こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、スマホやソーシャルアプリ向けゲームを開発・運営するenishについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:enish公式HP)
enishは、スマホやソーシャルアプリ向けゲームを開発・運営する会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
「Link with Fun」というスローガンのもと「世界中にenishファンを作り出す」ことをミッションとし、より多くのお客様に楽しんでいただける魅力的なサービスの提供に取り組んでいます。
(引用:enish公式HP)
2020年に収益構造の最適化の観点で、不採算タイトルの効率化、業務の内製化、人員の適正化などリストラクチャリングを実行してきました。
テレワークにおいても生産性向上が図られ、場所を問わずチーム体制が有効に機能したことが確認され、運用に支障がないことが証明されたこともあり、本店移転に伴うコスト圧縮も図られました。
このような施策により、2020年度第4四半期の業績は大きく改善し、黒字転換を果たしています。
2021年度においても、収益基盤の安定化が図られたなかで、新規タイトルをリリースしていくことで新たな収益の貢献が期待され、当社の年間を通じた業績改善が見込まれています。
ゲーム事業に注力し、新規タイトルを年1~2本ペースでリリースし利益を積み上げる方針とし、既存タイトルの効果的な運営、新規タイトルの投入による売上収益の拡大、海外展開の推進を通じて、企業価値の向上、株主の皆様の利益向上につなげていきます。
スマホで参加!無料の資産運用セミナーで投資を学ぼう【マネきゃん/Money Camp】
沿革
▼クリックで詳細表示
2009年2月 - 会社設立
2009年10月 - 全国の飲食店と位置情報の連動したケータイゲーム『ぼくのレストラン』の提供開始
2010年3月 - 昆虫採集のアクションゲーム『ムシカゴ』の提供開始(2012年10月終了)
2010年6月 - 石器時代を舞台にした育成シミュレーションゲーム『原始人クロマニヨン』の提供開始(2012年10月終了)
『ぼくのレストラン2』の提供開始
2010年7月 - グリー株式会社が当社へ出資
2010年11月 - アパレルショップシミュレーションゲーム『ガルコレ(現 ガルショ☆)』の提供開始
2011年6月 - 探索型ロールプレイングゲーム『ボクらのポケットダンジョン』の提供を開始
2011年7月 - グリー株式会社と業務提携
フジテレビ、グリー、enish共同企画のソーシャルゲーム『料理の鉄人 forGREE 新たな挑戦者達』の提供開始
2011年12月 - 学園ファンタジーカードバトルゲーム『いきなり!魔法学園』の提供開始(2012年8月終了)
2012年1月 - 『ボクらのポケットダンジョン2』の提供を開始
2012年5月 - キャバ嬢体感ゲーム『ラブキャバ』の提供開始
2012年7月 - 本格ファンタジーカードバトルゲーム『ドラゴンタクティクス』の提供開始
2012年9月 - 株式会社Synphonieから株式会社enishに社名を変更
2012年10月 - 人気連載コミック「ARMS」のカードバトルゲーム『PROJECT ARMS』提供開始(2013年9月終了)
2013年5月 - 「魁!!男塾」のキャラクターとともにライバルと戦うカードバトルゲーム『魁!!男塾 ~連合大闘争編~』提供開始
2013年12月 - 東京証券取引所市場第一部へ株式市場変更
2014年5月 - 『ぼくのレストラン3』提供開始
2014年7月 - 瞬撃リアルタイムバトル『バハムートクライシス』の提供開始
2014年11月 - 『千年の巨神』 iOS版Android版を同時に提供開始
2015年6月 - 累計300万人が遊んだぼくレスシリーズの最新作『ぼくのレストラン3DX』 iOS版Android版を同時に提供開始
2015年8月 - セレブシミュレーションアプリ『MIRAMIRA』がiOS版Android版を同時に提供開始
2015年10月 - 株式会社EDIST.設立し、ファッションレンタルサービスに進出
神さま育成RPG『ゆるかみ!』がiOS版Android版を同時に提供開始
2015年11月 - ユーザー発信・参加型のクロスメディア ソーシャルメディアアプリ『EDIST.』を提供開始
2016年1月 - アプリ、雑誌と連動したファッションレンタルサービス『EDIST. CLOSET』がサービス開始
みんなで✖つなげるバトルRPG『12オーディンズ』を提供開始
2016年2月 - 菜園シミュレーションゲーム『QLTON』を韓国『カカオゲーム』で提供開始
2016年8月 - AR技術カンパニーKudanと業務提携
2017年2月 - 占いで運命の出会い、恋活・婚活アプリ『metune』がサービス開始
2017年6月 - 非ゲーム事業の拡大
2017年10月 - 欅坂46初となる公式ゲームアプリ『欅のキセキ』がiOS版/Android版/PC版を同時に配信開始
2018年11月 - ファッションレンタルサービス譲渡などゲーム事業に注力
2018年12月 - enish初となるオンラインストア「ちびマ!」のサービス開始
2019年2月 - MornigTecと連携しパブリッシング展開を推進
2019年10月 - ドラマチック共闘オンラインRPG『De:Lithe』、クローズドβテストを実施
「HiGH&LOW」シリーズ、初の公式ゲームアプリ『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』同時に配信開始
2020年1月 - ドラマチック共闘RPG「De:Lithe(ディライズ)~忘却の真王と盟約の天使~」を公開
