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【株式銘柄分析】レーサム RAYSUM(8890)~不動産販売 債権回収 高配当 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、オフィスやマンションなど収益不動産を組成・販売するレーサムについて調査をしました。

 

https://www.raysum.co.jp/

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:レーサム公式HP)

 

レーサムは、オフィスやマンションなど収益不動産を組成・販売する不動産会社です

2022年に香港ファンドがTOBで株式の過半数超を取得しました。

 

レーサムビジョンは「We are RAYSUM 不動産の価値の本質を見極め 社会に有用な形を実現する 価値の共創を行う」です。

 

(引用:レーサム公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1992年 - 株式会社レーサムリサーチを設立

1997年 - 債権の買取り・価値評価業務を開始

1999年 - グローバル債権回収を買収

2000年 - ノンバンクのセムコーポレーション取得。不動産担保ローン事業を開始

2001年 - IPO JASDAQ上場

2007年 - ノンバンク セムコーポレーション売却

2008年 - 「レーサム」へ社名変更

2018年 - グローバル・インベストメント、レーサム・キャピタル・インベストメント、つばめインベストメントの全株式を譲渡し、サービシング事業から撤退

2019年 - グローバル(旧・グローバル債権回収)を吸収合併

2022年 - オアシス・マネジメント傘下のRays Company (Hong Kong) Limitedが、株式公開買付けにより64.21%の株式を取得

 

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事業内容

レーサムは、以下の3つの事業からなります。

 

【連結事業】資産価値創造 90%、資産価値向上 7%、未来価値創造 3%

 

資産価値創造事業

社会変化に対応し収益性及び資産価値が高まる不動産のあり方を研究し、その受け皿となる不動産を探し出し、自社保有のもと、用途変更や大規模改修を含む抜本的な改良を行い、資産価値を継続的に高めることができる条件を整えます。

販売後も、お客様の保有の目的や意味に沿って資産向上をサポートし続けます。

 

当社の商品の企画立案においては、過去の成功事例やトラックレコードを未来に当てはめることなく、逆に未来社会に必要とされる不動産を生み出すという視点で各プロジェクトを100%オートクチュールでプランニングします。

物件単体ではなく、周辺コミュニティ、自治体との連携、環境保全など多角的な視点も考慮し、社会に有用な不動産資産の創出を目指します。

 

その実現には様々なハードルが存在します。

なかでも権利調整や用途変更は非常に難易度の高いものですが、多種多様なスペシャリストの知識・経験を一つの屋根の下に結集し、潜在価値を引き出します。

その結果、一般常識とは一線を画する不動産資産を創造し、お客様に提供後も引き続き価値向上を進めます。

 

おもな物件価値は数10億円~100億円で、分野は多岐に渡り、商業ビル、オフィス、マンションや医療・宿泊・教育施設などで、お客様は、個人富裕層を中心に、大企業法人や機関投資家ともお取引いただいています。

 

全体の売上の約90%、営業利益の108%を占めます。

 

資産価値向上事業

お客様にご提供した不動産について、資産価値を維持向上させるための、賃貸管理、建物管理業務等を行います。

 

保有の目的や意味を踏まえ継続的にコミュニケーションを深めながら、経済情勢や周辺の社会状況も考慮し、将来に向けた資産価値向上プランをご提案し、実行することで、お客様の資産価値の中長期的な向上を目指します。

 

不動産信託受益小口商品RAYEX(レイエックス)は、この事業の知見と実績を原動力に開発されました。

 

未来価値創造事業

コミュニティホステル、超高齢化社会に必須の高度医療専門施設、増加する自然災害に備える非常用電源開発など、将来の社会課題に対応した事業を、自社事業として行っています。

事業運営を通して蓄積した経験やナレッジは、その成功も失敗も、将来的な資産価値創造事業、資産価値向上事業における構想力、ご提案力として活かされます。

 

 

時価総額

レーサムの時価総額998.95億円です。(2024年2月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 110名

   連結 188名

平均勤続年数:6.7年

平均年齢:45.2歳

平均年収:944万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比0.7%減、経常利益は23.0%増の128億5,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の16.61%から21.16%と改善しました。

 

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比127.9%増、経常利益は303.6%増の108億3,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の12.37%から21.78%と大幅に改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は64.51%となっています。

 

 

計画に対して、業績の進捗は遅れています。

 

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適時開示情報

2024年3月22日 販売用不動産の販売に関するお知らせ

2024年3月19日 販売用不動産の販売に関するお知らせ

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年12月5日 新株式発行に係る発行登録の取下げに関するお知らせ

2023年11月28日 発行価格及び売出価格の決定に関するお知らせ

2023年11月17日 新株式発行及び株式の売出しに関するお知らせ

2023年11月10日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月10日 自己株式の消却に関するお知らせ 9.77%

2023年8月10日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 0.00%  0.0%

2015年3月 1.46%  14.1%

2016年3月 2.12%  20.4%

2017年3月 2.82%  20.5%

2018年3月 3.01%  19.9%

2019年3月 4.42%  23.9%

2020年3月 6.82%  21.7%

2021年3月 0.44%  22.1%

2022年3月 3.99%  20.5%

2023年3月 4.03%  20.4%

2024年2月 5.09%

 

手厚い配当方針を出しており好感が持てます。

 

(引用:レーサム公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

レーサムは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年までは1,250円前後で推移していましたが、2022年から急上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、横ばいを続けています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  11.77倍 (予 8.96倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.70倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 296.84 (予 383.24)

BPS(1株当たりの純資産) 2,015.63

 

ROE自己資本利益率) 15.96% (予 19.01%)

ROA(純資産利益率) 7.85% (予 9.02%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 47.4%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ウェルス・マネジメント(3772)

日本エスコン(8892)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

この2年間は売上を伸ばしており、利益も安定しています。

主力の資産価値創造事業が、業績を押し上げています。

 

業績に比例して、株価も急騰を続けていますが、まだ割安です。

配当も大きいので、キャピタルゲインインカムゲインの両方を狙える銘柄です。

長期投資でキャピタルゲインインカムゲインを狙うのが最良です。

積立投資すればなお良いです。

 

最近の決算を見ると、良いサプライズがあり、株価の急騰につながっています。

急騰狙いで、安い時に短期で入るのもありです。

ただし、投資家の期待のハードルも上がっているので、失望売りがある可能性もありますので、注意が必要です。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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