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【株式銘柄分析】Hamee(3134)~Eコマースサイト運用 プラットフォーム スマホケース ゲーミング コスメ 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、スマホタブレット向けアクセサリーのデザイン・販売をおこなうHameeについて調査をしました。

 

hamee.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:Hamee公式HP)

 

Hameeは、スマホタブレット向けアクセサリーのデザイン・販売、Eコマースサイト運営を主力事業とする会社です。

 

スマートフォンアクセサリーのEC・卸販売を主とするコマース事業と、自社EC運営の課題解決のために生まれたSaaS型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」をメインサービスとするプラットフォーム事業の2つの事業のシナジーを背景に成長してきました。

 

スマートフォンケースのiFaceは国内トップの認知度を誇り、ネクストエンジンはECプラットフォームとして国内トップシェアの地位までになりました。

 

Passionは「クリエイティブ魂に火をつける。」、

Missonは「By your side 「じぶん」のそばに「らしい」という相棒を。」です。

 

(引用:Hamee公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1998年 - モバイル周辺アクセサリーの企画・販売・ECを目的にマクロウィル有限会社を設立

1999年 - 自社サイト「携帯アクセ市場」でのモバイル周辺アクセサリーのECを開始

    モバイル周辺アクセサリーの実店舗向けBtoB販売を開始

2000年 - 販売網の拡大を目的としてグローバル対応ECサイト「StrapyaWorld」開始

2001年 - 株式会社ストラップヤ.comへ商号及び組織変更

2006年 - 商号を株式会社StrapyaNextへと変更

    自社販売サイト「ストラップヤ本店」でのモバイル周辺アクセサリーのEC販売開始

2007年 - EC事業者向けクラウド型バックエンドソリューションシステム「ネクストエンジン」の稼働開始

2008年 - 「ネクストエンジン」の外部向けサービス開始

2010年 - iPhoneグッズ専門店「iPlus」を「Yahoo!ショッピング」へ出店

    可愛いモバイルアクセサリー専門店「KAWAII館」を「楽天市場」へ出店

2011年 - グローバル対応ECの「Strapya World」を「AmazonUS」へ出店

2013年 - Hamee株式会社へ社名変更

    「ネクストエンジン」のAPIを公開し、プラットフォームとして提供開始

2014年 - インターネット小売大手のAmazonが提供する、注文処理や商品の保管・発送を代行するサービス「AmazonFBA」の在庫、受注実績の状況と自社在庫の最新状況を一元的に把握できる「AmazonFBA用管理アプリ」をリリース

    「ネクストエンジン」メイン機能の受注データを活用し、在庫の分析や発注に活かすことができるアプリ「在庫サポート」をリリース

2015年 - 東京証券取引所マザーズに上場

    「越境EC」と国内ECとの同時展開を可能にするアプリ「米Amazon用 自動連係」が、ネクストエンジン海外進出サービス第一弾としてリリース

2016年 - 東京証券取引所市場第一部に市場変更

 

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事業内容

Hameeの主な事業は、以下の2つです。

 

【連結事業】コマース 76%、プラットフォーム 21%、他 3%

 

コマース事業

iFaceブランドを中心としたスマートフォンアクセサリーの企画開発・製造を行い、自社ECサイトやECショッピングモールなどで販売。

また雑貨量販店、家電量販店などへの卸販売も展開。

 

(引用:Hamee公式HP)

 

加えて、ゲーミングモニターブランドPixioを取り扱うゲーミングアクセサリー事業、ByURブランドで展開するコスメティクス事業と米国を中心とするグローバル事業を展開。

全体の売上の76%を占めます。

 

(引用:Hamee公式HP)

 

プラットフォーム事業

インターネット通販を展開するEC事業者向けに、ネットショップ運営にかかわる業務の自動化、モール横断型で複数店舗の受注処理や在庫状況を一元管理できるクラウドSaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」を開発・提供。

またEC事業者向け販売支援コンサルティング事業なども展開。

 

(引用:Hamee公式HP)

 

 

時価総額

Hameeの時価総額182.17億円です。(2024年3月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 144名(臨時16名)

   連結 428名(臨時27名)

平均勤続年数:6.7年

平均年齢:37.2歳

平均年収:609万円

 

 

業績

2023年6月14日に発表された2023年4月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比4.7%増、経常利益は39.9%減の13億9,900万円となっています。

売上営業利益率は前期の16.42%から9.05%と悪化しました。

 

 

(引用:Hamee公式HP)

 

2024年4月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年3月15日に発表された2024年4月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比21.3%増、経常利益は18.9%増の14億4,100万円となっています。

売上営業利益率は前期の11.09%から10.66%と横ばいでした。

第3四半期決算時点の経常利益の進捗率は74.20%でした。

 


同時に、通期業績予想の修正が発表されています。

売上高は上方修正、各種利益は下方修正です。

 

 

各種利益の下方修正が出るほど、収益性は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月15日 2024年4月期 第3四半期決算短信

2024年3月15日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年12月14日 2024年4月期 第2四半期決算短信

2023年9月14日 2024年4月期 第1四半期決算短信

2023年9月14日 繰延税金負債の計上に関するお知らせ

2023年6月14日 2023年4月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は2.0%程度の配当を出しています。

 

2015年4月 0.00%  0.0%

2016年4月 0.26%  9.1%

2017年4月 0.44%  10.2%

2018年4月 0.33%  10.1%

2019年4月 0.84%  12.7%

2020年4月 0.53%  10.4%

2021年4月 0.63%  10.2%

2022年4月 2.03%  20.5%

2023年4月 2.30%  37.9%

2024年3月 2.01%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

Hameeは、4月と(10月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)・2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)・2024/10/30(水)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年と2020年に2,000円超えはあるものの、現在は低迷しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月に急落しましたが、その後上昇傾向です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  19.22倍 (予 11.82倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.00倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 59.39 (予 96.52)

BPS(1株当たりの純資産) 569.10

 

(引用:Hamee公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 10.96% (予 16.96%)

ROA(純資産利益率) 7.67% (予 11.65%)

 

(引用:Hamee公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 67.2%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ジェネレーションパス(3195)

ベガコーポレーション(3542)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

売上は継続して伸ばしていますが、利益が伸びていないのが気になります。

今年度は増収増益予想ですが、2Q決算の結果では減益となっています。

 

一方で、株価はなだらかに上昇をしていますが、10年チャートで見ると安値圏にとどまっています。

配当もありますが、いつ下方修正のIRが来るかわからない状況なので、長期投資は控えた方が良いと思います。

 

大型の銘柄ではありませんが、値動きは大きくないため、短期投資向けではないかもしれません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:✖

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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