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【株式銘柄徹底分析】THK テーエチケー(6481)~直動案内機器世界シェア5割超 工作機械 半導体製造装置 自動車部品~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、工作機械や半導体製造装置などに用いられる直動案内機器で世界シェア5割超、自動車部品も手がけるTHKについて調査をしました。

 

www.thk.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2025年8月6日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:THK公式HP)

 

THKは、工作機械や半導体製造装置などに用いられる直動案内機器で世界シェア5割超、自動車部品も手がける会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

THKは1971年の創業以来、世界で初めて開発したLMガイドをはじめとする製品により、機械の高精度化、高速化、高剛性化、長寿命化を実現し、産業の発展に貢献してまいりました。

”THK”という社名は、”Toughness”(頑丈で長持ちする製品をお届けする)、”High Quality”(世界最高品質の製品をお届けする)、”Know-how”(新たなノウハウづくりのお手伝いをする)というお客様へのノルマの頭文字から構成され、当社のブランドでもあり、社員一人一人が大切にする価値観です。

これまで当社は創造開発型企業として「世にない新しいものを提案し、世に新しい風を吹き込み、豊かな社会作りに貢献する」との経営理念のもと、地域的な領域拡大である「グローバル展開」、用途的な領域拡大である「新規分野への展開」、そして、AI、IoT、ロボットなどのテクノロジーをあらゆる面で徹底的に活用する「ビジネススタイルの変革」を成長戦略の柱として掲げ、ビジネス領域を拡大してまいりました。

そして、これらを推し進める中で、単にものづくりだけではなく、ビフォーからアフターまでの一連のサービスをビジネスとし、真にお客様に貢献していく「ものづくりサービス業」への転換を図っております。

事業環境が目まぐるしく変化する時代を迎える中、中長期的な当社の成長と持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みを推し進め、ステークホルダーの皆様の期待と信頼にお応えしてまいります。

 

経営理念は「世にない新しいものを提案し

世に新しい風を吹き込み

豊かな社会作りに貢献する」です。

 

(引用:THK公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1971年4月 - 東邦精工株式会社設立

     東京支店(現 東京第一営業部)開設

     リンクボール、LMローラー、LMボールの販売開始

     ボールスプラインの販売開始

1971年9月 - 名古屋支店、大阪支店、福岡営業所(現 福岡支店)、 清水営業所(現 静岡支店)開設

1972年4月 - 初代LMガイドLSR形の製造販売開始

1972年12月 - 東邦精工株式会社が株式会社日新製作所を吸収合併し、東京工場(現 山形工場 東京製造課)とする

1973年1月 - レール一体形 LMガイドNSR-BC形の製造販売開始

1973年3月 - 東邦精工株式会社が株式会社宮入バルブ製作所との共同出資により、株式会社テーエチケーを設立

1973年7月 - カムフォロア、ローラーフォロアの製造販売開始

1974年2月 - ロボットシリンダーの製造販売開始

1975年4月 - ブロック一体形 LMガイドNSR-BA形の製造販売開始

1976年4月 - スライドパックの製造販売開始

1977年4月 - 東邦精工株式会社が株式会社テーエチケーより製造部門を買収し、甲府工場とする

1978年7月 - 本社を移転(東京都品川区上大崎2-13-38)

1979年4月 - テーエチケー販売株式会社(大阪)を設立

1979年9月 - 精密ボールねじの製造販売開始

1981年3月 - アメリカ(シカゴ)にTHK America, Inc.を設立

1982年1月 - 4方向等荷重形LMガイドHSR形の製造販売開始

1982年5月 - クロスローラーリングの製造販売開始

1982年7月 - XYテーブルの製造販売開始

1982年10月 - 東邦精工株式会社が株式会社テーエチケーによる吸収合併を受け、商号を東邦精工株式会社から株式会社テーエチケーに変更

     株式会社テーエチケーの製造部門は名古屋工場(2001年10月閉鎖)、大阪工場(1993年3月閉鎖)とする

     「THKニュース」創刊

     ドイツ(デュッセルドルフ)に、川鉄商事株式会社との共同出資によりTHK Europe GmbH(現 THK GmbH)を設立

1984年1月 - 商号を株式会社テーエチケーからTHK株式会社に、テーエチケー販売株式会社をTHK販売株式会社に変更。登記上はテイエチケー株式会社、テイエチケー販売株式会社とする

