こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、工業用ファスナー(ネジ、ピン、ばね)の大手で、住宅用が中心の日本パワーファスニングについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年9月5日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:日本パワーファスニング公式HP)
日本パワーファスニングは、工業用ファスナー(ネジ、ピン、ばね)の大手で、住宅用が中心の会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
弊社は創業以来、モノとモノとを締結する「ファスナー」および締結工具の製造・販売を行って参りました。
一口にファスナーと言いましてもその種類・形状は多岐にわたり、その用途により住宅用のもの、一般建築用のもの、自動車や家電製品用のものに分類され、弊社製品は「工業用ファスナー」と呼ばれています。
今日弊社では、住宅・建築・土木分野のファスナーを中心に販売・供給させていただいており、お客様の工場の生産ラインや施工現場で数多くご使用いただいております。
弊社製品は、建物・工事が完成してしまえば皆さまのお目に留まらない部分に数多くご採用いただいております。
激動と変革を続ける世界情勢の中、世界で加速する脱炭素化社会への適応を積極的に図って参ります。
そして地球環境に配慮したより安全で高品質の製品をお届けし、皆様の生活のお役に立ちたいと社員一同心から願っております。
企業理念は「伸びやかで豊かな企業人を育む環境づくりを目指し、オリジナリティ溢れる技術をベースに製品を開発し、顧客の信頼を得るとともに、社会の発展に貢献する。」、
企業目標は「常にユーザーの最新のニーズをキャッチし、最適設計のファスナーとツールを提供することにより、日本で最大の総合ファスニングメーカーを目指す。」です。
(引用:日本パワーファスニング公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1964年4月 - 新和工業(株)、日本発条(株)および米国イリノイ・ツール・ワークス社(以下ITW社)の3社均等払込み、業界最初の日米合弁会社「日本シェークプルーフ(株)」を設立(資本金1億800万円)
1966年9月 - ITW社と特許品テクス(TEKS)導入に関する技術援助契約を締結
1979年8月 - ニスコ(株)に商号変更
1981年11月 - 大阪証券取引所市場第二部に上場
1989年9月 - 兵庫県豊岡市に豊岡工場が完成し、ねじの一貫生産を開始
1991年3月 - 茨城県筑西市に下館工場を建設、操業を開始
1991年8月 - ITW社の日本法人アイ・ティ・ダブリュー(株)の3事業部門(ラムセット、パスロード、ビルデックス)を買収し、子会社化
1992年10月 - 子会社を吸収合併し社名をニスコ(株)から日本パワーファスニング(株)に変更
1997年7月 - 豊岡工場を分社し、豊岡ジェイ・ピー・エフ工業(株)として操業開始
2002年7月 - 事業セグメント別分社体制スタート
住建カンパニー( 社内カンパニー)、ジェイ・ピー・エフ・ワークス(株)(旧豊岡ジェイ・ピー・エフ工業(株))、近江ニスコ工業(株)の3社体制とする
2007年1月 - 当社にジェイ・ピー・エフ・ワークス(株)を吸収合併
2010年12月 - 連結子会社の近江ニスコ工業(株)の株式を譲渡し、グループ外に
2013年7月 - 大阪証券取引所市場第二部より東京証券取引所市場第二部に指定替え
2018年4月 - 北海道札幌市に札幌営業所を開設
2021年1月 - 埼玉県さいたま市にさいたま営業所を開設
2021年12月 - 資本金の額を25億5千万円から1億円に減少
事業内容
日本パワーファスニングの事業は、ファスナー及び締結工具の製造・販売です。
【連結事業】建築用ファスナー・ツール関連 100%
「ファスニング」とは、モノとモノを「留め付ける」「締結する」ことをいいます。
留め付けるための部品1個、1個を「ファスナー」と呼んでおり、建設、建築分野で使われるファスナーには、ねじ、ばね、釘、鋲(ピン)、アンカー、ボルト、ナット、リベット、金物等があります。
よく衣類に使われるジッパーとは区別され、特にこれらは「工業用ファスナー」と呼ばれています。
当社はお客様のニーズに合わせ、ファスナーを複合化したり、ファスナーとツールをうまく組み合わせることで一体化した独創的なファスニングシステムを提供しています。
このように、ただ単なる製品(ファスナーあるいはツール)だけにとらわれない、ファスニングに求められる技術や作業コストを含めた「トータルファスニング」の考え方が建築分野のみならず、組立産業分野にも数多く生かされています。
(引用:日本パワーファスニング公式HP)
時価総額
日本パワーファスニングの時価総額は49.34億円です。(2024年9月5日現在)
社員の状況
従業員数:連結 149名(臨時45名)
単体 149名(臨時45名)
平均勤続年数:16.90年
平均年齢:44.7歳
平均年収:407万円
業績
2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は4.6%減で、経常利益は赤字転落の-4,400万円となっています。
2024年12月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。
次に、2024年8月9日に発表された2024年12月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は6.6%減で、経常利益は黒字転換の3億9,000万円となっています。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は95.12%でした。
同時に、通期業績予想の修正が発表されています。
売上高・営業利益は下方修正、その他利益は上方修正です。
本業の業績は下方修正されており、厳しい状況といえます。
適時開示情報
2024年8月9日 2024年12月期 第2四半期決算短信
2024年8月9日 営業外収益及び特別損失の計上並びに通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2024年5月10日 2024年12月期 第1四半期決算短信
2024年2月14日 2023年12月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は1.0%前後の配当を出しています。
2014年12月 3.23% -%(赤字)
2015年12月 0.00% -%(赤字)
2016年12月 1.97% 18.4%
2017年12月 2.05% 69.8%
2018年12月 0.00% -%(赤字)
2019年12月 0.00% -%(赤字)
2020年12月 0.00% -%(赤字)
2021年12月 3.82% 3.8%
2022年12月 2.12% 98.8%
2023年12月 0.00% -%(赤字)
2024年9月 9.54%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
日本パワーファスニングは、6月、12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年まで上昇していましたが、それ以降下落して横ばいです。
直近急騰しており、急騰の頻度は多いです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、6月に急騰して以来下落していましたが、直近は上昇傾向です。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 8.06倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.43倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 34.00)
BPS(1株当たりの純資産) 191.05
ROA(純資産利益率) -% (予 7.74%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 43.5%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 0.00倍(2024年8月30日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は縮小傾向が続いており、利益は赤字の年がこの10年で6回と多いです。
2024年12月期は増収で黒字転換予想です。
一方、株価は2018年から下落が続き横ばいです。
2024年12月期の配当は非常に大きいですが、売上は縮小しており、赤字も多いので、長期投資するのは避けるべきでしょう。
配当の権利取りのために、短期的に購入するのが最良です。
小型の銘柄で、急騰の頻度は高いので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのは良いです。
しかし、現在急騰中のため、今すぐの投資は避けるべきでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:〇
成長・将来性:✖
収益性:✖
規模:✖
割安度:✖
値動き:◎
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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