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【株式銘柄分析】HOYA(7741)~メガネレンズ コンタクトレンズ 内視鏡 半導体フォトマスク 光学技術 高利益率 日経平均株価 TOPIX Core30 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、眼鏡レンズ、半導体用マスク基盤などの光学機器・ガラスメーカーであるHOYAについて調査をしました。

 

www.hoya.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月4日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:HOYA公式HP)

 

HOYAは、眼鏡レンズ、半導体用マスク基盤などの光学機器・ガラスメーカーです。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

1941年に光学ガラス専門メーカーとして創立以来、高度な先端技術を軸に「ライフケア」と「情報・通信」の2つの事業領域において、メガネやコンタクトレンズ、医療用内視鏡白内障用眼内レンズ、さらには半導体やデジタル機器産業を支える精密機器、デバイスなどを多角的に展開しています。

 

世界に約160の拠点、子会社を有し、約36,000人の社員を擁するグローバル企業です。

 

経営理念は「私たちは

情報・通信と生活・文化の領域で

事業の創造と革新をすすめ

人・社会・自然の調和と

真に豊かな社会をつくるために貢献します」、

ビジョンは「Innovating For a Better Tomorrow より良い未来のためにイノベーションを。」です。

 

(引用:HOYA公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1941年11月 - 東洋光学硝子製造所を創業、光学ガラス製造に着手

