社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の元サラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【株式銘柄徹底分析】アストロスケールホールディングス Astroscale(186A)~スペースデブリ除去 人工衛星寿命延長 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、スペースデブリ宇宙ゴミ)の除去や人工衛星の寿命延長のサービス等を開発するベンチャー企業であるアストロスケールホールディングスについて調査をしました。

 

astroscale.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年9月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:アストロスケールホールディングス公式HP)

 

グローバルキッズCOMPANYは、スペースデブリ宇宙ゴミ)の除去や人工衛星の寿命延長のサービス等を開発するベンチャー企業す。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

当社は衛星の寿命延長、故障機や物体の観測・点検、衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去、既存デブリの除去など、多様で革新的な軌道上サービスソリューションを提供し、これにより持続可能な宇宙環境の促進すると同時に、衛星運用者にとってのリスクを軽減し、ROIを高め、ミッションの成功に貢献します。

また、軌道上サービス経済の確立や、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。

 

2021年3月以降、アストロスケールはELSA-dやADRAS-Jのミッションにおいて軌道上でRPO技術を実証し、軌道上サービスのリーダーとしての地位を確立してきました。

 

アストロスケールの宇宙機は、宇宙航空研究開発機構JAXA)や米国宇宙軍、欧州宇宙機関ESA)、英国宇宙庁(UKSA)、Eutelsat OneWebとの先駆的なミッションに採用されています。

宇宙機の定期的な点検、移動、除去、寿命延長のためにより多くの衛星運用者が軌道上サービスを導入し、循環型宇宙経済の可能性が広がり、より持続可能な宇宙の未来が開かれつつあります。 

本社・R&D拠点の日本をはじめ、英国、米国、フランス、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。

 

VISIONは「将来の世代の利益のための安全で持続可能な宇宙開発」、

MISSIONは「長期的かつ持続可能な宇宙利用の実現のため、革新的な技術開発やビジネスモデルの確立、デブリ低減に向けた国際的な法規制の議論への参加等に取り組む」です。

 

(引用:アストロスケールホールディングス公式HP)

 

まずは無料セミナーに参加♪【マネきゃん/Money Camp】

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2018年11月 - 小型衛星及び宇宙機器等の研究開発事業、宇宙空間の保全事業、並びに宇宙利用サービス事業を営む会社の株式を保有することにより、当該会社の事業活動を支配・管理することを目的として、東京都墨田区に資本金10千円で合同会社アストロスケールを設立

2018年12月 - 合同会社アストロスケールを株式会社化し、当社の商号を株式会社アストロスケールホールディングスに変更

2019年1月 - 当社の親会社であるASTROSCALE PTE. LTD.と、当社の連結子会社であるAstroscale Singapore Pte. Ltd.との間で、ASTROSCALE PTE. LTD.を被合併会社、Astroscale Singapore Pte. Ltd.を合併会社とし、その対価として当社の普通株式及び優先株式をASTROSCALE PTE. LTD.の株主に割当交付するAmalgamation(注1)を実施したことにより、当社が当社グループの親会社となる。

2019年3月 - 軌道上サービスの事業開発等を目的とした連結子会社、Astroscale U.S. Inc.を米国に設立

2020年3月 - 静止衛星に対する寿命延長サービス等を提供するための技術開発等を目的とした連結子会社、Astroscale Israel Ltd.をイスラエルに設立

2020年6月 - イスラエルに所在する連結子会社Astroscale Israel Ltd.がEffective Space Solutions R&D Ltd.(イスラエル)から寿命延長サービス(Life Extension Service)事業を譲受

2021年3月 - 連結子会社経営管理と資金供給の観点からAstroscale Singapore Pte. Ltd.の連結子会社である株式会社アストロスケール及びAstroscale Ltdの全株式の譲渡を受け、株式会社アストロスケール及びAstroscale Ltdは、当社の完全連結子会社となる。

     英国宇宙庁よりミッションライセンスを取得し、デブリ除去技術実証衛星(ELSA-d)を搭載したロケットの打上げに成功、ELSA-d技術実証実験が始動

2021年8月 - ELSA-dによる模擬デブリの捕獲に成功

2022年1月~4月 - ELSA-dにより、自律制御機能と航法誘導制御アルゴリズムや絶対航法から相対航法への移行を含むデブリ除去のためのコア技術を実証

2023年5月 - 本社を東京都墨田区内で移転

2023年6月 - 軌道上サービスの事業開発等を目的とした連結子会社、Astroscale France SASをフランスに設立

2024年2月 - 当社グループのサービサー衛星であるADRAS-Jを搭載したロケットの打上げに成功

 

