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【株式銘柄分析】INPEX(1605)~石油 天然ガス ネットゼロ 高利益率 高配当 日経平均株価 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

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今回は、国内外で石油・天然ガス等の権益を持つ大手石油開発企業であるINPEXについて調査をしました。

 

www.inpex.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月27日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:INPEX公式HP)

 

ノーリツ鋼機は、国内外で石油・天然ガス等の権益を持つ大手石油開発企業です

旧社名は国際石油開発帝石株式会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびJPX日経400の構成銘柄の1つ

 

経営理念は「私たちは、エネルギーの開発・生産・供給を、持続可能な形で実現することを通じて、より豊かな社会づくりに貢献します。」です。

 

(引用:INPEX公式HP)

 

Energy Transformation(EX)のパイオニアとして、石油・天然ガスから水素、再生可能エネルギーまで多様でクリーンなエネルギーの安定供給を目指すことでネットゼロカーボン社会の実現に向けた取り組みを推進し、グループ全体での企業価値向上に努めています。

 

日本の年間エネルギー消費量の約1割に相当する規模の石油・天然ガスを世界各国で生産しています。

生産量では日本最大、国際的にも大手石油会社に次ぐ規模であり、安定供給に貢献しています。

 

(引用:INPEX公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1941年 - 【帝国石油帝国石油(株)設立

1950年 - 【帝国石油】民間会社として再発足

1960年 - 【帝国石油南関東ガス田(成東ガス田)での水溶性ガス開発開始

1962年 - 【帝国石油】新潟~東京間に、国内初の長距離高圧天然ガス輸送パイプライン(東京ライン)完成

1966年 - 【国際石油開発国際石油開発(株)の前身である北スマトラ海洋石油資源開発(株)設立

1967年 - 【国際石油開発】社名をインドネシア石油資源開発(株)に変更

1970年 - 【国際石油開発インドネシア・マハカム沖でアタカ油田発見

1973年 - 【国際石油開発】ジャパン石油開発(株)(JODCO)設立

    【国際石油開発アラブ首長国連邦・ADMA鉱区(石油生産プロジェクト)の権益取得

1975年 - 【国際石油開発和文社名をインドネシア石油(株)に変更

1979年 - 【帝国石油】国内最大級の南長岡ガス田新潟県)を発見

1984 - 【帝国石油】越路原プラントが完成し、南長岡ガス田の生産開始

1994年 - 【帝国石油】親沢プラントが完成

1998年 - 【国際石油開発カザフスタン・北カスピ海沖合鉱区、オーストラリア・WA-285-P鉱区権益、インドネシア・マセラ鉱区権益取得

2000年 - 【国際石油開発】カシャガン油田、イクシスガス・コンデンセート田、アバディガス田発見

2001年 - 【国際石油開発】社名を国際石油開発(株)に変更

2004年 - 【国際石油開発】ジャパン石油開発(株)(JODCO)と統合

    【国際石油開発東京証券取引所市場第一部上場

2004年 - 【国際石油開発アゼルバイジャンカスピ海ACG鉱区アゼリ油田生産開始

2006年 - 国際石油開発株式会社、帝国石油株式会社による共同持株会社国際石油開発帝石ホールディングス株式会社」を設立

2008年 - 国際石油開発帝石ホールディングス国際石油開発帝国石油が合併し、国際石油開発帝石が発足

2012年 - オーストラリア・イクシスLNGプロジェクトの最終投資決定

2013年 - 「直江津LNG基地」竣工

2014年 - アラブ首長国連邦・上部ザクム油田権益期限延長

2015年 - アラブ首長国連邦・ADCO鉱区(石油生産プロジェクト)権益取得

    サルーラ地熱IPPプロジェクトに参画

2016年 - 「富山ライン」供給開始

    カザフスタン・北カスピ海沖合鉱区カシャガン油田から原油出荷開始

2017年 - アゼルバイジャンカスピ海ACG鉱区権益期限25年延長

2018年 - アラブ首長国連邦下部ザクム油田の権益取得およびサター・ウムアダルク油田の権益期限延長

    オーストラリア・イクシスLNGプロジェクト生産開始

    オーストラリア・プレリュードFLNGプロジェクト生産開始

2019年 - インドネシア・アバディLNGプロジェクト開発計画(POD)承認

2021年 - 国際石油開発帝石株式会社から株式会社INPEXへ社名変更

 

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事業内容

INPEXの事業は、以下の2つの分野です。

 

【連結事業】原油 77%、天然ガス 22%、他 1%

【海外】61%

 

石油・天然ガス分野

オーストラリアのイクシスLNGプロジェクトやアブダビの油田プロジェクトなどの大型プロジェクトをはじめとして、コアエリア5か国中心に石油・天然ガスプロジェクトを推進し、日本企業最大の埋蔵量、生産規模を有しています。

 

日本国内においては、国内最大級の埋蔵量を誇る南長岡ガス田を有し、2013年に竣工した直江津LNG受入基地を活用しイクシス等からのLNGを取り入れ、約1,500kmの天然ガスパイプラインネットワークを通じ天然ガスをお客様に安定的に供給しています。

 

(引用:INPEX公式HP)

 

ネットゼロ分野

ネットゼロカーボン社会に向けた変革の時代に、社会のニーズに応えるソリューションを提案すべく、5つの事業の柱を強力に推進します。

 

(引用:INPEX公式HP)

 

 

時価総額

INPEX時価総額2.8576兆円です。(2024年3月27日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 3,364名(臨時395名)

    単体 1,349名(臨時91名)

平均勤続年数:13.66年

平均年齢:39.93歳

平均年収:969万円

 

 

業績

2024年2月13日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比6.8%減、経常利益は6.3%減の1兆3,504億4,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年の53.62%から51.80%と横ばいでした。

 

 

(引用:INPEX公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

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適時開示情報

2024年2月13日 2023年12月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2024年1月11日 オーストラリア イクシスLNGプロジェクト参加権益等の追加取得について

2023年11月9日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年8月9日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年8月9日 自己株式の取得に係る事項の決定及び自己株式の消却に係る事項の決定に関するお知らせ

2023年2月9日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3.5%~5.0%程度の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 1.34%  14.3%

2015年3月 1.36%  33.8%

2016年3月 2.11%  156.7%

2017年3月 1.64%  56.9%

2018年3月 1.37%  65.1%

2019年3月 2.27%  36.5%

2019年12月 2.64%  35.5%

2020年12月 4.32%  -%(赤字)

2021年12月 4.79%  31.2%

2022年12月 4.44%  19.3%

2024年3月 3.35%

 

(引用:INPEX公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

INPEXは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年にはこの10年で最安値まで下落しましたが、現在はこの10年で最高値まで上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、11月までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  6.91倍 (予 7.78倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.62倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 287.05 (予 291.85)

BPS(1株当たりの純資産) 3,660.83

 

ROE自己資本利益率) 11.99% (予 7.97%)

ROA(純資産利益率) 5.70% (予 5.06%)

 

(引用:INPEX公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 72.2%

 

(引用:INPEX公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

石油資源開発(1662)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

このところの原油高の影響で売上利益が急上昇しています。

この原油高はまだしばらく続きそうなので、良い業績もしばらくは続くと思われます。

 

一方で、株価も年初来高値を更新しており、業績に連動して上昇しています。

しかし、業績がこれ以上伸びて、株価も上昇するかといわれると、そうはならないのではないでしょうか。

そう思う方は、長期投資は避けるべきです。

 

また、非常に大型の銘柄なので、短期投資向けではありません。

ただし、高配当銘柄なので、配当の権利取りのために短期的に入るのはありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:◎

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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