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【株式銘柄徹底分析】コスモエネルギーホールディングス COSMO(5021)~石油元売り大手 石油開発 風力発電 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、石油元売り大手を傘下に置く持株会社で、風力発電など再エネで多角化をおこなうコスモエネルギーホールディングスについて調査をしました。

 

www.cosmo-energy.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年9月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

コスモエネルギーホールディングスは、石油元売り大手を傘下に置く持株会社で、風力発電など再エネで多角化をおこなう会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

コスモエネルギーグループは、「私たちは、地球と人間と社会の調和と共生を図り、無限に広がる未来に向けて持続的発展をめざします」というグループ理念を、「ココロも満タンに」というブランドステイトメントにのせて、エネルギーの安定供給と、関連するサービスの提供を通して、持続的発展(サステナビリティ)の実現を目指しております。

 

この「ココロも満タンに」には、どんな時代でもコスモに関わる全ての人のココロまで満たす会社でありたいという想いがこめられています。

折しも、様々な地球規模の社会課題が顕在化し、テクノロジーは進歩し、事業環境も急速に変化しています。

当社グループは時代の必要を考え、どんな時でも「ココロも満タンに」の想いを形にできる企業で在るべく、創意工夫を凝らし取り組んでいるところです。

 

変化の激しい時代にあって企業価値の最大化を図るため、中長期のありたい姿として「Vision2030」を策定するとともに、「Oil & New ~Next Stage~」のスローガンを掲げた第7次連結中期経営計画を2023年度からスタートさせました。

現在のコア事業である石油エネルギーを安全に、安定的にお客さまにお届けし、しっかりと収益を上げること。

そして、それを来るべき時代を支える再生可能エネルギーや関連するサービスに投資し、新時代の事業ポートフォリオを育てていくこと。

これにより、グループ全体の持続的な収益安定化を進めます。

 

化石燃料は歴史的に産業革命以降の経済成長をけん引し、我々はこれを生業としてきましたが、

同時に地球環境に大きな負担を与えるものでもあります。

当社グループでは2000年代頭からESG経営の根幹となる環境経営をスタートさせ、企業活動に伴うCO2排出の抑制や、COSMOユーザーのお客さまと共に基金を設立し植林や自然回復活動を行ってきました。

気候変動のみならず、その背景にある貧困や人権侵害など、様々な課題が顕在化するようになるなかスコープを広げ、現在は持続的発展(サステナビリティ)を切り口とするサステナブル経営を推進しています。

 

時代の変化の中で、地球と社会と人が調和し、共生できるエネルギー会社であり続けられるよう、「ココロも満タンに」のCOSMOは挑戦を続けてまいります。

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

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沿革

▼クリックで詳細表示

1986年4月 - 大協石油株式会社、丸善石油株式会社、旧コスモ石油株式会社(精製コスモ)の3社が合併し、コスモ石油株式会社発足

     社内報『こすも』第1号発行

1986年9月 - アブダビ事務所開設

1987年7月 - コスモハイオクガソリン「マグナム100」を発売

1988年1月 - 株式会社コスモ総合研究所設立

1988年6月 - 新クレジットカード「コスモ・ザ・カード」発行

1988年10月 - 株式会社コスモトレードアンドサービス発足

1989年10月 - アジア石油株式会社と合併

1990年5月 - コスモ総研「潤滑油高性能アルカリ清浄剤の開発と工業化」で石油学会「学会賞」を受賞

1990年6月 - コスモルブリカンツ・タイランド株式会社、コスミックオイル株式会社設立

1990年9月 - 四日市製油所コージェネレーション設備完成

1991年7月 - コスモオイルインターナショナル株式会社設立

     英国コスモ石油株式会社設立

1992年3月 - コスモ石油、コスモ総研、コスモペトロテックの3社が「潤滑油用高性能洗浄添加剤の開発」で、大河内記念生産賞を受賞

1992年5月 - コスモハイオクガソリン「スーパーマグナム」発売

1993年3月 - MTBE、アルキレート生産設備並びに廃硫酸再生産設備完成、3月28日から商業運転を開始

1994年1月 - 株主通信「C's MAIL」第1号発刊

1994年2月 - コスモ石油、コスモ総研、重質油対策技術研究組合が、日本エネルギー学会「学会賞」を受賞(残油水素化分解触媒及びプロセスの開発と実用化)

