社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【株式銘柄分析】ノーリツ鋼機 NORITSU(7744)~音響機器 ペン先部材 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、音響機器の開発・販売、ペン先部材の製造・販売などを行う子会社を傘下に置く持株会社であるノーリツ鋼機について調査をしました。

 

www.noritsu.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ノーリツ鋼機公式HP)

 

ノーリツ鋼機は、音響機器の開発・販売、ペン先部材の製造・販売などを行う子会社を傘下に置く持株会社です

東京証券取引所のプライム市場の上場企業

 

1951年に「ものづくり」を生業として創業して以来、たゆまぬ努力と奉仕の精神で、世界中のお客様に感動をお届けしてきました。

 

しかし、ここ数十年で迎えた急速かつ急激な社会の変化。

そうした時代の移り変わりに実直に向き合い、新規事業開拓や事業再編による第2の創業を敢行。

常に変化し続ける時代の中で、生活に密着した事業から未来に挑戦する事業まで、世の中から広く求められ、社会の基盤となるような、No.1、Only1事業の創出に邁進しています。

 

異業種への積極的なM&Aを展開し、事業の再編・集約を行っています。

その結果、2022年にコア事業を「ものづくり」に絞り込みました。

 

企業理念は「進出した分野で、必ず一番になる。」、

MISSION(存在意義)は「社会と人々に豊かさを」、

VISION(将来の姿)は「No.1/Only1を創造し続ける事業グループ」です。

 

(引用:ノーリツ鋼機公式HP)

 

スマホで参加!無料の資産運用セミナーで投資を学ぼう【マネきゃん/Money Camp】

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1951年 - 写真印画紙自動水洗機を発明

1956年 - 有限会社ノーリツ光機製作所を設立

1961年 - ノーリツ鋼機株式会社に組織変更

   世界で初めてモノクロフィルム現像工程の自動化に成功

1976年 - QSS・ミニラボの原点となる「QSS-1」型を開発

1996年 - 大阪証券取引所市場第二部に上場

1997年 - 東京証券取引所市場第一部に上場

2009年 - 新規事業開拓・M&Aを担うNKリレーションズ株式会社(現・合同会社)を設立

   植物工場で野菜を生産するNKアグリ株式会社を設立(2020年撤退)

2010年 - 遠隔画像診断支援サービスのリーディングカンパニーであるドクターネットをグループ会社化

   先端医療の技術開発と予防医療事業を担うNKメディコ株式会社(現・プリメディカ)を設立

2011年 - 新設分割により、イメージング事業を継承するNKワークス株式会社を設立

   ノーリツ鋼機は持株会社となる

2012年 - 医療機関向けコンサルティングや診療報酬ファクタリングを営む、エヌエフパートバーズ株式会社をグループ会社化

   出版・通販事業を営む、いきいき株式会社(2016年から株式会社ハルメク)をグループ会社化(2020年譲渡)

   シニア層を中心とした通販事業を営む、株式会社全国通販をグループ会社化(2020年譲渡)

2013年 - 医療統計データサービスを営む、株式会社日本医療データセンターをグループ会社化

   歯科医院向け通貫事業を営む、フィード株式会社をグループ会社化(2020年譲渡)

   再生医療技術・製品、細胞医薬品の研究開発を担う、株式会社日本再生医療を設立(2020年譲渡)

2014年 - 健康年齢少額短期保険準備株式会社を設立

   グループ会社である日本医療データセンターのビッグデータを用いた新しい保険の開発を開始

2015年 - マーキングペンのペン先部材で世界トップシェアの低ボー株式会社をグループ会社化

2016年 - イメージング事業を営むNKワークス(現・ノーリツプレシジョン)を譲渡

   健康年齢少額短期保険準備が金融当局から許認可を取得、健康年齢少額短期保険株式会社として営業開始(2020年譲渡)

   母体血による胎児DNA検査サービスを営むGeneTech株式会社をグループ会社化(2020年譲渡)

   バイオ医薬品事業を営む株式会社ジーンテクノサイエンスをグループ会社化

   保険薬局向けシステム開発等を営む株式会社ユニケソフトウェアリサーチをはじめとしたチームユニケをグループ会社化

2017年 - 賃貸入居者向け家財保険事業を営む日本共済株式会社をグループ会社化(2020年譲渡)

2018年 - NKリレーションズ合同会社を吸収合併

2019年 - PBT(化学繊維)ブラシ製造のsoliton corporationをグループ会社化

   JMDC、ドクターネット、ユニケソフトウェアリサーチからなるJMDCグループが上場

2020年 - 「Pioneer DJ」などのDJ機器を展開するAlphaTheta(旧・Pioneer DJ)をグループ会社化

   AlphaThetaとテイボーを含むものづくり事業と、JMDCグループを含むヘルスケア事業をコア事業と再定義し、それ以外の事業すべてから撤退

2021年 - ポータブルオーディオブランド「JLab」を有するPEAG,LLC dba JLab Audioを買収、グループ会社化

2022年 - JMDCの保有株式48.68%のうち33.0%をオムロンに譲渡し、連結から除外

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

事業内容

ノーリツ鋼機は、「ものづくり」をコア事業とする持株会社です。

 

