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【株式銘柄分析】セルシード CellSeed(7776)~バイオベンチャー 東京女子医大 細胞シート 再生医療 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、東京女子医大発のバイオベンチャーで、細胞シート開発と再生医療支援をおこなうセルシードについて調査をしました。

 

www.cellseed.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:セルシード公式HP)

 

セルシードは、東京女子医大発のバイオベンチャーで、細胞シート開発と再生医療支援をおこなう会社です

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

経営理念のミッションは「価値ある、革新的な再生医療をリードし、世界の医療に貢献します。」、

ビジョンは「細胞シートビジネスプラットフォームを確立して、最良の製品を世界に届けます」です。

 

(引用:セルシード公式HP)

 

細胞培養器材事業では、2022年10月にUpCell®シリーズの新たなラインナップとして、細胞の大量回収に特化したフラスコタイプのUpCell®フラスコおよびセルカルチャーインサートタイプのUpCell®インサートの2種類の新製品の販売を開始しました。

 

近年は、細胞シート作製だけではなく、細胞治療や培養肉など細胞の大量回収のニーズが高まっており、UpCell®フラスコの発売はそのニーズに対応するものです。

 

(引用:セルシート公式HP)

 

また、12月にはUpCell®ADVANCEが米国食品医薬品局(FDA)のメディカルデバイスマスターファイル(Master File of Devices, MAF)に登録されました。

UpCell®ADVANCEは、再生医療・細胞治療等製品の開発用として数々の品質管理項目をクリアしており、高い品質が担保された製品です。

今回のMAF登録は当社製品UpCell®ADVANCEの普及そして再生医療製品の開発に貢献するものとして期待されています。

 

同種軟骨細胞シートは、医薬品医療機器等法(薬機法)のもとでの製造販売承認の取得を目指して開発を進めてきました。

残念ながら、当初目標としていた2022年12月末までの治験届提出は叶いませんでしたが、2023年に治験を開始できるよう独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との相談を進めています。

 

(引用:セルシート公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2001年5月 - 細胞シート工学に基づく研究開発を主な目的として設立

2004年1月 - 細胞回収用温度応答性細胞培養器材RepCell®、超低付着性細胞培養器材HydroCell®の販売を開始

2007年9月 - 細胞シート回収用温度応答性細胞培養器材UpCell®の国内販売開始

2008年2月 - 温度応答性細胞培養器材の海外での販売開始

2010年3月 - ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQグロース)に株式上場

2016年8月 - 日本での食道再生シートの治験開始

2017年3月 - 特定細胞加工物製造許可の取得

2017年4月 - 台湾のMetaTech(AP)Inc.と事業提携契約を締結

2018年11月 - 再生医療等製品製造業許可の取得、再生医療受託サービス開始

2021年3月 - 監査等委員会設置会社へ移行

 

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事業内容

セルシートは、以下の2つの事業からなります。

 

【単独事業】再生医療支援 92%、細胞シート再生医療 8%

【海外】40%

 

(引用:セルシード公式HP)

 

細胞シート再生医療事業のパイプラインは以下になっています。

 

(引用:セルシード公式HP)

 

 

時価総額

セルシード時価総額69.84億です。(2024年2月14日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 30名

    連結 0名

平均勤続年数:4.7年

平均年齢:44.70歳

平均年収:573万円

 

 

業績

2023年2月14日に発表された2022年12月期の決算短信は以下です。

個別売上高は前期比50.4%増、経常利益は赤字縮小の-7億1,000万円となっています。

 

 

2024年12月期の個別業績予想は減収で赤字拡大になります。

 

 

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適時開示情報

2024年3月11日 当社に対する訴訟の提起のお知らせ

2024年2月13日 2023年12月期決算短信

2024年2月13日 営業外費用及び特別損失の計上に関するお知らせ 費用:11,918千円 損失:112,028千円

▼クリックで詳細表示

2023年12月19日 MetaTech(AP)Inc.との提携契約解消に関するお知らせ

2023年11月14日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年11月14日 営業外費用の計上に関するお知らせ 11,260千円

2023年11月14日 食堂再生上皮シート、及び本品の移植デバイス(CLS2702C/D)の治験中止に関するお知らせ

2023年8月14日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年2月14日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2013年12月 0.00%  -%(赤字)

2014年12月 0.00%  -%(赤字)

2015年12月 0.00%  -%(赤字)

2016年12月 0.00%  -%(赤字)

2017年12月 0.00%  -%(赤字)

2018年12月 0.00%  0.0%

2019年12月 0.00%  -%(赤字)

2020年12月 0.00%  -%(赤字)

2021年12月 0.00%  -%(赤字)

2022年12月 0.00%  -%(赤字)

2023年12月 0.00%  -%(赤字)

2024年2月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

セルシードは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年と2023年に急騰がありましたが、それ以外は下落傾向が続いています。

 

2022年から2023年にかけての急騰は、同種軟骨細胞シートの治験提出を22年末としていましたが、2023年春まで遅れる見通しとなったことを発表し、同時に遅延理由として「共同開発の提携候補先との交渉を行っている」ことを挙げたことから、製品化後の拡販への期待が強まったためでした。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月に急騰しましたが、以降はそこから下落を続けています

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.39倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 68.08

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 86.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ジャパン・ティッシュエンジニアリング(7774)

プレシジョン・システム・サイエンス(7707)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

2018年12月期以外は毎年赤字のバイオ企業です。

今後、利益を伸ばしていけるかが課題になります。

バイオベンチャーなので、業績は抜きで株価が上がるような材料を持っているかがポイントになります。

 

何度か材料が出て急騰しますが、そのまま株価を維持できずにすぐに下落に転じています。

継続して投資家が期待を持てるような材料ではないことが分かります。

 

材料自体も少なく、株価が急騰するサイクルも長いです。

そのため、長期でも短期でもおすすめはできません。

 

提携した台湾の企業とのトラブルも抱えているので、悪材料が出る可能性も否めません。(台湾企業を通して機密情報が中国に渡ったとの報道あり。)

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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