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【株式銘柄分析】ウェッジホールディングス Wedge HD(2388)~オートバイファイナンス エンターテインメント 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、東南アジアのオートバイファイナンス事業を柱とするウェッジホールディングスについて調査をしました。

 

www.wedge-hd.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ウェッジホールディングス公式HP)

 

ウェッジホールディングスは、東南アジアのオートバイファイナンス事業を柱とするエンターテインメント事業持株会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

2001年10月にゲーム・漫画ジャンルを中心とした原稿事業を主な事業内容とする「株式会社ブレインナビ」設立、2004年1月に大阪証券取引所ヘラクレス(現ジャスダック)に上場。

2005年7月に持株会社に移行し、「株式会社ウェッジホールディングス」として出発した。

 

(引用:ウェッジホールディングス公式HP)

 

「The Asian Value Innovator」をキーワードとして日本と東南アジアで複数の事業を展開しています。

 

例えば日本を中心に展開するコンテンツ事業は、日本を地盤に生み出されたキャラクターや原作などのコンテンツをもとに、ゲームや書籍、コミックのように多くの方に届く形に作品を仕上げる制作活動を事業にしています。

日本のさまざまなクリエーターの才能のお手伝いをすることで、ユニークで価値ある作品を生み出します。

 

一方、東南アジアでは、当社のファイナンス事業がオートバイを購入する方に資金面のサポートを行っています。

東南アジアの人々にとって、日々の足であり、大切な財産であるオートバイ。

オートバイの購入を通じ、当社グループのファイナンス事業は現地の消費を活性化させ、経済成長を促す役割を果たしています。

経済成長が続く東南アジアでは、当社グループはそのほかにも複数の事業を運営することで企業グループの成長を追求しています。

 

(引用:ウェッジホールディングス公式HP)

 

それぞれの事業は異なりますが、アジアの各地で、その地にあった独自の価値を生み出し、育てていく。

グループの多角化を通じ、すでに連結売上高や利益の大半をアジアの事業から構成する日本企業である当社グループは、今後も現地の視点で注力し事業展開することで、新たな価値を発見し広げていきます。

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2001年10月 - 株式会社ブレインナビ設立

2001年11月 - 原稿事業、出版事業、その他事業を開始

2004年1月 - 大阪証券取引所ヘラクレス市場に株式上場

2005年7月 - 会社分割により株式会社ウェッジホールディングスとして持株会社に移行、新たに株式会社ブレインナビを設立

2007年1月 - 株式会社ブレインナビを吸収合併

2007年9月 - 第三者割当増資によりAPFグループの明日香野ホールディングス株式会社が筆頭株主

2009年2月 - 東南アジアへの事業投資の核となる戦略子会社としてEngine Holdings Asia PTE.設立

2009年3月 - ATPグループの投資会社を含む4社を引受先として第三者割当増資による資本増強を実施

2009年7月 - Group Lease PCL.(タイ証券取引所一部上場企業)を連結子会社化し、当社グループのファイナンス事業に

2010年3月 - ATPグループの投資会社を含む2社を引受先として第三者割当増資による資本増強を実施

2011年5月 - 昭和ホールディングス株式会社が親会社に

2011年8月 - 東南アジアでのリゾート事業を運営する目的でEngine Property Management Asia PTE.LTD.を連結子会社

2012年4月 - 東南アジアでのファイナンス事業拡大を目的とするGroup Lease Holdings PTE.LTD.を連結子会社

2013年6月 - カンボジア王国でのファイナンス事業拡大を目的とするGL Finance PLC.を連結子会社

2014年7月 - タイ王国でのファイナンス事業拡大を目的とするThanaban Co,Ltd.を連結子会社

2015年5月 - ラオス人民民主共和国でのファイナンス事業拡大を目的とするGL Leasing (Lao)を連結子会社

2015年12月 - 昭和ホールディングス株式会社を引受先として第三者割当増資による資本増強を実施

2016年4月 - PT Group Lease Finance Indonesiaの資本金払込が完了し連結子会社とする

2017年1月 - BG Microfinance Myanmar Co., Ltd.を連結子会社とする

2017年3月 - GL-AMMK Co., Ltd.を連結子会社とする

 

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事業内容

ウェッジホールディングスは、2つの事業を中核事業と定めて事業を展開しています。

 

