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【株式銘柄分析】サンバイオ SanBio(4592)~バイオベンチャー 脳疾患 再生医療 再生細胞薬~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、脳疾患向け再生細胞薬の開発・製造・販売を目指すバイオベンチャーで、米国で創業して日本に逆上陸したサンバイオについて調査をしました。

 

www.sanbio.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月18日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:サンバイオ公式HP)

 

サンバイオは、脳疾患向け再生細胞薬の開発・製造・販売を目指すバイオベンチャーで、米国で創業して日本に逆上陸した会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞などの未だ有効な治療法のない脳神経疾患に対して再生細胞薬の実現を目指し取り組んでいますが、現時点で承認取得・上市までこぎつけることができておらず、決意を新たに推し進める所存です。

 

当社は創業以来一貫して、新たな治療カテゴリーを創り、世界中の困っている患者さんに画期的新薬を届けたい想いで再生細胞薬の開発に取り組んでいます。

再生細胞薬の力で、外傷性脳損傷脳梗塞によって運動機能麻痺を患う患者さんがもう一度歩行や動作、会話能力を取り戻し、より充実した生活をおくること、将来的にはその他の脳神経疾患、例えば認知機能や記憶力を回復することにより認知症アルツハイマー病の患者さんに貢献すること、再生細胞薬の力で現在有効な治療法のない様々な病気を治すこと、これらが当社の目指している姿です。

 

これまでの20年間の取り組みを通して、新しい治療カテゴリーである再生細胞薬を実現させる確実な手ごたえを感じています。

主要開発品SB623慢性期脳梗塞の治験データ、医師、患者さんやそのご家族からの声、日米当局からの先駆け審査およびRMAT(Regenerative Medicine Advanced Therapy)の指定、自社での事業化を可能にするため日本での再生医療等製品製造販売業許可の取得、と実績を積み上げてきました。

世界初の承認・上市に向けて取り組んでいるSB623の国内外傷性脳損傷プログラムは、あと一歩のところにあると考えています。

 

現在最優先で進めている日本でのSB623による外傷性脳損傷治療を実現させ、さらに多くの疾患を対象とした開発にも取り組み、SB623を多くの国々で普及させること、さらには創業以来のミッションである新たな治療カテゴリーを創り上げるため、SB623に匹敵あるいは超えるような新薬の実現を目指し、鋭意努力していきます。

 

Missinは「サンバイオは、再生医療の開発を通して、患者さんをはじめとしたステークホルダーの皆さまへ価値を提供いたします。」、

Visionは「再生医療分野でのグローバルリーダーを目指します。」です。

 

(引用:サンバイオ公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2001年2月 - 米国カリフォルニア州にてSanBio, Inc.を設立

2002年11月 - よこはまティーエルオー株式会社より、現在の開発品の基本技術となっている基本シーズに係る知的財産の譲渡を受ける

2009年10月 - SB623の日本における脳梗塞の専用実施権許諾契約を帝人株式会社と締結

2010年5月 - SB623脳梗塞用途、米国FDAからIND(臨床試験開発の承認)を取得

2010年9月 - SB623の米国およびカナダにおける脳梗塞に関するオプション契約を大日本住友製薬株式会社と締結

2011年1月 - SB623慢性期脳梗塞用途で、米国にて臨床試験フェース1/2aを開始

2013年2月 - 日本法人サンバイオ株式会社を設立

2013年5月 - SB623外傷性脳損傷用途、米国FDAからINDの承認を取得

2013年8月 - SB623脳梗塞用途、米国にて臨床試験フェーズ1/2aの患者への投与完了

     サンバイオ株式会社 本店を東京都港区海岸に移転

2014年1月 - 日米親子逆転の企業再編を実施(日本法人を親会社に)

2014年2月 - 米国サンディエゴで開催された国際脳卒中学会(International Stroke Conference 2014)にてSB623脳梗塞用途の臨床試験フェーズ1/2aの結果が報告される(スタンフォード大学神経外科総責任者ゲーリー・スタインバーグ教授、臨床試験実施責任者)

2014年6月 - SB623慢性期脳梗塞用途で、米国FDAより、フェーズ1/2aの終了およびフェーズ2bの実施承認を取得

2014年9月 - SB623慢性期脳梗塞用途に関する米国およびカナダでの共同開発およびライセンス契約を大日本住友製薬株式会社と締結

2014年12月 - サンバイオ株式会社 本店を東京都中央区明石町に移転

2015年4月 - 東京証券取引所マザーズ市場へ上場

2015年7月 - SB623日本における外傷性脳損傷用途の開発に本格着手

2015年10月 - SB623外傷性脳損傷の米国フェーズ2臨床試験を開始

2015年12月 - SB623慢性期脳梗塞の米国フェーズ2b臨床試験を開始

2016年3月 - SB623万隻脳梗塞分野の臨床試験(フェーズ2b)において米国における最初の被験者の組み入れを実施

2016年4月 - SB623外傷性脳損傷分野において、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に日米グローバル臨床試験(フェーズ2)の治験届けが受理される

