こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、レストランやカフェを展開し、ベーカリーなども育成、子会社には「磯丸水産」を持つクリエイト・レストランツ・ホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年9月8日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、レストランやカフェを展開し、ベーカリーなども育成、子会社には「磯丸水産」を持つ会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
クリエイト・レストランツグループは、1999年に創業しました。
当時、すでに多くの外食企業が、業界の中で確固たる地位を築いていましたが、私たちは、立地にあわせて多様な業態を開発し、出店していくという「マルチブランド・マルチロケーション戦略」により、単一ブランドでは決して得ることのできない多業態運営ならではのノウハウを蓄積し、これによって成長してきました。
時代と立地の変化に合わせ、お客様のニーズにあったブランドを創りだすことに加え、2013年以降は海外へ展開を図るとともに、積極的なM&Aにより、他の外食企業にはない、様々な業態、立地を獲得し、現在では19のグループ企業が国内だけでなく、北米、アジアにも展開し、そのブランド数は230を超えており、外食企業では極めてユニークな存在となっています。この間、常に当社が目指してきたのは、彩り豊かな食のシーンを提供し世界中の人々を幸せにするために、食の分野で新たな価値(料理・サービス・業態)を創造(クリエイト)し続けること、すなわち、社名そのものである「レストランをクリエイト」することです。時代が刻々と変化し、お客様の行動やライフスタイルが大きく変わりゆくなか、当社グループは、柔軟な変化対応力と高い専門性を強みに、「グループ連邦経営」を推進します。そして、私たちは、これからも、グループミッションにある、「わくわく」する気持ちを大切にし、多くの仲間と「驚きの未来=レストラン」を創造(クリエイト)してまいります。
そのために、私たちは食の様々なシーンを通じて、これからもチャレンジし続けます。
Missionは「わくわく無限大!
個性いろいろ
ともに創る
驚きの未来。」です。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1999年 - レストラン事業を開始
東京の台場にイタリアンの「portofino」等、5店舗を出店
2000年 - 三菱商事株式会社が資本参加
静岡県御殿場市の御殿場プレミアムアウトレット内に「FOOD BAZAAR」を出店し、フードコート事業を開始
2004年 - 店舗数100店舗を突破
2005年 - 2005年日本国際博覧会に「フェスティバルフードコート 愛知万博」を出店
店舗数200店舗を突破
2006年 - 当社普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施
店舗数300店舗を突破
2007年 - 株式会社クリエイト吉祥がグループ入り
2008年 - 上海豫園商城創造餐飲管理有限公司(合弁会社)を上海に設立
2010年 - 株式会社クリエイト・レストランツ・ジャパン(現株式会社クリエイト・レストランツ)を設立
事業持株会社体制へ移行し、商号を株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスに変更
上海豫園商城創造餐飲管理有限公司を通じて、2010年上海国際博覧会に「上海豫園南翔饅頭店」を出店、「中華美食街」の運営管理を受託
中國創造餐飲管理有限公司を香港に設立
2011年 - CREATE RESTAURANTS ASIA PTE.LTDをシンガポールに設立
上海創思餐飲管理有限公司を上海に設立
本社を東京都品川区東五反田五丁目10番18号に移転
2012年 - 株式会社ルモンデグルメがグループ入り
香港創造餐飲管理有限公司を香港に設立
2013年 - 株主優待制度を新設
SFPダイニング株式会社がグループ入り
株式会社イートウォークがグループ入り
店舗数500店舗を突破
東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2014年 - 株式会社YUNARIがグループ入り
当社普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施。それに伴い、株主優待制度を拡充
株式会社上海美食中心がグループ入り
SFPダイニング株式会社が東京証券取引所市場第二部へ新規上場
2015年 - 株式会社グルメブランズカンパニーを会社分割により設立
株式会社KRフードサービスがグループ入り
株式会社アールシー・ジャパンがグループ入り
2016年 - グループ連結売上高1,000億円を突破
Create Restaurants NY Inc.をニューヨークに設立
グループ内組織再編により、株式会社クリエイト・ダイニングを設立
2017年 - SFPダイニング株式会社がSFPホールディングス株式会社に商号変更
2018年 - 株式会社ルートナインジーがグループ入り
株式会社クリエイト・ベイサイドがグループ入り
従業員の福利厚生の一環として、従業員向け株式交付信託型ESOPを導入
株式会社遊鶴がグループ入り
2019年 - 2019年2月期決算より、国際財務報告基準(IFRS)に移行
SFPホールディングス株式会社が東京証券取引所市場第一部へ市場変更
SFPホールディングス株式会社を通じて、株式会社ジョー・スマイルがグループ入り
木屋フーズ株式会社がグループ入り
SFPホールディングス株式会社を通じて、株式会社クルークダイニングがグループ入り
株式会社クリエイト・スポーツ&レジャーがグループ入り
Il Fornaio (America) LLCがグループ入り
店舗数1,000店舗を突破
株式会社いっちょうがグループ入り
2020年 - 当社普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。それに伴い株主優待制度を拡充
