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【株式銘柄分析】北恵(9872)~関西地盤の住宅資材卸 住宅設備機器 外壁工事 住設工事 施工付販売~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、関西地盤の住宅資材卸で、好採算の施工付き販売を拡大する北恵について調査をしました。

 

www.kitakei.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月3日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:北恵公式HP)

 

北恵は、関西地盤の住宅資材卸で、好採算の施工付き販売を拡大する会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

国内外のメーカーや商社から商品を購入し、木材店・建材店などの販売店工務店、住宅会社へ商品販売・施工付販売を行う、住宅資材の専門商社です。

 

住宅資材・設備機器の商社として着実な歩みを続けてきた北恵は、「オリジナル商品の開発・販売」「外壁工事をはじめとした施工付販売」など様々な先駆的事業に取り組んできました。

これは「提案型営業活動」などとともに、北恵の「独自性」を打ち出す試みでした。

いまやこの「独自性」は、北恵の「存在価値」をより高めるものとなっています。

 

1959年の設立から半世紀を超える歴史と実績を持つ北恵は、多くの取引先やユーザーの方々との信頼関係も確実に築いてきました。

これからも北恵は商社としての経験・知識・ネットワークを最大限に活かし、住まいのトータルサプライヤーとしての「存在価値」を一層高めていく所存です。

 

(引用:北恵公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1959年12月 - 北村恵商事株式会社を設立

1960年2月 - 大阪(堀江)営業所を開設

1968年2月 - 東京営業所を開設

1978年12月 - PB商品の開発・販売を開始

1983年11月 - 商号を北恵株式会社に変更

1987年1月 - 岡山営業所を開設

1988年1月 - 鳥栖営業所を開設

1989年1月 - 埼玉営業所を開設

1990年3月 - 岐阜営業所を開設

1990年8月 - 大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式上場

1992年2月 - 特定建設業大阪府知事許可を取得

1994年5月 - 千葉営業所・甲府営業所を開設

1995年2月 - 本社を一級建築士事務所に登録

1995年5月 - 大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定

1995年11月 - 大阪住資営業所を開設

2001年1月 - 一般建設業国土交通大臣許可を取得

2003年11月 - 福岡営業所を開設

2004年5月 - 横浜営業所・名古屋営業所を開設

2006年12月 - 株式会社福住新建材(現 連結子会社)の全株式を取得

2009年5月 - 株式会社福住新建材の商号を福住株式会社に変更

2010年11月 - 市場開発営業所を開設

2012年5月 - ホーチミン駐在員事務所を開設

2013年7月 - 大阪証券取引所東京証券取引所の現物市場の統合に伴い東京証券取引所市場第二部に市場変更

2015年11月 - 仙台営業所を開設

2018年10月 - 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2018年11月 - 北九州営業所を開設

2019年11月 - 明石営業所を開設

2020年5月 - 水戸営業所を開設

2020年12月 - 北大阪営業所を開設

2021年8月 - 子会社福住株式会社を吸収合併

     姫路東営業所を開設 

2022年4月 - 東京証券取引所スタンダード市場へ移行

2023年4月 - 有限会社古賀文化瓦工業所を子会社化

 

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事業内容

北恵は、以下の3つの事業からなります。

 

【単独事業】木質建材 12%、非木質建材 8%、合板 4%、木材銘木製品 7%、住宅設備機器 22%、施工付販売 40%、他 8%

 

キッチンやユニットバスなどの住宅設備機器の販売

日々進化する高い機能性とデザインで暮らしに豊かさをもたらす製品を、複数のメーカーからプロの目でセレクト。

毎日の暮らしのニーズに合った柔軟な対応力が自慢です。

 

(引用:北恵公式HP)

 

外壁工事や住設工事などの施工付販売

単に商品を販売するだけではなく、全国1,065社の協力業者のネットワークを生かし、外壁工事や住設工事等を「施工付」で販売。

品質管理・現場管理の徹底はもちろんのこと、保証システムも充実させることにより、安心のサービスを提供しています。

 

(引用:北恵公式HP)

 

オリジナル商品の販売

当社のオリジナル商品は、日々の暮らしをサポートする機能性と、個性を両立して40年以上愛されるロングセラー商品。

省エネ機器や空調設備、バリアフリー対応部材等を取り扱う「スプロートユニバーサル」シリーズと無垢フローリングを中心とした輸入建材等を取り扱う「リラクシングウッド」シリーズの2つのラインナップを展開しています。

 

(引用:北恵公式HP)

 

 

時価総額

北恵の時価総額88.50億です。(2024年4月3日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 374名(臨時54名)

    連結 0名

平均勤続年数:12.80年

平均年齢:41.20歳

平均年収:593万円

 

 

業績

2023年12月28日に発表された2023年11月期の決算短信は以下です。

個別売上高は2.5%増で、経常利益は16.7%増の11億7,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の1.35%から1.56%と横ばいでした。

 

 

(引用:北恵公式HP)

 

2024年11月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年4月3日に発表された2024年11月期の1Q決算の結果です。

個別売上高は1.9%減、経常利益は22.0%増の3億1,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の1.39%から1.76%と横ばいでした。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は26.81%でした。

 

 

計画通りのペースで、業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月3日 2024年11月期 第1四半期決算短信

2023年12月28日 2023年11月期決算短信

2023年12月28日 剰余金の配当に関するお知らせ

2023年10月2日 2023年11月期 第3四半期決算短信

2022年12月28日 2022年11月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3.5%前後の配当を出しています。

 

2014年11月 2.40%  23.1%

2015年11月 2.50%  28.2%

2016年11月 2.58%  31.0%

2017年11月 2.27%  34.2%

2018年11月 2.37%  39.2%

2019年11月 2.21%  35.8%

2020年11月 2.68%  35.2%

2021年11月 2.58%  34.6%

2022年11月 3.38%  34.7%

2023年11月 4.12%  41.7%

2024年4月 3.17%

 

(引用:北恵公式HP)

 

株主優待は、100株以上で以下を贈呈です。

権利確定月は11月20日です。

 

100株以上 500円分のQUOカード

500株以上 1,000円分のQUOカード

1,000株以上 郵便局の選べるギフト「鳥」(3,000円相当)

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

北恵は、(5月)と11月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/5/16(木)、2024/11/14(木)です。

権利落ち日は、2024/5/17(金)、2024/11/15(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2019年から2021年までは横ばいでしたが、2022年は下落、2023年は上昇傾向で推移しています。

直近は下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月までは上昇を続けていましたが、11月に急落して横ばいです

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  10.33倍 (予 11.03倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.63倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 87.59 (予 82.02)

BPS(1株当たりの純資産) 1,439.50

 

(引用:北恵公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 6.13% (予 5.70%)

ROA(純資産利益率) 2.80% (予 2.62%)

 

(引用:北恵公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 46.7%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ジオリーブグループ(3157)

OCHIホールディングス(3166)

山大(7426)

 

まとめ

業績には波がありますが、拡大傾向にあるといえます。

2024年11月期の業績予想は増収減益です。

利益は売上ほど伸びておらず、利益を伸ばしていくことが今後の課題になります。

 

一方、株価は2023年に上昇を続けてきましたが、その反動からか現在は下落傾向になっています。

配当は大きめで、株価は割安レベルなので、現在の状況は買い場といえます。

素直に長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインを狙うのが最良です。

 

小型の銘柄で、そこそこ値動きはありそうなので、短期投資で利益を狙うのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:○(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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