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【株式銘柄分析】gumi(3903)~モバイルオンラインゲーム XR ブロックチェーン NFT~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、モバイルオンラインゲームを開発・運営するgumiについて調査をしました。

 

gu3.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月8日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:gumi公式HP)

 

gumiは、モバイルオンラインゲームを企画・開発・運営をしている会社になります。

東京証券取引所プライム市場銘柄

 

グローバルでの競争に打ち勝つため、モバイルオンラインゲーム事業及びメタバース事業(主にブロックチェーン領域並びにXR(VR・AR・MR等)領域)を中心に業容を拡大させています。

 

Missionは「すべての人々に感動を」、

Mindは「まだ誰も成し遂げていないことを実現するために、社員一人ひとりが、常に一歩先を目指し、誰よりも早く挑戦する心を忘れない」です。

 

(引用:gumi公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2007年6月 - 当社の前身たるアットムービー・パイレーツ株式会社を設立

2008年7月 - 株式会社gumiに商号変更

2008年8月 - モバイル端末向けソーシャル・ネットワーキング・サービス「gumi」を公開

2009年8月 - モバイルオンラインゲームの提供開始

2011年11月 - 「gumi」のサービスを終了し、外部プラットフォーム向けコンテンツ提供に特化

2012年4月 - 開発体制強化のため、gumi America, Inc.(米国)を設立(2016年2月に、XR市場向け投資事業に移行)

2012年6月 - 投資事業参入のため、株式会社gumi venturesを設立

2012年7月 - 投資ファンドgumi Ventures, L.P.(ケイマン諸島)を組成

2013年3月 - 開発体制強化のため、株式会社エイリムを設立

2014年9月 - 投資ファンドgumi Ventures2号投資事業有限責任組合を組成

2014年12月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2015年12月 - Tokyo XR Startups株式会社を設立し、XR事業に参入

2016年2月 - 海外XR市場への投資を目的としたベンチャーキャピタルファンド「VR FUND,L.P.」に出資し、GPとして参画

2017年6月 - XRの投資事業を担う株式会社gumi X Realityを設立

2017年10月 - 株式会社FgGを設立

2017年11月 - 投資ファンドgumi Ventures3号投資事業有限責任組合を組成

2018年2月 - gumi Cryptos Capital匿名組合を組成し、同年5月にブロックチェーン事業に参入

2018年4月 - 開発体制強化のため、株式会社グラムスを設立

2019年5月 - ブロックチェーンの投資事業を担う株式会社gumi Cryptosを設立

2019年11月 - XRのコンテンツ開発を担う株式会社gumi X studioを設立

2021年9月 - ブロックチェーンの投資体制強化のため、gumi Cryptos Capital Fund Ⅱを組成 Cryptosを設立

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、プライム市場へ移行

2022年6月 - ブロックチェーン領域に係る投資活動の更なる強化を図るべく、gC Incubation Pte. Ltd.(シンガポール)を設立、並びにDecima Fund, LPの組成を決定

     ブロックチェーンゲームの開発及び配信を重たる目的としたgC Games Pte. Ltd.(現 gC Games Singapore Pte. Ltd.)(シンガポール)を設立

2022年12月 -SBIホールディングス株式会社及び株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスと資本業務提携を締結

2023年3月 - ファンド投資を除くブロックチェーン等事業全般を管掌する新会社として株式会社gC Labsを設立 

 

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事業内容

gumiは、「ゲーム事業」と「ブロックチェーン等事業」を手がけています。

 

【連結事業】モバイルオンラインゲーム 97%、メタバース 3%

 

モバイルオンラインゲーム事業

人気のゲームを多数リリースしています。

特に有名なタイトルは、「ブレイブ フロンティア」シリーズ、「誰ガ為のアルケミスト」、「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」シリーズなどがあります。

FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」は、世界で4000万ダウンロード超を記録しています。

 

(引用:gumi公式HP)

 

