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【株式銘柄徹底分析】サカイ引越センター(9039)~引っ越し業界首位 電気工事 クリーンサービス リユース 近畿地盤 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、引っ越し業界首位で、近畿地盤に全国展開するサカイ引越センターについて調査をしました。

 

www.hikkoshi-sakai.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年8月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

サカイ引越センターは、引っ越し業界首位で、近畿地盤に全国展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経中小型株指数の構成銘柄の1つ

 

当社は「まごころこめておつきあい」をモットーに、昭和46年に創業し、おかげさまで、引越一筋に50周年を越えました。
もはや輸送ノウハウだけでは語れない事業へと発展している引越ビジネスをリードしてまいりました。

 

車両の充実配備をはじめ各種専門技術の開拓、さらに人材教育や経営の合理化などに積極的に取り組み、独自のノウハウを開発してまいりました。

これからも「まごころこめておつきあい」をモットーにさらなる実績を重ね、業界のリーディングカンパニーであり続けるため、日々努力してまいります。

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1971年11月 - 新海商運株式会社堺営業所開設

1979年9月 - 貨物自動車取扱業を目的として、株式会社アーイ引越センターを設立

1981年5月 - 商号を株式会社堺引越センターに変更

1982年4月 - 八洲運送株式会社(大阪府東大阪市)の株式を取得し子会社とする

1984年4月 - アンケートハガキを利用したCS活動の開始

1988年9月 - 本社を大阪府堺市石津北町56番地に移転

1989年4月 - 法人課を設置し法人顧客向け営業活動を本格的に開始

     CMキャラクターに徳井優氏起用

1990年4月 - 八洲運送株式会社が新海商運株式会社堺営業所、京都営業所、名古屋営業所の車両82両を含む営業譲受

1990年10月 - 八洲運送株式会社と株式会社堺引越センターを合併し、商号を株式会社サカイ引越センターに変更

1996年9月 - ホームページを開設し、インターネットによる見積受付を開始

1996年10月 - 大阪証券取引所市場第ニ部へ株式上場

1997年10月 - 株式会社新世紀サービス(非連結子会社)を設立

1998年11月 - 横浜市鶴見区に関東本部(現東日本本部)を設置

      本社・大阪支社にてISO9001を認証取得

      マイスター制度を導入

1999年9月 - 本社・大阪支社にてISO14001を認証取得

1999年11月 - 名古屋市名東区に中部本部(現中部東海本部)を設置

2000年10月 - 関東グループでISO9001を認証取得

2000年11月 - 九州グループでISO9001を認証取得

      近畿グループでISO9001を認証取得

2001年6月 - 東海グループでISO9001を認証取得

2001年7月 - 中国・四国グループでISO9001を認証取得

2001年12月 - 中部グループでISO9001を認証取得

2002年11月 - 東北・北陸グループでISO9001を認証取得

2003年3月 - 「キッチリサカイの大百貨」を創刊し通信販売を開始

2003年6月 - 大阪府堺市に西日本本部を設置

2004年8月 - 防震グッズの販売開始

2004年10月 - 本社研修センターを設置

2005年4月 - セーフティレコーダーを全車に導入完了

2006年3月 - 東京証券取引所市場第二部へ株式上場

2006年4月 - 堺市西区にリサイクルショップを設置

2006年11月 - 全社統一でISO9001を認証取得

2007年3月 - 東京証券取引所市場、大阪証券取引所市場ともに一部へ指定替え

2007年4月 - 東日本本部・関東法人部移転

2007年10月 - 沼津研修センターを設置

2008年1月 - ダスキンと業務提携

2008年4月 - 静脈認証システムを導入

2008年5月 - 越谷研修センターを設置

2009年3月 - 本社第二研修センターを設置

2009年7月 - 株式会社エヌケイパッケージ(非連結子会社)を設立

2010年3月 - ポンタカード参画

2010年7月 - 株式会社エレコン(連結子会社)を子会社化

2011年7月 - 海外事業部を開設

2012年6月 - フランスのNippon Euromovers SARLを子会社化

2013年1月 - らくらくCコースサービス開始

2013年8月 - 引越アンケートWEBシステムサービス開始

2014年1月 - 株式会社ジェイランド(連結子会社)を子会社化

2015年7月 - 近畿管区警察局と「大規模災害時における警察装備敷材等の運送等に関する協定」を締結

2016年2月 - 堺市と「災害時における物資の輸送等に関する協定」を締結

2016年4月 - 株式会社SDホールディングス(連結子会社)を子会社化

2017年6月 - SAKAI KUWAHARA MOVING SERVICE UK LTD.(非連結子会社)を設立

2017年7月 - 海外引越取扱業者団体「FIDI」加盟

2017年12月 - 株式会社キッズドリーム(非連結子会社)を子会社化

2018年1月 - LINE公式アカウント オープン

2018年4月 - 健康経営宣言を制定

2019年7月 - 国土交通省近畿地方整備局と「災害時における緊急支援物資輸送等に関する協定」を締結

2020年3月 - 健康経営優良法人に認定

2021年4月 - 株式会社クリーン・システム(現在、連結子会社)を子会社化

     内閣府と「災害時における物資支援業務等の災害応急対策に関する協定」を締結

2021年7月 - Relo Transeuro Limitedを子会社化

     Relo Transeuro LimitedをSakai Transeuro Ltd.に商号変更

2022年6月 - 関越物流株式会社を子会社化(非連結子会社

2022年8月 - 株式会社キャンディルと資本業務提携

2022年9月 - 株式会社リエゾン設立

     株式会社サカイパンダロジ設立

2022年11月 - 三重県と「三重県と株式会社サカイ引越センターとの連携に関する包括協定」を締結

2023年3月 - 国立大学法人滋賀大学と連携・協力に関する協定を締結

2023年11月 - 紺綬褒章を受章

2023年12月 - 大阪府と「災害時における物資の輸送等に関する協定書」を締結

2024年3月 - 国立大学法人宮崎大学との地方創生に関する連携協定を締結

2024年4月 - 大阪府岸和田市と、「アドプトフォレスト岸和田市三ケ山町サカイ引越センター森づくり活動」に調印

 

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事業内容

サカイ引越センターは、以下の3の事業からなります。

 

