こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、独立系で電線御三家の一角、フレキシブルプリント基板(FPC)で世界有数のフジクラについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年5月19日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:フジクラ公式HP)
フジクラは、独立系で電線御三家の一角、フレキシブルプリント基板(FPC)で世界有数の会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価の構成銘柄の1つ
1885年の創業以来、エネルギー、情報通信、エレクトロニクス、自動車電装等、様々な分野において、「新しいことに挑戦する『進取の精神』」と「高度な技術を探求する『技術のフジクラ』」をDNAに、顧客の価値創造と社会の発展に貢献してきました。
世界では今後も大きな変革が進むとともに、多様な技術革新が起こると考えられます。
こういった社会の変化や技術の進展があるところには、私たちフジクラグループの優れた技術が活かせる機会が必ずあると考えています。
こういった変化に対し、”つなぐ”テクノロジーを通じて顧客の価値創造と社会に貢献することが当社のパーパスであり、存在意義であると考えています。
当社グループでは、2023年5月に、2025年度を最終年度とする中期経営計画「2025年中期経営計画」を公表しました。
本中計では、当社が誇る”つなぐ”テクノロジーを軸に、「情報インフラ」「情報ストレージ」「情報端末」の3つを革新的事業領域と位置付け、これらの分野を中心に「技術のフジクラ」による顧客の価値創造と社会貢献を推し進め、当社の持続的な成長と企業価値向上につなげていきます。
Missionは「フジクラグループは ”つなぐ”テクノロジーを通じ 顧客の価値創造と社会に貢献する」
「私たちは ”つなぐ”テクノロジーの分野で あくなき挑戦を続け 価値ある商品及びソリューションの提供により 顧客の信頼に応え社会に貢献します」、
Visionは「”つなぐ”テクノロジーの分野で、顧客に最も信頼されるパートナーになる」
「先進的で有用性の高い商品とソリューションを継続的に開発し、”つなぐ”テクノロジーの分野でリーダーになる」
「「一人ひとりが主役」として行動し、世界で通用する有能な人財集団になる」です。
(引用:フジクラ公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1885年 - 藤倉善八、絹・綿巻線製造開始
1886年 - 藤倉留吉、渡米
1887年 - 藤倉善八、米国から大型編組機5台輸入
1888年 - 新宿御料地内の製糸場を借り受け工場移転
東京線、パラフィン線、コード類の製造開始
ゴム線の研究に着手
1890年 - 藤倉留吉、米国より帰国
工場を千駄ヶ谷900番地に移転
1893年 - 日本で初めてゴム被覆線の製造開始
1896年 - 工場を千駄ヶ谷922番地に移転
岡田顕三、電線製造技術習得のため渡米
1901年 - 藤倉電線護獏合名会社設立、資本金2万5000円
旋風により千駄ヶ谷工場全壊(3ヶ月後に復旧)
1910年 - 藤倉電線株式会社設立、資本金50万円
藤倉合名会社防水布製造所(現 藤倉コンポジット)設立
1916年 - 熔銅・展延・製線作業開始
第3工場全焼
1918年 - 多層ゴム被覆線の特許取得
「実用電線要覧」(電線要覧)発行
1919年 - 知的障害者施設「藤倉学園」設立(大島)
1920年 - 深川平久町の2万2000坪を買収し、工場建設に着手
1921年 - 深川の熔銅工場完成
1923年 - 深川本社・工場完成
野球部発足
大震災で深川本社・工場全焼
1924年 - 深川工場復旧
1925年 - 逓信省に国産絶縁紙による1200対ケーブル納入
鉄道省の指定工場となる
1929年 - 本社新館落成
1930年 - ユニット型市内ケーブル製造開始
OFケーブル製造開始
研究棟完成
1931年 - 日本初となる飛行機用電線「藤光線」製造開始
1933年 - 社標を正式登録
鈴木工作所(現 スズキ技研)設立
1935年 - 藤倉型高周波同軸ケーブルの特許取得
「藤倉電線彙報」(「フジクラ技報」の前身)創刊
1938年 - 第12回都市対抗野球優勝
藤倉化学工業(現 藤倉化成)設立
1939年 - 第13回都市対抗野球優勝
藤倉航空工業(現 藤倉航装)設立
1941年 - アルミ電線製造開始
1943年 - 藤倉型100kW同軸ケーブル製造開始
1944年 - 富士工場開設
米沢末広電纜工業(現 米沢電線)設立
1944年 - 東京大空襲により深川工場全壊
深川工場再建開始
1949年 - NHKに日本最初の24心TVカメラケーブル納入
日本発送電にACSR発納入
ビニル電線製造開始
キティ台風で深川工場が水害を受ける
1954年 - 沼津工場完成
社内報「藤倉電線ニュース」創刊
第25回都市対抗野球準優勝
超高圧実験室完成
1957年 - ワイヤハーネス製造開始
1958年 - 東京電力に日本初の154kV OFケーブル納入
沼津熔銅設立
多摩藤倉学園設立
1964年 - 佐倉工場に日本初の66kV PFOケーブルを布設
通信ケーブルのSZ撚り方式製造装置開発
1965年 - 佐倉工場完成
ダイスタンプ式プリント配線板生産開始
1968年 - 霞が関ビルに本社事務所設置
1969年 - 東京電力に275kV OFケーブル納入
1970年 - 鈴鹿工場完成
1973年 - 社史「88年史」刊行
1974年 - CVD法による光ファイバ母材製造の検討開始
275kV CVケーブル開発
協栄線材設立
1975年 - 日本電信電話公社、古河電工、住友電工、当社間で光ファイバ共同研究協定締結
日本初、平型エレベータケーブル開発
1976年 - 日本電信電話公社と世界初の長波長極低損失光ファイバ共同開発
1977年 - 高抗張力線入りユニット型ファイバ開発
日本初、154kV CVケーブル実用化
本社事務所をが五反田藤倉ビルに移転
1979年 - リボン電線、フラットケーブル製造開始
電子機器用FPCの生産開始
世界初低損失光シングルモードファイバで0.27dB/km達成
1980年 - メタルSPケーブル開発
シングルモード用融着接続機開発
1981年 - 融雪用ヒートポンプ開発
1982年 - 半導体圧力センサ開発
275kV CVケーブル納入
佐倉光工場完成
メンブレンスイッチ生産開始
1983年 - 日本列島縦貫用光ファイバ納入布設開始
