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【株式銘柄分析】NEW ART HOLDINGS(7638)~ブライダルジュエリー アート ビューティー ゴルフ 高配当 成長企業~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、ブライダルジュエリーの製造・販売を主力として様々な事業を展開するNEW ART HOLDINGSについて調査をしました。

 

newart-ir.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

NEW ART HOLDINGSは、ブライダルジュエリーの製造・販売を主力として様々な事業を展開する持株会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

企業理念は「みんなの夢の企業グループNEW ARTはアートの持てるすべての力であなたを美と健康と幸せに導きます」です。

 

NEW ART HOLDINGSは、人が根源的に求めている「心と体の健康」と「健康的な美しさ」という価値を追求したサービスや商品を提供することを目指します。

すべての事業を通じて、新たな価値の創造に誠実に取り組み、お客様の期待と信頼に応え、アートが創る社会の実現に挑戦し続けます。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1994年9月 - 株式会社ダイヤモンドシライシ設立

1995年7月 - イスラエル現地法人Israel Shiraishi, Ltd.(連結子会社)を設立

2000年3月 - 日本証券業協会に株式店頭登録

2001年10月 - 社名を株式会社シーマに変更

2001年11月 - 第1回シーマワールドジュエリー大賞を開催

2003年10月 - 米Forbes誌より「BEST UNDER A BILLION 200」に選出

2004年12月 - 株式会社ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ市場)に上場

2014年7月 - 株式会社ニューアート・ラ・パルレをグループ会社化

2015年4月 - 株式会社シングルB(現 ニューアート・クレイジー)をグループ会社化

2016年7月 - 社名を株式会社シーマから株式会社NEW ARTに変更

2007年1月 - 台彎新美股份有限公司を設立

2018年10月 - 社名を株式会社NEW ART HOLDINGSに変更

2020年 - NEW ART DIAMONDS (SINGAPORE) PTE. LTD.を設立

2021年7月 - エスト・ウエストオークションズ株式会社(現 ニューアート・エストウエストオークションズ)をグループ会社化

2022年4月 - 市場構造の見直しにより、東証JASDAQから東証スタンダード市場に移行

 

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事業内容

NEW ART HOLDINGSの事業は、以下の6つの事業を展開しています。

 

【連結事業】ジュエリー・アート・オークション 88%、ヘルス&ビューティー 10%、他 2%

 

ジュエリー分野

株式会社ニューアート・シーマでは、エンゲージリング(婚約指輪)やマリッジリング(結婚指輪)などのブライダルジュエリーをメインに、「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」の2ブランドを展開。

さらに、ファッションジュエリーの販売や、ティアラのレンタルサービス、お二人の人生をサポートする「ライフサポート事業」など幅広いサービスを提供しています。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

アート事業

現代アートを中心とした絵画の卸売販売・小売販売の他、長野県軽井沢町にて「軽井沢ニューアートミュージアム」の運営を行っています。

また、シンガポール隈研吾氏によるギャラリー・カフェを併設したアジア最大級のミュージアムをはじめ、韓国・ソウルや中国・北京でのギャラリーオープンなど、海外での事業展開も推進しています。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

オークション事業

1984年の創業以来、数多くのオークションを企画運営し、アジアで最も歴史のあるオークションハウスとしての役割を担ってきた株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ。

近代画家から現代アートまで、様々な美術品を扱います。

日本・香港の運営拠点を強化するとともに、新たにシンガポールでのオークション事業に着手し、アジアNo1のオークション会社を目指します。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

フィンテック事業

NEW ARTグループの金融事業子会社として設立した株式会社ニューアート・フィンテックはグループ事業に付随したカスタマー向けクレジット事業を運営しています。

お客様の利便性を高める金融サービスを行うことで、暮らしの中で美やアートを楽しむことができる豊かな社会づくりに貢献します。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

