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【株式銘柄分析】三井物産(8031)~日本初の総合商社 鉄鉱石 原油 DX 日経平均株価 TOPIX Core30 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、三井グループの大手総合商社である三井物産について調査をしました。

 

www.mitsui.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月2日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:三井物産公式HP)

 

三井物産は、三井グループの日本初の大手総合商社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

三井不動産三井住友銀行と並ぶ三井新御三家の1つ。

三菱商事伊藤忠商事住友商事丸紅と共に5大商社の1つ。

 

Missonは「世界中の未来をつくる」、

Visionは「360° business innovators」です。

 

鉄鉱石、原油の生産権益量は商社の中でも群を抜いている。

 

長い歴史の中で、「挑戦と創造」の理念を掲げ、商社機能とグローバルに張り巡らせたパートナーネットワークを組み合わせ、お客さまのニーズに応えてきました。

 

(引用:三井物産公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

三井物産は長きにわたり、「必要なモノやコトを必要としている人々に届ける」という使命を果たすため、さまざまな分野で国・地域やお客さま、人やモノ、事業や情報、アイデアや技術などをつなぎ合わせ、その中から新たな事業や価値を創出してきました。

 

▼クリックで詳細表示

1947年 - 第一物産設立

1949年 - 第一物産東京証券取引所に上場

1958年 - 第一物産、日本レミントン・ユニバック(後の日本ユニシス 現 BIPROGY)設立

1959年 - 第一物産を中心に三井物産大合同、現在の三井物産誕生

1963年 - アメリカ・モービル石油と合弁で極東石油設立

1965年 - 木下産商の営業権譲受

1966年 - 米国三井物産設立

    ブリヂストン液化ガス(現 ENEOSグローブ)に資本参加

1967年 - 情報システム部門を分離しコンピューターシステムズサービス(現 三井情報)設立

1969年 - オーストラリア・マウントニューマンからの鉄鉱石出荷開始

    三井グループ17社により三井石油開発設立

1971年 - アメリNASDAQ上場

    リース事業部を分離し三井リース事業(現 JA三井リース)設立

1977年 - アブダビ・ダス島のアブダビLNG生産開始

1988年 - 欧州三井物産設立

1989年 - イラン・ジャパン石油化学(IJPC)より正式撤退

1995年 - オーストラリア・ワンドゥー油田取得

1999年 - 英 ロスチャイルドグループと提携

2007年 - アジア・大洋州三井物産設立

2009年 - ロシア・サハリン2 LNG生産開始

2016年 - オマーン国営電力・水公社から受注した天然ガス火力発電の建設・操業事業に参画することを発表

2017年 - ロシアの最大手製薬会社R-ファームへの出資

    海外で初の大型太陽光発電事業となるヨルダンの太陽光発電所建設に参画することを発表

 

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事業内容

三井物産は、7つのオペレーティングセグメント、16の事業本部からなります。

世界中の人を、情報を、アイデアを、技術を、国・地域をつなぎ、あらたなビジネスを創造します。

 

(引用:三井物産公式HP)

 

金属資源セグメント

金属資源の領域で事業投資・開発やトレーディングを通じて、産業・社会に不可欠な資源、資材、製品の確保と安定供給を実現するとともに、環境問題の産業的解決に向け、資源リサイクルにも取り組んでいます。

 

金属資源本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

エネルギーセグメント

天然ガスLNGや石油、石炭、原子燃料などの事業投資や物流取引を通じ、産業や社会に不可欠なエネルギー資源の確保と安定した供給体制の確立を目指しています。

 

また、低・脱炭素の実現に向け、電力(分散太陽光・EV・蓄電池・エネルギーマネジメント・地熱発電など)、次世代エネルギー(水素・アンモニアバイオ燃料など)、低炭素ソリューション(CCS/CCUSなど)をはじめとするクリーンで持続可能な事業の創出を目指します。

 

エネルギー第一本部、エネルギー第二本部、エネルギーソリューション本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

機械・インフラセグメント

発電事業、ガス・水の供給、鉄道、物流インフラなど、生活に欠かせない社会インフラの長期安定的な提供により、より良い暮らしづくりや国づくりに貢献しています。

 

大型プラント、海洋エネルギー開発、船舶、航空、宇宙、鉄道、自動車、鉱山、建設、産業機械など幅広い分野で、販売、金融・リース、輸送・物流、事業投資などを行っています。

 

プロジェクト本部、モビリティ第一本部、モビリティ第二本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

化学品セグメント

基礎化学品、無機原料などの川上領域から機能性素材、電子材料スペシャリティケミカル、住生活資材、農業資材、栄養・健康事業などの川中・川下領域、さらにはタンクターミナルを含む物流インフラ事業まで幅広くビジネスを展開しています。

