こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、データ分析活用のマーケティング支援、屋内外サイネージ広告配信を手掛けるマイクロアドについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月18日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:マイクロアド公式HP)
マイクロアドは、データ分析活用のマーケティング支援、屋内外サイネージ広告配信を手掛ける会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
VISIONは「Redesigning the Future Life データとテクノロジーの力で”未来を予測する”」です。
(引用:マイクロアド公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2004年5月 - 株式会社サイバーエージェント内で事業開始
2007年7月 - 株式会社マイクロアドを設立(株式会社サイバーエージェント100%出資)
2015年4月 - マイクロアドプラスとCCCマーケティング、Tポイントデータを活用した広告配信サービスの戦略的拡大に向けた資本業務提携
2010年10月 - SSP「MicroAd Funnel」提供開始
2011年4月 - 販売強化販路拡大を目的として株式会社マイクロアドプラスを設立
2011年6月 - DSP「MicroAd BLADE」の提供を開始
2013年8月 - デジタルサイネージ関連事業の提供を目的として株式会社マイクロアドデジタルサイネージを設立
2014年4月 - マイクロアドデジタルサイネージ、デジタルサイネージ向けアドネットワーク「MONOLITHS」提供開始
2014年9月 - スマホメディアの収益向上機能を強化したSSP「MicroAd COMPASS」提供開始
2014年12月 - インターネットメディアの収益支援サービスの提供を目的として株式会社エンハンスを設立
2015年4月 - マイクロアドプラスとCCCマーケティング、Tポイントデータを活用した広告配信サービスの戦略的拡大に向けた資本業務提携
2016年4月 - ソフトバンク株式会社と、ソフトバンクが保有するデータを活用したスマートデバイス向け広告事業の共同開発に向けた資本業務提携
2016年12月 - マーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」提供開始
2018年10月 - 自動車業界に特化したマーケティングプロダクト「IGNITION」提供開始
2018年11月 - 食品・飲料業界に特化したマーケティングプロダクト「Pantry」提供開始
2019年1月 - コスメ・美容業界に特化したマーケティングプロダクト「Vesta」提供開始
2019年7月 - BtoB企業に特化したマーケティングプロダクト「シラレル」提供開始
2019年8月 - 医療・製薬業界に特化したマーケティングプロダクト「IASO」提供開始
2019年10月 - エンタメ業界に特化したマーケティングプロダクト「Circus」提供開始
2021年1月 - 新広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」提供開始
2021年5月 - SCSK株式会社と、データ分析技術を活用したオムニチャネル時代のDX支援事業を共同推進するため資本業務提携
株主:株式会社サイバーエージェント、ソフトバンク株式会社、SCSK株式会社、ほか
2022年6月 - 東京証券取引所グロース市場に上場
2022年8月 - 機関投資家向けオルタナティブデータの販売開始
2022年11月 - メーカー向け商品分析サービス「カウミー」提供開始
2023年2月 - 地方自治体に特化したマーケティングプロダクト「まちあげ」提供開始
2023年6月 - 中国ビジネスに特化した情報メディア「catalyst-crossing」の運営を開始
2023年8月 - 人材採用に特化したマーケティングプロダクト「マーブル」提供開始
事業内容
マイクロアドの事業は、自社製品である「データプロダクト」と、主に他社製品を扱う「コンサルティング」に分類されます。
現在の売り上げ全体の比率は、コンサルティング事業が60%、データプロダクト事業が30%です。
(引用:マイクロアド公式HP)
【連結事業】データソリューションサービス 61%、デジタルサイネージサービス 9%、海外コンサルティングサービス 30%
【海外】30%
データプロダクト「UNIVERSE」
データ保有企業から収集した消費行動データを、データプラットフォーム「UNIVERSE」で分析し、17業種に向けたマーケティングプロダクトを広告主企業に提供します。
(引用:マイクロアド公式HP)
データプロダクト「デジタルサイネージ」
約13万面のサイネージをネットワーク化し、一元的に広告配信サービスを提供しています。
リテール領域(小売・美容サロン)のサイネージ設置数と売上の拡大に注力
(引用:マイクロアド公式HP)
メディア向けコンサルティングサービス
インターネットメディアの広告収益最大化を支援するコンサルティングサービス
(引用:マイクロアド公式HP)
海外向けコンサルティングサービス
主に、台湾を中心とした現地企業に対するデジタルマーケティングのコンサルティングサービスを提供しています。
また、自社運営の訪日インバウンドメディアを活用した広告サービスを提供
(引用:マイクロアド公式HP)
時価総額
マイクロアドの時価総額は123.93億円です。(2024年4月18日現在)
社員の状況
従業員数:連結 330名(臨時23名)
単体 219名(臨時13名)
平均勤続年数:5.1年
平均年齢:31.1歳
平均年収:645万円
業績
2023年11月14日に発表された2023年9月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比5.2%増、経常利益は32.9%増の8億3,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の5.12%から6.47%と改善しました。
(引用:マイクロアド公式HP)
2024年9月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年2月14日に発表された2024年9月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は2.6%増、経常利益は44.3%増の1億7,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年の9.93%から5.06%と大幅に悪化しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は23.55%となりました。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年5月15日 2024年9月期 第2四半期決算発表予定
2024年4月18日 合弁会社(連結子会社)の設立と営業開始に関するお知らせ
2024年3月28日 株式会社UNCOVER TRUTHの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
2024年2月14日 2024年9月期 第1四半期決算短信
2023年11月14日 2023年9月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2023年8月9日 2023年9月期 第3四半期決算短信
2023年8月9日 株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ 3分割
2023年5月15日 通期業績予想の修正に関するお知らせ
2022年11月14日 2022年9月期決算短信
株主還元について
過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2022年9月 0.00% 0.0%
2023年9月 0.00% 0.0%
2024年4月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
マイクロアドは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場したばかりでデータは少ないですが、ジェットコースターみたいに急上昇して、急降下しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、ゆるやかな下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 21.58倍 (予 21.55倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.84倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 20.57 (予 20.55)
BPS(1株当たりの純資産) 115.51
(引用:マイクロアド公式HP)
ROE(自己資本利益率) 19.74% (予 17.79%)
ROA(純資産利益率) 8.26% (予 7.46%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 41.9%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上利益ともに伸びており、成長企業といえます。
2023年9月期の実績、2024年9月の予想を見ると、急成長が急減速しています。
株価は業績の伸びを考慮して、かなり先の業績まで見越して買われていますので、業績の伸びが鈍化することは、株価にもマイナスに働くことになるでしょう。
ですので、今すぐの長期投資は避けるべきです。
ただし、現在は株価が低迷中なので、ある程度リバウンドがあると考えて、短期で投資するのはありです。
ただし、買い時売り時をしっかり判断しないと、逆に大けがする可能性があるので注意が必要でしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:○
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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