) 3,928.68
(引用:大阪ガス公式HP)
ROA(純資産利益率) 2.03% (予 3.76%)
(引用:大阪ガス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 51.5%
(引用:大阪ガス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は波がありながらも伸びていますが、利益は売上ほど伸びていません。
2024年3月期は減収増益の見込みです。
一方、株価は2021年まで横ばいが続いていましたが、それ以降は急上昇しています。
業績は安定しており、配当もあるので、素直に長期投資するのが最良です。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:◎
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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