【連結事業】引越 86%、電気工事 4%、クリーンサービス 5%、リユース 4%、他 1%

 

引越

株式会社サカイ引越センター

安心で高品質な新生活をお届けするために

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

電気工事

株式会社エレコン

エアコン・洗濯機・テレビなどの電気工事はエレコンにお任せください。

専門のスタッフが責任をもって対応します。

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

クリーンサービス

イカンサービス株式会社

エアコン・ハウスクリーニング、家事代行、害虫獣駆除・施工、空気清浄機・清掃用具レンタル、照明・器具販売など、『快適で過ごしやすい空間づくり』をサポートします。

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

リユース

株式会社ジェイランド

関西最大級のリサイクルショップ「ジャングルジャングル」、ブランド・貴金属・時計の買取専門店「JJコレクション」と「買取のサカイ」の35店舗運営しています。

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

株式会社キッズドリーム

「もったいない」の心を大切にし、まだ使える物を人から人への橋渡し

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

その他

株式会社新世紀サービス

生活雑貨、家具家電、ギフト、インテリア、エクステリア、サカイパンダグッズの販売

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

株式会社エヌケイパッケージ

サカイ引越センターの引越用ダンボール箱をはじめ、各種ダンボール箱、包装用資材を取り扱っています。

東京工場と埼玉工場の2工場で関東一円をカバーしています。

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

 

時価総額

サカイ引越センター時価総額1,039.90億です。(2024年8月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 6,715名(臨時10,216名)

     単体 5,997名(臨時9,969名)

平均勤続年数:7.40年

平均年齢:34.10歳

平均年収:495万円

 

 

業績

2024年5月8日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は6.7%増で、経常利益は6.8%増の129億400万円となっています。

売上高営業利益率は前年の10.81%から10.91%と横ばいでした。

 

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年8月9日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は3.6%増で、経常利益は7.2%減の52億8,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の17.72%から15.80%と悪化しました。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は40.27%でした。

 

 

計画以上のペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年8月9日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年5月8日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 2.05%  22.4%

2015年3月 1.82%  16.5%

2016年3月 1.17%  19.5%

2017年3月 1.29%  18.6%

2018年3月 0.92%  14.7%

2019年3月 0.78%  15.7%

2020年3月 1.05%  13.8%

2021年3月 1.61%  21.3%

2022年3月 2.13%  27.5%

2023年3月 2.05%  23.5%

2024年3月 2.07%  25.8%

2024年8月 2.24%

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

株主優待は、以下の贈呈です。

権利確定月は、3月・9月末日です。

 

岩手県産ひとめぼれ 5kg

QUOカード 2,000円相当

堺市世界遺産保全活用推進基金への寄附

 

<3月末>

100株以上 ① または ② または ③ の中からいずれか1つ選択

 

<9月末>

300株以上 ① または ② の中からいずれか1つ選択

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

サカイ引越センターは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年から2017年まで大きく上昇しましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、4月には急上昇、5月には急落して、それ以降は上昇傾向です。

直近下落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  11.95倍 (予 11.75倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.09倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 205.58 (予 209.08)

BPS(1株当たりの純資産) 2,244.97

 

ROE自己資本利益率) 9.35% (予 9.31%)

ROA(純資産利益率) 6.92% (予 7.40%)

 

(引用:サカイ引越センター式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。

 

自己資本比率 79.4%

 

(引用:サカイ引越センター公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 0.48倍(2024年8月2日現在)

 

 

比較される銘柄

福山通運(9075)

NXホールディングス(9147)

トナミホールディングス(9070)

 

まとめ

売上・利益は年々伸びており、成長企業といえます。

2025年3月期も増収増益予想です。

 

一方、株価は2018年から横ばいが続いています。

業績は拡大しているにも関わらず、株価は横ばいであることが気になりますが、配当はそこそこあり、業績は拡大しているので、長期投資するのが良いでしょう。

 

大型の銘柄ですが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:△

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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