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【株式銘柄分析】あおぞら銀行(8304)~ローン 事業再編 ベンチャー投資 M&A 高配当 日経平均株価~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、日本債券信用銀行で事業再編など専門的な投融資に強みを持つ銀行である、あおぞら銀行について調査をしました。

 

https://www.aozorabank.co.jp/

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月1日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

あおぞら銀行は、日本債券信用銀行で事業再編など専門的な投融資に強みを持つ銀行です

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価の構成銘柄の1つ

 

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

各業務分野でのイノベーションを実行し、高い専門性、優れた機動力と柔軟性を武器に、豊富なアイディアから生み出される商品や相対での高品質なサービスを、個人のお客さまや、事業法人・金融法人のお取引先に提供する、他にはない、日本の”新たなパートナーバンク”に成長していきます。

 

ミッション(存在意義)は、「新たな金融の付加価値を創造し、社会の発展に貢献する。」、

ビジョン(目指す姿)は、「時代の変化に機動的に対応し、常に信頼され親しまれるスペシャリティー高い金融グループであり続ける。」です。

 

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

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関連セクター

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事業内容

▼クリックで詳細表示

1957年4月 - 長期信用銀行法に基づき日本不動産銀行として設立

1964年7月 - 外国為替公認銀行として外国為替業務開始

1964年9月 - 東京証券取引所へ上場

1970年2月 - 大阪証券取引所へ上場

1977年10月 - 行名を日本債券信用銀行に変更

1994年2月 - 日債銀信託銀行株式会社(現 GMOあおぞらネット銀行株式会社)設立

1998年12月 - 特別公的管理開始、東京証券取引所大阪証券取引所への株式上場廃止

1999年9月 - 日債銀債権回収(現 あおぞら債権回収)株式会社サービサー営業開始

2000年9月 - 特別公的管理終了

2001年1月 - 行名をあおぞら銀行に変更

2006年4月 - 普通銀行に転換

     あおぞら証券株式会社設立

2006年11月 - 東京証券取引所市場第一部へ上場

2009年4月 - インターネット支店(現 BANK支店)を開設、インターネットバンキング業務開始

2013年3月 - あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット)取扱開始

     あおぞら地域総研株式会社設立

2014年2月 - あおぞら投信株式会社設立

2015年1月 - あおぞら不動産投資顧問株式会社設立

2015年6月 - 公的資金を完済

2017年4月 - ABNアドバイザーズ株式会社設立

2018年4月 - あおぞら企業投資株式会社設立

2018年7月 - GMOあおぞらネット銀行株式会社がインターネット銀行事業を開始

2018年10月 -GMOあおぞらネット銀行株式会社より信託業務を継承し、信託業務の兼営を開始

2022年4月 - 東京証券取引所市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行 

 

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事業内容

あおぞら銀行は、経営理念「あおぞらミッション」である「金融の付加価値を創造し、社会の発展に貢献する」ために、「あおぞら型投資銀行ビジネス」を推進しています。

 

「あおぞら型投資銀行ビジネス」は、お取引先のマネジメントとの真摯な対話や提案を通じて、デットからエクイティに至る投融資を通じて長期的な関与を行っていくことで、新たに生まれる産業を育成すること、変わろうとする事業の再構築と再生を積極的にお手伝いすること、そして、ともに成長することを実現する取り組みです。

 

企業の成長サイクルに合わせた多様なサービスラインナップで、お客様のニーズに対応しています。

 

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

【資金】預金 99%、譲渡性預金 1%、債券 0%

【資産】現・預け金 16%、有価証券 19%、貸出金 55%、他 10%

【融資】中小企業等向け 75%、住宅・消費者向け 0%

 

収益分野

企業の構造転換への動きが加速する中、M&Aニーズの裾野が大企業から中堅・中小企業へ広がっています。

当行では、LBOローンのアレンジメントおよび融資提供とともに、シンジケーションによるローン案件の紹介、プライベートエクイティ投資による優良なポートフォリオの構築等に取り組んでいます。

 

海外コーポレートローンではニューヨーク・ロンドンの各現地法人と東京本店が一体となったシームレスなモニタリング体制を構築し、リスク分散とクオリティの維持向上を企図した機動的なポートフォリオ運営を実践していきます。

 

デット分野では、不動産ノンリコースローン、コーポレートローンに加え、近年不動産業界において取り組みが進むサステナブルファイナンスの組み入れを推進していきます。

エクイティ分野では、不動産エクイティへの投資とともに、エンゲージメント投資を通じて、不動産分野における知見を活かしたユニークな提案を進めていきます。

 

このほか、あおぞら不動産投資顧問をはじめ、DX支援会社B Spark、ベトナムOCBと協働した金融サービスの提供や、不動産小口化商品を含めた不動産の多様なニーズにお応えするビジネスマッチングなど、不動産分野においてあおぞら銀行グループが持つ豊富なノウハウを活かした様々な金融サービスを提供していきます。

