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【株式銘柄分析】FRONTEO(2158)~自然言語解析AI リーガルテック 医療・介護 経済安全保障 米訴訟証拠開示支援~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

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今回は、自然言語解析AIを活用した法律・企業・医療向けシステムを展開し、米訴訟証拠開示支援を柱とするFRONTEOについて調査をしました。

 

www.fronteo.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月23日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:FRONTEO公式HP)

 

FRONTEOは、自然言語解析AIを活用した法律・企業・医療向けシステムを展開し、米訴訟証拠開示支援を柱とする会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

2003年創業以来、「日本企業の誇りを守る」を理念としてリーガルテック分野で活動してきました。

そしてリーガルテック分野から金融、知財、人事、医療分野へと様々なフィールドへ事業を拡大し、着実に実績を積み上げ、多くの皆さまのご支持をいただくことができました。

 

データ解析技術の未熟さにより訴訟に必要な情報が見つからず窮地に立たされる企業を守りたい、世界にあふれた医療情報から患者一人ひとりに合った情報を届けたい、そのような熱意が日々当社の人工知能技術とサービスを磨いています。

 

このような活動を通じ、当社が実現した”Bright Value”とは、これまで培ったデータ解析のノウハウと高度な人工知能技術によって「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さず、情報社会のフェアネスを実現する」ことであると改めて定義しました。

今後も我々の”Bright Value”の実現、必要な人に必要な情報が与えられる未来の実現に向け、高まる技術への期待と多様化する社会のニーズに応えていきます。

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2003年8月 - 東京都港区赤坂において、米国製フォレンジックツールの輸入販売を事業目的とした株式会社Unicersal Business Incubatorsを、資本金1,000千円で設立

2004年4月 - 本社を東京都港区高輪三丁目25番27号に移転

2004年6月 - 米国フォレンジックツール開発企業であるIntelligent Computer Solutions, Inc.及びAccess Data Corp.の2社より、フォレンジック関連ツールの日本国内における独占輸入販売権を取得

2006年8月 - 商号を株式会社UBICに変更し、コンピュータフォレンジック専門企業となる

     フォレンジックツール販売開始

     本社を東京都港区港南二丁目4番7号に移転

2006年11月 - 米国フォレンジックツール開発企業であるDigital Intelligence, Inc.より、フォレンジック関連ツールの日本国内における独占輸入販売権を取得

2005年4月 - 事業規模の拡大に伴い、本社を東京都港区港南二丁目12番23号に移転

2005年5月 - フォレンジック調査サービス、ディスカバリー支援サービス提供のために、フォレンジックラボを構築

2005年6月 - コンピュータフォレンジックサービス「コンピュータフォレンジック調査サービス・ディスカバリー(証拠開示)支援サービス」の提供開始

2007年6月 - 東京証券取引所マザーズ(現 東京証券取引所グロース市場)へ上場

2007年12月 - UBIC North America, Inc.を設立

2009年3月 - 情報セキュリティマネジメントシステムISMS)の国際標準規格である「ISO27001」(ISO/IEC 27001:2005)ならびに国内規格である「JIS Q 27001」(JIS Q 27001:2006)の認証取得

2009年12月 - 世界初のアジア言語対応電子証拠開示ソフトウェア「Lit i View」をリリース

2010年8月 - クレジットカードの不正調査に特化したPayment Card Forensics株式会社(現在は本社に統合)を設立

2011年4月 - フォレンジック調査に伴うアナログ調査を行う株式会社UBICリスクコンサルティングを設立

2011年10月 - UBIC Taiwan, Inc.(現 FRONTEO Taiwan, Inc.)を設立

2011年12月 - UBIC Korea, Inc.(現 FRONTEO Korea, Inc.)を設立

2012年3月 - 自社開発の人工知能(後のKIBIT)をリリース

2012年6月 - 知的財産の専門コンサルティング会社である株式会社UBICパテントパートナーズを設立

2013年1月 - 「Advanced Predictive Coding」機能が搭載された「Lit i View」バージョン6.0をリリース

2013年5月 - 米国ナスダック市場へ上場(2020年2月に上場廃止

2014年8月 - 米国のeディスカバリ事業会社TechLaw Solutions, Inc.を買収、連結子会社

2015年3月 - 当社を存続会社として、株式会社UBICリスクコンサルティングを吸収合併

2015年4月 - 医療情報データ解析事業の株式会社UBIC MEDICALを設立(のちに連結子会社、株式会社FRONTEOヘルスケアに商号変更)

2015年7月 - 米国のeディスカバリ事業会社EvD, Inc.を買収、連結子会社化(現 FRONTEO USA, Inc.)

