社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】アイスタイル istyle(3660)~@cosme 美容 越境EC 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、美容関連情報サイト『アットコスメ』の運営で知られるアイスタイルについて調査をしました。

 

www.istyle.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:アイスタイル公式HP)

 

アイスタイルは、化粧品に関するウェブサイト(@cosme)や、化粧品専門店(@cosme STORE)及び通販サイトの運営を行っている会社になります。

東京証券取引所プライム市場銘柄

 

アットコスメは、月間訪問者1,430万人のユーザー数の国内最大の化粧品、スキンケア情報が集まる”美容の総合サイト”です。

 

(引用:アイスタイル公式HP)

 

アイスタイルの事業利益は、主に「@cosmeの運営」で生み出されています。

サイトの広告枠を提供して、企業から収入を得ています。

 

(引用:アイスタイル公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1999年7月 - 化粧品に関する消費者情報をデータベース化し、企業の各種マーケティング活動を支援することを目的として、有限会社アイ・スタイルを設立

1999年12月 - インターネットのコスメ情報ポータルサイト@cosmeアットコスメ)」をオープン

2000年4月 - 株式会社アイスタイルへ組織変更

2000年7月 - 「@cosme」において広告枠の販売を開始し、メディア事業の運営を開始

2002年11月 - 化粧品オンラインショッピングサイト「cosme.com(コスメ・コム)」(現 @cosme SHOPPING)をオープンし、EC事業の運営を開始

2003年6月 - モバイル版「cosme.com」(現 @cosme SHOPPING)をオープン

2005年7月 - リサーチアンドコンサルティングサービスに係る事業を会社分割により別会社化し、「株式会社アイスタイル・マーケティングソリューションズ」を設立(2008年にアイスタイルに吸収合併)

     女性向けサイト専門の広告代理業を目的として、株式会社サイバーエージェントとの合併により「株式会社フラウディア・コミュニケーションズ」を設立(2012年売却)

2006年4月 - メディアの企画開発を目的として、株式会社アイメディアドライブを設立(2009年売却)

2007年3月 - 店舗支援業務で提携していた株式会社たしろ薬品出資の株式会社コスメネクスト、ルミネエスト新宿に「@cosme STORE」第1号店をオープン

2008年1月 - 転職・求人サイト「@cosme CAREER」をオープン

2008年2月 - EC事業を目的として子会社「株式会社コスメ・コム」設立

     「@cosme STORE」の運営会社である株式会社コスメネクストに資本参加し連結子会社化、店舗事業の運営を開始

2010年1月 - コスメ情報ポータルサイト@cosme」のPCサイトを、より幅広く女性の美容をサポートする「美容系総合ポータルサイト」へとリニューアル

2010年9月 - 株式会社コスメネクストを完全子会社化

2010年12月 - 「@cosme」で有料プレミアム会員サービスを開始

2012年3月 - 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2012年5月 - 「ispot」の運営会社である株式会社サイバースターを連結子会社化(株式会社アイスタイルビューティソリューションズに社名変更後、2017年アイスタイルに吸収合併)

2012年11月 - 東京証券取引所第一部へ市場変更

2012年12月 - アジア最大級のビューティエンターテインメント「BEAUTY STYLE COLLECTION by @cosme 2012」を開催

2013年4月 - 運営する全ユーザー向けサービスの会員IDをアットコスメ共通IDに連携、併せてポイントシステムも統合

2014年7月 - 「GLOSSYBOX」を運営するビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得(2015年アイスタイルに吸収合併)

2014年11月 - 株式会社アイスタイルキャピタルを設立

2014年12月 - 株式会社アイスタイルトレーディングを設立

2015年2月 - 中華圏における越境ECへ参入

2015年7月 - 株式会社アイスタイルキャリアを設立

2015年9月 - 美容専門PR会社 株式会社メディア・グローブの株式を取得し子会社化

2016年3月 - 『Beauty』に特化したデジタルコンテンツの制作・運営・編集を行う株式会社ISパートナーズを設立

2016年6月 - ビューティブランド及びライフスタイルブランドの企画・開発を行う株式会社istye makers設立準備会社設立(2017年に株式会社アイメイカーズに社名変更後、2020年4月に株式会社アイスタイルトレーディングに吸収合併)

2016年9月 - 食に関するメディアを運営する株式会社Eat Smartの株式を取得し子会社化(2022年売却)

2017年3月 - マレーシア・シンガポール最大級の化粧品EC「HERMO」を運営するHermo Creative(M)Sdn. Bhd.の株式を取得し子会社化(2020年売却)

     日本の自然や食文化、伝統をコンセプトとしたブランド「@cosme nippon」発売

2017年5月 - 台湾最大級の化粧品クチコミサイト「UrCosme」(現 UrCosme(@cosme TAIWAN))を運営するi-TRUE Communication Inc.の株式を取得し子会社化