1994年4月 - コスモ中山名誉会長(故人)がアラブ首長国連邦から独立勲章を授かる

1994年10月 - 千葉製油所、軽油深度脱硫装置完成

     中国事務所開設

1994年12月 - 業界初の24kl積みタンクローリーを導入

1995年2月 - 堺製油所、「資源エネルギー庁長官表彰」を受賞

1995年4月 - コスモ石油、コスモ総研、重質油対策技術研究組合が共同で開発した「新規残油分解プロセス技術」が日本産業技術大賞及び内閣総理大臣賞を受賞

     新現金会員カード「シィーヤ・カード」発行

1995年5月 - コスモ石油、コスモ総研、コスモペトロテック他が「潤滑油高性能清浄添加剤の開発」で、石油学会「技術進歩賞」を受賞(ビスカスカップリングオイルの開発)
1995年10月 - コスモルブリカンツ・台湾設立

     湘南国際村に社員研修センター「湘南セミナーハウス」完成

1996年5月 - 坂出製油所が品質国際規格ISO-9002認証取得

     豪州北西部大陸棚チモール海で石油開発鉱区を取得

     コスモ石油、コスモ総研、石油産業活性化センターが「残油処理型流動接触分解触媒の開発と実用化」で石油学会「学会賞」を受賞

1996年11月 - 堺製油所に軽油水添脱硫装置を新設

     横浜市元町郊外にドライブスルー方式のクリーニング店「ホワイトステーション」をオープン

1997年4月 - 全製油所で品質国際規格ISO-9002認証取得

     豪州北西部大陸棚チモール海の新たな石油開発鉱区を取得

1997年5月 - コスモ石油、コスモ総研が「自動車アルミニウムパネル加工油技術」で、日本トライボロジー学会技術賞を受賞

1997年6月 - 坂出製油所、環境管理国際規格ISO-14001認証取得

1997年7月 - 中東・カタール沖海域の油田鉱区を取得

1997年12月 - IPP事業への取り組み開始

1998年2月 - 二重殻構造(ダブルハルタンカー)「ORION TRADER」就航

1998年3月 - 千葉、四日市、堺各製油所、環境管理国際規格ISO-14001認証取得

1998年4月 - 千葉・船橋市に有人セルフSSを、カーケアコンビニエンス「B-cle」複合でオープン

1998年7月 - コスモ石油ルブリカンツ株式会社発足

1998年10月 - カタール海域石油鉱区で原油の試験生産を開始

1999年1月 - 業界で初めてSS2,000店で決済システム・デビットカードサービス運用開始

1999年5月 - コスモ石油、コスモ総研他の共同開発・実用化した「ライトナフサ新規異性化触媒」が、石油学会「学会賞」を受賞

1999年6月 - 全国8ヶ所の受注センターを、燃料油と潤滑油それぞれ1ヶ所に集約完了

1999年8月 - 聴覚障害者向け「SSオーダーカード」を作成し、全国の聴覚障害者団体などに配布

2000年4月 - 次世代高効率エネルギー利用技術として注目される、石油系燃料電池の開発に本格着手

     インターネット事業の確立・拡大に向けたネット事業部の設立

2000年9月 - カスタマーセンターを設立し、お客様からの意見・質問の窓口を一本化

2000年10月 - 日本グローバルタンカー株式会社を設立し、日石三菱(現JX日鉱日石エネルギー)と外航業務を一本化

2000年11月 - 関西電力株式会社、岩谷産業株式会社、宇部興産株式会社と合弁でLNG基地への建設・運営会社「堺エル・エヌ・ジー株式会社」を設立

2000年12月 - 株式会社エル・エヌ・ジー中部に参画し、LNGの販売事業へ参入

2001年2月 - 坂出製油所が「平成12年度省エネルギー優秀事例全国大会」において資源エネルギー庁長官賞受賞

2001年3月 - 「コスモ・ザ・カード・ハウス」でETCサービス開始

2001年4月 - ブタンガスを燃料とする家庭用定置燃料電池パッケージを開発、発電試験を実施

     石油系燃料によるマイクロガスタービンの実証化試験を開始