1944年8月 - 株式会社に改組、商号を(株)東洋光学硝子製造所に変更

1945年10月 - クリスタルガラス食器製造開始

1947年8月 - 商号を(株)保谷クリスタル硝子製造所に変更

1952年2月 - 光学ガラスBK7製造再開

1960年11月 - 保谷光学工業(株)、山中光学工業(株)および保谷光学硝子販売(株)を吸収合併し、商号を(株)保谷硝子に変更

1961年10月 - 東京証券取引所市場第二部へ上場

1962年5月 - メガネ用レンズ製造開始

1967年4月 - 累進焦点メガネレンズを発売

1972年12月 - ソフトコンタクトレンズ製造開始

1973年2月 - 東京証券取引所市場の市場第一部へ指定替え

1974年1月 - 半導体用マスクサブストレート製造開始

1983年1月 - 半導体フォトマスク製造開始

1984年10月 - 子会社の(株)保谷レンズおよび(株)保谷クリスタルを吸収合併し、商号をHOYA(株)に変更

1985年5月 - 液晶用大型マスクの生産開始

1987年6月 - 白内障用眼内レンズ製造開始

1987年11月 - 光学ガラスによる非球面モールドレンズ製造開始

1991年3月 - HDD用ガラスディスクを発売

2000年7月 - 沖電気工業(株)の半導体フォトマスク製造部門を譲り受ける

2001年10月 - 軟性眼内レンズ(ソフトIOL)製造開始

2004年3月 - 日本板硝子(株)のHDD用ガラスディスク事業を譲り受ける

2005年11月 - 普通株式1株につき4株の割合で株式分割を実施

2006年12月 - ペンタックス株式会社との経営統合についての基本合意を発表

2007年8月 - 株式公開買い付けによりペンタックス株式会社が連結子会社

2008年3月 - ペンタックス株式会社と合併、内視鏡等の医療分野およびカメラ、レンズモジュール等の映像分野が加わり、光学メーカーとしてさらに事業を拡大

2009年3月 - クリスタル事業終了

2010年6月 - ハードディスク用ガラスメディア製造事業および関連資産を譲渡

2011年10月 - PENTAXイメージング・システム事業を株式会社リコーに譲渡

2012年5月 - 金属製整形外科用インプラントの国内メーカー、日本ユニテック(株)を買収

2012年10月 - 次世代高機能ペンタックス ビデオプロセッサ 「EPK-i7000」をリリース

2012年11月 - セイコーエプソン(株)ならびにセイコーホールディングス(株)と、眼鏡レンズ製造事業の譲受と販売分野における提携に関する契約を締結

2013年2月 - セイコーエプソン(株)のメガネレンズ開発製造事業を譲り受ける

2013年6月 - セイコーホールディングス(株)の子会社でメガネ関連商品の販売事業を行うセイコーオプティカルプロダクツ(株)の株式を30%譲り受ける

2013年11月 - 自動内視鏡洗浄装置(AER)のリーディング企業であるWassenburg社の過半数株式を取得

2014年3月 - セイコーオプティカルプロダクツ(株)の株式20%を追加取得し、出資比率50%の連結子会社

2014年7月 - 光学ガラスブランクスの新製品「NRP」を発表

2015年3月 - 滲出性加齢黄斑変性治療用デバイスベンチャー企業SalutarisMDに出資

2015年5月 - PENTAX Medical、『高周波ナイフDN-Dシリーズ(愛称Splash M-Knife)』を発売

2015年9月 - PENTAX Medical、Creo Mrdical社へ出資

2015年10月 - スイスのメガネレンズメーカー、Knecht&Muller AGを買収

     緑内障用医療デバイスベンチャー企業、InnFocusに追加出資

2016年10月 - 米国Performance Opticsおよびその子会社であるVISION EASE、大明光学の買収に関する契約を締結

2016年11月 - 『PENTAX Medical バイポーラ止血鉗子HS-Dシリーズ』を販売開始

2016年12月 - HOYAビジョンケア、3Mの度付き保護メガネ事業を買収

      低侵襲性治療用手術器具メーカーのC2 Therapeutics, Inc.を買収

2017年2月 - HOYAビジョンケア、紫外線とブルーライトをガードする機能レンズを発売

2017年5月 - 老眼用調整型眼内レンズ開発のベンチャー企業、LensGenに出資

2017年6月 - HOYAサービスのC-PUS事業および音声ソリューション事業をHOYA(株)へ移管

2017年7月 - PENTAX Medical、中国Aohuaと医療用軟性内視鏡事業の合弁会社設立

     クラウド型音声読み上げサービスのリーディング企業であるReadSpeaker社を買収

2017年8月 - 米国Performance Opticsおよびその子会社VISION EASE、大明光学を買収

2019年1月 - 眼科医療機器メーカー、Mid Labs社(米国本社)およびFritz Ruck社(ドイツ)を買収

2020年1月 - HOYA CANDEO OPTRONICS株式会社を吸収合併

2020年5月 - HOYA Surgical Optics、中国の白内障用眼内レンズ販売代理店GeMaxと合弁会社設立

2021年5月 - 中国Vedkangと内視鏡用処置具事業の合弁会社を設立

2022年1月 - HOYAデジタルソリューションズ株式会社を富士フィルムグループへ譲渡

2022年8月 - 中国メガネレンズメーカーJiangsn Sigo Optical Co.,Ltdと合弁会社を設立

2022年9月 - 中国BOEグループとFPD用フォトマスク事業の合弁会社を設立

 

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事業内容

HOYAは、以下の3つの事業からなります。

創業より培った光学技術を軸に多角化を進め、情報・通信、ヘルスケア、医療分野へと事業フィールドを拡大しています。

 

【連結事業】ライフケア 66%、情報・通信 34%、他 1%

【海外】76%

 

ライフケア

1962年にメガネレンズの製造を、1972年にはコンタクトレンズの製造を開始してから一貫して、目と光にかかわる研究を続けています。

世界中の人々の視力矯正だけでなく、Quality of Visionを向上するために、優れた製品とサービスを提供しています。

 

メガネレンズ/コンタクトレンズ/医療用内視鏡/白内障用眼内レンズ/その他メディカル関連製品

 

(引用:HOYA公式HP)

 

情報・通信

ノートPCやスマートフォンなど、日々進化するデジタル機器に欠かせないエレクトロニクス関連製品は、HOYAの先端技術により生み出されています。

豊かな社会の実現に向け、あくなき技術革新を続けています。

 

半導体ブランクス・フォトマスク/FPDフォトマスク/HDD用ガラス基板/映像関連製品

 

(引用:HOYA公式HP)

 

その他の事業

ReadSpeakerは、数十の言語とリアルな音声を提供するグローバルな音声合成スペシャリストです。

HOYAの業界をリードする独自の最新テクノロジーにより、さまざまな業界のチャネルやデバイスに幅広いアプリケーションを提供しています。

オンライン、組み込み、サーバーまたはデスクトップや、アプリ、音声制作、カスタム音声などの市場で最も自然な音質の合成音声を実現しています。

 

ReadSpeakerは次世代のディープニューラルネットワーク(DNN)テクノロジーを使用して、すべてのレベルで構造的に音声品質を向上させています。

 

(引用:HOYA公式HP)

 

 

時価総額

HOYA時価総額6.4892兆です。(2024年4月4日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 36,571名

     単体 3,021名(臨時986名)

平均勤続年数:20.20年

平均年齢:47.80歳

平均年収:741万円

 

 

業績

2023年5月8日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は前期比9.4%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は2.5%増の1,686億3,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年の31.85%から29.83%と悪化しました。

 

 

(引用:HOYA公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は非公表になります。

 

 

2023年7月31日に発表された2024年3月期の1Q決算と同時に、2024年3月期の第2四半期時点の業績予想が発表されています。

増収減益の予想になっています。

 

 

次に、2024年2月1日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上収益は前年同期比5.2%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1.4%減の1,242億8,600万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の30.09%から29.07%と悪化しました。

3Q時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は74.87%です。

 


同時に、通期業績予想(増収減益)が発表されています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月4日 当社グループにおけるシステム障害について

2024年2月1日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年10月31日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月31日 自己株式の消却に関するお知らせ 0.89%

2023年7月31日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月8日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 2.33%  55.4%

2015年3月 1.56%  34.4%

2016年3月 1.75%  33.3%

2017年3月 1.40%  33.8%

2018年3月 1.41%  29.0%

2019年3月 1.23%  28.0%

2020年3月 0.98%  29.7%

2021年3月 0.69%  26.8%

2022年3月 0.78%  24.6%

2023年3月 0.76%  23.4%

2024年4月 -%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

HOYAは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年中旬までは上昇傾向をつづけていましたが、それ以降は一旦下落したのち戻しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、3月までは上昇傾向でしたが、それ以降は少し下落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  38.74倍 (予 39.36倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  7.42倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割高と言えます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 478.68 (予 473.59)

BPS(1株当たりの純資産) 2,513.00

 

(引用:HOYA公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 20.61% (予 18.85%)

ROA(純資産利益率) 16.40% (予 15.08%)

 

(引用:HOYA公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 80.0%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ニコン(7731)

レゾナック(4004)

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まとめ

業績には波がありますが、成長傾向で推移しています。

利益率は高いですが、2024年3月期は増収ではあるものの減益で推移しており、利益率の低下が気になります。

 

一方、株価は2022年以降上昇が止まっており、上昇するには今後の業績次第といったところです。

配当は小さいため、キャピタルゲイン一択になります。

 

株価は上昇が止まっているといっても高い水準にあるので、ここから長期投資はしにくい状況にあります

 

小型の銘柄ではないですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのはありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:◎

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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