     本社を移転(東京都品川区上大崎3-6-4)

1984年2月 - 株式会社大幸製作所を買収し、岐阜工場とする

1985年4月 - 東洋精工株式会社を吸収合併し、三重工場とする

     山口工場(LMガイド製造)を新設

1985年12月 - 大東製機株式会社(現 THKインテックス株式会社)に資本参加し、技術提携を行う

1986年3月 - ラジアル形LMガイドSR形の製造販売開始

1987年7月 - 甲府工場にテクノプラザ新設

1988年1月 - 株式会社佐文工業所との共同出資により、THK安田株式会社(現 THK新潟株式会社)を設立

1988年4月 - THK販売株式会社を吸収合併し、上野支店(現 東京第二営業部)、仙台営業所(現 仙台支店)、大阪西営業所(現 閉鎖)とする

1988年7月 - 山口工場第二期工事により、第三工場完成

1989年1月 - 台北(台湾)に恵祥貿易有限公司(現 惠祥貿易股份有限公司)との合弁により、THK TAIWAN CO., LTD.(台灣帝業技凱股份有限公司)を設立

     ロータリーボールねじBLR形の製造販売開始

1989年5月 - 中国(北京)に中国技術進出口総公司備品配件公司(中国)、北京数控技術開発中心(中国)と共同でCNTIC-THK SERVICE CENTER(CNTIC-THK服務中心)開設

     ボールねじ・スプラインBNS形の製造販売開始

1989年6月 - 大東製機株式会社(現 THKインテックス株式会社)との協力関係を強化するため、代表取締役であった寺町博より、同人が所有していた大東製機株式会社の株式全株を取得(出資比率42.2%)

1989年11月 - 株式店頭公開

1990年2月 - シンプルナット精密ボールねじBIF/DIF形の製造販売開始

1990年10月 - LMガイドアクチュエータKR形の製造販売開始

1990年12月 - ボールスプラインLT/LF形の製造販売開始

      XYステージAX/BX/DX形の製造販売開始

1991年4月 - 株式会社ベルデックスに資本参加

1991年6月 - 山形工場を新設

1991年10月 - 韓国の三益工業株式会社(現 三益THK株式会社)に資本参加し、技術提携

     クロスLMガイドCSR形の製造販売開始

1992年8月 - PGM Ballscrews Ltd(イギリス)、PGM Ballscrews Ireland, Ltd(アイルランド)を買収

1992年10月 - RガイドHCR形の製造販売開始

1993年5月 - オランダ(アムステルダム)に欧州事業の統括的管理を目的としてTHK Europe B.V.を設立

     本社を移転(東京都品川区西五反田3-11-6)