2015年9月 - デジタルマーケティング事業のRappa株式会社を設立(のちに連結子会社、株式会社FRONTEOコミュニケーションズに商号変更)

2015年10月 - 当社を存続会社として、株式会社UBICパテントパートナーズを吸収合併

2015年11月 - 独自開発した、自然言語処理をベースとするAIエンジン「KIBIT」を発表

2016年7月 - 商号を「進歩的かつ先端的な価値創造集団」を意味する株式会社FRONTEOに変更

     株式会社UBIC MEDICALの商号を株式会社FRONTEOヘルスケアに変更

     Rappa株式会社の商号を株式会社FRONTEOコミュニケーションズ(2018年5月に当社を存続会社として吸収合併)に変更

     EvD, Inc.を存続会社として、UBIC North America, Inc.を吸収合併し、FRONTEO USA, Inc.を設立

     UBIC Korea, Inc.の商号をFRONTEO Korea, Inc.に変更

     UBIC Taiwan, Inc.の商号をFRONTEO Taiwan, Inc.に変更

2018年5月 - 当社を存続会社として、株式会社FRONTEOコミュニケーションズを吸収合併

     FRONTEOヘルスケア、ヘルスケア・インダストリーに特化したアルゴリズム「Concept Encoder」の提供を本格化

     FRONTEOヘルスケア、アルゴリズム「Concept Encoder」の特許を取得

2018年7月 - AIエンジンKIBITをベースとしたFAQシステム「KIBIT Find Answer」を提供開始

2018年8月 - FRONTEOヘルスケア、人工知能のアプリケーション「Concept Encoder Articles」の提供開始

2018年11月 - 人工知能による特許調査・分析システムの進化版「Patent Explorer 19」の提供開始

     独自開発の人工知能エンジンを進化 次世代版「KIBIT G2」の提供を開始

     FRONTEOヘルスケア、アルゴリズム「Concept Encoder」を活用した新規医薬品候補探査技術を開発

2019年1月 - Payment Card Forensics株式会社の商号をP.C.F.FRONTEO株式会社(2023年10月に当社を存続会社として吸収合併)に変更

2019年3月 - AIレビューツール「KIBIT Automator」をリリース

2019年10月 - 当社を存続会社として、株式会社FRONTEOヘルスケアを吸収合併

2020年1月 - 転倒転落予測システム「Coroban®」について日本での特許査定を取得

2020年2月 - 米国NASDAQ市場上場廃止

2020年4月 - AI活用の拠点となる2つのラボと、実践的なノウハウをお客様に提供するAIラウンジを本社内に開設

     AIを利用した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するドラッグリポジショニングの研究を開始

2020年6月 - 児童虐待の予兆を早期に検出するAIを活用したソリューションの提供を開始

     認知症診断支援AIシステムについて日本での特許査定を取得

2020年7月 - 論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」の提供を開始

2020年8月 - OSINT(open source intelligence)の研究開始

     P.C.F.FRONTEO株式会社を完全子会社化

2020年9月 - 情報セキュリティサービス規準審査登録委員会による審査を経て「情報セキュリティサービス規準適合サービスリスト」に登録

2020年10月 - OSINT(Open Source Intelligence)サービスの提供を開始

2021年1月 - 第一種医療機器製造販売業許可を取得

2021年4月 - 「会話型 認知症診断支援AIプログラム」の臨床試験を開始

2021年5月 - 製薬企業向け専門業務支援AIシステム「Guideline Viewer」の提供を開始

     危険予知ソリューション「兆(きざし)KIBIT」の提供を開始

2021年6月 - OSINTサービス、サプライチェーン分析ソリューションの提供を開始

     OSINTサービス、株主支配ネットワーク解析ソリューションの提供を開始

2021年7月 - 創薬支援AI「Cascade Eye」について日本における特許権を取得

2021年8月 - 「会話型 認知症診断支援AIプログラム」について韓国における特許権を取得

2021年9月 - 特許調査を高度化したPatent Explorer Xの提供を開始

     FRONTEO Legal Link Portalの登録会員数が5,000人を突破

2021年10月 - 情報戦略支援AI「WordATLAS」の提供を開始

     サプライチェーン解析システム「Seizu Analysis」を用いたサービスの提供を開始

2021年11月 - 株主支配ネットワーク解析ソリューションの提供を開始

     医学論文探索AIソフトウェア「Amanogawa」について日本における特許権を取得

2021年12月 - 最先端技術・研究者ネットワーク解析ソリューションの提供を開始

2022年1月 - 発生が予測されるリスクの改善策を示す「Concept Encoder Optimizer」について日本における特許権を取得

2022年2月 - リスク発見や予測に活用する新AIソリューション「WordSonar」の提供を開始

2022年3月 - 経済安全保障ソリューション「サプライチェーン解析サービス」の技術について日本における特許権を取得

     創薬のプロセスイノベーションとなる新規AIシステム「liGALILEO」によるAI創薬サービスの提供を開始

2022年4月 - 金融サービスにおける”お客さまの声”をかつお湯する「WordSonar for VoiceView」の提供を開始

2022年7月 - 介護施設向け転倒転落予測AIシステム「Coroban Care」の提供を開始

     「KIBIT」に搭載しているコア技術「複数の識別モデルと交差検証に基づく分類(Illumination Forest)」について台湾における特許権を取得

2022年8月 - 経済安全保障AIソリューションの持ち株支配の解析指標について日本における特許権を取得

2022年12月 - 経済安全保障におけるサプライチェーン解析AIソリューションの新指標算出技術について日本における特許権を取得

2023年1月 - 独自開発のAIアルゴリズム「Concept Encoder」のコア技術について米国における特許権を取得

2023年2月 - FRONTEO Legal Link Portalの登録者数が1万人を達成

2023年10月 - 当社を存続会社として、P.C.F.FRONTEO株式会社を吸収合併

 

