こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、スナック菓子最大手で、ポテトチップスやじゃがりこ、シリアルなどを展開するカルビーについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年11月1日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:カルビー公式HP)
カルビーは、スナック菓子最大手で、ポテトチップスやじゃがりこ、シリアルなどを展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
1949年の創業以来、私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしへの貢献を実践してきました。
変わらぬ企業理念のもと、さまざまな社会課題に対応し、次なる成長に向けた変革に踏みだしていくことが、ますます重要となっています。
昨今、カルビーグループを取巻く事業環境には大きな変化が起きています。
気候変動が調達に与えるさまざまな影響・地政学的な問題がもたらす輸入原料調達の不安定化・少子高齢化の加速による長期的な国内需要低下など多岐にわたります。
目まぐるしく変わる事業環境においても、カルビーが、これからもカルビーらしく存続するために、新たな2030ビジョン【Next Calbee & Beyond】を掲げました。
2030年に向けて、これまでカルビーが築き上げてきたことをベースとしながらも、カルビーのイメージを大きく変える歩を進め、持続的に成長する強い企業を目指していきます。
2030年までのマイルストーンとして、2025年度までの3ヵ年変革プランを「Change2025」と名付け、次なる成長のための基盤づくりの基幹と位置付けています。
ビジョンの実現に向け、グループ社員一丸となって経営を取り巻く課題に立ち向かい、グループが持つ可能性を切り拓いていきます。
企業理念は「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、
おいしさと楽しさを創造して、
人々の健やかなくらしに貢献します。」、
グループビジョンは「顧客・取引先から、次に従業員とその家族から、
そしてコミュニティから、最後に株主から
尊敬され、賞賛され、そして愛される会社になる」です。
(引用:カルビー公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1949年 - 「松尾糧食工業所」を法人に改組し、「松尾糧食工業(株)」を設立
1955年 - 「カルビー製菓(株)」に社名変更
かっぱあられ発売
1964年 - かっぱえびせん発売
1966年 - 海外への輸出開始
「かっぱえびせん」を東南アジア・ハワイへ輸出開始、翌67年には北米へ輸出開始
1968年 - 国内生産拠点の拡大
宇都宮工場(栃木県)の操業を開始、翌69年には千歳工場(北海道、現:北海道工場)の操業も開始し、国内の生産拠点を拡大
1970年 - Calbee America, Inc.(米国カリフォルニア州)を設立
北米におけるスナック菓子市場規模に着目し、カルビー初となる海外拠点を設立
1972年 - サッポロポテト発売
1973年 - 本社を東京都北区に移転、社名をカルビー(株)に変更
1974年 - 北海道内3ヶ所に馬鈴薯貯蔵倉庫を4棟建設
1975年 - ポテトチップス発売
鹿児島工場(鹿児島県鹿児島市)、下妻工場(茨城県下妻市)操業開始
1976年 - 宇都宮第2工場(栃木県宇都宮市)、滋賀工場(滋賀県湖南市、現:湖南工場)操業開始
Calbee Tanawat Co., Ltd.(タイ)を設立
1983年 - ポテトチップス「ルイジアナ」で初めてアルミ蒸着フィルム採用
1984年 - 世界初の馬鈴薯輸送船「カルビーポテト丸」就航
1985年 - 全商品パッケージにアルミ蒸着フィルムを使用
1988年 - 中京地区にてシリアル商品を発売。シリアル事業に参入
1989年 - シリアル製造工場となる清原工場(栃木県宇都宮市)操業開始。シリアル全国発売
1990年 - 物流基盤の強化
貨物運送業・倉庫業のスナックフード・サービス(株)(現:カルビーロジスティクス(株))を設立
1991年 - フルグラ発売(発売当時はフルーツグラノーラ)
1993年 - 企業理念制定
1994年 - アジアで勢力拡大
1980年にタイに設立したCalbee Tanawat Co., Ltd.に続き、香港にCalbee Four Seas Co., Ltd.を設立
東京都北区に本社ビル完成
1995年 - じゃがりこ発売
新宇都宮工場(栃木県宇都宮市)操業開始
1997年 - カルビーポテト帯広工場(北海道帯広市、現:帯広工場)操業開始
1999年 - 綾部工場(京都府綾部市、現:京都工場)操業開始
2002年 - 馬鈴しょ畑のIT管理を開始
カルビー四州(汕頭)有限公司(中国広東省、現:CFSS Co, Ltd.)を設立
2004年 - 研究開発環境の整備
栃木県宇都宮市に研究開発の拠点としてR&DDEセンター(現:R&Dセンター)を設立
2006年 - Jagabee発売
コーポレートメッセージ制定
RDO-CALBEE FOODS,LLC(米国オレゴン州)を設立
ジャパンフリトレー(株)を子会社化
2010年 - 本社を東京都千代田区に移転
2011年 - 東証一部上場
Haitai-Calbee Co., Ltd.(韓国)を設立
ロート製薬、カゴメ、カルビーの3社により「みちのく未来基金」を設立
カルビーアンテナショップ「カルビープラス」原宿竹下通り店(2021年閉店)、新千歳空港店オープン
2012年 - RDO-CALBEE FOODS,LLCをCalbee North America, LLCに社名変更し、Calbee America Inc.のスナック事業を継承
2013年 - Harvest Snaps発売
PT. Calbee-Wings Food(インドネシア)を設立
2014年 - Calbee (UK) Ltd(英国、現:Calbee Group (UK) Ltd)を設立
「GRAND Calbee」(グランドカルビー)、「Calbee Kitchen」(カルビーキッチン)オープン
2015年 - 海外における販路拡大
中華圏でのカルビーブランド認知工場を目的にCalbee E-commerce Limited(香港)を設立
Moh Seng Marketing Pte. Ltd.(シンガポール、現:Calbee Moh Seng Pte. Ltd.)を子会社化
2016年 - ポテトチップスクリスプ発売
Calbee Australia Pty Limited(オーストラリア)を設立
2017年 - Calbee North America, LLCを子会社化
2018年 - カルビー(杭州)食品有限公司(中国浙江州)を設立
Seabrook Crisps Limied(英国)を子会社化