2020年10月 - アニメ『五等分の花嫁』初のゲームアプリ「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。」を公開
2022年2月 - 単行本世界累計発行部数1億部を突破した人気作品『進撃の巨人』のスマートフォンゲーム最新作「進撃の巨人 Brave Order」を公開
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
2023年6月 - アニメ『ゆるキャン△』初のオンラインゲーム、「ゆるキャン△つなげるみんなのオールインワン!!」を公開
事業内容
enishの事業は、以下のゲーム事業です。
(引用:enish公式HP)
2020年10月27日に、アニメ『五等分の花嫁』初のゲームアプリ「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。」をリリースし、現在まで555万ダウンロードを突破するなど、売上収益に大きく貢献しています。
また、10周年を迎えた「ぼくのレストラン2」及び「ガルショ☆」、3周年を迎えた欅坂46・日向坂46公式ゲームアプリ「欅のキセキ/日向のアユミ」や1周年を迎えた「ディライズ~忘却の真王と盟約の天使~」も引き続き安定水準を維持しています。
時価総額
enishの時価総額は38.13億円です。(2024年2月9日現在)
社員の状況
従業員数:単体 118名(臨時36名)
平均勤続年数:4.3年
平均年齢:37.0歳
平均年収:586万円
業績
2024年2月9日に出された2023年12月期の決算短信は以下になります。
個別売上高は14.8%減、経常利益は赤字拡大で-12億6,500万円となっています。
(引用:enish公式HP)
2024年12月期の業績予想は非公表となっています。
適時開示情報
2024年3月28日 「ドラえもん のび太のゴーゴーライド!」の配信開始のお知らせ
2024年3月21日 「ドラえもん のび太のゴーゴーライド!」の配信開始日決定のお知らせ
2024年2月9日 2023年12月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2024年2月2日 前期実績値と当期実績見込みとの差異及び特別損失の発生並びに役員報酬減額のお知らせ
2023年11月10日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年11月10日 特別損失の計上に関するお知らせ 24百万円
2023年8月10日 2023年12月期 第2四半期決算短信
2023年4月28日 2023年12月期 第1四半期決算短信
2023年2月10日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2013年12月 0.80% 18.0%
2014年12月 0.00% 688.52%
2015年12月 0.00% -%(赤字)
2016年12月 0.00% -%(赤字)
2017年12月 0.00% -%(赤字)
2018年12月 0.00% -%(赤字)
2019年12月 0.00% -%(赤字)
2020年12月 0.00% -%(赤字)
2021年12月 0.00% -%(赤字)
2022年12月 0.00% -%(赤字)
2023年12月 0.00% -%(赤字)
2024年2月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
enishは、(6月)と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年に3,500円を超える時期もありましたが、その後は急騰することも何度かありますが、基本的には下落を続けています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、5月後半から急騰していますが、その後は急落して現在はゆるやかに下落が続いています。
5月後半からの急騰は、enishが開発を担当するスマホゲームアプリ「ゆるキャン△」がリリースされる思惑からのものでした。
過去6か月チャート
保険・資産運用・住宅ローンなど幅広い金融商品の無料相談サービス【マネプロ】
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 -倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 8.79倍
赤字のため株価指標算出は不可能です。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 21.62
ROA(純資産利益率) -% (予 -%)
自己資本比率 25.2%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
直近8年間赤字が続いていますし、売上自体もほぼ横ばいです。
そのため、長期投資するのは避るべき銘柄です。
何らかのプラス材料や思惑で、一気に株価が上がります。
今のように株価が底値圏の時に拾っておいて、短期的に急騰を待つのはありです。
もちろん、マイナスの材料が出ることもあるので注意が必要です。
基本的には、触らない方が良いです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:✖
安全性:△
成長・将来性:△
収益性:✖
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。
最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。