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事業内容

FRONTEOは、以下の4つの事業からなります。

 

当社は2003年の設立以来、国際訴訟支援や不正調査の実案件において、膨大な電子メールやビジネス文書に対し、限られた時間のなかで証拠を発見するための技術とノウハウを培ってきました。

「少量のデータでも人間の機微(暗黙知や感覚、判断)を正しく理解し、欲しい情報をいち早く見つけ出す」技術として確立したAIエンジン「KIBIT(キビット)」の活用を中心に、これからの人と社会が抱える課題を解決するためのソリューションを拡大していきます。

 

FRONTEOのライフサイエンスAI事業は、ヘルスケア・インダストリー向けにAIエンジン「KIBIT(キビット)」の本格提供を開始し、医療ビッグデータ利活用の促進を目指しています。

 

【連結事業】リーガルテックAI 74%、AIソリューション 26%

【海外】41%

 

リーガルテックAI

創立以来の事業であるリーガルテックAI事業は、eディスカバリ(電子情報開示)支援とフォレンジック調査(デジタル鑑識)を2本柱としています。

平時のセキュリティ対策から、有事の際のデータの特定・保全・処理、ドキュメントレビュー、提出データ(報告書)の作成にいたるまでワンストップサービスを提供し、お客様の安全をサポートしています。

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

ビジネスソリューション

創業事業であるリーガルテックビジネスで培ったAI技術を活かして、人事、知財、法務、労務など、様々なビジネス分野の作業効率化に役立つソリューションを提供しています。

メール・チャットの監査、特許調査・分析、ビジネスデータの分析、VoC(お客様の声)からの不満の予兆を捉えて顧客満足度向上につなげるなど、様々な分野で役立てられています。

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

ライフサイエンスAI

医療・介護の現場に存在する様々な構造化・非構造化データの横断的解析を行っています。

AIエンジン「KIBIT(キビット)」により、従来の構造化データの分析だけでは見えてこなかった事象を発見することが可能となり、様々な可能性が誕生しています。

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

経済安全保障

経済安全保障ソリューションは、自然言語処理技術と自社開発のAIを活用し、最先端技術動向やサプライチェーンの分析を通じ、企業を取り巻く状況を可視化し、最適な経営戦略策定をサポートします。

 

 

時価総額

FRONTEOの時価総額299.10億です。(2024年3月23日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 288名(臨時9名)

     単体 204名(臨時5名)

平均勤続年数:2.90年

平均年齢:42.20歳

平均年収:898万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は34.0%減で、経常利益は赤字転落の-12億9,200万円となっています。

 

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は9.5%減、経常利益は赤字幅拡大の-6億1,800万円となっています。

 

 

2024年3月25日には、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

下方修正があって赤字と、業績は厳しい状況です。

 

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適時開示情報

2024年3月25日 連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 0.00%  -%(赤字)

2015年3月 0.32%  40.3%

2016年3月 0.31%  143.4%(赤字)

2017年3月 0.00%  -%(赤字)

2018年3月 0.00%  -%(赤字)

2019年3月 0.55%  163.4%

2020年3月 0.00%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  0.0%

2022年3月 0.34%  21.0%

2023年3月 0.00%  -%(赤字)

2024年3月 0.00%

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

FRONTEOは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年に5,300円程度まで上昇しましたが、それ以降は下落して横ばいが続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、2月に大きく上昇しましたが、そこからは下落しています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 558.84倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  6.26倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は非常に割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 1.27)

BPS(1株当たりの純資産) 113.44

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 1.12%)

ROA(純資産利益率) -% (予 0.59%)

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 52.7%

 

(引用:FRONTEO公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

クレスコ(4674)

SBテクノロジー(4726)

 

まとめ

売上は、2018年3月期以降縮小傾向が続いています。

利益は安定せず、赤字の年が多いです。

2024年3月期は増収で黒字転換予想でしたが、下方修正により赤字となっています。

 

一方、株価は下値圏で横ばいが続いています。

配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

業績は縮小が続いており、長期投資は避けるべきです。

 

小型の銘柄ですが、値動きは大きそうなので、短期投資をしてキャピタルゲインを狙うのは良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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【株式銘柄分析】KeePer技研(6036)~カーコーティング材料製造 サービス店舗 FC 高利益率 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

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私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

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今回は、カーコーティング材料の製造卸のほかサービス店舗を直営とFCで展開するKeePer技研について調査をしました。