2001年5月 - アブダビ石油株式会社で中東で初めてとなる石油生産施設でのゼロフレアプロジェクトを稼動

2001年6月 - オーストラリアの植林会社とCO2排出権のオプション契約を締結

2001年9月 - 「環境報告書2001」を発行

2001年12月 - 南太平洋の島々での環境貢献活動<熱帯雨林プロジェクト>実施

2002年1月 - 環境保全活動参加型ハウスカード「コスモ・ザ・カード エコ」発行

2002年2月 - コスモ海洋牧場株式会社発足

2002年3月 - サービスステーションへの太陽光発電システム導入

2002年4月 - 「コスモ・ザ・カード」自動発券機「コスモ・クイック・ボックス」開発

2002年5月 - 「環境報告書2001」が第5回環境報告書賞で石油業界初の受賞

2002年7月 - 燃料電池自動車実証研究」に「水素ステーション」の建設予定地貸与

2002年8月 - 天然ガスからの液体燃料製造(GTL)触媒の開発に成功

2003年4月 - パプアニューギニア政府との覚書(MOU)締結

     製油所で発生する余剰汚泥の減容化に成功

2003年6月 - 環境対応と精製能力最適化の方針決定

     コスモエネルギー開発株式会社発足

2003年9月 - カタール石油開発プロジェクト、商業生産へ向けた開発に移行

2003年10月 - ディーゼル車排ガス浄化装置の販売を開始

2003年11月 - GTL油から燃料電池自動車用水素の製造に成功

2003年通年 - 年間を通じコスモ アースコンシャス アクト クリーンキャンペーンを実施

2004年3月 - コスモ石油日産自動車燃料電池車「X-TRAIL FCV」1号車を導入

2004年4月 - 石油元売系初の直営オイルショップオープン

2004年6月 - 東京コスモ物流株式会社をコスモ陸運株式会社に改編
     100%子会社化、陸運業務基盤を強化

2004年9月 - 新日本石油株式会社(現JX日鉱日石エネルギー株式会社)とコスモ石油株式会社との業務提携強化について燃料品質関連特許に関するクロスライセンス契約を締結

2004年10月 - 5-アミノレブリン酸(ALA)含有製品製造販売会社設立
     国内販売につづき海外販売も本格展開へ

2004年11月 - コスモ石油酒田風力発電所の運転開始

2005年2月 - セルフステーションとミニストップ複合業態1号店オープン

2005年3月 - 伊坂ダムサイクルパーク(三重県四日市市伊坂町)にてLPG改質型定置用燃料電池システムの実証試験運転を開始

     温室効果ガス排出権共同買付機構GG-CAPに参加

     ミックスキシレンの製造・販売に関する新会社 CMアロマ株式会社設立

     燃料電池の市場導入に向けた社内横断組織「燃料電池実証化推進チーム」を発足

2005年5月 - 軽油超深度脱硫触媒開発と超低硫黄軽油生産の実用化」で石油学会賞受賞

     ALA(5-アミノレブリン酸)を有効成分とする発毛促進剤を開発、伊藤嘉恭医師と共同事業化

2005年10月 - ココロも満タンに」が3年連続で高い認知を獲得(日経BPコンサルティング コーポレートメッセージ調査)

     コスモ石油環境広告 日本経済新聞社の第54回日経広告賞 環境広告賞「優秀賞」を受賞

     上海事務所開設

2005年11月 - 地球温暖化防止の国民運動「チーム・マイナス6%」に参加

2006年3月 - 「環境低負荷型超低イオウ燃料製造技術の開発」でGSC賞環境大臣賞受賞

     セルフステーション広告が 第73回毎日広告デザイン賞「準部門賞」を受賞

     軽油脱硫触媒の開発と実用化」で触媒学会学会賞(技術部門)を受賞

2006年4月 - カタールプロジェクトの原油生産の開始 「ガスインジェクション」を行い、環境に配慮

     国連グローバルコンパクトへ参加

2006年5月 - 転換社債型新株予約権付社債の発行でDealWatch AwardsのEquity-linked Bond Issuer of the Yearを受賞

