こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」を展開する日レスなどを持ち、コーヒー類の卸売りもおこなうドトール・日レスホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年7月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
ドトール・日レスホールディングスは、傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」を展開する日レスなどを持ち、コーヒー類の卸売りもおこなう会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
当社は、日本レストランシステム株式会社と株式会社ドトールコーヒーの株式移転により、2007年10月1日付で経営統合し、株式会社ドトール・日レスホールディングスを設立しました。
両社それぞれが持つ「業態開発力」と「店舗開発力」、「直営」と「フランチャイズ」、そして両社の持つ「ブランド力」など高い相互補完性をもとに、「飲」と「食」の融合によって、多様化するお客様の心の奥底にある期待感に応えるサービスの展開を図り、新しい外食文化を発信し、エクセレント・リーディングカンパニーとしての地位確立を目指しています。
統合から2年半が経過する中、重複していた洋菓子部門を統合し、D&Nコンフェクショナリーを設立。
グループ内に留まらず、外部取引先への洋菓子卸売事業を拡大できる体制を形成しました。
また、ホールディングスが持つグループのノウハウを結集した業態を運営していく事業会社としてD&Nカフェレストランを設立。
ダイニング・カフェなどさまざまなニーズに対応する業態を開発しています。
更に、ベーカリー事業を行うサンメリー社の株式取得により子会社化することで、グループ全体の企業価値の増大を図ることが可能となりました。
ドトール・日レスホールディングスとして新たな価値を創造し、日本の外食業界をリードするためにも、激しく変化する経営環境を迅速に察知し、すばやく的確に対処していきます。
そして、ご来店いただくお客様にご満足頂き、地域社会に愛されることにより、株主価値の向上、そして企業価値の最大化を目指していく所存です。
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
2007年4月 - 日本レストランシステム株式会社と株式会社ドトールコーヒーが経営統合で基本合意
2007年5月 - 日本レストランシステム株式会社と株式会社ドトールコーヒーが経営統合に最終合意
2007年6月 - 日本レストランシステム株式会社の臨時株主総会で経営統合を承認可決
2007年9月 - 株式会社ドトール・日レスホールディングスの東京証券取引所第一部上場を東京証券取引所が承認
2007年10月 - 株式会社ドトール・日レスホールディングス設立
株式会社ドトール・日レスホールディングス東京証券取引所第一部に上場
2008年8月 - D&Nコンフェクショナリー株式会社設立(グループ傘下の株式会社マドレーヌ・コンフェクショナリーと日本レストランコンフェクショナリー株式会社を経営統合)
2008年12月 - D&Nカフェレストラン株式会社設立
2009年10月 - 株式会社サンメリーの発行済株式を100%取得し連結子会社化
2011年8月 - D&Nインターナショナル株式会社設立
2015年12月 - 株式会社プレミアムコーヒー&ティー設立
事業内容
ドトール・日レスホールディングスは、以下の5つのブランドからなります。
【連結事業】日本レストランシステムグループ 36%、ドトールコーヒーグループ 59%、他 5%
今や”生活必需品”ともいえるセルフサービスコーヒーショップのパイオニア。
幅広い客層をカバーする業界のトップチェーンとして、抜群の集客力と収益性を誇ります。
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
エクセルシオール カフェ
本格的なコーヒーやパニーニをはじめ、立地に応じてパスタや焼きたてパンなどさまざまな異なるメニュー構成で、価値ある時間(とき)を提供しています。
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
ドトール珈琲農園
コーヒー農園主の邸宅をイメージした店内で極上のコーヒーを味わう空間を造りました。
ドトールが誇るブレンド技術を結集したハイクラスのブレンド3種をお楽しみください。
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
お箸でいただくスパゲティーの草分け。
店名の由来となった五右衛門釜でゆったりと茹であげます。
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
星乃珈琲店
一杯ずつ丁寧に淹れたハンドドリップコーヒーにこだわるお店。
落ち着いた雰囲気の店内でくつろぎの時間を提供します。
ふわふわのスフレパンケーキが大人気。
(引用:ドトール・日レスホールディングス公式HP)
時価総額
ドトール・日レスホールディングスの時価総額は993.38億円です。(2024年7月12日現在)
社員の状況
従業員数:連結 2,765名(臨時7,779名)
単体 23名
平均勤続年数:7.58年
平均年齢:40.50歳
平均年収:549万円
業績
2024年4月12日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結売上高は10.8%増で、経常利益は122.2%増の77億100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の2.34%から5.21%と大幅に改善しました。
2025年2月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年7月12日に発表された2025年2月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は4.9%増で、経常利益は37.5%増の31億円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の6.16%から8.08%と改善しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は31.48%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年7月12日 2025年2月期 第1四半期決算短信
2024年7月12日 配当予想の修正に関するお知らせ
2024年4月12日 2024年2月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.5%前後の配当を出しています。
2014年2月 1.61% 32.3%
2015年2月 1.56% 25.8%
2016年2月 1.58% 24.7%
2017年2月 1.39% 23.7%
2018年2月 1.29% 22.4%
2019年2月 1.48% 23.9%
2020年2月 1.88% 24.8%
2021年2月 1.49% -%(赤字)
2022年2月 1.60% 94.1%
2023年2月 1.61% 38.7%
2024年2月 1.94% 32.0%
2024年8月 2.08%
株主優待は、株主ご優待カードを贈呈です。
権利確定月は2月末日です。
100株以上 1,000円分
300株以上 3,000円分
500株以上 5,000円分
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ドトール・日レスホールディングスは、2月と8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年から2020年まで下落傾向が続いていましたが、それ以降は上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、2月までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
直近下落傾向に転換しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 17.30倍 (予 14.29倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.94倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 125.31 (予 151.67)
BPS(1株当たりの純資産) 2,297.40
ROA(純資産利益率) 4.30% (予 5.08%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 77.0%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 3.18倍(2024年8月23日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は、コロナの影響により2021年2月期に落ち込みましたが、それ以降は拡大傾向で、現在はコロナ前以上にまで回復しています。
利益も2021年2月期の赤字から、コロナ前の水準まで戻っています。
2025年2月期も増収増益予想です。
一方、株価は2022年以降上昇が続いています。
業績は拡大傾向が続いており、株価も上昇傾向なので、素直に長期投資するのが最良でしょう。
大型の銘柄ですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:△
割安度:〇
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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