1993年9月 - ブラジル(サンパウロ)にTHK Brasil Indústria e Comércio Ltda.を設立

1994年5月 - 東伝システム株式会社(現 トークシステム株式会社)に資本参加

1994年8月 - 岐阜工場を現住所(岐阜県不破郡関ヶ原町615)に移転

     SHOUZAN CO., LTD(香港)を買収

1996年3月 - 中国(大連)に瓦房店軸承集団有限責任公司との合弁により、大連THK瓦軸工業有限公司を設立、現地生産を開始

1996年7月 - ボールリテーナ入りLMガイドSSR形の製造販売開始

1996年8月 - 山形工場の第二期工事にて、第二工場完成

1997年2月 - 直動転がり支承CLB型の製造販売開始

1997年6月 - LMガイド用潤滑装置QZの製造販売開始

1997年8月 - アメリカ(オハイオ州ヘブロン)にTHK Manufacturing of America, Inc.を設立

1997年12月 - アメリカ(シカゴ)に米国事業の統括的管理を目的としてTHK Holdings of America, L.L.C.を設立

1998年4月 - ボールリテーナ入りLMガイドSHS形の製造販売開始

1998年8月 - リニアモータアクチュエータGLM形の製造販売開始

1999年12月 - ボールリテーナ入りLMガイドSRS形の製造販売開始

     アライメントステージCMX形の製造販売開始

2000年2月 - フランス(アルザス州エンジスハイム)にTHK Manufacturing of Europe S.A.S.を設立

2001年2月 - 東京証券取引所 市場第一部に株式を上場

     ボールリテーナ入り高速ボールねじSBN形の製造販売開始

2001年6月 - THK30年史『THK30年のあゆみ』発刊

2001年11月 - ローラーリテーナ入りLMガイドSRG形の製造販売開始

2002年5月 - ボールリテーナ入り高負荷ボールねじHBN形の製造販売開始

2002年10月 - フランス(ダーディリー)にTHK France S.A.S.を設立(現 閉鎖)

2003年8月 - 中国(上海)にTHK(上海)国際貿易有限公司を設立

2003年9月 - ボールリテーナ入りLMガイドアクチュエータSKR形の製造販売開始

2004年3月 - 中国(無錫)にTHK(無錫)精密工業有限公司を設立

2004年4月 - マイクロLMガイドRSR1/RSR2形の製造販売開始

2004年11月 - 大東製機株式会社(現 THKインテックス株式会社)を完全子会社化

2005年2月 - 中国(大連)にTHK(遼寧)精密工業有限公司を設立

2005年5月 - THK基本方針制定

2005年7月 - テクノセンター(東京都大田区東糀谷4-9-16)を開設し、技術関連部門を集約

2005年9月 - 中国(大連)に中国事業の統括的管理を目的としてTHK(中国)投資有限公司を設立

2006年2月 - クロスローラーリングRU形(内外輪一体形)の製造販売開始

2006年3月 - LMガイドの新精度規格を発表

2006年4月 - DIN規格ボールねじの製造販売開始

2006年12月 - シンガポール(サンテックシティ地区)にTHK LM SYSTEM Pte. Ltd.を設立

2007年3月 - 免震テーブルTSD型の製造販売開始

2007年5月 - 株式会社リズム(現 THKリズム株式会社)の株式を取得し、同社およびグループ会社を子会社化

2007年7月 - タイ(ラヨーン)にTHK RHYTHM(THAILAND)CO., LTD.を設立

2007年12月 - 免震体験車始動

2008年6月 - ボールリテーナ入りコンパクトボールねじSDA形の製造販売開始

2008年9月 - ベトナム(バックニン省)にTHK MANUFACTURING OF VIETNAMCO., LTD.を設立

2009年7月 - 株式会社ベルデックスの事業をTHKインテックス株式会社(2009年7月に大東製機株式会社より社名変更)に譲渡し、経営を統合

     株式会社ナノコントロール(2019年9月にTHKプレシジョン株式会社へ社名変更)に資本参加

2010年3月 - リテーナ入りボールスプラインSLS/SLF形の製造販売開始

2010年4月 - THK中国内に技術統括部(R&Dセンター)を設立

2010年7月 - 複列アンギュラローラーリングRW形の製造販売開始

2011年1月 - ボールリテーナ入りLMガイドSPR/SPS形の製造販売開始

2011年3月 - 中国(常州)に蒂業技凱力知茂(常州)汽車配件有限公司を設立

2011年4月 - PGM Ballscrews Ireland, Ltd.をTHK Manufacturing of Irelan D Ltd.に社名変更

2011年6月 - マレーシアのTRW Steering & Suspension(Malaysia) Sdn. Bhd.(現 THK RHYTHM MALAYSIA Sdn. Bhd. )の株式を取得

2011年7月 - 免震モジュールTGS型の製造販売開始

2011年11月 - THK40年史『世にないものを創り出す~THK40年のあゆみとこれから~』発刊

2012年2月 - メキシコ(グアナファト)にTHK RHYTHMMEXICANA S. A. DE C. V. 、THK RHYTHM MEXICANA ENGINEERING,S. A. DE C. V.を設立