     コスモエンジニアリング株式会社での余剰汚泥削減装置の販売開始

2006年6月 - ALA(5-アミノレブリン酸)を配合した家庭園芸向け液体肥料「ペンタガーデン」を開発 関東地区でテスト販売開始

     サルファーフリー軽油製造のための高機能新規脱硫触媒の開発」で産学官連携功労者表彰経済産業大臣賞を受賞

2006年12月 - コスモ石油20年史」発行

2007年1月 - ALA(5-アミノレブリン酸)配合液体肥料の新製品「ペンタキープ スーパー」日欧同時発売

2007年4月 - 燃料電池分野において新日本石油株式会社(現JX日鉱日石エネルギー株式会社)と業務提携

     軽油超深度脱硫触媒の開発」で文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞

2007年5月 - 「余剰汚泥削減プロセスの開発」で石油学会 技術進歩賞を受賞
「129Xe-NMRを用いた石油精製触媒の構造解析に関する研究」で石油学会野口記念奨励賞を受賞

2007年7月 - 水素ステーションでの定置式燃料電池運用開始

2007年9月 - 「平成19年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰」受賞

2007年10月 - OEM供給のLPガス仕様家庭用燃料電池を設置開始

     アラブ首長国連邦での日本語教育プログラム開始

     カタール国 ブロック3鉱区の探鉱生産分与契約を調印

2007年12月 - 集光太陽熱プロジェクト コスモ石油UAE政府系機関、東京工業大学による共同研究開発契約を締結

2008年1月 - 豪州での探鉱開発プロジェクトへ参加(豪州北西沖 チモール海)

2008年2月 - カタール石油開発の原油生産の拡大についてカタール政府と開発計画に調印

2008年4月 - バイオマスエタノール製造に関するフィージビリティ調査を開始

     コスモ石油株式会社とヒュンダイオイルバンク株式会社の石油事業包括協力覚書締結

     コスモ石油関連会社がALA(5-アミノレブリン酸)配合液体肥料「ペンタガーデンValue」を発売

2008年7月 - 堺製油所重質油分解装置群建設起工式開催

2008年9月 - ALA(5-アミノレブリン酸)配合家庭園芸液体肥料「ペンタガーデンPRO」を発売

2008年10月 - カタール国 ブロック11鉱区探鉱開発事業への参加に関する契約を調印

     セルロースバイオマスエタノール生産技術開発会社(株式会社バイオマテリアル イン 東京)へ出資

2008年11月 - 5-ALAを活用した育毛剤の共同事業契約を締結

2008年12月 - JHFC横浜・大黒水素ステーションで70MPa高圧充填実証を開始

2009年4月 - 新潟GTL実証プラントの竣工~ 日本独自のプロセス(JAPAN-GTLプロセス)による実証運転を開始 ~

2009年5月 - 「高オクタン価型FCC触媒の開発と実用化」で石油学会技術進歩賞を受賞

2009年6月 - ヒュンダイオイルバンク株式会社とのパラキシレン事業合弁会社設立に向けた基本合意書の締結並びにパラキシレン事業への新規参入

2009年7月 - 電気自動車(EV)用急速充電器の給油所設置完了に伴うオープニングセレモニー開催

     BTL研究に関するNEDO事業への参加

     バイオエタノール製造の技術開発に関する共同研究を実施

2009年8月 - 民間13社による「水素供給・利用技術研究組合」の活動を開始~水素供給インフラ・燃料電池自動車の普及を目指した社会実証試験を推進~

2009年9月 - ALA入り液体肥料新商品 ~中国向け~ 販売開始

     環境配慮型サービスステーション オールLED実験店舗オープン

     カタール国ラファン・リファイナリーの生産開始

2009年10月 - ヒュンダイオイルバンク株式会社とのパラキシレン合弁事業契約の締結

2010年2月 - エコ・パワー株式会社(現:コスモエコパワー株式会社)の株式取得(子会社化)