フェルトペンのペン先などを製造するフェルト加工製品メーカーのテイボー、

「Pioneer DJ」ブランドのDJ向け音響機器を展開するプロフェッショナル向け音響機器メーカーのAlphaTheta、

AlphaTheta傘下で「Serato DJ」ブランドのDJ向けソフトウェアを展開するSerato、

廉価帯のワイヤレスイヤホンなどを展開するコンシューマー向け音響機器メーカーのJLab Audio、などをグループに抱えます。

 

(引用:ノーリツ鋼機公式HP)

 

「ものづくり」の主な事業は、以下の2つです。

 

【連結事業】ものづくり・部品・材料 17%、同・音響機器関連 81%、他 2%

【海外】89%

 

音響機器関連事業

未来志向の研究開発により、独創性のある音響機器製品を幅広く提供、暮らしを楽しく、人々をつなぐことに貢献していきます。

 

(引用:ノーリツ鋼機公式HP)

 

部品・材料事業

ペン先事業を中心に、世界に誇る卓越した技術力で新たな分野へ挑戦し、日常に根ざしたものづくりを追求していきます。

 

(引用:ノーリツ鋼機公式HP)

 

 

時価総額

ノーリツ鋼機の時価総額1,197.92億円です。(2024年2月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,184名(臨時249名)

     単体 17名(臨時3名)

平均勤続年数:2.6年

平均年齢:40.2歳

平均年収:762万円

 

 

業績

2024年2月13日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は前期比24.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は90.0%減の101億9,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年の1.72%から15.80%と大幅に改善しました。

 

 

(引用:ノーリツ鋼機公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

kabutan.jp

 

今なら無料のオンライン講座!投資の達人になる投資講座

 

適時開示情報

2024年4月30日 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

2024年2月20日 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ

2024年2月13日 2023年12月期決算短信

2024年2月13日 配当予想の修正に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年11月13日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年11月13日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年10月11日 (開示事項の経過)株式会社JMDCに対する公開買付けへの応募結果及び個別決算における特別利益の計上に関するお知らせ 特別利益:255億円

2023年9月8日 株式会社JMDCに対する公開買付けに係る応募契約締結及び個別決算における特別利益の計上(見込み)に関するお知らせ

2023年8月10日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年8月10日 2023年12月期第2四半期連結業績予想と実績との差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年2月14日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきが大きいですが、近年1.0%~2.0%程度の配当を出しています。

 

2014年3月 1.10%  21.5%

2015年3月 1.15%  12.7%

2016年3月 1.15%  -%(赤字)

2017年3月 1.11%  8.3%

2018年3月 0.60%  6.0%

2019年3月 0.61%  18.1%

2020年3月 1.62%  41.4%

2020年12月 0.82%  7.2%

2021年12月 1.40%  137.9%

2022年12月 6.38%  5.3%

2023年12月 3.84%  40.2%

2024年4月 3.74%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ノーリツ鋼機は、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年から急騰をしましたが、大きく動きながら2020年まで下落し、それ以降は上昇しています。

M&Aや事業再編で株価は上下動をしています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月までは上昇傾向で進んでいましたが、最近は横ばい状態です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

保険・資産運用・住宅ローンなど幅広い金融商品の無料相談サービス【マネプロ】

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  11.23倍 (予 13.32倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.56倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 285.87 (予 241.01)

BPS(1株当たりの純資産) 5,755.50

 

ROE自己資本利益率) 4.97% (予 4.19%)

ROA(純資産利益率) 3.65% (予 3.08%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 73.5%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

アルテリア・ネットワークス(4423)

テクマトリックス(3762)

チェンジホールディングス(3962)

 

まとめ

事業の再編を進め、2020年3月期を業績の底にして業績を伸ばしています。

今後は安定すると思いますが、M&Aや業績修正のIRが出て株価が乱高下することがあります。

 

M&Aをして、コア事業を大きく変革しているので、それが今後どのような影響があるのか見ていく必要があるでしょう。

 

このところ業績を伸ばしているということで、株価も比較的高い位置にあります。

そのため、ここから長期投資するのであれば、将来的にも業績が伸びるだろうと思われる根拠がほしいところですが、私には見つけられませんでした。

 

一方、小型ではない銘柄ですが、最近の株価は大きく動きますので、短期的に安くなれば買うのはありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:△

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。

最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。