 

https://keepergiken.co.jp/

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:KeePer技研公式HP)

 

KeePer技研は、カーコーティング材料の製造卸のほかサービス店舗を直営とFCで展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

KeePerは、塗装を傷めることなく、本来の艶を引き出し、守り続けるキーパーコーティングをはじめ、洗車・車内清掃・板金塗装など車をキレイにするあらゆる施工技術と、その品質を高めるケミカル・機器等を独自の理論で開発しています。

 

当社独自の技術検定資格取得者が在籍し、一定の施行環境を備えた間違いのないキーパーコーティングを提供する「KeePer PROSHOP」を展開するとともに、キーパーコーティングを中心とした車の美装を提供する直営店「KeePer LABO」を運営し、当社独自の新しい洗車・コーティングビジネスを広めています。

 

当社、企業ビジョン「日本に新しい洗車文化を」

日本人独特の高い美的感覚に訴える高品質な洗車やコーティングなど、車の美的事業を日本国内に広げ、日本国中の車をより美しくする事でお客様に喜びを提供し、みんなと共に喜ぶこと。

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1985年8月 - ガソリンの販売を目的として、愛知県刈谷市に現在のKeePer技研株式会社の前身である「株式会社タニ」を創立

1993年2月 - 株式会社タニのスーパーポリマー事業部を分離し、洗車、カーコーティングの施行、カーコーティングなどに使うケミカルや道具の販売、施行技術の研修伝達等を目的として「アイ・タック技研株式会社」を愛知県刈谷市に資本金10,000千円で設立

     「KeePre」(現 KeePer)としてブランド・アイデンティティーを構築し、コーティングケミカルを全国のガソリンスタンド向けに販売開始

1993年4月 - コーティング技術等を教える洗車スクール・セミナーを通じ、キーパーが全国に普及

     スクール活動の専門施設として中央トレーニングセンターを愛知県刈谷市に開設

1998年7月 - 新業態「洗車屋・快洗隊」のパイロットショップとして、快洗隊刈谷店(現 キーパーLABO刈谷店)を愛知県刈谷市にオープン

2000年2月 - 東京営業所・トレーニングセンターを東京都江東区に開設(その後、葛飾区に移転)

     仙台営業所・トレーニングセンターを宮城県岩沼市に開設(その後、仙台市内に移転)

2001年5月 - 大阪営業所・トレーニングセンターを大阪府大阪市に開設(その後、兵庫県神戸市に移転)

2006年2月 - 広島営業所・トレーニングセンターを広島県広島市に開設

2006年4月 - 福岡営業所・トレーニングセンターを福岡県久留米市に開設

     直営10店舗目として、快洗隊甚目寺店を愛知県あま市にオープン(現 キーパーLABO甚目寺店)

2006年5月 - 札幌営業所・トレーニングセンターを北海道札幌市に開設

     ボディガラスコーティング「ダイヤモンドキーパー」を販売開始

2006年7月 - 本社を愛知県大府市に新築、本社・名古屋営業所・中央トレーニングセンターを愛知県大府市に移転

2007年1月 - コーティング技術認定制度および、キーパーを取扱うサービスブランド「キーパープロショップ」を開始、1号店が登録

2007年7月 - キーパープロショップ登録店が1,000店舗達成

2007年8月 - ボディガラスコーティング「クリスタルキーパー」を販売開始

2009年8月 - 直営20店舗として、快洗隊足立店を東京都足立区にオープン(現 キーパーLABO足立店)

2010年4月 - 商標を「KeePre」から「KeePer」へ変更、店舗名称を「快洗隊」から「キーパーLABO」に改名

2011年7月 - キーパープロショップ登録店が2,000店舗達成

2012年7月 - 横浜営業所・トレーニングセンターを神奈川県横浜市に開設

2012年8月 - 仙台営業所所属、新潟トレーニングセンターを新潟県新潟市に開設

2013年5月 - キーパープロショップ登録店が3,000店舗達成

2013年6月 - 福岡営業所所属、鹿児島トレーニングセンターを鹿児島県姶良市に開設

2013年11月 - 直営30店舗目として、キーパーLABO宝塚店を兵庫県宝塚市にオープン

2014年2月 - 第1回キーパー技術コンテスト開催

2014年7月 - キーパープロショップ登録店が4,000店舗達成

2014年9月 - 「アイ・タック技研株式会社」を「KeePer技研株式会社」に社名変更

2015年2月 - 東京証券取引所マザーズに株式を上場

2015年11月 - 直営40店舗目として、キーパーLABO福岡春日店を福岡県春日市にオープン

2016年3月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場(市場変更)