     堺製油所重質油分解装置群の竣工式開催

     企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)への加入

2010年5月 - アラブ首長国連邦における石油精製設備フレアーガス削減技術」が石油学会国際技術交流賞を受賞

2010年12月 - オートリース事業「コスモビークルリース」開始

2011年2月 - アブダビ石油株式会社の利権更新及び新鉱区(ヘイル油田)追加取得

     堺製油所「ETBE装置」竣工

2011年5月 - カタール石油開発において「A構造南部油田」の原油生産開始

     アラブ首長国連邦での日本語教育プログラム提供に関する覚書締結

2011年10月 - ヒュンダイオイルバンクと技術/研究分野における覚書締結

     オイスカ50周年特別功労賞」受賞

2011年11月 - 四日市製油所 ミックスキシレン蒸留装置竣工

2012年5月 - 平成23年度 石油学会 技術進歩賞受賞「石油発酵技術を基盤とする5-アミノレブリン酸の工業製造法と新規用途開発」

2012年6月 - 電気自動車用急速充電器をサービスステーションに導入

2012年8月 - 供給体制の再構築(坂出製油所の閉鎖およびオイルターミナル化)を発表

2012年10月 - サービスステーションで、イオンの電子マネーWAON」決済サービス開始

2012年11月 - 双日エネルギー株式会社(現:CES)の株式譲渡契約を締結

     Hyundai Cosmo Petrochemical 株式会社 新規パラキシレン製造装置完成

2012年12月 - アブダビ石油株式会社の新利権協定発効

     「コスモビークルリース」累計契約台数"3,000台"突破

2013年1月 - 大規模太陽光発電事業を目的とした合弁会社(CSDソーラー合同会社)設立

     Hyundai Cosmo Petrochemical (HCP)株式会社 新規パラキシレン製造装置の商業運転開始に伴う生産・出荷開始

2013年4月 - カタール国ラファン・リファイナリー2株式会社へ資本参加

2013年5月 - アラブ首長国連邦における日本語教育の充実に関する覚書締結

2013年7月 - 坂出製油所閉鎖に伴う3製油所(千葉、四日市、堺)体制開始

2013年8月 - 次世代育成支援対策推進法に基づく認定マーク「くるみんマーク」を取得

2013年12月 - 日本初のイオン電子マネーWAON」を利用したセルフ式サービスステーションが誕生

     『リース契約車両への燃料販売システム』に関するビジネスモデル特許を取得

     LPガス元売・小売販売事業の統合に関する検討開始

2014年1月 - CEPSA社と石油関連事業に関する戦略的包括提携合意契約を締結

2014年5月 - 平成25年度石油学会技術進歩賞受賞「新規な亜鉛・リン修飾残油水素化脱硫触媒の開発と実用化」

2014年6月 - CSDソーラー合同会社に関する太陽光発電所営業運転開始

2014年11月 - コスモエネルギー開発株式会社による会社分割並びに CEPSA社へ子会社株式を一部譲渡

2014年12月 - 東燃ゼネラル石油と千葉製油所における共同事業に関する基本契約書を締結

2015年2月 - 持株会社体制への移行準備開始

     会津若松ウィンドファーム運転開始

2015年5月 - 四日市地域における競争力強化に向けた事業提携を発表

2015年8月 - 総合エネルギー株式会社(現:CES)を完全子会社化

2015年9月 - "CSDソーラー扇島太陽光発電所" 竣工式 開催

2015年10月 - コスモエネルギーホールディングス株式会社発足 持株会社体制に移行

     『ビークルショップ』1号店オープン

2015年11月 - EMGマーケティング鶴見潤滑油工場におけるコスモ石油ルブリカンツ製品の初出荷

2016年2月 - 四日市霞パワー株式会社を設立

2016年3月 - 丸善石油化学株式会社の株式を取得(子会社化)

