こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、タイヤメーカーとして世界首位で、タイヤ管理などサービス型事業を加速しているブリヂストンについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ブリヂストン公式HP)
ブリヂストンは、タイヤメーカーとして世界首位で、タイヤ管理などサービス型事業を加速している会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
1931年、福岡県久留米市に、現在のブリヂストンはブリッヂストンタイヤ株式会社として設立されました。
それから90年、ブリヂストンは今、約14万人の従業員と共に、世界中の150を超える国や地域で事業を展開しています。
高い品質のタイヤやゴム製品をつくり、人々の安心な移動や生活を支えていくー
社会を「支える」。それは創業以来変わらぬブリヂストンの思いです。
(引用:ブリヂストン公式HP)
使命(Mission)は「最高の品質で社会に貢献」、
心構え(Foundation)は「誠実協調」、「進取独創」、「現物現場」、「熟慮断行」です。
(引用:ジャステック公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1930年 - 当社の前身である日本足袋タイヤ部により第1号タイヤが誕生
1931年 - 福岡県久留米市に「ブリッヂストンタイヤ株式会社」を設立
1934年 - 久留米工場(現 久留米第1工場)が完成、本格生産を開始
1935年 - ゴルフボールの本格的生産を開始
1937年 - Vベルト、ゴムホースの製造と防振ゴムの試作を開始
1942年 - 太平洋戦争にともない、社名を「日本タイヤ株式会社」に変更
1951年 - 社名を「ブリヂストンタイヤ株式会社」に変更
1953年 - 売上高が100億円を突破、国内業界首位に立つ
1961年 - 株式公開を実施(店頭 5月)、東京・大阪証券取引所に株式を上場(10月)
1962年 - 我が国初のトラック・バス用スチールラジアルタイヤの開発に成功
1964年 - 我が国初の乗用車用ラジアルタイヤを開発
1965年 - 「ブリヂストン・マレーシア」がブリヂストンの海外工場としては戦後初めて創業開始
1967年 - ブリヂストンタイヤショップ制度発足
1982年 - コクピット1号店「コクピット厚木」がオープン
乗用車用スタッドレスタイヤを業界に先駆け発売
1983年 - 米国ファイアストン社のナッシュビル工場を買収し、北米初の生産拠点を確保
1984年 - 社名を「株式会社ブリヂストン」に変更するとともに新しいコーポレートシンボルを採用
1988年 - 米国第2位のタイヤメーカー「ファイアストン」社を26億ドルで買収、子会社化
1989年 - 北米の子会社を再編、「ブリヂストン/ファイアストン・インク」(略称BFS)を設立
1990年 - 欧州統括会社「ブリヂストン/ファイアストン・ヨーロッパ エス エー」(略称BFE)を設立
1993年 - スポーツ事業をブリヂストンスポーツ(株)に統合
1994年 - ブリヂストン/ファイアストン・ヨーロッパ エス エーを欧州統括事業会社とし、欧州における販売・物流機能を同社に統合(現 ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴイ/エスエー)
1995年 - ファイアストンタイヤがインディカー・レースに再参戦
1997年 - F1(フォーミュラ ワン)に参戦
1998年 - F1参戦2年目でブリヂストンタイヤ装着チームとドライバがワールドチャンピオンを獲得
1999年 - ブリヂストンメタルファ(株)を吸収合併
2001年 - ブリヂストン/ファイアストン・インクが持株会社制を導入し、組織を再編(現 ブリヂストン アメリカス・インク)
2004年 - 中国にタイヤ事業を統括する普利司通(中国)投資有限公司を設立
2005年 - 日本市場向けとしては24年ぶりとなる新ブランド「Playz」を発売
2007年 - リトレッド事業のリーディングカンパニー「バンダグ」社を買収、子会社化
2016年 - 人工知能(AI)を実装した最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION」を海外工場で展開
タイヤの状態を遠隔でリアルタイムにモニタリングする「Tirematics」を活用した新たな運送ソリューションの実装実験を開始
2019年 - Tom Tom社のデジタルフリートソリューション事業(現 Webfleet Solutions)を買収
事業内容
ブリヂストンは、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】日本 22%、米州 48%、欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ 21%、中国・アジア・大洋州 9%、他 0%
【海外】86%
タイヤ
乗用車用タイヤ、二輪車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、特殊タイヤなど
(引用:ブリヂストン公式HP)
化工品
工業資材関連用品、建築資材関連用品など
(引用:ブリヂストン公式HP)
スポーツ
ゴルフ・テニス用品など
(引用:ブリヂストン公式HP)
自転車
自転車関連用品など
(引用:ブリヂストン公式HP)
時価総額
ブリヂストンの時価総額は4.5498兆円です。(2024年2月16日現在)
社員の状況
従業員数:単体 13,903名
連結 129,262名
平均勤続年数:15.20年
平均年齢:41.50歳
平均年収:748万円
業績
2024年2月16日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は5.0%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は10.3%増の3,313億500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の10.74%から11.17%と横ばいでした。
(引用:ブリヂストン公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年2月16日 2023年12月期決算短信
2024年2月16日 固定資産の譲渡及び固定資産売却益の計上に関するお知らせ 634億円
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.5%前後の配当を出しています。
2013年12月 1.43% 22.1%
2014年12月 2.38% 26.1%
2015年12月 3.11% 35.8%
2016年12月 3.32% 41.3%
2017年12月 2.86% 39.9%
2018年12月 3.78% 41.2%
2019年12月 3.93% 48.1%
2020年12月 3.25% 93.4%
2021年12月 3.44% 30.4%
2022年12月 3.73% 40.5%
2024年2月 3.14%
(引用:ブリヂストン公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ブリヂストンは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2019年までは横ばいでしたが、それ以降は上昇傾向で推移しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上下動しながら上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.40倍 (予 12.36倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.32倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 483.99 (予 524.35)
BPS(1株当たりの純資産) 4,898.25
ROA(純資産利益率) 6.10% (予 6.61%)
(引用:ブリヂストン公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。
自己資本比率 61.8%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
コロナで落ち込んだ売上は、2022年12月期には完全に回復しました。
2023年12月期の業績予想は増収増益で、昨期に引き続き過去最高の売上になる見込みです。
タイヤ事業の比率が圧倒的に大きいため、他の事業を育てることが今後の課題といえます。
一方、株価は上昇を続けており、10年間で最高値圏にあります。
配当が大きく、株価は割安レベルなので、素直に長期投資をしてキャピタルゲインとインカムゲインを狙うのが最良と思います。
大型の銘柄ですが、値動きは大きいので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありだと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:◎
割安度:〇
値動き:〇
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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