     名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場

2016年4月 - 資本金を13億4,377万1,625円とする

2016年6月 - キーパープロショップ登録店が5,000店舗達成

2017年3月 - 直営50店舗目として、キーパーLABO四日市店を三重県四日市市にオープン

2017年6月 - 郡山営業所、郡山トレーニングセンターを福島県郡山市に開設

2017年7月 - キーパープロショップ登録店が5,500店舗達成

2018年1月 - 広島営業所所属、福山トレーニングセンターを広島県福山市に開設

     直営60店舗目として、キーパーLABO横浜綱島店を神奈川県横浜市にオープン

2018年5月 - 東日本支社・東京営業所・関東トレーニングセンターを埼玉県三郷市に移転

2018年6月 - 直営70店舗目として、キーパーLABO箕面店を大阪府箕面市にオープン

2018年9月 - 横浜営業所が神奈川県相模原市中央区上溝に移転

2019年2月 - 東日本支社と西日本支社が統合

     キーパープロショップ登録店が5,705店舗

     キーパーLABO直営 78店舗 FC 12店舗

2020年1月 - キーパープロショップ登録店が5,813店舗

     キーパーLABO直営 79店舗 FC 12店舗

2020年4月 - 直営80店舗目として、キーパーLABO杉並店を東京都杉並区にオープン

2021年3月 - キーパープロショップ登録店が6,000店舗達成

2021年12月 - キーパープロショップ登録店が6,200店舗

     キーパーLABO直営 88店舗 FC 11店舗

2022年1月 - キーパーLABO100店舗目(直営 89店舗目)として、キーパーLABO白石店を北海道札幌市にオープン

2022年2月 - 直営90店舗目として、キーパーLABO厚木店を神奈川県厚木市にオープン

2022年4月 - 直営91店舗目として、キーパーLABO博多店を福岡県福岡市にオープン

2022年5月 - 直営92店舗目として、キーパーLABO富山店を富山県富山市にオープン

2022年6月 - 直営93店舗目として、キーパーLABO前橋店を群馬県前橋市にオープン

     直営94店舗目として、キーパーLABO京都店を京都府京都市にオープン

     直営95店舗目として、キーパーLABO山形店を山形県山形市にオープン

     キーパーLABO直営 95店舗 FC 12店舗

2022年9月 - キーパープロショップ登録店 6,326店舗

     キーパーLABO直営 95店舗 FC 13店舗

2022年11月 - 直営96店舗目として、キーパーLABO新座店を埼玉県新座市にオープン

     直営97店舗目として、キーパーLABO小倉南店を福岡県北九州市小倉南区にオープン

     キーパーLABO直営 97店舗 FC 14店舗

2023年3月 - 直営98店舗目として、キーパーLABO四日市南店を三重県四日市市にオープン

2023年5月 - キーパープロショップ登録店 6,360店舗

     直営99店舗目として、キーパーLABO有明店を東京都江東区にオープン

     直営100店舗目として、キーパーLABO松山インター店を愛媛県松山市にオープン

2023年6月 - 直営101店舗目として、キーパーLABO武蔵村山店を東京都武蔵村山市にオープン

     直営102店舗目として、キーパーLABO各務原店を岐阜県各務原市にオープン

     直営103店舗目として、キーパーLABO秋田南店をに秋田県秋田市オープン

     直営104店舗目として、キーパーLABO用賀店を東京都世田谷区上用賀にオープン

     直営105店舗目として、キーパーLABO福生店を東京都福生市にオープン

     直営106店舗目として、キーパーLABO東大宮店を埼玉県さいたま市見沼区にオープン

     直営107店舗目として、キーパーLABO伊勢崎店を群馬県伊勢崎市にオープン

2023年8月 - キーパーラボ板橋店を閉店

     直営107店舗目として、キーパーLABO府中店を東京都府中市にオープン

     キーパープロショップ登録店 6,439店舗

     キーパーLABO直営 107店舗 FC 13店舗

2023年9月 - 直営108店舗目として、キーパーLABO平野店を大阪府大阪市にオープン

     キーパープロショップ登録店 6,445店舗

     キーパーLABO直営 108店舗 FC 13店舗

2023年11月 - 直営109店舗目として、キーパーLABO岡山店を岡山県岡山市にオープン

     キーパーLABO直営 109店舗 FC 13店舗

2024年1月 - 直営110店舗目として、キーパーLABO西春店を愛知県北名古屋市にオープン

     直営111店舗目として、キーパーLABO越谷店を埼玉県越谷市にオープン

     直営112店舗目として、キーパーLABO早良店を福岡県福岡市早良区にオープン

     キーパープロショップ登録店 6,510店舗

     キーパーLABO直営 112店舗 FC 13店舗

 

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事業内容

KeePer技研は、以下の3つの事業からなります。

 

【単独事業】キーパー製品等関連 43%、キーパーLABO運営 57%

 

カーコーティング、洗車用ケミカルと機器等の開発・製造・販売

オリジナルの洗車用ケミカルと機器等の開発・製造・販売を行っています。

KeePerブランドのケミカル製品は、当社独自開発のケミカルと、ドイツSONAXとの共同開発のケミカルがあり、それぞれに複数の特許から成る独自の製品です。

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

カーコーティング技術認定店「キーパープロショップ」の展開

全国の主なガソリンスタンドを対象としてキーパーの施工技術を供与し、ケミカル・機器等のキーパー製品を販売提供して一般消費者にキーパーコーティング等のサービス商品を販売していただく事業です。