Fヒータ生産開始
1985年 - 創業100周年
世界初、コア直視型光ファイバ融着接続機開発
新社章制定
1987年 - 酸化物超電導材料の線材化に成功
光エレクトロニクス研究所完成
社史「フジクラ100年のあゆみ」
1988年 - PCTT社、DDKタイランド社、フジクラヨーロッパ社設立
世界初、CSトロリー線開発
世界初、多心光ファイバ融着接続機開発
1989年 - 東北フジクラ、青森フジクラ、フジクラエンジニアリングタイランド社、LTEC社設立
光線路監視システム納入開始(スズキ技研)
シスコム設立
深川新本社ビル完成
1991年 - 光システム開発センター完成
フジクラプレシジョン、珠海藤倉電送社設立
1992年 - 富津工場完成
社名を「フジクラ」へ変更
1993年 - 東京R&Dセンター完成
500kV CVケーブル、北本光複合海底ケーブル納入
1995年 - フジクラ(マレーシア)社設立
超低損失多心コネクタ開発
1996年 - 普及型小型光ファイバアンプモジュール開発
1998年 - 関電・電発に世界最大規模の直流500kV OF海底ケーブル納入
世界初、リサイクルできるエコ電線開発
1999年 - 新幹線用新信号ケーブル開発
500kV CVケーブル新京葉豊洲線納入
2000年 - 深川工場跡地再開発「深川ギャザリア」誕生
2001年 - FESL社設立
FTTH光製品商品化
自動車用着座センサ開発
2002年 - 高圧CV活線診断装置で澁澤賞受賞
地球深部探査船用ケーブル発納入
ウエハレベルパッケージ生産開始
中国統括会社 藤倉貿易(上海)設立
2004年 - 超高速エレベータケーブル納入
2005年 - 創業120周年
新経営理念「MVCV」導入
三菱電線と合弁会社「フジクラ・ダイヤケーブル」設立
2006年 - スペインACE社の株式60%を取得
創業120周年記念事業として経営理念の絵本「飛ぶぞう。」を作成
2007年 - 本社ショールームリニューアル
ファイバーテック株式会社買収
2008年 - スペインACE社を子会社化
2010年 - タイ王国のグループ7社を統合しFETL社設立
オプトエナジー社を買収
深川工場跡地再開発「深川ギャザリア」完成
「フジクラ 木場千年の森」オープン
2011年 - タイ王国の洪水で工場被災
2015年 - 光ファイバの量産性に優れたVAD法がIEEEマイルストーン認定
フジクラ・ダイヤケーブルに産業用電線事業の製造事業及び販売事業を統合
「フジクラグループ環境長期ビジョン2050」を制定
ビスキャスより配電線・架空送電線事業を譲り受け
2017年 - 「フジクラ 木場千年の森」が東京都「江戸のみどり登録緑地(有料緑地)」に登録
2018年 - イノベーションパブ「BRIDGE」を開設
事業内容
フジクラは、6つの事業からなります。
【連結事業】 エネルギー・情報通信 54%、エレクトロニクス 24%、自動車電装 19%、不動産 1%、他 1%
【海外】71%
情報通信
(引用:フジクラ公式HP)
エネルギー
(引用:フジクラ公式HP)
エレクトロニクス
(引用:フジクラ公式HP)
自動車電装
(引用:フジクラ公式HP)
新規事業推進領域
(引用:フジクラ公式HP)
不動産
(引用:フジクラ公式HP)
時価総額
フジクラの時価総額は8,421.75億円です。(2024年5月19日現在)
社員の状況
従業員数:連結 54,762名(臨時7,776名)
単体 2,108名(臨時417名)
平均勤続年数:16.00年
平均年齢:43.00歳
平均年収:769万円
業績
2024年5月13日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は0.8%減で、経常利益は2.7%増の697億3,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の8.70%から8.69%と横ばいでした。
(引用:フジクラ公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年5月13日 2024年3月期決算短信
2024年5月13日 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.27% 60.1%
2015年3月 1.33% 18.5%
2016年3月 1.51% 21.6%
2017年3月 1.25% 22.4%
2018年3月 1.94% 21.8%
2019年3月 2.88% 235.6%
2020年3月 1.60% -%(赤字)
2021年3月 0.00% -%(赤字)
2022年3月 1.60% 7.1%
2023年3月 3.20% 20.2%
2024年3月 2.41% 29.7%
2024年5月 1.93%
(引用:フジクラ公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
フジクラは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年までは横ばいが続いていましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 15.39倍 (予 15.70倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.30倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 184.96 (予 181.29)
BPS(1株当たりの純資産) 1,236.73
ROE(自己資本利益率) 18.86% (予 14.66%)
ROA(純資産利益率) 7.05% (予 6.91%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 47.1%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、波がありながらも拡大傾向です。
2025年3月期は増収減益予想です。
一方、株価は2024年以降急上昇が続いています。
配当もそこそこあり、業績は伸びているので、素直に長期投資するのが最良です。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:〇
割安度:△
値動き:△
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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