2017年7月 - 北米最大級の化粧品クチコミサイト「MUA」を運営するMUA Inc.の株式を取得し子会社化

2018年2月 - 美容のプロ向け「@cosme PRO」アプリリリース

2018年3月 - 美容業界のイノベーショントレンド専門メディア「BeautyTech.jp」スタート

2018年4月 - ブランドのCX最適化を実現するためのヒントや打ち手を提供するサービス「ブランドオフィシャル」リリース

2020年1月 - 株式会社Dot & Spaceを設立

2020年9月 - 越境ライブコマースの運営を行う株式会社Over The Bouderを設立

2020年12月 - 美容ブランド向けのYouTube動画コンテンツによる販促を中心とする総合広告代理店、株式会社istyle meを設立

2021年7月 - @cosme公式通販サイト「@cosme」を運営する株式会社コスメ・コムとコスメのセレクトショップ@cosme STORE」を運営する株式会社コスメネクストを統合

     ネットとリアルをよりシームレスにつなぎお客様と化粧品の出会いを創造する、株式会社アイスタイルリテールを設立

2021年8月 - 韓国最大級の化粧品クチコミサイト「GLOWPICK」を運営するGlowdayz, Inc.の株式を取得し子会社化

2022年8月 - 米国Amazonおよび三井物産株式会社と業務資本提携

 

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事業内容

アイスタイルの事業は主に以下の3つです。

 

【連結事業】On Platform 19%、Beauty Service 68%、Global 10%、他 3%

 

1. On Platform事業

 日本最大の化粧品コミュニティサイト「アットコスメ」の運営

2. Beauty Service事業

 化粧品サイト「cosme SHOPPING」運営、化粧品実店舗「cosme STORE」

3. Global事業

 中国・香港・シンガポールインドネシア・タイでサービス

 

(引用:アイスタイル公式HP)

 

 

時価総額

アイスタイルの時価総額342.12億円です。(2024年2月16日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 449名(臨時7名)

   連結 967名(臨時158名)

平均勤続年数:5.42年

平均年齢:35.4歳

平均年収:570万円

 

 

業績

2023年8月14日に出された2023年6月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比24.7%増、経常利益は黒字転換して4億1,000万円となっています。

売上営業利益率は1.90%です。

 

 

(引用:アイスタイル公式HP)

 

2024年6月期の業績予想は増収増益となっています。

 

 

次に、2024年2月14日に出された2023年6月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は前期比33.2%増、経常利益は8億800万円となっています。

売上営業利益率は前年同期の1.25%から3.14%と改善しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は80.80%となりました。

 

 

当初の計画以上のペースで業績は進捗しており、どこかで上方修正があるかもしれません。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月14日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2024年2月14日 トレンダーズ株式会社との資本業務提携契約の締結、第三者割当による自己株式処分の引受及び同社株式の取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ

2023年11月9日 2024年6月期 第1四半期決算短信

2023年8月14日 2023年6月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2023年5月12日 2023年6月期 第3四半期決算短信

2023年5月12日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2022年8月15日 2022年6月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は配当を出していません

 

2013年6月 0.00%  0.0%

2014年6月 0.00%  0.0%

2015年6月 0.17%  8.2%

2016年6月 0.07%  2.3%

2017年6月 0.06%  2.7%

2018年6月 0.04%  2.7%

2019年6月 0.00%  -%(赤字)

2020年6月 0.00%  -%(赤字)

2021年6月 0.00%  0.0%

2022年6月 0.00%  -%(赤字)

2023年6月 0.00%  0.0%

2024年2月 0.00%

 

株主優待は、100株以上の所有で以下の割引券の贈呈です。

権利確定月は6月末日です。

1. 化粧品ショッピングサイト「@cosme shopping」限定割引券

 6,400円相当(600円相当✖4枚、1,000円相当✖4枚)

2. アットコスメストア限定10%オフ割引券

 3枚

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アイスタイルは、6月と(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年前半までは上昇基調で推移して、その後下落傾向になっています。

 

2022年8月15日に、アメリカのアマゾン・ドット・コムと三井物産との資本業務提携をして大きな話題になり、株価も高騰しました。

 

コロナの影響で化粧品が売れなくなり、100円台まで株価は下落した時期もありました。

そこからは、コロナも明けて外出も多くなったので、業績・株価ともに回復傾向です。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月までは下落傾向が続いていましたが、それ以降は横ばいになっています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  116.56倍 (予 45.79倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.40倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 3.58 (予 9.11)

BPS(1株当たりの純資産) 122.49

 

ROE自己資本利益率) 3.04% (予 7.43%)

ROA(純資産利益率) 1.13% (予 2.65%)

 

(引用:アイスタイル公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 35.6%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

MIXI(2121)

メドピア(6095)

トレンダーズ(6069)

 

まとめ

コロナが明けて、売上利益ともに回復していくでしょう。

コロナ前までは売上は成長傾向だったので、その成長軌道に戻せるかは今後見ていく必要がります。

利益を安定して出していけるかが今後の課題となるでしょう。

 

配当はありませんが、成長を期待できる企業だと思いますので、長期投資をしても良いと思います。

会社が成長することで、配当が出ることも期待できます。

 

小型株なので株価は動きやすく、株価が底値の時に拾って短期で利益を得てもよいでしょう。

現在株価は低迷していますが、底入れを確認した後に長期投資で入るのが最良と思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:△

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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