 

成長分野

  • エクイティ投資

取引先企業のエクイティを取得するとともに、お客さまとの対話を通じて事業を深く理解し、経営に対する積極的な関与と助言を行うことによってお客さまの成長とともに実現する、エンゲージメント投資を推進していきます。

 

ベンチャー投融資の分野では、あおぞら銀行グループのネットワークを活用した、ベンチャー企業向け支援サービス「あおぞらベンチャーエコシステム支援体制」を推進し、ベンチャーデットの提供等を通じてベンチャー企業の中長期的な企業価値の向上をサポートしていきます。

 

従来型の大型の太陽光プロジェクトをはじめ、脱炭素に向けたトランジションファイナンスなど新たなニーズに対して機動的な対応を行うとともに、地域金融機関などとの協働によるアレンジメントやシンジケーションを通じて、地域のニーズにも対応していきます。

 

欧米で先行して成長している再生可能エネルギー案件への取り組みを通じて、国内・海外のノウハウ融合を通じた新たなイノベーション領域の開拓、日本やアジアでの先進的なエネルギー関連事業展開のサポートを行っていきます。

 

あおぞら債権回収を中心に進めてきた、20年以上にわたる再生ファイナンスの経験を活かし、地域のお客さまの事業再生ファイナンスニーズへの対応、コロナ禍で影響を受けたアセットに対するリカバリファイナンスDIPファイナンス等のご提供など、この分野における国内トッププレーヤーとして、地域社会に貢献していきます。

 

  • M&Aアドバイザリー

企業の構造転換への動きともに拡大する事業継承へのニーズに対応し、ABNアドバイザーズでは事業継承M&Aに特化した体制を大幅に強化しています。

地域金融機関の皆さまとのネットワークを活用し、個人営業グループと連携してあらゆるニーズにお応えするソリューションを提供していきます。

 

クロスボーダーM&Aについては、資本・業務提携先であるベトナムOCBとの連携により、日本企業のM&Aニーズの高いベトナム関連案件に積極的に取り組んでいきます。

 

 

時価総額

あおぞら銀行時価総額3,024.66億です。(2024年1月31日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 1,980名(臨時127名)

    連結 2,442名(臨時177名)

平均勤続年数:15.7年

平均年齢:43.8歳

平均年収:869万円

 

 

業績

2023年5月17日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結経常収益は前期比36.0%増、経常利益は84.1%減の73億5,600万円となっています。

 

 

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増益になります。

 

 

次に、2023年2月1日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結経常収益は前年同期比52.9%増、経常利益は赤字転落の-248億6,100万円となっています。

 


同時に、連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月1日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月1日 剰余金の配当(第3四半期配当無配)に関するお知らせ

2024年2月1日 2024年3月期 通期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ

2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月13日 剰余金の配当(第2四半期配当)の実施について

2023年8月2日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月17日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年6.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 4.93%  41.6%

2015年3月 3.50%  41.2%

2016年3月 4.73%  49.9%

2017年3月 4.56%  49.7%

2018年3月 4.34%  49.8%

2019年3月 5.63%  49.7%

2020年3月 7.57%  64.7%

2021年3月 4.89%  49.9%

2022年3月 5.76%  49.7%

2023年3月 6.42%  206.2%

2024年2月 6.02%

 

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

あおぞら銀行は、3月と6月、9月、12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/6/26(水)、2024/9/26(木)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/6/27(木)、2024/9/27(金)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年から下落が始まり、2020年を底として、現在は少し上昇はしたものの横ばい状態です。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、きれいに上昇傾向を続けていましたが、2月に急落しています。

2月の急落は、3Q決算の結果を受けたものでした。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  43.06倍 (予 15.64倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.88倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 74.65 (予 205.44)

BPS(1株当たりの純資産) 3,654.56

 

(引用:あおぞら銀行公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 1.83% (予 5.62%)

ROA(純資産利益率) 0.12% (予 0.31%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に悪いといえます。

 

自己資本比率 5.2%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

比較される銘柄

ひろぎんホールディングス(7337)

西日本フィナンシャルホールディングス(7189)

SBI新生銀行(8303)

 

まとめ

収益は安定せず伸びてはいませんが、その中でも利益が取って高配当を続けていることは評価できます。

2023年3月期の利益は、大幅な下方修正により赤字に転落しています。

 

一方、株価は過去10年間で見ると上値はありますが、直近で見ると年初来高値から下落しています。

高配当銘柄のため、素直に長期投資するのが最良と思います。

年4回に分けての配当支給のため、なおさら長期投資がおすすめになります。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:✖

成長・将来性:△

収益性:✖

規模:△

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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