こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、大井競馬場の大家で、ネット投票「SPAT4」の歩合収入が主力の東京都競馬について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年5月28日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:東京都競馬公式HP)
東京都競馬は、大井競馬場の大家で、ネット投票「SPAT4」の歩合収入が主力の会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
当社は、東京都が施行する競馬事業の施設を提供することを目的として昭和24年に設立されました。
以来、公営競技の施設会社として、各種施設の整備・拡充に努めてきました。
現在では、大井競馬場を特別区競馬組合に、伊勢崎オートレース場を伊勢崎市に賃貸しています。
また、経営環境の推移とともに事業の拡大を図り、遊園地(東京サマーランド)の経営や大規模物流関係施設、大型商業施設を建設し、これらの施設賃貸事業にも進出しています。
企業理念は「空間に思いを馳せ、人々の笑顔を創造する。」です。
(引用:東京都競馬公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1949年12月 - 東京都競馬株式会社設立
1950年5月 - 大井競馬場開場、第1回大井競馬開催
1951年11月 - 全額出資の子会社、大井興業株式会社を設立
場内サービスを主体とする事業を委託
1954年11月 - 大井オートレース場開場、第1回多いオートレース開催
1955年9月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
1965年3月 - 千葉県印西市に、競走馬の育成と休養を目的に、小林牧場を建設
1970年9月 - 全額出資の子会社、株式会社東京サマーランドを設立
1971年1月 - 株式会社東京サーキットを吸収合併後、株式会社東京サマーランドに遊園地事業の営業を委託
1973年3月 - 大井オートレース廃止
1974年3月 - 伊勢崎オートレース場施設の運営・管理を目的とし、全額出資の子会社、関東興産株式会社を設立
1976年10月 - 伊勢崎オートレース場開場、第1回伊勢崎オートレース開催
1984年10月 - 大井興業株式会社の倉庫部門を分離・独立、同社全額出資の子会社、東京倉庫株式会社を設立
当社所通の物流倉庫を賃貸し、運営・管理を委託
1986年7月 - 大井競馬場において、日本初のナイター競馬開催
1989年6月 - 伊勢崎オートレース場において、日本初のナイターオートレース開催
2002年4月 - 南関東4競馬場共同トータリゼータシステムの整備
新潟県内に大井競馬の場外発売所施設として南関東4競馬場の投票券発売を行う、新潟場外発売所・三条場外発売所・中郷場外発売所の取得
2002年7月 - 関東興産株式会社を吸収合併
2003年4月 - SPAT4システム(在宅投票システム)の導入
2003年9月 - 茨城県ひたちなか市新光町に大井競馬場外発売所「オフトひたちなか」オープン
2003年10月 - 新潟場外発売所を建替え「オフト新潟」としてオープン
2003年12月 - 大井競馬場に新スタンド「L-WING(エルウイング)」オープン
2004年10月 - 宮城県黒川郡大郷町に大井競馬場外発売所「オフト大郷」オープン
2009年12月 - 東京都品川区に大井競馬場前ショッピングモール「ウィラ大井」オープン
2012年3月 - 大井興業株式会社を株式会社東京プロパティサービスへ商号変更
2012年5月 - 東京都大田区に賃貸オフィスビルを取得(新名称「ウィラ大森ビル」)
2013年2月 - 当社初の中期経営計画「事業基盤強化への新たな挑戦」を発表
2013年4月 - 伊勢崎オートレース場内に大井競馬専用場外発売所「オフト伊勢崎」オープン
2013年7月 - 東京都品川区に倉庫事業用資産を取得
2014年3月 - 「オフト伊勢崎」において「J-PLACE伊勢崎」を開設し、中央競馬の勝馬投票券発売を開始
2015年7月 - 事業基盤の強化・新規事業への展開を目的として、M&Aにより株式会社タックを連結子会社化
2015年11月 - 大井競馬場に新スタンド「G-FRONT(ジーフロント)」オープン
2016年11月 - 大井競馬場にイベントスペース「UMILE SQUARE(ウマイルスクエア)」オープン
2017年2月 - 第2次中期経営計画「Road to 『NEXT STAGE』」を発表
2017年3月 - 組織再編を実施
東京倉庫株式会社を東京都競馬株式会社の直接子会社化
2018年10月 - 大井競馬場で「TOKYO MEGA ILLUMINATION」グランドオープン
2019年4月 - 習志野茜浜倉庫稼働
2021年2月 - 第3次中期経営計画~Galloping into the future~を発表
2022年4月 - 子会社、株式会社eパドックを設立
東京証券取引所プライム市場に上場
事業内容
東京都競馬は、以下の4の事業からなります。
【連結事業】公営競技 73%、遊園地 8%、倉庫賃貸 14%、サービス 5%
公営競技事業
当社は、日本初のナイター競馬開催場である大井競馬場をはじめとして、みなさまに愛される施設づくりに努めております。
また、全国の地方競馬場の投票券発売に対応する共同発売システム(トータリゼータシステム)を整備し、南関四場等の勝馬投票券をインターネットなどで発売するシステム「SPAT4」を導入するなど、地方競馬界の存続・発展にも寄与しています。
(引用:東京都競馬公式HP)
遊園地事業
当社所有の東京サマーランドの施設運営を関連会社の株式会社東京サマーランドに委託しています。
(引用:東京都競馬公式HP)
倉庫賃貸事業
当初所有の倉庫・物流施設の管理運営を関連会社の東京倉庫株式会社が行っています。