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

カーコーティング&洗車の専門店「キーパーLABO」の運営

キーパーコーティングをメイン商品とし、車をキレイにするあらゆるサービス商品を、ハイレベルな技術で直接、一般消費者に提供する事業です。

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

 

時価総額

KeePer技研時価総額1,439.49億です。(2024年3月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 959名(臨時35名)

平均勤続年数:3.50年

平均年齢:26.70歳

平均年収:408万円

 

 

業績

2023年8月10日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

個別売上高は18.7%増で、経常利益は26.5%増の54億7,000万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の30.13%から32.13%と横ばいでした。

 

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

2024年6月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年6月期の2Q決算の結果です。

個別売上高は24.9%増、経常利益は9.3%増の33億2,400万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の35.21%から31.02%と悪化しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は50.35%でした。

 

 

計画通りのペースで、業績は進捗しています。

 

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適時開示情報

2024年2月13日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2023年8月10日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年0.3%前後の配当を出しています。

 

2015年6月 0.31%  6.3%

2016年6月 0.77%  15.7%

2017年6月 0.71%  20.8%

2018年6月 0.75%  21.8%

2019年6月 0.87%  20.0%

2020年6月 1.01%  23.2%

2021年6月 0.69%  26.4%

2022年6月 0.88%  27.3%

2023年6月 0.88%  29.6%

2024年3月 0.98%

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

株主優待は、継続保有期間6か月以上で以下を贈呈です

権利確定月は6月末日です。

 

①優待カード(キーパーLABO店舗の全サービス商品割引)

②VTHD店舗新車・中古車購入時利用優待券

 

100株以上 ①20%OFF ②30,000円

1,000株以上 ①25%OFF ②30,000円

2,000株以上 ①30%OFF ②30,000円

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

KeePer技研は、6月と(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上昇傾向が続いていましたが、直近下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月までは上昇傾向でしたが、それ以降は横ばい、3月には急落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  36.55倍 (予 31.48倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  11.75倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 145.04 (予 168.37)

BPS(1株当たりの純資産) 450.98

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 35.49% (予 37.33%)

ROA(純資産利益率) 26.24% (予 28.02%)

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 75.1%

 

(引用:KeePer技研公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

オートサーバー(5589)

キュービーネットホールディングス(6571)

コンヴァノ(6574)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業と言えます。

利益も売り上げに応じて順調に伸びています。

2024年6月期も増収増益予想と、業績は好調に推移しています。

 

一方、株価は2020年から順調に上昇していましたが、直近は下落しています。

配当は小さいため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

業績は良く、成長段階の企業のため、長期投資をするのが最良です。

 

小型の銘柄ではありませんが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:△

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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【株式銘柄分析】セブン銀行(8410)~金融サービス ATM手数料 セブンイレブン 高配当 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

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また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、セブン-イレブン店舗を中心にATMを設置、金融機関からのATM手数料が柱のセブン銀行について調査をしました。

 

www.sevenbank.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:セブン銀行公式HP)

 

セブン銀行は、セブン-イレブン店舗を中心にATMを設置、金融機関からのATM手数料が柱の会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

セブン&アイ・ホールディングス傘下

 

創業以来22年あまり、お客さまの「あったらいいな」の想いに応え、常識に捉われることなく常に挑戦を繰り返し、新しいサービスを生み出し続けてきました。

しかし、時代は加速度的に変化しています。

 

我々が、お客さまの期待を超えるサービスを生み出し続けるためには、より一層イノベーションが必要です。

そのためには、「金融という枠を超えて、身近にある多様な社会課題に向き合い、その課題解決に貢献したい」という強い想いを持つこととても大切だと考えています。

 

社是は「私たちは、お客さまに信頼される誠実な企業でありたい。」

「私たちは、株主、お取引先、地域社会に信頼される誠実な企業でありたい。」

「私たちは、社員に信頼される誠実な企業でありたい。」、

経営理念は「お客さまのニーズに的確に応え、信頼される銀行を目指します。」

「社員一人一人が、技術革新の成果をスピーディーに取り入れ、自己変革に取組んでいきます。」

「安全かつ効率的な決済インフラの提供を通じて、我が国の金融システムの安定と発展に貢献します。」、

パーパスは「お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生み出し続ける。」です。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2001年4月 - 予備免許取得

     「株式会社アイワイバンク銀行」設立(資本金202億500万円)

     銀行営業免許取得

2001年5月 - 営業開始(新規口座開設の受付開始)

     ATMサービス開始

     全国銀行協会入会(正会員)

2001年6月 - 全銀システム接続

     BANCS接続

     振込サービス開始

2001年8月 - 第1回第三者割当増資(資本金308億500万円)