2016年7月 - ソロモン諸島から叙勲受章

2016年9月 - コスモスマートビークル累計3万台突破

     女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく「えるぼし」認定を取得

2016年10月 - 「コスモエネルギーグループ30年史」発刊

2017年2月 - キグナス石油株式会社と資本業務提携契約を締結

     渡会ウィンドファーム(第Ⅰ期)運転開始

2017年3月 - 千葉製油所と四日市製油所において常圧蒸留装置の公称能力を変更

2017年7月 - 「FTSE4Good Global Index Series」に15年連続採用

2017年10月 - 酒田港宮海風力発電所、酒田港大浜風力発電所の運転開始

2018年1月 - 四日市霞発電所の改造工事(燃料転換工事)完了による竣工披露式実施

     荒川化学工業株式会社と水素化石油樹脂の製造および販売を行う新会社の3社合弁契約書の締結

2018年2月 - 石狩湾新港風力発電所 運転開始

2018年12月 - 石油元売業界で初めて「プラチナくるみん」企業に認定

2019年2月 - 紺綬褒章の受章(公益財団法人オイスカへの支援に対して)

     第28回地球環境大賞「奨励賞」受賞

2019年4月 - 家庭用電力「コスモでんき」を販売開始

     日立造船株式会社と青森西北沖洋上風力合同会社を設立

     度会ウィンドファーム(第2期)運転開始

     姫神ウィンドパーク運転開始

2019年5月 - 日本政策投資銀行「健康経営格付融資」における最高ランクの格付取得

2019年7月 - 「SNAM サステナビリティ・インデックス」構成銘柄に3年連続選定

2019年8月 - 新アプリ「カーライフスクエア」のサービスを開始

2019年12月 - 「コスモでんきグリーン」の販売開始

2014年1月 - 共通ポイントサービス「dポイント」等でNTTドコモと提携開始

     SSオイル新ラインアップ COSMO FILLIOシリーズ発売

2014年3月 - 令和元年度「なでしこ銘柄」に選定

     サステナビリティ・リンク・ローンを実行

2014年6月 - 株式会社e-Mobility Powerと次世代モビリティ社会に向けた連携協定を締結

2020年7月 - 「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に初めて選定

2020年10月 - 法人向け「コスモでんきBusiness」および「コスモでんき Businessグリーン」の販売を開始~

2020年12月 - 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同署名し、「TCFDコンソーシアム」に参画

2021年1月 - 使用済み食用油を原料とした次世代航空機燃料の事業化検討に参画

2021年2月 - アラブ首長国連邦 アブダビ首長国の探鉱鉱区(Offshore Block 4)を取得

2021年4月 - 中紀ウィンドファームの運転開始

2021年5月 - 会津イノベーションオフィスの開設

2021年6月 - 「SOMPOサステナビリティ・インデックス」構成銘柄に5年連続で選定

     ASF社との資本業務提携開始

2021年9月 - 法人・自治体の脱炭素社会に向けた再エネ・EV等のパッケージ商品「コスモ・ゼロカボソリューション」販売開始

2021年11月 - サービスステーションでスマホ決済サービス「メルペイ」の「iD決済」を導入

     e-モビリティの統合型プラットフォームを提供する株式会社REXEVと業務提携契約を締結

2022年1月 - マスダール社と洋上風力・水素・アンモニアなど脱炭素分野での協業検討に関する覚書を締結

2022年3月 - 国産SAF(持続可能な航空燃料)の商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」に加盟

     岩谷産業と水素事業での協業検討に関する基本合意書を締結

     アブダビ国営石油会社とCCS/CCUSなど脱炭素分野での協業検討に関する覚書を締結

2022年4月 - スマートフォンアプリ「カーライフスクエア」でアプリ決済サービスを開始

2022年5月 - 丸善石油化学千葉工場においてプロピレン精留設備の運転を開始

     国内初 バイオマスマーク認定を取得したディーゼルエンジンオイル『コスモディーゼル“カーボニュート”10W-30』を商品化

2022年6月 - アブダビ国営石油会社とブルーアンモニアの売買契約を締結

     コスモエネルギーグループ直営SSなど計603施設で日本初の実質再生可能エネルギー電力への切り替えを完了

2022年7月 - 経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定

     Alcohol to Jet (ATJ) 技術を活用した国産SAF製造事業の共同検討を開始

2022年8月 - 四日市製油所が特定認定事業者(通称:スーパー認定事業者)に認定

2022年10月 - R&Iの発行体格付け「A-」を取得

     「コスモでんきビジネスグリーン」省庁・自治体・企業への導入が1,000施設を突破

     コスモMyカーリースの契約累計10万台突破

2022年11月 - 国内初の国産SAFの大規模生産の実現に向けた 新会社「合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY」を設立