2012年3月 - 輸送機器事業におけるボールジョイント製品の製造・開発部門を会社分割し、THKリズム株式会社に統合

2012年4月 - 中国(常州)にTHK(常州)精工有限公司を設立

2012年7月 - 国際宇宙ステーションでのEVA支援ロボットの実証実験REX-Jにおいて、THKが開発した小型ボールねじアクチュエータ搭載のロボットハンドがミッションの成功に貢献

2012年11月 - インド(カルナータカ州ベンガルール)にTHK India Pvt. Ltd.を設立

2012年12月 - プレスシリーズPC/PCT形の製造販売開始

2013年3月 - ASEAN Customer Supportを設立

2013年4月 - THKリズム九州株式会社がTHKリズム株式会社と合併し、THKリズム九州工場に名称変更

2013年8月 - コンパクトシリーズKSF形の製造販売開始

     高速対応転造ボールねじBTK-V形の製造販売開始

2015年2月 - 大連THK瓦軸工業有限公司を中国大連経済技術開発区に移転し、拡張

2015年7月 - ボールリテーナ入り高速コンパクトボールねじSDA-V形の製造販売開始

2015年8月 - RW Automotive Inc.(現 ZF Friedrichshafen AGのグループ企業)より欧州及び北米におけるL&S(リンケージアンドサスペンション)事業を譲り受け、THK RHYTHM AUTOMOTIVE MICHIGAN CORPORATION、THK RHYTHM AUTOMOTIVE CANADA LIMITEDおよびTHK RHYTHM AUTOMOTIVE GmbHを設立し、チェコのTRW-DAS. a. s.(現 THK RHYTHM AUTOMOTIVE CZECH a. s.)の株式を取得

2015年10月 - 韓国(大邱)にSAMICK THK CO., LTD.の新工場を設立

2015年11月 - 輸送機器統括本部を設立

2016年1月 - 汎用グリッパーTRX形の製造販売開始

2016年11月 - アイルランド(ダブリン)にTHK CAPITAL UNLIMITE D COMPANY、THK FINANCE UNLIMITED COMPANYを設立

