こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、機械、電子、半導体など設計・開発中心に正社員技術者を派遣する特定労働者派遣サービス企業のメイテックグループホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月1日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:メイテックグループホールディングス公式HP)
メイテックグループホールディングスは、機械、電子、半導体など設計・開発中心に正社員技術者を派遣する特定労働者派遣サービス企業です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400およびJPXプライム150の構成銘柄の1つ
(引用:メイテックグループホールディングス公式HP)
社員一人一人、そしてグループで技術の核心(The Core)を切り開いていくエンジニア集団(Engineering Firm)。それがメイテックグループの本質です。
エンジニアと共に生き、エンジニアと共に繁栄する。
製造業と共に生き、製造業と共に繁栄する。
その歴史の中で、メイテックは「技術の核心」といえる部分を情熱を持って切り拓き、重要な仕事を託される醍醐味を通じて、エンジニア一人ひとりがプロフェッショナルとしての価値を高めてきました。
経営理念は「共生と繁栄」、
経営方針は「私たちメイテックグループは、全社員がつながり合い、エンジニア価値を起点として、5つの価値を持続的に向上させます。」です。
(引用:メイテックグループホールディングス公式HP)
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沿革
メイテックは、1974年の創業以来、延べ4,000社を超える企業の技術開発をサポートしてきました。
『共生と繁栄』のコンセプトのもと、技術者派遣業界のリーディングカンパニーとして、株主、顧客、社員の繁栄を実現していきます。
そして、さらに挑戦と創造の歴史を塗り替えながら、先進の技術を提供していきます。
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1974年7月 - 株式会社名古屋技術センターを設立
1979年12月 - 関連会社「日本機械設計株式会社」(1985年に株式会社ジエクスに社名変更)を設立
1985年1月 - 株式会社メイテックに社名変更
1987年3月 - 名古屋証券取引所第二部上場
1987年8月 - グループ会社「メイスタッフ」を設立
1991年2月 - 東京証券取引所第二部上場
1994年9月 - 事業システムを「エンジニアリングアウトソーシング」として再構築
1995年10月 - グループ会社「ジエクス」と「メイスタッフ」を合併し「ジャパンアウトソーシング(現 「株式会社メイテックフィルダーズ」)」を発足
1998年9月 - 東京証券取引所第一部上場
2000年2月 - グループ会社「ジャパンキャスト」(現 「メイテックキャスト」)を設立
2013年7月 - シニアエンジニア特定派遣会社「メイテックEX」を設立
2013年10月 - エンジニア向けものづくり支援サイト「fabcross」を開設
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場に上場
2023年4月 - 持株会社体制への移行により「株式会社メイテック」から「株式会社メイテックグループホールディングス」へ商号変更
事業内容
メイテックグループは、「エンジニアリングソリューション事業」と「エンジニア紹介事業」の2つの領域で事業を行っています。
(引用:メイテックグループホールディングス公式HP)
【連結事業】エンジニアリングソリューション 99%、エンジニア紹介 1%
エンジニアリングソリューション事業
メイテックグループのエンジニアリングソリューション事業は、設計・開発業務において、エンジニアリングソリューションという「人と技術」のサービスで、お客さまのニーズに合ったサービス形態を提供しています。
「即戦力への期待」「製品の開発サイクルを短縮」「自社にない技術力への期待」など、年々エンジニアに対するニーズは高まっています。
メイテックは、創業以来延べ4,000社、常時約1,400社の製造業の皆さまとの取引実績を持ち、無期雇用のエンジニアに対して「プロのエンジニア集団」として常にキャリアアップを支援しながら、ハイエンド領域の設計・開発支援を行うことで、製造業の皆さまの高度化するニーズに、派遣および受託形態でお応えしています。
(引用:メイテック公式HP)
エンジニア紹介事業
エンジニアの皆様の転職に対する不安を払拭し、「失敗しない転職」を支援することで、日本の製造業の活性化と、皆様のご活躍を応援していきます。
時価総額
メイテックグループホールディングスの時価総額は2,557.50億円です。(2024年2月1日現在)
社員の状況
従業員数:単体 8,331名
連結 13,039名(臨時695名)
平均勤続年数:13.11年
平均年齢:39.25歳
平均年収:600万円
業績
2023年5月11日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比11.1%増、経常利益は27.7%増の165億4,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年の11.96%から13.83%と改善しました。
2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
2023年11月9日には、個別業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
持株会社体制移行でややこしくなっていますが、株式会社メイテックの合算でいくと上方修正になります。
次に、2024年2月1日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は前年同期比7.7%増、経常利益は15.2%増の143億3,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の13.96%から15.00%と改善しました。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は82.39%でした。
計画以上のペースで、業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年2月27日 自己株式の消却に関するお知らせ 1.02%
2024年2月1日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月9日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月9日 剰余金の配当(中間配当)および配当予想の修正(期末配当)に関するお知らせ
2023年11月9日 個別業績予想の修正に関するお知らせ
2023年11月9日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.79%
2023年7月27日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年5月11日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は4.0%前後の配当を出していますので、高配当といえます。
2014年3月 2.46% 56.1%
2015年3月 2.76% 92.4%
2016年3月 3.66% 53.5%
2017年3月 3.35% 55.2%
2018年3月 3.01% 61.8%
2019年3月 3.97% 63.3%
2020年3月 4.70% 61.5%
2021年3月 3.01% 71.9%
2022年3月 3.27% 63.7%
2023年3月 4.31% 66.3%
2024年2月 3.45%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
メイテックグループホールディングスは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、大きく見ると、上昇傾向を継続しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上下動を繰り返しながら、ゆるやかに上昇しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 18.57倍 (予 19.12倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 4.78倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価はやや割高と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) 156.23 (予 151.74)
BPS(1株当たりの純資産) 606.84
ROE(自己資本利益率) 25.70% (予 25.01%)
ROA(純資産利益率) 14.49% (予 13.89%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 56.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
この数年売上利益を伸ばしていますので、成長企業といえます。
人手不足を背景に業績を伸ばしていますが、製造業が不況になると真っ先に業績が悪化します。
2024年3月期の業績予想は増収減益となっており、ここから持ち直せるのかが焦点になってきます。
一方、株価は過去10年間で最高値圏にあり、さらに高値を更新していく勢いです。
高配当でもあり、株価指標を見るとまだやや割高レベルなので、長期投資をしてキャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙うのが最良でしょう。
小型の銘柄ではないですが、株価が上下に分かりやすく振れているので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありだと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:△
割安度:△
値動き:〇
高配当投資:◎
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:○
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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