2016年7月 - SB623外傷性脳損傷分野の臨床試験(フェーズ2)において米国における最初の被験者の組み入れを実施

2016年10月 - SB623外傷性脳損傷分野の臨床試験(フェーズ2)において日本における最初の被験者の組み入れを実施

2017年6月 - カリフォルニア州再生医療機構(CIRM)から脳梗塞臨床試験(フェーズ2b)に対し、総額20百万ドルの補助金を獲得

2017年12月 - SB623慢性期脳梗塞臨床試験(フェーズ2b)の米国における被験者組み入れが完了

2018年2月 - SB623帝人株式会社との日本における慢性期脳梗塞用途の専用実施権許諾契約を合意解約

2018年4月 - SB623慢性期外傷性脳損傷臨床試験(フェーズ2)の日米における被験者組み入れが完了

2019年4月 - SB623 厚生労働省より再生医療等製品として「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定

     SB623 欧州医薬品庁(EMA)より先端医療医薬品の指定を受ける

2019年7月 - SB623 国内での「再生医療等製品製造販売業許可」を取得

2019年9月 - SB623 慢性期外傷性脳損傷分野において、米国食品医薬品局(FDA)の「RMAT」の対象品目に指定

2019年12月 - 大日本住友製薬株式会社との米国及びカナダにおける慢性期脳梗塞用途のSB623共同開発及びライセンス契約(Joint Development and License Agreement)を解消

2020年3月 - OCUMENSION(HONG KONG)LIMITEDとの網膜疾患における中華圏における再生細胞薬の研究開発及び事業化に関する業務提携契約を締結

2020年6月 - SB623 外傷性脳損傷における後遺症の改善を効能として厚生労働大臣より「希少疾病用再生医療等製品」の指定を受ける

2021年2月 - アジアにおける初の子会社SANBIO ASIA PTE. LTD.をシンガポールに設立

2022年3月 - SB623 外傷性脳損傷後の運動機能障害の改善を効能、効果として、厚生労働省に対して「再生医療等製品製造販売承認申請」を完了

2022年4月 - 東京証券取引所グロース市場に移行

2022年12月 - 国内での「再生医療等製品製造業許可(包装・表示・保管)」を取得

 

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事業内容

サンバイオの事業は、再生細胞薬の開発です。

 

【連結事業】 他家幹細胞を用いた再生細胞 100%

 

当社が再生細胞薬として製品化を目指すSB623は、一過性に遺伝子導入した成人骨髄由来の間葉系幹細胞を加工・培養して製造したもので、脳内の神経組織に投与されると自然な再生機能を誘発することで失われた運動機能の改善を促すことが期待されます。

 

その他以下のパイプラインを持っています。

 

(引用:サンバイオ公式HP)

 

 

時価総額

サンバイオの時価総額502.68億です。(2024年3月18日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 65名

     単体 37名

平均勤続年数:2.30年

平均年齢:47.00歳

平均年収:1189万円

 

 

業績

2023年3月18日に発表された2024年1月期の決算短信は以下です。

連結事業収益は0円で、経常利益は赤字幅縮小の28億2,400万円となっています。

 

 

(引用:サンバイオ公式HP)

 

2024年1月期の連結業績予想は赤字幅拡大になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月26日 国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム製造販売承認取得の状況について(続報)

2024年3月18日 2024年1月期決算短信

2024年3月18日 2024年1月期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2024年3月18日 資本金及び資本準備金の額の減少並びにその他資本剰余金の処分に関するお知らせ

2024年3月18日 国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム製造販売承認取得の状況について(続報)

▼クリックで詳細表示

2023年12月14日 2024年1月期 第3四半期決算短信

2023年3月16日 2023年1月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2016年1月 0.00%  -%(赤字)

2017年1月 0.00%  -%(赤字)

2018年1月 0.00%  -%(赤字)

2019年1月 0.00%  -%(赤字)

2020年1月 0.00%  -%(赤字)

2021年1月 0.00%  -%(赤字)

2022年1月 0.00%  -%(赤字)

2023年1月 0.00%  -%(赤字)

2024年3月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

サンバイオは、1月、7月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/1/29(月)、2024/7/29(月)です。

権利落ち日は、2024/1/30(火)、2024/7/30(火)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2019年には12,000円を超えましたが、それ以降下落を続け、現在は1/15以下まで下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月までは下落していましたが、それ以降は上昇傾向です。

直近は下落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  29.32倍

 

赤字のため、株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 21.83

 

(引用:サンバイオ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 51.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

クオリプス(4894)

リプロセル(4978)

 

まとめ

売上はある時期もありましたが、近年は0です。そのため、毎年赤字が続いています

2024年1月期は赤字縮小でしたが、2025年1月期は赤字拡大の予想となっています。

 

一方、株価は低水準で横ばいが続いています。

配当はなく、いつ赤字が解消できるかの見込みもないため、長期投資するは避けるべきです。

 

小型の銘柄で、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのは良いです。

バイオベンチャーですが、IRによる急騰はそれほどない銘柄です。

リスクの高い分野の銘柄なので、入り時は間違えないように注意することをおすすめします。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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