2017年1月 - 「最適品選定ツール」提供開始

2017年2月 - 垂直軸風車用低トルクシャフトユニットWLS形の製造販売開始

2017年3月 - Omni THK」提供開始

2017年4月 - DB構造LMガイドHDR形の製造販売開始

2017年10月 - TRAホールディングス株式会社(東京都港区)を設立

     本社を現住所(東京都港区芝浦2-12-10)に移転

     センシングチェア「ARGUS CHAIR」発表

     ボールリテーナ入り高負荷ボールねじHBN-V形の製造販売開始

2018年1月 - センサロイド「ATMOS」、スマートセンシングシート「ARGUS MOVA」をCES2018(ラスベガス)に出展

2018年3月 -車載用ボールねじDKを初出荷

2018年10月 - ヒューマノイド型サービスロボット用エアリージャケットをミズノ株式会社と共同開発

2019年8月 - 低慣性ボールねじ・スプラインBNS-V/NS-V形の製造販売開始

2019年9月 - ローラータイプLMガイドHRX形の製造販売開始

2020年1月 - 製造業向けIoTサービスOMNIedgeの正式受注開始

2020年7月 - 自律搬送ロボットLifter付きSEED-Moverの製造販売開始

2020年9月 - 自律搬送ロボットSIGNASの製造販売開始

     電子部品組立用ピック&プレースロボットPPRの販売開始

2020年10月 - THK、吉忠マネキン共同開発によるディスプレイロボットの販売開始

2021年1月 - ユーティリティスライドATG形の製造販売開始

2021年2月 - 「OMNIedge」海外対応サービスを開始

      「OMNIedge」「FIELD system」と連携

2021年3月 - 「OMNIedge」アクチュエータの対応開始

2021年4月 - LMガイド「LSR形」が国立科学博物館の産業技術史資料データベースに登録

2021年5月 - ケージずれ防止機構付きクロスローラーガイドVRG形の製造販売開始

2021年6月 - 「OMNIedge」中国国内での正式サービスを開始

     SEED SolutionsプラットフォームロボットSEED-R7シリーズの製造販売開始

2021年7月 - 「OMNIedge」に 2つのあんしん特典「製造ゼロ待ちチケット」と「IoTリスク補償」を追加

2021年11月 - 「OMNIedge」海外対応の拡充

     東京証券取引所「プライム市場」へ上場市場区分を変更

     インド(スリシティ)にTHK india Pvt. Ltd.の製造部門としてTHK india Pvt. Ltd. Sri City plant が稼働

     ならいハンドシリーズTNH形の製造販売開始

2021年12月 - ミニチュアローラータイプLMガイドHRG形の製造販売開始

2022年2月 - 「OMNIedge」に回転部品のラインナップを追加

2022年3月 - 企業広告を「最先端の自働化」へ一新

2022年4月 - 高剛性クロスローラーリング RB-H/RE-H/RU-H形の製造販売開始

2022年6月 - 「OMNIedge」プライベートクラウドの対応を開始

2022年7月 - 「OMNIedge」 直動部品向けAI診断サービス「ADV」の提供開始

     回転モジュールRMR形の製造販売開始

     クロスローラーリングRBU形の製造販売開始

2022年8月 - 福岡にTHKソリューションセンター開設

2022年10月 - THK50年史『今を最善に~将来の目標に向けて今やるべきことに最善を尽くす~』発刊

     ピッキングロボットハンドシステムPRS形の製造販売開始

     高速複列アンギュラリングBWH形の製造販売開始

2022年11月 - コーポレートサイト内「製品情報」カテゴリを先行リニューアル

     「OMNIedge」工具監視AIソリューションの提供開始

2022年12月 - 特殊環境向け「高機能非磁性・超高耐食製品」の製造販売開始

2023年1月 - 「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™」 グローバルスポンサーとして協賛

2023年3月 - コーポレートサイトを全面リニューアル

     「OMNIedge」回転部品向けAI診断サービス(ADV)の提供開始

     「英国現代奴隷法」の声明文を公表

     円筒座標型モジュールMLS形の製造販売開始

2023年6月 - ケージずれ防止機構付きクロスローラーガイドVRG-W形の製造販売開始

2023年7月 - MLBMajor League Baseball)と日本国内でのパートナーシップ締結

2023年8月 - ユーティリティスライドAWG形の製造販売開始

2023年10月 - 文化財展示ケース用免震テーブルVIT形の製造販売開始

     EVプロトタイプ クロスオーバー4シータークーペ 「LSR-05」を世界初公開

2023年11月 - コーポレートサイト(Global English版)を全面リニューアル

     「テクニカルサポートサイト」、「Omni THK」などの各会員向けコンテンツ/サービスを「THK オンラインサービス」として統合

     ハノイ(ベトナム)にTHK Manufacturing of Vietnam CO., LTD.の営業所開設

     「OMNIedge」 保全一元管理ツールの提供開始

     「OMNIedge」スキル管理AIソリューションの提供開始

2024年1月 - 27年ぶりに社長交代、寺町崇史が新社長に就任

 

事業内容

THKは、以下の5つの事業からなります。

 

THKは「世にない新しいものを提案し、世に新しい風を吹き込み、豊かな社会作りに貢献する」という経営理念のもと、ものづくりに関わる課題を持った方々へ、リアルとデジタルのチャネルを通して、製品、サービス、及びそれらを融合したソリューションを提供することにより、課題解決を図る「ものづくりサービス業」をビジョンに掲げ、事業を展開しています。

 

そのような中、産業用機械向けの機械要素部品や複合化したモジュール製品の提供に加え、輸送機器向け、医療機器向け、免震装置向けなど幅広い新規分野へと製品用途を拡大させています。

さらに、AI、IoT、ロボットなどの新たなテクノロジーが進展する中、設備総合効率の向上に貢献する製造業向けIoTサービスや、サービス産業における省人化に寄与するロボットシステムを提供しています。


このように、ものづくりサービス業としてお客様への課題解決を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献しています。

 

