こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、システムキッチン3位で、好採算の市販ルートを持つクリナップについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年6月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:クリナップ公式HP)
クリナップは、システムキッチン3位で、好採算の市販ルートを持つ会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
クリナップの創業は1949年。
長年にわたり、キッチンをはじめとする水まわり商品をつくり、家族の暮らし方とともにお届けしてきました。
そして、私たちは企業理念を強く意識し、ここまで成長してくることができました。
“私たちは何のために存在し、企業活動を続けるのか”。
この基本となる考えを表すのが企業理念「家族の笑顔を創ります」であり、クリナップの企業活動のすべてが、この理念の実現に向けられています。
数十年を経て今なおクリナップが存続していられるのは、社会に生かされ必要とされてきたから。その謙虚な心なくして私たちの未来はないと考えています。
経営としての事業活動のなかに社会性や文化性をもって、皆さまから好意を持たれ、常に企業理念を忘れず、自らの家族や社会に誇れる企業をこれからも目指していきます。
企業理念は「家族の笑顔を創ります」です。
(引用:クリナップ公式HP)
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沿革
創業者井上登が、座卓の製造販売を開始したのが昭和24年(1949年)10月。
東京都荒川区日暮里町(当時)のわずか30坪の敷地に、最初に自力で灯をともした原点がここにありました。
その後、井上食卓株式会社を設立し、井上工業株式会社へと改称。
昭和36年(1961年)には商標「クリナップ」が誕生しました。
座卓からステンレス流し台、その後システムキッチンをはじめとする水まわり製品の開発・製造・販売へと、企業の姿をつねに進化・深化させながら、これまでの技術・ノウハウの蓄積、ものづくりに懸ける想いは、企業のDNAとしていまも脈々と受け継がれています。
▼クリックで詳細表示
1949年 - 東京都荒川区で個人経営の欅剤の座卓製造販売を開始
1954年 - 井上食卓株式会社設立
1960年 - 井上工業株式会社に改称
1961年 - 商標「クリナップ」誕生
1963年 - 営業拠点の第1号、北九州営業所開設
1969年 - クリナップ店会を結成(のち1974年クリナップ協力店会)
1971年 - クリナップ常磐工業株式会社(福島県・いわき市)設立(現 湯本工場)
1975年 - クリナップ特約店会結成
1976年 - 株式会社クリナップステンレス加工センター(福島県・いわき市)設立
1978年 - インコヨーロッパ社・新日本製鐵株式会社よりステンレスの発色に関する技術導入
1981年 - クリナップ岡山工業株式会社(岡山県・勝田郡)設立
1983年 - クリナップ株式会社に商号変更
1986年 - 新生産方式CPS(クリナップ・プロダクション・システム)導入
1988年 - ICI社(英)と人工大理石製造に関する技術提携
2004年 - システムキッチン製造・販売の合弁会社 上海可林厨衛有限公司(中国・上海)設立
2005年 - 可麗娜厨衛有限公司(中国・上海)設立
クリナップキャリアサービス株式会社が有料老人ホーム「感謝の郷いわき(福島県・いわき市)」オービス
2006年 - 会員登録制組織「水まわり工房」を全国ネット化しスタート
2010年 - 新コーポレートロゴ制定
2012年 - 天空のショールーム「キッチンタウン・クリナップ・大阪(大阪ショールーム)」オープン(のちに「クリナップ・キッチンタウン・大阪」に改称)
福島県内における被災地復興支援の一環として「一般財団法人クリナップ財団(福島県・いわき市)」設立(2013年公益財団法人として公益認定)
2014年 - 国際家具見本市「ミラノサローネ2014(伊)」初出展
2015年 - 共感型ショールーム「クリナップ・キッチンタウン・東京(新宿ショールーム)」オープン
2016年 - 国際家具見本市「ミラノサローネ2016(伊)」で新しい食空間を提案
「クリナップ・キッチンタウン・名古屋(名古屋ショールーム)」オープン
2017年 - Valcucine社(伊)と取引契約締結、国内ショールーム「Valcucine Tokyo(東京都・港区)」オープン
2019年 - 「クリナップ・キッチンタウン・横浜(横浜ショールーム)」オープン
2023年 - 未来キッチンプロジェクト始動
事業内容
クリナップは、以下の4の事業からなります。
【連結事業】厨房 81%、浴槽・洗面 13%、他 6%
キッチン
(引用:クリナップ公式HP)
バスルーム
(引用:クリナップ公式HP)
洗面化粧台
(引用:クリナップ公式HP)
時価総額
クリナップの時価総額は273.33億円です。(2024年6月16日現在)
社員の状況
従業員数:連結 3,456名
単体 2,926名
平均勤続年数:16.00年
平均年齢:41.10歳
平均年収:535万円
業績
2024年5月8日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は3.2%増で、経常利益は49.2%減の18億900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の2.43%から1.00%と大幅に悪化しました。
(引用:クリナップ公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年5月8日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。
2014年3月 2.41% 23.4%
2015年3月 2.14% 96.0%
2016年3月 2.59% 244.2%
2017年3月 2.44% 59.6%
2018年3月 2.45% 1489.2%
2019年3月 3.38% -103.9%(赤字)
2020年3月 3.74% 50.1%
2021年3月 3.68% 42.3%
2022年3月 4.34% 26.9%
2023年3月 3.76% 38.0%
2024年3月 3.92% 77.6%
2024年6月 4.25%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
クリナップは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年まで下落傾向が続いていましたが、それ以降は上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月までは上昇傾向でしたが、それ以降は下落傾向です。
直近再度上昇傾向です。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 17.93倍 (予 16.45倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.46倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 39.94 (予 44.36)
BPS(1株当たりの純資産) 1,571.27
(引用:クリナップ公式HP)
ROA(純資産利益率) 1.61% (予 1.75%)
(引用:クリナップ公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 62.1%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 27.58倍(2024年6月28日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は、この3年間はゆるやかに伸びていますが、大きく見ると横ばいです。
利益は安定せず、近年は縮小傾向で利益率は低い状況です。
2025年3月期は増収増益予想です。
一方、株価は2021年以降上昇が続いています。
利益が伸び悩んでいることは気になりますが、高配当であり、株価は上昇傾向なので、長期投資するのが良いでしょう。
配当の権利取りのため、短期的に購入するとリスクを低減できるので最良でしょう。
小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:✖
割安度:△
値動き:△
高配当投資:◎
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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