2022年12月 - COSMOエコ基金 20周年記念活動報告書を発行

     秋田県秋田港および能代港における 洋上風力発電プロジェクトの商業運転開始

2023年1月 - 国産バイオディーゼル「コスモCF-5」の供給・販売を開始

2023年2月 - 岩谷産業株式会社と水素ステーション事業における合同会社を設立

     カタール石油開発株式会社を完全子会社化

     紺綬褒章を受章(UNICEFを通じたウクライナへの支援に対して)

 

事業内容

コスモエネルギーホールディングスは、以下の4つの事業からなります。

 

【連結事業】石油 86%、石油化学 11%、石油開発 1%、再生可能エネルギー 1%、他 1%

 

石油開発事業

アラブ首長国連邦UAEアブダビ首長国カタール国において、原油の自主開発・生産を行っています。

半世紀にわたる原油開発の実績に加えて、長年の文化交流を通じて築き上げてきた中東産油国との信頼関係を基盤として、既存権益鉱区での安全・安定操業を進めています。

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

石油事業(精製・販売)

コスモエネルギーグループの中核会社であるコスモ石油にて主に原油の調達から石油製品の製造・物流・輸出入を行っています。同じく中核会社であるコスモ石油マーケティングでは、石油製品を含めたグループ商品を法人・個人のお客様に販売しています。

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

石油事化学事業

石油化学事業は、グループ会社である丸善石油化学にて、石油化学コンビナートにおけるエチレンセンターとして安定的に石油化学製品を供給しています。また、ヒュンダイオイルバンクとの合弁会社であるヒュンダイコスモペトロケミカルはアジアトップクラスのパラキシレン製造装置にて競争力のある石油化学製品を供給しています。

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

再生可能エネルギー事業

再生可能エネルギー事業では、グループ企業であるコスモエコパワーが日本発の風力専業事業会社として1997年に創業して以来、風力発電のサイト開発から発電所の設計・建設、操業、メンテナンスまで一貫して実施できる体制を構築しています。この強みを活かして、陸上風力発電でのさらなる拡大を図るとともに、洋上での風力発電事業にも注力しています。

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

時価総額

コスモエネルギーホールディングス時価総額6,424.20億です。(2024年9月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 6,530名(臨時3,686名)

     単体 221名(臨時41名)

平均勤続年数:16.25年

平均年齢:43.08歳

平均年収:1118万円

 

 

業績

2024年5月9日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は2.2%減で、経常利益は1.8%減の1,616億1,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.87%から5.47%と横ばいでした。

 

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年8月9日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は7.6%増で、経常利益は433.5%増の531億3,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の1.16%から6.87%と大幅に改善しました。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は32.20%でした。

 


計画以上のペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年8月9日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月9日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2016年3月 3.35%  31.7%

2017年3月 2.62%  7.9%

2018年3月 1.45%  5.8%

2019年3月 3.60%  12.7%

2020年3月 5.26%  -%

2021年3月 3.03%  7.8%

2022年3月 3.80%  6.0%

2023年3月 3.50%  18.5%

2024年3月 3.91%  32.0%

2024年9月 3.81%

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

コスモエネルギーホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年以降は上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、6月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  7.97倍 (予 8.28倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.07倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 938.15 (予 905.83)

BPS(1株当たりの純資産) 7,009.50

 

ROE自己資本利益率) 13.74% (予 12.92%)

ROA(純資産利益率) 3.71% (予 3.50%)

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 27.1%

 

(引用:コスモエネルギーホールディングス公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。

 

信用倍率 12.72倍(2024年9月13日現在)

 

比較される銘柄

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まとめ

売上には波がありますが、拡大傾向です。

しかし、利益は近年横ばいが続いています。

2025年3月期は増収減益予想です。

 

一方、株価は2020年から上昇が続いています。

利益は横ばいであるものの、株価は上昇が続いているので、長期投資するのが良いでしょう。

高配当銘柄であるため、配当を前提に長期投資するのが最良です。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:△

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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