事業内容

アストロスケールホールディングスは、以下の4つのサービスからなります。

 

【連結事業】軌道上サービス 100%

【海外】60%

 

衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去

アストロスケールのEOLサービスは、安全性・信頼性・費用効果の高いソリューションを提供します。

アストロスケールのEOLサービスを通じて、衛星運用者は軌道環境、そして衛星を用いたサービスの保護のためのプロアクティブな対策を取ることができます。

 

(引用:アストロスケールホールディングス公式HP)

 

既存デブリの除去

アストロスケールは、すでに軌道上に存在するデブリを特定して補足するための技術を開発しています。

すでに軌道上に実在するデブリは、軌道上サービスを受けることを想定して打ち上げ前に準備されておらず、政府が保有しているため、その除去には技術および規制の観点からかなりの準備が必要です。

宇宙機関や国際機関と協力して、ロケットの上段やすでに軌道上にある役目を終えた衛星など、環境的に危険度の高いデブリを捕獲・除去するための革新的なソリューションを組み込んだミッションに取組んでいます。

 

(引用:アストロスケールホールディングス公式HP)

 

衛星の寿命延長

静止軌道(GEO)衛星は、通信、ナビゲーション、国家安全保障の宇宙インフラの重要な部分を担っています。

ただし、1つの静止軌道衛星を配備するコストは2億ドルをはるかに超える可能性があり、そのような衛星を交換するよりも、整備、修理、またはアップグレードする価値が大きいです。

軌道上サービスは、静止軌道衛星の運営事業者に強力で説得力のある価値提案を提示しており、米衛星専門調査会社のNorthernSkyResarch(NSR)によると、2032年までに寿命延長サービスが累計でおよそ62億ドルの収益を生み出すと推定されています。

 

故障機や物体の観測・点検

宇宙状況把握(Space Situational Awareness:SSA)とは、宇宙での活動や宇宙環境(宇宙天気を含む)の特徴を把握する機能です。

宇宙監視・追跡(SST)は、SSAの一部となるもので、軌道上での活動中および非活動中の物体の動きや活動に焦点を当てています。

 

時価総額

アストロスケールホールディングスの時価総額1,112.95億です。(2024年9月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 494名(臨時32名)

     単体 31名

平均勤続年数:1.50年

平均年齢:43.20歳

平均年収:1206万円

 

 

業績

2024年6月13日に発表された2024年4月期の決算短信は以下です。

連結プロジェクト収益は160.3%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は赤字幅縮小の-91億8,100万円となっています。

 

 

2025年4月期の連結業績予想は増収になります。

 

 

次に、2024年9月13日に発表された2025年4月期の1Q決算の結果です。

連結売上収益は58.5%減で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は赤字幅拡大の-85億7,900万円となっています。

 

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年9月13日 2025年4月期 第1四半期決算短信

2024年9月13日 ELSA-Mフェーズ4に係る受注損失引当金繰入額の計上に関するお知らせ 3,204百万円

2024年9月13日 金融費用(為替差損)の計上に関するお知らせ 832百万円

2024年6月13日 2024年4月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2024年9月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アストロスケールホールディングスは、4月と10月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)、2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)、2024/10/30(水)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場以来下落が続いていましたが、それ以降は上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上場以来7月まで下落していましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  6.33倍

 

赤字のため、株価指標の算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 150.81

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 45.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 3,443.30倍(2024年9月6日現在)

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

スカパーJSATグループ(9412)

プレステージ・インターナショナル(4290)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

しかし、赤字は年々膨らんでいます。

2025年4月期は増収です。

 

一方、株価は上場以来下落していましたが、直近は上昇しています。

売上は急激に伸びていますが、黒字化にはまだまだ時間がかかりそうなので、長期投資するのは避けた方が良いでしょう。

 

小型の銘柄で、値動きは大きいので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのは良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:△

成長・将来性:◎

収益性:✖

規模:〇

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。

最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。