こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、広告領域とマーケティング領域を主力とするログリーについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ログリー公式HP)
ログリーは、広告領域とマーケティング領域を主力とする企業です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
2019年10月に理念をミッションとバリューに統一し、ミッションとして「イノベーションで世界中の人々にワクワクを」と掲げました。
独自のテクノロジーを築いていくと同時に、新たな切り口や考え方でゼロからイチを生み出すイノベーション企業として、世の中の人々にワクワクするサービスを提供していくことを宣言しました。
(引用:ログリー公式HP)
レコメンド技術やデータ処理技術から得られたテクノロジーの強みを持ちます。
日本初のネイティブ広告プラットフォームを販売しています。
Webの記事内容を解析し、おすすめ記事・広告を自動配信します。
2009年にネイティブ広告の前身となるレコメンドエンジンを発表して以降、幾度かの変遷を経て現在の主力事業であるLOGLY liftが誕生しました。
新型コロナウィルスの感染拡大によって広告業界も大きな打撃を受けましたが、LOGLY liftの属するインターネット広告領域は今後も拡大し続けていくと予想されます。
ログリーでは、今後も広告領域とマーケティング領域を主力事業領域と捉え、ベースとなる技術をアップデートさせていきながら、引き続き事業成長を進めていきます。
(引用:ログリー公式HP)
そして、ログリーが今新たにチャレンジしている事業領域には、eスポーツとFinTechがあります。
一見これらには共通点がないように思えるかもしれません。
しかしながら、私たちの強みである「テクノロジー✖データ」で仕組みが構築できる領域であると確信しています。
この強みを武器に、これらの領域で新たな道を切り開いていきたいと考えています。
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沿革
▼クリックで詳細表示
2006年5月 - 栃木県足利市で会社設立
2006年8月 - ソーシャルカレンダーサービス「loglyカレンダー」提供開始
2007年12月 - 「loglyカレンダーモバイル」提供開始
2008年7月 - 技術ニュースのアグリゲーションサイト「tech.newzia」提供開始
2009年4月 - 金融・経済ニュースのアグリゲーションサイト「keizai.newzia」提供開始
2009年6月 - 関連記事配信サービス「newziaコネクト」提供開始
2010年6月 - シックス・アパートから、ログリーが関連記事表示システムを提供する「Zenback」(ゼンバック)が公開
2010年10月 - コンテンツホルダー向けキュレーションサービス「newziaトピックス」提供開始
2011年1月 - アイティメディア、シックス・アパートと共に「Zenbackキーワーズ」を提供開始
2012年10月 - ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」を提供開始、アドテクノロジー事業に参入
ディスプレイ広告プラットフォーム「logly DSP」を提供開始
2014年1月 - シックス・アパートより「Zenback」事業を譲受
2016年11月 - メディアサイト分析コンサルティングサービス「Loyalfarm」提供開始
2018年11月 - ビルコムと共にBtoBコンテンツマーケティング支援の合弁会社「クロストレックス」を設立
2019年10月 - ユーザー分析DMP「Juicer」をPLAN-Bより譲受しデータマーケティング事業に参入
2019年12月 - ログリー・インベストメント株式会社を設立
2021年4月 - motoが運営するmoto株式会社を買収し完全子会社化
BtoBコンテンツマーケティング支援のクロストレックスを完全子会社化
事業内容
ログリーの提供するサービスは、以下の4つです。
【連結事業】ネイティブ広告プラットフォーム 100%
LOGLY lift(日本初のネイティブ広告プラットフォーム)
メディアのデザインに統合された広告枠をユーザー体験を損なわないコンテンツとして広告を提供することで、デジタル広告の価値をより一層高めていきます。
(引用:ログリー公式HP)
Juicer(見込み客を可視化するユーザー分析DMP)
ユーザーを知ることを目的とした、無料のユーザー分析DMPです。
サイト来訪者1人ひとりの属性やデジタル行動、欲求や願望を分析し、ユーザーが「どこ」の「誰」で、あなたは何を期待しているか知ることができます。
(引用:ログリー公式HP)
ノーコードでポップアップや診断・クイズ・ナビゲーション・チャットを制作・設置できるマーケティングツールです。
サイトに「なんとなく」来訪した顧客のCVR改善・離脱防止・回遊性を向上させます。
(引用:ログリー公式HP)
Adictor(全大会賞金付きeスポーツ大会プラットフォーム)
参加者の募集からトーナメントの自動生成機能や大会が終了後にログを残さないチャット機能など大会運営をワンストップで支援する機能を搭載しています。
(引用:ログリー公式HP)
時価総額
ログリーの時価総額は21.37億円です。(2024年2月15日現在)
社員の状況
従業員数:単体 55名(臨時1名)
連結 55名(臨時1名)
平均勤続年数:4.4年
平均年齢:33.2歳
平均年収:579万円
業績
2023年4月28日に出された2023年3月期の決算短信は以下になります。
連結売上高は0.3%増、経常利益は465.4%増で1億3,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の0.93%から4.83%と改善しました。
(引用:ログリー公式HP)
2024年3月期の業績予想は減収減益となっています。
2023年8月9日に発表された2024年3月期の1Q決算と同時に、以下の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」が発表されています。
広告収入の減少により、売上は15.3%減、経常利益3,000万円から損益5,200万円への下方修正です。
次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は22.2%減、経常利益は赤字転落で-3,300万円となっています。
適時開示情報
2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年8月9日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年8月9日 通期業績予想の修正に関するお知らせ
2023年4月28日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当を出していません。
2019年3月 0.00% 0.0%
2020年3月 0.00% 0.0%
2021年3月 0.00% -%(赤字)
2022年3月 0.00% -%(赤字)
2023年3月 0.00% 0.0%
2024年2月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ログリーは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年に5,900円を超えた時期もありましたが、その後は下落して横ばいを続けています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月に急騰しましたが、それ以降は下落傾向が続いています。
10月19日にストップ高まで急騰しましたが、「ログリー、世界最大の独立系セルサイド広告企業「Magnite」とRTB接続を開始」のプレスリリースをいけてのことです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 17.48倍 (予 -倍)(赤字)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.35倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 33.90 (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 173.27 (予 -)
(引用:ログリー公式HP)
ROA(純資産利益率) 6.68% (予 -%)
(引用:ログリー公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 44.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
2021年3月期までは右肩上がりで増収を続けていましたが、その後は減収が続いています。
利益についても安定せず、利益率も下落傾向、過去5年で2回赤字の期があります。
将来性については、未知数です。
eスポーツやFinTechのような新規事業が収益源になるかが課題です。
配当もなく、今期は業績も良くないので、長期では持ちづらいと思います。
非常に小型の銘柄なので、良いIRやプレスリリースの材料で急騰します。
株価が底値の時に拾って、IRやプレスリリースを待って、急騰したときに売るのが最良と思います。
もちろん、悪いIRやプレスリリースが出る場合もあるので注意が必要です。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:✖
安全性:〇
成長・将来性:△
収益性:✖
規模:✖
割安度:△
値動き:△
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):△
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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