社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【株式銘柄分析】コクヨ KOKUYO(7984)~事務用品最大手 オフィス家具 オフィス用品 インテリア 紙製品 安定企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、事務用品最大手で、オフィス家具、オフィス用品通販も有力、紙製品で高シェアを持つコクヨについて調査をしました。

 

www.kokuyo.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:コクヨ公式HP)

 

コクヨは、事務用品最大手で、オフィス家具、オフィス用品通販も有力、紙製品で高シェアを持つ会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

コクヨは、時代ごとに変化するお客様の課題と真摯に向き合い、一つひとつ解決策を見出すことを積み重ね、百年以上にわたりお客様からの信頼をいただいてきました。

 

今、不確実な時代と言われ、さまざまな社会課題とビジネス上の課題は、ますます複雑に絡み合っています。

それでも、私たちはお客様の課題に向き合う姿勢を変えることなく、新しい価値を創出し続けたい。

 

これからも、お客様の「はたらく」「まなぶ」「くらす」がより創造性豊かで実りあるものとなるよう、時代の変化を鋭敏にとらえ、コクヨならではの価値創造と課題解決を実現する商品・サービスの提供に努めていきます。

 

創業の精神は「商品を通じて世の中の役に立つ」、

企業理念は「be Unique.」、

存在意義(パーパス)は「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」です。

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

スマホで参加!無料の資産運用セミナーで投資を学ぼう【マネきゃん/Money Camp】

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1905年 - 黒田善太郎が和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」を開業