株式会社ルモンデグルメと株式会社イートウォークが合併し、商号を株式会社LG&EWに変更
株式会社クリエイト・ダイニングが、株式会社クリエイト・ベイサイドと木屋フーズ株式会社を吸収合併
SFPホールディングス株式会社と合弁にて、シェアードサービス機能を担う株式会社クリエイティブ・サービスを設立
2021年 - SFPホールディングス株式会社と合弁にて、購買企画機能を担う株式会社CMDを設立
2022年 - 東京証券取引所の市場再編に伴い、プライム市場へ移行
株式会社クリエイト・レストランツが株式会社クリエイト・スポーツ&レジャーを吸収合併
株式会社サンジェルマン及び株式会社北海道サンジェルマンがグループ入り
2023年 - 株式会社クリエイト・ダイニングが株式会社ルートナインジーを吸収合併
株式会社北海道サンジェルマンが株式会社レフボンに商号変更
2024年 - 株式会社クリエイト・ダイニングが株式会社LG&EWを吸収合併
事業内容
クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、以下の6つの事業からなります。
【連結事業】CRカテゴリー 32%、SFPカテゴリー 20%、専門ブランドカテゴリー 35%、海外カテゴリー 13%
レストラン事業
レストラン事業は、和食、洋食、中華、エスニック等、多岐にわたっております。
代表的なブランドとしては、安心・安全な牛肉や豚肉、旬の新鮮野菜が食べ放題の「しゃぶ菜」、京都の老舗『森半』の抹茶を使用した抹茶ドリンクやスイーツを提供する「MACCHA HOUSE」、洋食・和食・中華料理・スイーツが楽しめるビュッフェレストラン「PRECIOUS BUFFET」、日常のお食事からお祝い事やご法事など様々な食のシーンにお使いいただける和食レストラン「かごの屋」、本格高級寿司をお好きなだけお楽しみいただける高級寿司食べ放題の「雛鮨」、ブラジルを代表するバーベキュー料理シュラスコを種類豊富なサラダバーと共にお楽しみいただける「RIO GRANDE GRILL」、小籠包専門店として上海随一の知名度を誇る老舗「南翔饅頭店」、料亭のような圧倒的な建築物で和食をお楽しみいただける「いっちょう」、素材にこだわった本格イタリアンの「TANTO TANTO」、全国各地の契約農家から毎日届くこだわり野菜を提供する「やさい家めい」、創業50年以上の歴史を持つごまそばの老舗「遊鶴」、シンガポールの国民食である海南鶏飯(シンガポールチキンライス)を提供する「海南鶏飯食堂」等があります。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
居酒屋事業
居酒屋事業は、専門性の高い業態を展開しております。代表的なブランドとしては、都会にいながら海の家気分を楽しめる海鮮居酒屋「磯丸水産」、手羽先唐揚げをはじめとする鶏料理専門店の「おもてなしとりよし」、大衆酒場「五の五」等があります。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
ベーカリー事業
ベーカリー事業は、幅広い品揃えで世代を超えてお楽しみいただけるベーカリー「Saint-Germain」や「L’airbon」、MOF(フランス最優秀料理人賞)受賞シェフのジャン・フランソワルメルシエ氏の技術と精神を受け継ぐベーカリー&カフェ「JEAN FRANÇOIS」、自家製パンと自家焙煎コーヒーが楽しめるベーカリーカフェ「Bread&Coffee IKEDAYAMA」等を展開しております。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
ラーメン・フードコート事業
ラーメン事業は、つけめん時代の火つけ役ともいわれる「つけめんTETSU」や、中華そば専門店「きみはん」等を展開しております。つけめんのスープは、強火で炊き出した豚骨と鶏ガラのスープに煮干し、鰹節、鯖節の旨みを凝縮させた魚だしを合わせており、濃厚でありながらも諄さの残らない一杯をお楽しみいただけます。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
また、フードコート事業においては、従来のフードコート店舗(ブース)と差別化を図るために、レストラン事業で培ったノウハウを活用し、専門性を打ち出したビビンパ、パスタ、オムライス、パンケーキやクレープといったデザート等の業態を展開しております。さらに、多様なフードコート店舗(ブース)を運営している強みを活かし、フードコートの全ての店舗(ブース)を当社グループで運営する一括オペレーションフードコート(フードホール)にも注力しております。効率性の高い運営と、統一感のある空間を実現しており、東京メトロ表参道駅にあるエチカ表参道内「マルシェ・ドゥ・メトロ」や御殿場プレミアムアウトレットモール内「フードバザー御殿場」、東京ミッドタウン日比谷内「HIBIYA FOOD HALL」等にもそのノウハウを活かしております。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
SA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)事業
クリエイト・レストランツグループでは、多様なレストラン運営で培った業態開発力と店舗オペレーション力を活かし、高速道路のSA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)内に様々な業態のレストランやフードコート等を展開しております。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
コントラクト(受託運営)事業
クリエイト・レストランツグループでは、全国各地のゴルフ場や野球場、水族館、美術館等の文化・レジャー施設から業務委託を受けレストランを運営しています。多種多様な業態を全国各地に展開している当社グループならではのメニュー開発力とオペレーション力を活かして、クライアントからの要望に合わせたバラエティに富んだメニューを提供しております。中でも、ゴルフ場内のレストラン運営は国内トップクラスの受託件数を誇り、ゴルフ場ごとの様々なニーズ・条件を踏まえ、幅広い運営ノウハウによりゴルフ場の負担を軽減することで、クライアントの方々と安心で安定的な関係を構築しております。また、全国農業協同組合連合会(JA全農)様からの業務受託として、旬の食材を使用した地産地消のメニューが楽しめるレストラン・カフェ等を受託運営しております。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