 

また持続可能な社会の実現に向けて、プラスチックリサイクル事業や水素・アンモニアなどの次世代エネルギー事業、森林資源事業などグローバルな取り組みを進めています。

 

ベーシックマテリアルズ本部、パフォーマンスマテリアルズ本部、ニュートリション・アグリカルチャー本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

鉄鋼製品セグメント

鉄鋼・鋼材販売から加工・部品製造・メンテナンス・リサイクルまで、幅広く事業を展開しています。

 

マーケット・産業への多様な接点を基盤に、低・脱炭素社会、サーキュラリティに資する「バリューチェーン」の構築を通じて、サステナブルな社会作りを実現します。

 

鉄鋼製品本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

生活産業セグメント

食料、食品、マーチャンダイジング、リテール、ファッション・繊維、ウェルネス、ヘルスケア、医薬、ホスピタリティ、人材などの事業分野において、消費構造やライフスタイルの変化に対応し、さまざまな暮らしのニーズに応えることで、付加価値のある商品・サービスの提供、事業開発、投資などを行っています。

 

食品本部、流通事業本部、ウェルネス事業本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

次世代・機能推進セグメント

次世代を担うビジネスの創造に向け、ICT、金融、不動産、物流など、多様な領域で事業を展開しています。

 

また、技術の変化を捉えてDXにも取り組み、先進的機能のグループ横断な提供を通じて当社全体の事業拡大にも貢献していきます。

 

ICT事業本部、コーポレートディベロップメント本部

 

(引用:三井物産公式HP)

 

 

時価総額

三井物産時価総額8.9016兆円です。(2024年2月2日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 5,449名

   連結 46,811名(臨時9,063名)

平均勤続年数:18.1年

平均年齢:42.3歳

平均年収:1783万円

 

 

業績

2023年5月2日に出された2023年3月期の決算短信は以下になります。

連結収益は21.7%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は23.6%増で1兆1,306億円となっています。

売上高営業利益率は、前年の9.90%から9.75%と横ばいでした。

 

 

(引用:三井物産公式HP)

 

2024年3月期の業績予想は減益となっています。

 

 

2023年10月31日には、2024年3月期の連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月2日に発表された2024年3月期の第3四半期決算の結果です。

連結収益は9.4%減、親会社の所有者に帰属する四半期利益は13.6%減で7,264億700万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の9.65%から9.34%と横ばいでした。

第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は76.46%です。

 


同時に、連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 


上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月29日 ベトナムBlock Bガス田開発の最終投資決断の実行

2024年2月16日 ブラジル複合一貫貨物輸送会社VLI S.A.の一部株式譲渡に関するお知らせ

2024年2月2日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年12月15日 RGF Staffing Delaware, Inc.の株式の譲渡に関するお知らせ 190億円

2023年11月22日 International Power (Australia) Holdings Pty Limiedの株式譲渡に関するお知らせ 非開示

2023年10月31日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月31日 剰余金の配当(中間配当)および期末配当予想の修正に関するお知らせ

2023年10月31日 自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式消却に係る事項の決定に関するお知らせ 0.82%

2023年8月1日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月2日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 4.04%  30.7%

2015年3月 3.97%  37.4%

2016年3月 4.94%  -%(赤字)

2017年3月 3.41%  32.1%

2018年3月 3.84%  29.5%

2019年3月 4.65%  33.6%

2020年3月 5.32%  35.4%

2021年3月 3.69%  42.7%

2022年3月 3.16%  18.7%

2023年3月 3.40%  19.4%

2024年2月 2.91%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

三井物産は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年頃から上昇を続けています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月までは横ばいを続けていましたが、それ以降は上昇して再度横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  8.00倍 (予 9.52倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.27倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 748.50 (予 633.35)

BPS(1株当たりの純資産) 4,733.91

 

(引用:三井物産公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 17.76% (予 13.38%)

ROA(純資産利益率) 7.35% (予 5.76%)

 

(引用:三井物産公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 43.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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住友商事(8053)

 

まとめ

この10年間売上利益とも上がり下がりがあり、2016年3月期は赤字もありました。

しかし、株価を見ると常に右肩上がりのチャートになっています。

 

大型の銘柄で配当もあるし、まだ割安レベルなので、ある程度長期投資が良いです。

今後も右肩上がりの株価になると思うのであれば、積立投資するのも良いです。

株価は10年で最高値圏なので、注意は必要です。

 

大型の銘柄ですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:◎

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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