1908年 - 和帳の製造を開始

1913年 - 洋式帳簿の製造を開始

1914年 - 店名を「黒田国光堂」と改称

    伝票、便箋、複写簿の製造を開始

1917年 - 商標を「国誉」と定める

1932年 - 色紙付角瀚箋を発売

1936年 - 現在の本社所在地(大阪市東成区)に移転

1950年 - 初のコクヨ専門代理店が誕生

1956年 - フラットファイルを発売

1957年 - 専門代理店組織「全国コクヨ専門店会」が発足

1959年 - 測量野帳を発売

1960年 - ファイリングキャビネットを発売

1961年 - 社名を「コクヨ株式会社」に変更

    当時世界随一の紙製品生産工場「八尾工場」が稼働

1964年 - スクラップブックを発売

1965年 - スチールデスクを発売

1966年 - 事務用回転イスを発売

1969年 - 本社新社屋完成、執務空間を一般に公開するライブオフィスの取り組みを開始

    コクヨ専門代理店を「総括店」に名称変更

1971年 - 東京・大阪証券取引所第二部に上場

1972年 - 東京・大阪証券取引所第一部に上場

1975年 - キャンパスノートを発売

    教育施設用家具の製造を開始

1978年 - 大阪ショールームが完成

1979年 - 東京品川社屋が完成

1981年 - 「ロングランデスク(くるくるメカ)」を発売

1982年 - 東京ショールーム完成

1983年 - ファイルボックス-FS発売

    事務用回転イス「バイオテックチェアー」を発売

1986年 - オフィス研究所を開設

1993年 - スチールデスクを生産する「三重工場」を稼働

1994年 - 建材を生産する「芝山工場」を稼働

1996年 - タイに「コクヨ-IK(タイランド)Co.Ltd.」を設立

    香港に「コクヨインターナショナル香港Co.Ltd.(現 コクヨインターナショナルアジアCo.Ltd.)」を設立

1997年 - マレーシアに「コクヨ(マレーシア)Sdn.Bhd.」設立

1998年 - ユニバーサルデザインへの取り組みを開始

2000年 - ユニバーサルデザインの画鋲「プニョプニョピン」を発売

    ISO14001全社統合認証を取得

2001年 - (株)カウネットがオフィス用品通販事業をスタート

2002年 - コクヨデザインアワードを創設

2003年 - 全国の「総括店」を販社に統合

    国誉貿易(上海)有限公司を設立し、中国で本格的に事業をスタート

    コクヨKハートを設立

    「カドケシ」を発売

2004年 - コクヨ株式会社の全事業を分社化し、持株会社制へ移行

2005年 - 中国に「国誉商業(上海)有限公司」を設立

    創業100周年を機にコーポレートロゴを一新

    テープのり「ドットライナー」を発売

    ベトナムに「コクヨベトナムCo.Ltd.」を設立

2006年 - 株式会社アクタスへ資本参加

    「結の森」プロジェクトを始動

2008年 - 絵本シリーズ「かおノート」を発売

    環境配慮が十分ではない商品について総合カタログ上に「エコバツマーク」を表示する取り組みを開始

2009年 - 「針なしステープラー(ハリナックス)」を発売

2011年 - インドのCamlin Limited(カムリン社)の株式を取得、「コクヨカムリン」に社名変更

    ロビーチェアー「Madre」を発売

2012年 - 上海、シンガポールにオフィス家具のショールームを開設

    国誉商業(上海)有限公司 上海工場稼働、ノートの生産を開始

    鉛筆シャープ発売

2013年 - カウコレが誕生

    梅田ライブオフィス、梅田ショールームを開設

    法人向けステーショナリー販売流通カタログ「KiSPA(キスパ)」を創刊

2015年 - コクヨ株式会社を存続会社としてコクヨファニチャー株式会社とコクヨS&T株式会社を吸収合併

    家具ブランド「DAYS OFFICE」を発売

    ソフトリング®ノートを発売

2016年 - コクヨ&パートナーズ株式会社を設立

    「モバイルバッグ(mo・baco)」を発売

2017年 - ショップ&カフェTHINK OF THINKSを開設

    コクヨカムリンパタルガンガ工場を竣工

    オフィスチェアー「ing」を発売

2018年 - 接着用品ブランド「GLOO」を発売

2019年 - ワークステーション「UPTIS(アプティス)」発売

    インドネシアに「PT コクヨファニチャーインドネシア」を設立

    文具シリーズの新ブランド「KOKUYO ME」を発売

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

事業内容

コクヨは、以下の2つの領域、4つの事業からなります。

 

コクヨグループは、「長期ビジョンCCC2030」の達成に向けて、自らの社会における役割を「WORK & LIFE STYLECompany」と最定義し、文具や家具といったカテゴリにとらわれない、豊かな生き方を創造する企業となることを目指します。

 

この再定義を受けて、事業領域を「ワークスタイル領域」と「ライフスタイル領域」の2つ、事業を4つに整理しました。

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

【連結事業】 ファニチャー 44%、ビジネスサプライ流通 29%、ステーショナリー 20%、インテリアリテール 7%、他 0%

【海外】11%

 

ファニチャー事業

働き方の変化に伴うオフィスリニューアル需要の獲得と、デジタルや内装など事業領域の拡張をベースに、増収増益に向けてコクヨ全社の業績を牽引することを目指します。

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

ビジネスサプライ流通事業

コロナをきっかけにEC購買が広がった通販市場の成長をベースに、カウネットでは、ECマーケティングの強化により、顧客数の拡大による増収と収益性の改善に取組みます。

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

ステーショナリー事業

SNSなど自己表現ニーズの高まりなどにより付加価値文具市場は拡大する中で、国内既存事業のブラッシュアップに加えて、国内外でデジタルマーケティングの強化に取組みます。

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

インテリアリテール事業

巣ごもり需要だけでなく、住空間への新たなニーズを取り込むために、店舗とECを統合したマーケティング戦略(OMO、Online Merges with Offline)に取組みます。

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

 

時価総額

コクヨ時価総額3,240.93億です。(2024年4月26日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 6,931名(臨時2,076名)

     単体 2,142名(臨時436名)

平均勤続年数:17.50年

平均年齢:43.10歳

平均年収:759万円

 

 

業績

2024年2月13日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は9.2%増で、経常利益は22.8%増の259億8,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.36%から8.61%と改善しました。

 

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年4月26日に発表された2024年12月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は3.7%増、経常利益は12.0%増の125億6,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の11.69%から12.16%と横ばいでした。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は49.27%でした。

 

 

計画を上回るペースで業績は進捗しており、どこかで上方修正が出るかもしれません。

 

kabutan.jp

 

今なら無料のオンライン講座!投資の達人になる投資講座

 

適時開示情報

2024年4月26日 2024年12月期 第1四半期決算短信

2024年2月13日 2023年12月期決算短信

2024年2月13日 2023年12月期 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年10月30日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年2月13日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.5%前後の配当を出しています。

 

2013年12月 1.95%  36.9%

2014年12月 1.66%  35.0%

2015年12月 1.33%  32.8%

2016年12月 1.64%  21.4%

2017年12月 1.39%  22.9%

2018年12月 1.99%  26.6%

2019年12月 2.39%  30.1%

2020年12月 2.79%  55.6%

2021年12月 2.74%  40.3%

2022年12月 3.07%  35.9%

2023年12月 2.90%  40.2%

2024年4月 2.85%

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

株主優待は、以下の贈呈です

権利確定月は、12月末日です。

 

①自社グループ商品

②マテリアリティ「社内外のWell-beingの向上」または「WORK&LIFEの基盤である地球を守るための活動」どちらかへの寄付

 

500株以上 ①4,000円相当 ②4,000円 どちらか一つ選択

1,000株以上 ①7,000円相当 ②7,000円 どちらか一つ選択

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

コクヨは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2027年までは上昇傾向、それから2019年までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月までは横ばいでしたが、その後は上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  15.74倍 (予 14.03倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.19倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 165.59 (予 187.74)

BPS(1株当たりの純資産) 2,209.32

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 8.20% (予 8.50%)

ROA(純資産利益率) 5.32% (予 5.97%)

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

自己資本比率 68.7%

 

(引用:コクヨ公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

オカムラ(7994)

キングジム(7962)

パイロット(7846)

 

まとめ

売上はこの十数年間横ばい状態で、安定企業といえます。

しかし、利益は拡大傾向が続いています。

2024年12月期は増収減益予想ですが、1Q決算時点では増収増益となっています。

 

一方、株価は2020年以降ゆるやかな上昇傾向が続いています。

配当はそこそこあり、業績も良いので、長期投資するのが最良です。

 

小型の銘柄ではなく、値動きも小さそうなので、短期投資向けではないです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:△

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:〇(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。

最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。