時価総額
クリエイト・レストランツ・ホールディングスの時価総額は2,181.35億円です。(2024年9月8日現在)
社員の状況
従業員数:連結 4,205名(臨時8,755名)
単体 119名(臨時4名)
平均勤続年数:12.20年
平均年齢:47.80歳
平均年収:660万円
業績
2024年4月12日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は23.3%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は48.9%増の50億4,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の4.30%から4.85%と横ばいでした。
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
2025年2月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年7月12日に発表された2025年2月期の1Q決算の結果です。
連結売上収益は4.6%増で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は13.9%減の18億5,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の8.14%から7.19%と悪化しました。
第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は30.36%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年10月11日 2025年2月期 第2四半期決算発表予定
2024年7月12日 2025年2月期 第1四半期決算短信
2024年4月12日 2024年2月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年0.5%前後の配当を出しています。
2014年2月 2.27% 35.9%
2015年2月 1.48% 11.0%
2016年2月 1.20% 33.2%
2017年2月 1.33% 37.3%
2018年2月 0.83% 34.4%
2019年2月 0.92% 170.8%
2020年2月 0.35% 93.0%
2021年2月 0.00% -%(赤字)
2022年2月 0.62% 14.7%
2023年2月 0.61% 37.3%
2024年2月 0.67% 29.2%
2024年9月 0.78%
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
株主優待は、お食事券の贈呈です。
権利確定月は、2月末日・8月末日です。
100株以上 2,000円分
200株以上 4,000円分
400株以上 6,000円分
600株以上 8,000円分
1,000株以上 10,000円分
3,000株以上 16,000円分
6,000株以上 24,000円分
9,000株以上 30,000円分
上記に加え、1年以上継続保有で
400株以上 2,000円分
3,000株以上 4,000円分
6,000株以上 6,000円分
9,000株以上 8,000円分
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、2月と8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、5月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降下落しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 42.77倍 (予 35.35倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 5.76倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 23.97 (予 29.00)
BPS(1株当たりの純資産) 177.93
ROE(自己資本利益率) 14.01% (予 16.30%)
ROA(純資産利益率) 3.85% (予 4.58%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 28.1%
(引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性はやや悪いといえます。
信用倍率 0.09倍(2024年8月30日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は、コロナの影響で2021年2月期には落ち込みましたが、年々回復して現在はコロナ前の業績を上回るまで回復しました。
利益も売上と同様に回復し、2025年2月期には過去最高利益を更新する見込みです。
2025年2月期は増収増益予想です。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。
一方、株価は年々上昇が続いています。
業績は成長しており、株価も上昇が続いているので、長期投資するのが最良でしょう。
また、株主優待は店舗を利用する方にとっては魅力的でしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:△
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:〇
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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