【連結事業】LMシステム・日本 33%、同・米州 25%、同・欧州 20%、同・中国 17%、同・他 5%

【海外】69%

 

産業機器

  • 工作機械/半導体製造装置/一般産業機器

THKは創業以来、工作機械や半導体製造装置などの産業用機械に不可欠なLMガイドをはじめとした製品群を供給することにより、事業規模を拡大してきました。
また製品開発に注力し産業用機械の高精度化や高剛性化、高速化に貢献するとともに、生産ラインの自働化ニーズにもお応えしています。

 

【主要製品・サービス】

LMガイド、ボールねじ、ボールスプライン、クロスローラーリング、LMガイドアクチュエータ、電動アクチュエータ、スライドパック、スライドレール、リニアブッシュ、チェンジナット、カムフォロア、潤滑オプション

 

(引用:THK公式HP)

 

ロボット

  • 産業用ロボット/サービスロボット

製造現場においてロボットは欠かせない存在になっており、THKは産業用ロボットの重要部品を供給してまいりました。

近年では、生産や物流現場の省人化実現に向けて、ロボット市場は飛躍的に成長しており、搬送・協働ロボットをご提案しています。

また、ロボットは我々の生活をより豊かにする活用が広がりはじめ、THKはロボット開発に最適なプラットフォームロボットから搬送・協働ロボットまで、幅広いソリューションを提供します。

 

【主要製品・サービス】

NEXTAGE、SEED-Solutions、SIGNAS、PRS

 

(引用:THK公式HP)

 

IoTサービス

  • OMNIedge

「ビジネススタイルの変革」から誕生したのがIoTサービス「OMNIedge」です。 「OMNIedge」は、部品にセンサをつけて、現在の状態を数値で⾒える化するシステムです。

部品状態の⾒える化により、保全業務の効率化、在庫管理コストの削減、設備稼働率の向上を実現、⽣産計画のスムーズな遂⾏をサポートすることが目的です。

このサービスを通じ、お客様の潜在的なニーズも捉え、今後の商品開発やお客様へ新たな提案を創造してまいります。

 

【主要製品・サービス】

OMNIedge

 

(引用:THK公式HP)

 

民生分野

私たちの生活の中で当たり前のように使用されているものにもTHK製品が広く採用されています。

駅に設置されている転落防止用ホームドアから、CTスキャンなどの最新医療機器、また立体モデルを製作することができる3Dプリンタまで幅広い分野でTHKの製品が活躍しています。


お客様の要求は多岐にわたっており、民生分野においては、装置に応じた省スペースや省エネルギー、高い耐久性の要求に加え、医療技術においては高い信頼性が求められます。

どんな用途でも、THKが培ってきた技術やノウハウを生かして、豊富なバリエーションを取り揃えてさまざまなご要求にお応えしています。

 

【主要製品・サービス】

LMガイド、ボールねじ、クロスローラーリング、電動アクチュエータ、スライドパック、スライドレール、リニアブッシュ、カムフォロア、潤滑オプション

 

(引用:THK公式HP)

 

免震・制震装置

THKでは、地震対策として揺れの抑制に最も効果が高い独自の免震・制震装置を開発しています。

地震が頻発する日本において、安心・安全を守る地震対策の免震が益々重要視されています。

 

人のいのちと財産をまもる高い信頼性のある住宅用免震と、近年ではBCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)に対する意識の高まりから、サーバーや各種製造装置などを揺れから守る部分免震への注目度が高まっています。

THKは独自の免震・制震装置の開発を行い、地震に対する安全、安心を提供してまいります。

 

【主要製品・サービス】

住宅用免震、機器免震装置

 

(引用:THK公式HP)

 

再生可能エネルギー

近年、CO2などの温室効果ガスによる地球温暖化が問題視されています。

世界中で報告されている大雨や洪水、干ばつなどの気候変動は地球温暖化が原因とされており、再生可能エネルギーを活用し、温室効果ガスの排出を減らすことが急務とされています。

再生可能エネルギーとは、温室効果ガスを排出せず、低炭素で国内生産できるエネルギーのことです。風力や太陽光発電などがそれにあたります。

 