2019年 - Wanock Food Products, Inc(米国カリフォルニア州)を子会社化
2020年 - カルビー(中国)監理有限公司(中国上海市)を設立
Calbee(UK)Ltdは、Seabrook Crisps Limiedを統合し、Calbee Group (UK) Ltdに社名変更
(株)ポテトかいつか(現:カルビーかいつかスイートポテト(株))を子会社化
2022年 - Greenday Global Co., Ltd.(タイ)を子会社化
2023年 - Calbee North America, LLC、Warnock Food Products, Incを、Calbee America, Inc.に統合
事業内容
カルビーは、以下の3の事業からなります。
【連結事業】国内スナック菓子 64%、国内シリアル食品 8%、国内他食品 5%、海外食品製造販売 24%
【海外】26%
国内コア事業(スナック菓子・シリアル食品)
主としてポテト系、小麦系、コーン系、豆系のスナック菓子およびシリアル食品の製造販売を行っています。
スナック菓子で50%以上のシェアを有し、特にポテトチップス市場においては70%を超える高いシェアを維持しています。
シリアル食品では「フルグラ」が市場の拡大をけん引し、シリアル食品市場においてもトップシェアを誇っています。
(引用:カルビー公式HP)
海外事業
日本で培った製品の加工技術を活かして、現地の市場環境や消費者ニーズなどを勘案し、各国・地域ごとに異なる製品を9つの国・地域で展開しています。
また、製品の輸出入を連携して行うグローバルサプライチェーンの構築を進めています。
重点地域として北米と中華圏を位置付け、日本発ブランドのおいしさと楽しさを世界に届けていきます。
(引用:カルビー公式HP)
新規領域(アグリビジネス・食と健康)
アグリビジネスと食と健康を新規領域として定め、将来の成長事業の探索を進めています。
アグリビジネスは、ばれいしょの専門性を活かし、原料調達から商品開発、販売まで、自然素材プラットフォーマーとしての事業展開を進めていきます。
食と健康は、健やかなくらしに貢献する新たなビジネスモデルとして、エビデンスに基づいた総合的な食ソリューションプラットフォームの構築を目指しています。
時価総額
カルビーの時価総額は4,335.31億円です。(2024年11月1日現在)
社員の状況
従業員数:連結 4,939名(臨時3,609名)
単体 2,148名(臨時2,253名)
平均勤続年数:14.4年
平均年齢:40.5歳
平均年収:770万円
業績
2024年5月9日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は8.5%増で、経常利益は32.8%増の311億5,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の7.96%から9.01%と改善しました。
(引用:カルビー公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年11月1日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は6.8%増で、経常利益は11.0%減の148億100万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の9.19%から9.50%と横ばいでした。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は51.04%でした。
同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年11月1日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年8月2日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月9日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.91% 24.1%
2015年3月 0.54% 26.5%
2016年3月 0.78% 27.8%
2017年3月 1.11% 30.2%
2018年3月 1.19% 32.4%
2019年3月 1.61% 33.0%
2020年3月 1.71% 38.1%
2021年3月 1.77% 37.8%
2022年3月 2.21% 38.2%
2023年3月 1.88% 45.2%
2024年3月 1.63% 35.2%
2024年10月 1.79%
(引用:カルビー公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
カルビーは、3月と(9月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2015年から2021年まで下落傾向が続いていましたが、それ以降はゆるやかに上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、7月に急落して以降、上昇して横ばいが続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 21.42倍 (予 21.84倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.19倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 159.22 (予 156.08)
BPS(1株当たりの純資産) 1,555.73
ROE(自己資本利益率) 10.97% (予 10.03%)
ROA(純資産利益率) 6.81% (予 6.48%)
(引用:カルビー公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 64.6%
(引用:カルビー公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 1.13倍(2024年10月25日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は波はありながらも拡大傾向です。
しかし、利益は横ばいが続いています。
2025年3月期は増収減益予想です。
一方、株価は2022年からゆるやかに上昇傾向が続いています。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。
業績は拡大しているので、長期投資するのが良いでしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:〇
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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