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【株式銘柄分析】免疫生物研究所(4570)~抗体試薬 遺伝子組換えカイコ 化粧品 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、抗体試薬などの医薬品を研究開発、製造、販売する免疫生物研究所について調査をしました。

 

www.ibl-japan.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月2日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:免疫生物研究所公式HP)

 

免疫生物研究所は、抗体試薬などの医薬品を研究開発、製造、販売する会社です

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

抗体の開発・製造・免疫学的手法に基づく各種検査キット製品の作製、培養関連試薬製造、及び受託サービスから構成される研究用関連事業、体外診断用医薬品の販売および医薬品シーズライセンスの提供による医薬用関連事業、という2つの事業を主として展開しています。

 

経営理念は「世界で難病に苦しむ人々が1日も早く病気を克服し明るく豊かな暮らしを営めるように貢献する」です。

基盤技術である「抗体」の作製技術を元に製造された製品群は、製薬企業、大学及び病院等の研究室、検査センターなど世界中で広く利用されています。

 

(引用:免疫生物研究所公式HP)

 

抗体関連事業の他、遺伝子組み換えカイコの基礎研究は休止し、化粧品等応用開発に移行しています。

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1982年9月 - 医薬品及び医薬部外品の免疫学的研究、開発、製造及び販売を目的として設立

1999年10月 - 初の受託製造品となる関節炎発症カクテル抗体の大量生産に成功

2006年9月 - 当社創製の抗ヒトオステオポンチン抗体(2K1)に関して、アステラス製薬株式会社とライセンス契約を締結

2007年3月 - 大阪証券取引所ヘラクレスに上場(現:東京証券取引所グロース市場)

2010年5月 - 株式会社ネオシルクを子会社化、吸収合併

2013年7月 - 株式会社スカイライト・バイオテックを子会社化

2013年11月 - 当社の完全子会社、株式会社ネオシルク化粧品を設立

2019年3月 - 株式会社CUREDの実施する第三者割当増資を引受け、持ち分法適用関連会社化

2021年11月 - 完全子会社である株式会社スカイライト・バイオテックを吸収合併

 

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事業内容

抗体関連事業、遺伝子組み換えカイコ事業、検査サービス、化粧品事業の4つを柱として、グループ間のシナジーを図り、目標達成に向け邁進します。

 

【連結事業】抗体 99%、遺伝子組み換えカイコ 0%、化粧品 1%

【海外】32%

 

抗体関連事業

・研究用試薬の研究開発/製造販売

主に、がん、アルツハイマー病、糖尿病などの生活習慣病に関わる研究に用いられる抗体やELISA製品を豊富に取り揃えており、国内外のお客様にご利用頂いています。

また、創薬・診断薬メーカーをはじめとして、研究者様のさまざまなご要望にお応えし、高品質の特注抗体および、ELISA作製サービス等を提供しています。

 

・診断薬原料の提供

ISO 13485に基づいた厳格な品質管理基準に則り、診断薬原料としての抗体をグローバルに提供しています。

 

・抗体医薬・ライセンス

将来の医薬に役立つシーズの発見を目指し、ライセンスビジネスにも積極的に取り組んでいます。

 

(引用:免疫生物研究所公式HP)

 

遺伝子組換えカイコ事業

遺伝子組換えカイコ繭よりタンパク質を生産する技術を用いて、試薬・診断薬用の抗体や化粧品用のヒト型コラーゲンの製造を行っています。

さらに、フィブリノゲン、ワクチン、抗体医薬など、治療薬原料となるタンパク質生産系を開発し、医薬品製造の実現を目指しています。

 

(引用:免疫生物研究所公式HP)

 

検査サービス

生活習慣病関連の創薬・研究支援と、各種疾患の予防・診断支援を通して、医療に貢献することを目指しています。

 

(引用:免疫生物研究所公式HP)

 

化粧品事業

遺伝子組換えカイコが作る繭から精製した【ネオシルク®-ヒトコラーゲン1】を化粧品原料として販売する他、同成分を配合したプライベートブランド化粧品を関連会社からマルチチャンネルに販売しています。

 

(引用:免疫生物研究所公式HP)

 

 

時価総額

免疫生物研究所時価総額45.18億円です。(2024年2月2日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 59名(臨時8名)

   連結 60名(臨時8名)

平均勤続年数:15.2年

平均年齢:44.3歳

平均年収:422万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比22.7%増、経常利益は赤字縮小の-1億4,900万円となっています。

 

 

2024年3月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。

 

 

次に、2024年2月2日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比1.2%減、経常利益は黒字転換の2,500万円となっています。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は27.78%となっています。

 

 

計画に対して、業績の進捗はかなり遅れています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月4日 特許取得に関するお知らせ

2024年3月25日 研究用試薬「Human Uromodulin ELISA Kit-IBL」製造販売開始に関するお知らせ

2024年3月6日 体外診断用医薬品の製造販売承認取得に関するお知らせ

2024年2月2日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月2日 営業外収益及び特別損失の計上に関するお知らせ

2023年11月2日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月2日 営業外収益及び特別損失の計上に関するお知らせ 収益:13,044千円 損失:12,049千円

2023年8月7日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

ベンチャー企業で赤字のため配当は出していません。

 

2014年3月 0.0%  -%(赤字)

2015年3月 0.0%  -%(赤字)

2016年3月 0.0%  -%(赤字)

2017年3月 0.0%  -%(赤字)

2018年3月 0.0%  -%(赤字)

2019年3月 0.0%  -%(赤字)

2020年3月 0.0%  -%(赤字)

2021年3月 0.0%  -%(赤字)

2022年3月 0.0%  -%(赤字)

2023年3月 0.0%  -%(赤字)

2024年2月 0.0%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

免疫生物研究所は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(木)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(金)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2013年、2015年、2018年、2020年と急騰している期間が目立ちますが、全体から見ると常に下落傾向となっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月中旬まで上昇しましたが、それ以降は下落傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 53.90倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.92倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 8.59)

BPS(1株当たりの純資産) 118.02

 

ROE自己資本利益率) - (予 7.28%)

ROA(純資産利益率) - (予 5.58%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 76.6%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

タカラバイオ(4974)

オンコセラピーサイエンス(4564)

JCRファーマ(4552)

 

まとめ

抗体関連事業の診断試薬サービスが伸びており、近年は売上を伸ばしています。

そのため、今期は黒字の業績予想となっています。

 

株価は待望の黒字が近づいてきているからか、エーザイアルツハイマー病新薬の承認のニュースからか、7月以降急騰し、8月中旬以降下落が続いています。

非常に小型の銘柄なので、急騰したときには大きく株価が跳ねますが、その後はすぐに元に戻りますので、ジャンピングキャッチには注意が必要です。

 

遺伝子組換えカイコや、化粧品など、ユニークな技術・事業を持っているので、将来性はあります。

 

株価が平常運転の時に、短期で入り、急騰を待つのが最良です。

バイオ株は小型のものが多く、業績も安定しないので、長期で持つことはおすすめできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:◎

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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