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【株式銘柄分析】シライ電子工業 Shirai(6658)~プリント配線板 プリント配線板外観検査機 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、プリント配線板専業の中堅メーカーであり、プリント配線板外観検査機も手掛けるシライ電子工業について調査をしました。

 

www.shiraidenshi.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

シライ電子工業は、プリント配線板専業の中堅メーカーであり、プリント配線板外観検査機も手掛ける会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

1966年の創業以来、プリント配線板の製造をメインビジネスとして、社会に必要とされる電子部品・機器の供給の一旦をになっています。

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

社是は「学働悠遊ぶ」、

経営理念は「一人ひとりが志をもって努力することで自らを高め、その力を結集して、はるかな未来を拓き、社会とお客様に貢献し、会社の繁栄と個々の生活の向上を目指そう」です。

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1966年 - 白井製作所を個人創業

1970年 - シライ電子工業株式会社を設立

1986年 - 関係会社(株)シライサービスセンター設立

   (平成4年 シライ物流サービス株式会社に商号変更)

1988年 - 関係会社オーミハイテク株式会社設立

1990年 - 関係会社 日進サーキット株式会社、シライハイテク工業株式会社を合併

1994年 - グロリヤ電子工業株式会社をグループ化

2002年 - プリント配線板最終外観検査機事業を開始

2006年 - 3月31日にジャスダック証券取引所に上場

2014年 - 100%子会社のグロリヤ電子工業株式会社を吸収合併

 

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事業内容

シライ電子工業は、「プリント配線板事業」と「検査機・ソリューション事業」からなります。

 

【連結事業】プリント配線板 98%、検査機・ソリューション 1%、他 0%

【海外】57%

 

プリント配線板事業

両面・多層プリント配線板、高機能基板、MEMS分野関連商品、透明フレキシブル基板を扱っています。

設計・シミュレーション・試作・評価から量産、少量から大量、両面板から多層版まで基板の種類、数量、納入地並びに時間、コストを考慮し、お客様のニーズ/用途を満たす受注・生産体制でお応えします。

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

検査機・ソリューション事業

プリント配線板の最終外観検査に関して、高い技術力で自動化し国内外より高い評価をいただいています。

また各用途に合わせた製品をご用意しており、各種展示会にも出展しています。

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

 

時価総額

シライ電子工業時価総額75.99億です。(2024年2月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 382名(臨時46名)

    連結 1,301名(臨時135名)

平均勤続年数:19.40年

平均年齢:44.80歳

平均年収:486万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比11.8%増、経常利益は69.6%増の25億400万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.30%から8.62%と大幅に改善しました。

 

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

2023年11月13日には、2024年3月期の連結業績予想の修正(各種利益の上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前期同期比14.8%減、経常利益は15.0%減の18億6,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年の8.94%から8.52%と横ばいです。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は88.57%でした。

 

 

上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月13日 2024年3月期 連結業績予想(上方)及び期末配当予想(増配)の修正に関するお知らせ

2023年8月9日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.5%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 0.00%  0.0%

2015年3月 2.05%  9.9%

2016年3月 2.56%  75.8%

2017年3月 1.73%  22.9%

2018年3月 0.89%  128.9%

2019年3月 1.33%  -%(赤字)

2020年3月 0.00%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  -%(赤字)

2022年3月 2.26%  10.5%

2023年3月 2.62%  14.8%

2024年2月 3.61%

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

シライ電子工業は、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年から上昇傾向になっています。

定期的に急騰している期間があります。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月から9月にかけて急上昇して、10月には急落しましたが、11月は上昇してましたが、現在は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  3.68倍 (予 4.75倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.15倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 148.48 (予 111.20)

BPS(1株当たりの純資産) 461.12

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 32.35% (予 24.11%)

ROA(純資産利益率) 10.00% (予 7.80%)

 

(引用:シライ電子工業公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 35.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

日本シーエムケー(6958)

tomokutchi.hatenablog.com

キョウデン(6881)

 

まとめ

売上高は年々伸びているというわけではなく、波があります。

売上高の波が下限圏まで落ちると赤字になるといった状況です。

プリント配線板が全売上の98%を占める状況なので、プリント配線板外観検査機などの他の収益源を育てることが今後の課題だと思います。

 

一方、株価は近年上昇傾向で過去10年間で最高値圏まで迫っていましたが、そこから急落してまだ割安レベルです。

直近上方修正するほど業績もよく、配当もそこそこありますので、長期投資するのが最良と思います。

 

過去のチャートを見ると、1年で2回程度は急騰をしているのが分かります。

急騰狙いで、短期投資するのもありだと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:✖

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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