THKは風車の国際安全基準IEC61400-2と日本のJSWTA0001に基いた十分な強度と耐久性、高い安全性を確保した「垂直軸風車用 低トルクシャフトユニットWLS」を開発しています。

 

【主要製品・サービス】

垂直軸風車用 低トルクシャフトユニットWLS

 

(引用:THK公式HP)

 

輸送機器

  • 自動車

輸送機器においては、自動車業界におけるCASEの進展に伴い、自動車は単なる移動手段から、より生活に密着した高付加価値製品への動きがあり劇的な変化が起きています。

THKでは従来のリンケージ アンド サスペンション事業に加え、CASEやMaaSに対応した新製品の追加やご提案を進めていきます。

THKは、創業時から培ってきた技術やノウハウを最大限に活用した次世代製品への開発、ソリューション提供を進めて、貢献してまいります。

 

【主要製品・サービス】

LMガイド、ボールねじ、カムフォロア、リンクボール、ロッドエンド、潤滑オプション

 

(引用:THK公式HP)

 

時価総額

THKの時価総額5,586.44億です。(2025年8月6日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 13,268名

     単体 4,076名

平均勤続年数:18.7年

平均年齢:41.1歳

平均年収:608万円

 

 

業績

2025年2月12日に発表された2024年12月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は0.2%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は43.3%減の104億3,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.74%から4.92%と悪化しました。

 

 

(引用:THK公式HP)

 

2025年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2025年8月6日に発表された2025年12月期の2Q決算の結果です。

連結売上収益は2.0%減で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は48.3%減の37億2,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の4.67%から3.51%と悪化しました。

第2四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は20.71%でした。

 


計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2025年8月6日 2025年12月期 第2四半期決算短信

2025年8月6日 2025年12月期第2四半期の個別業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ

2025年8月6日 自己株式の消却に関するお知らせ 8.28%

2025年5月9日 2025年12月期 第1四半期決算短信

2025年5月9日 2025年12月期配当予想の修正に関するお知らせ

2025年2月12日 2024年12月期決算短信

2025年2月12日 剰余金の配当に関するお知らせ

2025年2月12日 2024年12月期 通期個別業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ

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2024年11月12日 2024年12月期 第3四半期決算短信

2024年11月12日 業績予想の修正に関するお知らせ

2024年11月12日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 16.31%

2024年8月7日 2024年12月期 第2四半期決算短信

2024年2月14日 2023年12月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年12月 1.12%  21.1%

2015年12月 1.63%  27.9%

2016年12月 2.41%  46.6%

2017年12月 1.46%  31.0%

2018年12月 1.47%  30.5%

2019年12月 4.12%  30.4%

2020年12月 1.08%  34.6%

2021年12月 0.45%  -%(赤字)

2022年12月 2.16%  33.0%

2023年12月 3.46%  50.4%

2024年12月 1.66%  30.7%

2025年8月 5.72%

 

(引用:THK公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

THKは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2025/6/26(木)、2025/12/26(金)です。

権利落ち日は、2025/6/27(金)、2025/12/29(月)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年には4,800円超えまでいきましたが、基本的には3,000円前後で横ばいが続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、3月は急落しましたが、それ以降は上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  46.45倍 (予 26.94倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.51倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 90.11 (予 160.92)

BPS(1株当たりの純資産) 2,870.80

 

(引用:THK公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 2.72% (予 5.61%)

ROA(純資産利益率) 1.84% (予 3.50%)

 

(引用:THK公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 62.7%

 

(引用:THK公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 1.53倍(2025年8月1日現在)

 

比較される銘柄

日本トムソン(6480)

日本精工(6471)

ジェイテクト(6473)

 

まとめ

売上・利益は、この3年間横ばいが続いています。

2025年12月期は増収増益予想です。

 

一方、株価も3,000円前後で横ばいが続いています。

業績も株価も横ばいが続いており、長期投資するのは難しい状況でしょう。

配当はそこそこありますが、それだけで投資するほどのこともないです。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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