ファイナンス事業

タイ国内で展開するGroup Lease PCL(GL)および、カンボジアファイナンスを提供するGL Finance PLC(GLF)のおこなうオートバイリース事業により構成されます。

東南アジアにおいて人々の生活の足であるとともに、運送や移動式店舗など重要な仕事道具ともなっているオートバイの取得を、ファイナンスを通じてサポート。

現地のオートバイディーラーとの長期にわたる信頼関係のもと、地域に密着した経営を行うとともにASEAN全域への事業領域拡大を図っています。

 

(引用:ウェッジホールディングス公式HP)

 

コンテンツ事業

株式会社ウェッジホールディングスの創業事業である書籍編集事業をはじめとして、複数の事業部門を通じて出版・ゲーム・音楽・メディア関連の事業を行っています。

大手出版社、ゲーム会社等からの制作受託を行うプロダクション部門を中心に、カードゲームの企画開発、自社コンテンツの製作・配信、音楽レーベルなど多方面に展開しています。

 

(引用:ウェッジホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

ウェッジホールディングス時価総額37.40億円です。(2024年2月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 47名(臨時8名)

   連結 47名(臨時8名)

平均勤続年数:10.42年

平均年齢:39.0歳

平均年収:436万円

 

 

業績

2023年11月14日に出された2023年9月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比12.2%増、経常利益は赤字転落で-4億8,600万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の12.46%から4.71%と大幅に悪化しました。

 

 

2024年9月期の業績予想は非公表となっています。

 

2023年12月22日には、連結業績予想(減収増益)の発表がありました。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年9月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は14.7%減、経常利益は赤字幅拡大の-6億2,700万円となっています。

 


1Q赤字でのスタートで厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月27日 (経過事項の報告)Group Lease PCLに対する会社更生法適用申請の棄却に関するお知らせ(勝訴)

2024年3月5日 (経過報告)Group Lease Holdings Pte.Ltd.の清算に関するシンガポール裁判所の決定について

2024年2月14日 令和6年9月期 第1四半期決算短信

2024年2月14日 営業外費用の発生に関するお知らせ 585百万円

2023年12月22日 令和6年9月期連結業績予想に関するお知らせ

2023年11月30日 (開示事項の経過)Group Lease Holdings Pte. Ltd.による訴訟の判決に対する酵素結果のお知らせ(GLからの開示)

2023年11月22日 (経過報告)シンガポールにおけるGroup Lease Holdings Pte. Ltd.に対する損害賠償請求の控訴審の棄却について

2023年11月14日 2023年9月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2023年11月14日 2023年9月期連結業績及び個別業績の前年同期実績からの差異に関するお知らせ

2023年11月14日 営業外費用の発生に関するお知らせ 546百万円

2023年11月14日 特別損失の発生(当社単体決算)に関するお知らせ 225百万円

2023年8月14日 2023年9月期 第3四半期決算短信

2023年5月15日 2023年9月期 第2四半期決算短信

2022年11月14日 2022年9月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2014年9月 0.00%  0.0%

2015年9月 0.00%  0.0%

2016年9月 0.00%  0.0%

2017年9月 0.00%  -%(赤字)

2018年9月 0.00%  0.0%

2019年9月 0.00%  -%(赤字)

2020年9月 0.00%  -%(赤字)

2021年9月 0.00%  -%(赤字)

2022年9月 0.00%  0.0%

2023年9月 0.00%  -%(赤字)

2024年2月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ウェッジホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年中旬から急騰しましたが、その後は下落して横ばいになっています

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、7月まで上昇して以降下落傾向になっています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 22.5倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.60倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 4.71)

BPS(1株当たりの純資産) 66.05

 

ROE自己資本利益率) -% (予 7.13%)

ROA(純資産利益率) -% (予 5.84%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 81.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

リコーリース(8566)

tomokutchi.hatenablog.com

ジャパンワランティサポート(7386)

 

まとめ

売上はこの3年間縮小しており、赤字も多い会社になります。

先行きも不透明で、長期投資はおすすめできません。

 

非常に小型の銘柄で、値動きは激しいです。

短期投資をして、大きな利益を得れる可能性はありますが、購入と売却タイミングには注意が必要です。

基本的にはおすすめできない銘柄になります。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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