2001年12月 - インターネット・モバイル・テレホンバンキングサービス開始

2002年3月 - 第2回第三者割当増資(資本金610億円)

2004年7月 - お客さまサービス部新設

2005年4月 - ATMコールセンター(大阪)稼働開始

     確定拠出年金専用定期預金の取扱い開始

     イトーヨーカドー蘇我店に初の有人店舗開設

2005年7月 - 第2世代ATM導入開始

2005年10月 - 「株式会社セブン銀行」に社名変更

2006年1月 - 新勘定系システム稼働開始

2006年3月 - イトーヨーカドー川口店出張所にて初の銀行代理業務開始

     定期預金開始

2006年4月 - ICキャッシュカード対応開始

2006年9月 - 減資(資本金610億円のうち305億円減資し、同額を資本準備金に振替)

2007年6月 - 創業以来初の配当を実施

     ATMの運営・管理一括受託開始

2007年7月 - 海外発行カード対応開始

2007年9月 - ATMで電子マネーnanaco(ナナコ)』のチャージ開始

     セブン-イレブンイトーヨーカドー出店エリア(当時36都道府県)でのATM展開完了

2007年11月 - 視覚障がいのあるお客さま向けサービス開始(音声ガイダンスによる取引実現)

2007年12月 - 47都道府県へのATM展開完了

2008年2月 - ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に上場

2009年4月 - 金融犯罪対策室新設

2010年1月 - 個人向けローンサービス開始

2010年7月 - 直営ATMコーナーを開設

2010年11月 - 第3世代ATM導入開始

2011年3月 - 海外送金サービス開始(インターネット・モバイルバンキングでのサービス開始)

2011年7月 - 海外送金サービス開始(ATMでのサービス開始)

2011年12月 - 株式分割(1株につき1,000株の割合をもって分割)

     単元株式数を100株とする単元株制度を採用

     東京証券取引所市場第一部に上場

2012年6月 - セブン銀行口座が100万口座を突破

2012年10月 - Financial Consulting &Trading International, Inc.の全発行済株式取得(子会社化)

2013年2月 - 海外送金カスタマーセンター(現 コンタクトセンター)稼働開始

2013年9月 - 米国完全子会社Financial Consulting & Trading International, Inc.がGlobal Axcess Corp.のATM事業を買収

2014年1月 - セブン銀行口座のATM取引画面の9言語表示開始

2014年6月 - インドネシアにATM運営事業を行う合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALを設立

2014年7月 - 事務受託事業を行う完全子会社株式会社バンク・ビジネスファクトリーを設立

2015年10月 - 米国完全子会社Financial Consulting & Trading International, Inc.の社名を「FCTI, Inc.」に変更

2015年12月 - 海外発行カードのATM画面、明細表などを12言語対応に拡充

2016年10月 - デビット付きキャッシュカードを発行開始

2017年3月 - スマートフォンによるATM入出金サービスを提供開始

2018年1月 - 送金・決済サービスを行う完全子会社 株式会社セブン・ペイメントサービスを設立

2018年5月 - 株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM受取」のサービスを開始

2018年10月 - ATMで交通系電子マネー等のチャージ開始

2019年4月 - フィリピンにATM運営事業を行う完全子会社 Pito AxM Platform, Inc.を設立

2019年6月 - 在日外国人向け金融サービスを行う完全子会社 株式会社セブン・グローバルレミットを設立

2019年7月 - セキュリティサービスを行う合弁会社 株式会社ACSiONを設立

2019年9月 - 第4世代ATM導入開始

2020年1月 - 在日外国人向け与信関連サービスを行う合弁会社 株式会社Credd Financeを設立

2020年4月 - 即時口座開設が可能なスマホアプリ「Myセブン銀行」開始

2020年8月 - 株式会社Credd Financeが外国人居住者向け与信関連サービス「Sendy Credit Card」開始

     ATMでマイナンバーカードでの手続き開始(マイナポイント申込み)

2020年10月 - 株式会社ACSiONが不正検知プラットフォーム「Detecker」提供開始

     株式会社Credd Financeが外国人居住者向け目的別ローン「Sendy Personal Loan」開始

2020年12月 - 株式会社ACSiONがオンライン本人認証「proost」提供開始

2021年2月 - Pito AxM Platform, Inc.がフィリピン国内でのATM運営事業開始

2021年3月 - ATMでマイナンバーカードでの健康保険証利用の申込開始

     株式会社セブン・グローバルレミットがスマホアプリによる海外送金サービス「Sendy」開始

2021年4月 - セブン銀行グループのパーパス(存在意義)を策定

2021年9月 - 「セブン銀行後払いサービス」開始

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

     株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM集金」開始

2022年7月 - 海外発行カードにおける多通貨決済(DCC)サービスを開始

2022年10月 - 新型ATMがグッドデザイン賞を受賞

2022年11月 - 株式会社ビバビーダメディカルライフを子会社化

     金融商品仲介サービス「お買い物投資コレカブ」を提供開始

     ATMで「マイナポータル情報連携サービス」を提供開始

2023年2月 - 「ATM認証コード発行サービス」を提供開始

2023年7月 - 株式会社セブン・カードサービスの株式を取得し連結子会社

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

事業内容

セブン銀行は、以下の4つの事業からなります。

 