(引用:東京都競馬公式HP)
サービス事業
大井競馬場内の各種サービス業務、当社所有のオフィス・商号施設の管理運営を関連会社の株式会社東京プロパティサービスに委託しています。
また、関連会社の株式会社タックでは、空調設備の施工監理及び保守サービスを行っています。
(引用:東京都競馬公式HP)
時価総額
東京都競馬の時価総額は1,198.06億円です。(2024年5月28日現在)
社員の状況
従業員数:連結 180名(臨時41名)
単体 92名(臨時18名)
平均勤続年数:12.10年
平均年齢:36.50歳
平均年収:633万円
業績
2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は5.9%増で、経常利益は5.6%減の133億8,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の39.95%から35.59%と悪化しました。
(引用:東京都競馬公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年4月30日に発表された2024年12月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は6.4%増で、経常利益は3.3%減の28億1,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の35.29%から32.13%と悪化しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は22.81%でした。
計画通りに業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年4月30日 2024年12月期 第1四半期決算短信
2024年2月14日 2023年12月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.5%前後の配当を出しています。
2014年12月 1.34% 62.4%
2015年12月 1.29% 38.8%
2016年12月 1.49% 37.0%
2017年12月 0.94% 28.2%
2018年12月 1.83% 31.6%
2019年12月 1.45% 27.5%
2020年12月 1.18% 30.3%
2021年12月 1.52% 20.3%
2022年12月 1.98% 21.9%
2023年12月 2.03% 29.2%
2024年5月 2.28%
(引用:東京都競馬公式HP)
株主優待は、以下の贈呈です。
権利確定月は12月末日です。
(1)大井競馬場 株主優待証
(2)東京サマーランド 株主招待券(4月~9月末まで)
(3)東京サマーランド 春秋限定株主招待券
100株以上 継続保有1年未満:(1) 1枚 (2) 2枚 1年以上:(1) 1枚 (2) 4枚 (3) 4枚 3年以上:(1) 1枚 (2) 6枚 (3) 6枚
500株以上 継続保有1年以上:(1) 2枚 (2) 8枚 (3) 8枚 3年以上:(1) 2枚 (2) 10枚 (3) 10枚
1,000株以上 継続保有1年以上:(1) 3枚 (2) 12枚 (3) 12枚 3年以上:(1) 3枚 (2) 14枚 (3) 14枚
5,000株以上 継続保有1年以上:(1) 5枚 (2) 20枚 (3) 20枚 3年以上:(1) 5枚 (2) 22枚 (3) 22枚
10,000株以上 継続保有1年以上:(1) 7枚 (2) 24枚 (3) 24枚 3年以上:(1) 7枚 (2) 26枚 (3) 26枚
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
東京都競馬は、6月、12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年春まで上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落して横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、4,300円前後で横ばいが続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.53倍 (予 13.19倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.32倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 308.90 (予 318.12)
BPS(1株当たりの純資産) 3,175.91
(引用:東京都競馬公式HP)
ROA(純資産利益率) 7.30% (予 6.93%)
(引用:東京都競馬公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや優良といえます。
自己資本比率 69.2%
(引用:東京都競馬公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸びており、成長企業といえます。
利益も売上と同様伸びていましたが、近年は横ばいです。
2024年12月期は増収減益予想です。
一方、株価は2021年夏以降横ばいです。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。
業績は拡大を続けており、株価は割安レベルなので、長期投資するのが最良でしょう。
小型の銘柄ではなく、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:△
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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