日本国内だけでなく、海外にも有力ゲームをローカライズしてアプリ販売しています。

「ファイナルファンタージーシリーズタクティカルRPG」や「THE ALCHEMIST CODE」などをリリースしています。

 

(引用:gumi公式HP)

 

ブロックチェーン等事業

新規事業として、XR(VR・AR・MR)やブロックチェーン、NFTなどの事業に積極的に投資をしています。

 

ブロックチェーンやXRなどの新たなテクノロジーを用い、これまでとは違う新たな体験ができる様々なコンテンツやサービスを創出していきます。

その先駆者として、世の中に驚きや感動を届けていきます。

 

(引用:gumi公式HP)

 

ここ数年新規事業関連で多数の事業と協業・業務提携をしています。

スクウェア・エニックスSEGAなどとNFT関連について業務提携をしています。

 

 

時価総額

gumiの時価総額161.87億円です。(2024年3月8日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 446名(臨時20名)

   連結 798名(臨時21名)

平均勤続年数:4.25年

平均年齢:35.33歳

平均年収:558万円

 

 

業績

2023年6月9日に出された2023年4月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比15.5%減、経常利益は赤字幅が縮小して-1904万円と、減収赤字縮小となっています。

売上高営業利益率は2.79%となりました。

 

 

(引用:gumi公式HP)

 

2024年4月期の業績予想は発表されていません。

 

次に、2024年3月8日に発表された2024年4月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前期同期比29.6%減、経常利益は赤字幅が拡大して-27億1,600万円と、減収赤字拡大となっています。

 

 

売上は縮小・利益は赤字と、厳しい状況が続いています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月8日 2024年4月期 第3四半期決算短信

2024年3月8日 営業外収益の計上に関するお知らせ 3Q/353百万円

2023年12月8日 2024年4月期 第2四半期決算短信

2023年12月8日 特別損失(投資有価証券評価損)の計上に関するお知らせ 191百万円

2023年11月29日 特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ 2024年4月期3Q / 1,143百万円

2023年11月1日 特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ 2024年4月期2Q / 1.275百万円

2023年9月8日 2024年4月期 第1四半期決算短信

2023年6月9日 2023年4月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は0%台の配当と小さいです。

 

2015年4月 0.00%  0.0%

2016年4月 0.00%  -%(赤字)

2017年4月 0.00%  0.0%

2018年4月 0.00%  0.0%

2019年4月 0.00%  -%(赤字)

2020年4月 0.73%  8.6%

2021年4月 0.39%  8.2%

2022年4月 0.00%  -%(赤字)

2023年4月 0.68%  36.2%

2024年3月 -%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

gumiは、4月と(10月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)・2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)・2024/10/30(水)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場直後から下落を続けて株価は1/8程度の400円近辺で横ばいになっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月まではゆるやかに下落を続け、直近は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  36.74倍 (予 -倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.97倍

 

PERの目安は10倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 11.28 (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 426.18

 

(引用:gumi公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 2.73% (予 -%)

ROA(純資産利益率) 1.68% (予 -%)

 

(引用:gumi公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 65.4%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

ディー・エヌ・エー(2432)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

売上は縮小傾向で利益も安定して出せていません。

配当もほとんどありませんので、長期投資には向かないと思います。

長期投資中に、赤字決算などの悪材料が出るリスクも高そうです。

 

ゲーム業界はすでに飽和状態で、利益を出すには厳しいと思います。

 

将来有望なXR(VR・AR・MR)やブロックチェーン、NFTなどといった分野で投資はされていますが、すぐに業績に貢献するようになるとは考えられません。

できるだけ早期に新規分野で収益を得られるようにすることが課題です。

 

新規分野での業務提携や前向きなニュースがでれば株価は上がるでしょうが、それを予測して株を購入することは難しいでしょう。

 

長期的にも短期的にも入りづらい銘柄と思います。

あえてこの銘柄を選定しなくても良いと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:✖

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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