ヘルス&ビューティー事業

エステティックサロンの先駆けとして1978年に誕生した「ラ・パルレ」を主軸に、多くの女性が自らの”美”に手をかけられるようになった現在に至るまで、高度な技術と心温まる空間を提供し続けてきました。

また、メンズエステティックにもいち早く着手。

今後は健康サプリメント・化粧品の開発や、台北(台湾)でのサロン運営など海外展開も力を入れていきます。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

スポーツ事業

現在、400店舗以上で取り扱われている「CRAZY」ゴルフブランド、ヘッドとシャフトの製造・販売を中心に、スポーツ関連グッズやウェアなどの商品を展開しています。

シャフト製造で培ってきた確かな技術と、一切の妥協も許さないという信念はそのままに、スポーツを楽しむすべての人と、スポーツが創り出す豊かなライフスタイルをお手伝いします。

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

 

時価総額

NEW ART HOLDINGSの時価総額332.53億円です。(2024年2月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 71名(臨時10名)

   連結 752名(臨時107名)

平均勤続年数:4.58年

平均年齢:39.6歳

平均年収:471万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比14.6%増、経常利益は14.7%増の33億7,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の14.42%から15.39%と改善しました。

 

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比6.4%減、経常利益は17.4%減の21億6,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の15.53%から14.23%と悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は72.00%となっています。

 


同時に、通期業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 


下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月9日 2024年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024年1月10日 『成功企業パートナー連合』の組成に向けたWah Full Group Limitedの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月14日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年5.0%超の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 0.0%  -%(赤字)

2015年3月 0.0%  0.0%

2016年3月 0.0%  0.0%

2017年3月 0.0%  0.0%

2018年3月 1.07%  103.4%

2019年3月 3.57%  35.6%

2020年3月 5.17%  31.3%

2021年3月 4.53%  70.0%

2022年3月 5.95%  80.5%

2023年3月 5.47%  90.4%

2024年2月 5.00%

 

株主優待は、100株以上で株主優待カード4種(ジュエリー・エステ・ゴルフ・美術館)の贈呈です。

権利確定月は3月と9月末日です。

①ジュエリー商品15%・20%割引

 ・自社及び自社ブランドで取り扱うジュエリーが対象

エステサービス契約時プレゼント(契約金額に応じたご希望の特典を1種)

 ・10万円以上のご契約:「ラフレル4点セット」プレゼント

 ・20万円以上のご契約:「ファビュラスシャイン ダイヤモンド デッドシークリーム」プレゼント

 ・全商品/エステティックコース20%OFF(ご新規の方対象)

 ・自社子会社が運営するエステティックサロンで利用可

③オリジナル・ゴルフ用品購入時20%割引

 ・自社子会社の直営店およびオンラインショップで利用可

④軽井沢ニューアートミュージアム無料観覧券

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

NEW ART HOLDINGSは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2019年までは横ばいで、2020年から上昇を続けています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月までゆるやかな上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落傾向に転換しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  17.70倍 (予 15.29倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.72倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 112.40 (予 130.15)

BPS(1株当たりの純資産) 534.60

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 18.21% (予 24.34%)

ROA(純資産利益率) 7.71% (予 9.10%)

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 38.7%

 

(引用:NEW ART HOLDINGS公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

4°Cホールディングス(8008)

DDグループ(3073)

ひらまつ(2764)

 

まとめ

このところ売り上げを伸ばしており成長企業といえます。

売上とともに利益も伸びています。

 

しかし、今期業績予想は増収増益のところ、2Q決算の結果を見ると進捗が悪く、予想通りに着地できるのか疑問です。

 

そのため、前期よりも今期の業績が上向けば、長期投資もありだと思いますが今すぐの長期投資をするのは難しいと考えます。

 

小型の銘柄で、値動きも良さそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いと思います。

日本においても有数の高配当銘柄のため、配当の権利獲得のために短期で入るのが最良と思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:◎(配当+優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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