セブン銀行は、「近くて便利」「信頼と安心」を実現する独自金融サービスを提供しています。

日本全国を網羅する26,000台のATMは、セブン-イレブンをはじめとするセブン&アイグループの各店舗に加え、商業施設や観光地、空港や駅などにも展開し、お客さまの多様なニーズにお応えしています。

 

また、個人のお客さまの日々の暮らしを支える利便性の高い口座事業や、ATMをはじめとするセブン銀行の強みを活かした便利で安全な法人向け事業など、DXを活かしたユニークな金融サービスを提供しています。

一方、これまでのATM運営のノウハウを活かし、米国、インドネシア、フィリピンの3か国でATMサービスを展開しています。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

【資金】定期 27%、普通 72%、他 0%

【資産】現・預け金 72%、有価証券 9%、貸出金 3%、他 16%

【融資】中小企業等向け 0%、住宅・消費者向け 100%

 

ATMプラットフォーム戦略

当社の中核となるATMプラットフォーム事業では、従来の現金入出金取引に加え、多様化する決済ニーズに対応した現金チャージ取引など、キャッシュレス化が加速する中でも、リアルとバーチャルの貴重な接点として、多くのお客さまの生活で当社のATMをご利用いただいています。

また、2019年から首都圏を中心に導入されている新型ATMでは、あらゆる手続き・認証の窓口となる世界を実現するため、金融機関、行政、事業会社等連携し、ATMの新しい価値創造に取り組んでいます。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

リテール戦略

総合流通業のDNAをもつセブン銀行ならではのユニークな商品性を追求し、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービス、クレジットカードサービス、電子マネーサービス等の身近で便利なサービスを提供しています。

また、居住外国人向けの金融サービスも拡充しており、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指しています。

 

法人戦略

当社の強みであるATMネットワークやこれまで培ってきた銀行事務やセキュリティに関するノウハウを活かし、金融機関や事業会社へのサービス提供も拡大しています。

全国のセブン銀行ATMで原則24時間365日利用可能な企業からの送金受取りサービス(ATM受取)や集金サービス(ATM集金)、銀行品質の事務運営やアンチ・マネロン対策の受託サービス、不正検知サービスとオンライン本人認証サービスのプラットフォームの展開など、最先端のデジタル技術を駆使し、さまざまな業務効率を最適化する便利で安全なサービスの開発にも挑戦していきます。

 

海外戦略

これまでの国内でのATM運営のノウハウを活かし、米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。

ATMサービスの安定稼働を実現するため、ATM設置台数と提携先の拡大を着実に進め、各地域における決済ニーズに即したATMネットワークの構築を図っています。

今後は、ATMサービスを入口として多層的な金融サービスを展開していきます。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

 

時価総額

セブン銀行時価総額3,508.44億です。(2024年3月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,016名(臨時392名)

     単体 549名(臨時51名)

平均勤続年数:7.60年

平均年齢:41.40歳

平均年収:699万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結経常収益は13.4%増で、経常利益は2.3%増の289億2,400万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の20.67%から18.66%と悪化しました。

 

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 


2023年8月4日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結経常収益は26.7%増、経常利益は0.3%増の229億5,000万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の20.02%から15.85%と悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は90.00%でした。

 

 

計画以上のペースで、業績は進捗しています。

 

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適時開示情報

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年8月4日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年8月4日 特別利益(負ののれん発生益)の計上並びに業績予想の修正に関するお知らせ

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 1.85%  42.0%

2015年3月 1.35%  41.0%

2016年3月 1.77%  40.9%

2017年3月 2.47%  42.6%

2018年3月 2.95%  47.0%

2019年3月 3.36%  99.0%

2020年3月 3.94%  49.6%

2021年3月 4.35%  49.9%

2022年3月 4.60%  62.0%

2023年3月 4.15%  68.6%

2024年3月 3.70%

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

セブン銀行は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2024年までは上昇していましたが、それから下落を続け、現在は横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月までは下落傾向でしたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  18.86倍 (予 9.29倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.29倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 16.06 (予 32.74)

BPS(1株当たりの純資産) 235.87

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.76% (予 13.88%)

ROA(純資産利益率) 1.44% (予 2.03%)

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 14.6%

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

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まとめ

売上は波がありながらも、拡大傾向です。

しかし、利益は売上ほど伸びていません。

2024年3月期も増収減益予想と、利益率の悪化が懸念点です。

 

一方、株価は2021年からゆるやかな上昇傾向でしたが、直近は横ばいです。

高配当であり、売り上げは拡大傾向なので、長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインの両方を狙うのが最良です。

 

小型の銘柄ではないですが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:✖

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:△

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

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今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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