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【株式銘柄分析】ジャステック JASTEC(9717)~システム開発専業 金融 通信 独立系 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、独立系のシステム開発・販売を専業とし、金融や通信を中心に多方面に顧客を持つジャステックについて調査をしました。

 

www.jastec.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月5日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ジャステック公式HP)

 

ジャステックは、独立系のシステム開発・販売を専業とし、金融や通信を中心に多方面に顧客を持つ会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

1971年に創業、以来50年間、日本のIT産業の健全な発展のため、労働集約型ではなく、ソフトウェアの適正な価値評価を追求しています。

 

マンパワーリース(派遣)ではなく、一括請負によるソフトウェア開発を専業とし、エンジニアの技術向上や正当な評価・幅広い分野へ挑戦など、知識集約型の『モデルIT企業』を目指しています。

 

ジャステックは、独創の生産および管理に関するシステム(ACTUMと命名)を駆使してITソフト開発を行う専門業者です。

素材・建設、製造、金融・保険、電力・運輸、情報・通信、流通・サービス、官公庁他、広範な業種のお客様に低廉でかつ高品質のソフトウェアを提供しています。

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1971年7月 - 東京都渋谷区広尾1-3-14において株式会社ジャステック(資本金350万円)を設立し、ソフトウェアの開発業務を開始

1975年12月 - 株式会社アドバート(100%出資)を設立

1977年2月 - 東京都品川区東五反田5-10-18に本社移転

1982年3月 - 沼津営業所を開設

1985年11月 - 東京都港区高輪3-5-23に本社移転

1989年6月 - 株式を店頭売買有価証券として登録

1990年2月 - 「システムインテグレーター企業」として通商産業省から認定

1993年11月 - 「高度ソフトウェア/サービス登録企業」として情報処理振興事業協会から認定

1996年10月 - 品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得

1997年10月 - 福岡営業所を開設

1998年6月 - 大阪営業所を開設

1998年9月 - 個人情報保護マネジメントシステム「JIS Q 15001」に準拠した「プライバシーマーク」使用の認証を取得

2000年6月 - 東京証券取引所市場第二部に上場

2003年1月 - ニューヨーク駐在員事務所を開設

2003年5月 - 東京証券取引所市場第一部に上場

2003年10月 - 全社を対象としたCMMI(能力成熟度モデル統合)レベル5を達成

2004年4月 - 米国でのソフトウェア事業の展開を図る目的で米国子会社(JASTEC International, Inc.)を設立

2004年6月 - 仙台営業所を開設

2004年10月 - 名古屋営業所を開設

     平成16年度情報化促進貢献企業として経済産業大臣を受賞

2005年1月 - ISO14001の認証取得

2005年3月 - 米国子会社JASTEC International, Inc.にて、LTU Technologies S.A.S.(本社:仏国パリ)の全株式を取得

2006年3月 - 情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC27001」の認証を取得

2008年11月 - CMMI(能力成熟度モデル統合)Version 1.2でレベル5を達成

2012年5月 - CMMI(能力成熟度モデル統合)Version 1.3でレベル5を達成

2015年4月 - JASTEC FRANCE S.A.S.(本社:仏国パリ)設立

2017年10月 - JASTEC FRANCE S.A.S.(本社:仏国パリ)売却

2019年3月 - 広島営業所を開設

2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行

2022年6月 - CMMI(能力成熟度モデル統合)Version 2.0でレベル5を達成

2022年7月 - 東五反田分室を開設

 

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事業内容

ジャステックの事業は、「ソフトウェア開発」です。

 

【単独事業】ソフトウェア開発 100%

 

独立系のソフトウェア開発企業として、以下に掲げる理念を経営の基本方針とし、事業を展開しています。

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

 

 

時価総額

ジャステックの時価総額257.85億です。(2024年4月5日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 1,391名

平均勤続年数:12.08年

平均年齢:35.87歳

平均年収:524万円

 

 

業績

2024年1月15日に発表された2023年11月期の決算短信は以下です。

個別売上高は9.0%増で、経常利益は6.3%増の31億5,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年の15.16%から14.75%と改善しました。

 

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

2024年11月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年4月5日に発表された2024年11月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は3.8%増、経常利益は6.4%増の7億7,900万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の14.25%から14.31%と横ばいでした。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は29.23%となりました。

 

 

計画通りのペースで、業績は進捗しています。

 

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適時開示情報

2024年4月5日 株式会社NTTデータによる当社株券等に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ

2024年4月5日 2024年11月期配当予想の修正(無配)に関するお知らせ

2024年4月5日 2024年11月期 第1四半期決算短信

2024年1月15日 2023年11月期決算短信

2024年1月15日 剰余金の配当に関するお知らせ

2023年12月26日 役員の退職慰労金制度廃止に関するお知らせ

2023年10月6日 2023年11月期 第3四半期決算短信

2023年1月13日 2022年11月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2013年11月 3.81%  93.2%

2014年11月 3.69%  66.1%

2015年11月 2.80%  21.9%

2016年11月 2.92%  38.3%

2017年11月 2.38%  31.8%

2018年11月 2.82%  32.8%

2019年11月 2.66%  34.8%

2020年11月 5.86%  91.4%

2021年11月 4.91%  55.4%

2022年11月 4.17%  41.5%

2024年4月 0.00%

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ジャステックは、(5月)と11月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/5/29(水)、2024/11/27(水)です。

権利落ち日は、2024/5/30(木)、2024/11/28(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上昇下降を繰り返しながら、ゆるやかに上昇しており、過去十年で最高値圏にあります。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月まではゆるやかに下落傾向が続いていますが、それ以降は上昇傾向です

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  11.24倍 (予 13.37倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.20倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 128.69 (予 108.08)

BPS(1株当たりの純資産) 1,200.32

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 10.48% (予 9.00%)

ROA(純資産利益率) 8.93% (予 7.91%)

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 87.9%

 

(引用:ジャステック公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

アイネット(9600)

日本システム技術(4323)

東邦システムサイエンス(4333)

 

まとめ

業績には波がありますが、拡大傾向にあるといえます。

2024年11月期の業績予想は増収減益です。

システム開発企業としては、利益率が高く、好感が持てます。

 

一方、株価は2022年から上昇を続けています。

高配当であり、株価は割安レベルなので、素直に長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインを狙うのが最良です。

(2024年11月期は無配となっています)

 

小型の銘柄で、直近はそこそこ値動きはありそうなので、短期投資で利益を狙うのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:✖

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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