社畜から経済的自立(FIRE)を目指す(ToMO Blog)

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【株式銘柄徹底分析】コメダホールディングス(3543)~珈琲所コメダ珈琲店 中京地区地盤 FC 高利益率 成長企業 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国に展開し、約95%がFC店であるコメダホールディングスについて調査をしました。

 

komeda-holdings.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年9月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

コメダホールディングスは、中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国に展開し、約95%がFC店である会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

コメダが創業時から55年間、喫茶店として大切にしてきたものは、お客様の“くつろぎ”です。

自宅のリビングルームのように普段着のままゆったりとくつろいでいただける“くつろぐ、いちばんいいところ”になることこそが、コメダのあるべき姿であり、価値だと思っています。

 

もちろん、コーヒーやスナックメニューを召し上がって「おいしい」と喜んでいただくこともありがたいのですが、やはり“くつろぎ”を感じていただくことが一番です。

先行き不透明で予測がつかない時代だからこそ、不安やストレスを抱える人たちが心からホッと一息つける場所は、もはや地域のインフラだと考えています。

 

コメダ珈琲店としてそのインフラを支えているのは、中期経営計画「VALUES 2025」の目標である『“くつろぎ”で、人と地域と社会をつなぐ』ために地域密着の店舗運営を行ってくださる、フランチャイズオーナー様です。

だからこそ、フランチャイズオーナー様との絆をより強固なものにし、共存共栄でお客様の“くつろぎ”の空間をつくりあげる。

それこそが本部としての使命です。

 

お客様が感じる“くつろぎ”は、お客様によって、またそのときのコンディションによって異なります。

コーヒーを提供するだけでなく、心からくつろいでいただける空間をどう創るか。

それはデジタルが進化した現代社会においても「ひと」にしかできない仕事だと思っています。

こうした、「ひと」による「ひと」にしかできないビジネスを行っている以上、人財育成のための投資は、おのずと力を入れなければならないものであり、私自身も強く進めていきたい部分です。

 

お客様に寄り添い、“くつろぎ”をつくり出すためには、スタッフ一人ひとりがマニュアルに頼らずお客様との距離感や空気感を肌で感じ、考えられるようにならなければなりません。

その手助けとなるべく、年に一度、「全国接客コンテスト」を開催しており、昨年は約8,000人ものスタッフに参加いただきました。

私も立ち会いましたが、お客様への想いがあふれる素晴らしい接客に目が潤むほど感動しました。

 

この「ひと」によるビジネスは今後デジタルがより進化していったとしても、変わることはありません。

コメダでもDX推進を行ってまいりますが、単にコスト減のための省人省力ではなく、効率化を図った先にあるのは、やはり飲食店の基本であるQSC(Quality:商品の品質、Service:接客サービス、Cleanliness:店内の清潔さ)の向上とりわけ“S”、すなわち“コメダ流おもてなし”の向上です。

すべてはお客様の“くつろぎ”に還元できなければ意味がない。

スタッフそれぞれが“コメダ流のおもてなし”を習得しようと日々腕を磨き、お客様と心を通わせながらつくり出す心地よい空間こそが、コメダの価値なのですから。

 

ミッションは「心にもっとくつろぎを」、

経営理念は「私たちは”珈琲を大切にする心から”を通してお客様に”くつろぐ、いちばんいいところ”を提供します」、

経営方針は「お客様第一」「共存共栄」「永久進化」です。

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1968年1月 - 創業者 加藤太郎氏、喫茶店コメダ珈琲店」を開店

1977年2月 - コメダ珈琲店名物商品「シロノワール」販売開始

1999年2月 - 甘味喫茶「おかげ庵」を開店

2001年8月 - FC本部機能拡充のため本社を愛知県名古屋市東区に移転

2003年6月 - コメダ珈琲店の関東地区初の店舗として神奈川県横浜市青葉区に横浜江田店を開店

2006年11月 - コメダ珈琲店の関西地区初の店舗として奈良県奈良市に奈良中央店を開店

2007年8月 - コメダ珈琲店の東京23区内初の店舗として東京都大田区に下丸子店を開店

2009年5月 - コメダ珈琲店大阪府初の店舗として大阪府大阪市中央区に大阪本町店を開店

2010年3月 - コメダ珈琲店の北陸地区初の店舗として石川県金沢市に金沢松村店を開店

2011年10月 - 有限会社フランスパン(2013年2月株式会社化)の全株式を取得し子会社化

2012年3月 - コメダ珈琲店の四国地区初の店舗として徳島県吉野川市吉野川鴨島店を開店

2013年1月 - コメダ珈琲店の中国地区初の店舗として広島県広島市安佐南区に広島大町店を開店

2013年4月 - 国内500店舗を達成

2013年9月 - コメダ珈琲店の九州地区初の店舗として福岡県福岡市東区に福岡八田店を開店

2013年11月 - コメダ珈琲店の東北地区初の店舗として福島県白河市ベイシア白河店を開店

2014年12月 - 当社グループの国内店舗600店舗を達成

2015年7月 - 東日本エリアにおける初の製造拠点として千葉パン工場が操業を開始

2016年4月 - 当社グループ初の海外(中国:上海)へのFC加盟店の出店

2016年6月 - 東京証券取引所 市場第一部へ上場

2016年7月 - 当社グループの国内店舗700店舗を達成

2016年8月 - コメダ珈琲店の北海道地区初の店舗として北海道札幌市に東札幌5条店を開店

2016年12月 - 名古屋証券取引所 市場第一部へ上場

2018年2月 - 当社グループの台湾初の店舗として台北コメダ珈琲店 南京建國店を開店

2018年7月 - 当社グループの国内店舗800店舗を達成

2018年8月 - コメダ珈琲店沖縄県初の店舗として沖縄県糸満市に沖縄糸満店を開店

     コメダ珈琲店沖縄県初の店舗として沖縄県糸満市に沖縄糸満店を開店

     東日本エリアにおけるコーヒー製造拠点として関東コーヒー工場が操業を開始

2018年11月 - 当社連結子会社として台湾に客美多好食股份有限公司を設立

2019年6月 - 全国47都道府県出店達成

2019年7月 - 台湾FC初の店舗として敦南信義店を台北市に開店

2020年7月 - 「KOMEDA is □ 東銀座店」オープン

2020年10月 - コメダ初の餡子製造拠点として製餡工場が操業を開始

2022年3月 - 当社連結子会社として、インドネシアにPT KOMEDA COFFEE INDNESIAを設立

2022年4月 - 市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場へ移行

     大判焼きのテイクアウト専門店「大餡吉日」を名古屋市に開店

2022年10月 - 香港において初のFC店舗であるコメダ珈琲店 イオンスタイル黄埔店を開店

2023年1月 - 当社グループのインドネシア初の店舗としてバリ島にコメダ珈琲店 DEWI SRI-KUTA-BARI ISLAND店を開店

2023年7月 - 当社グループ1000店舗を達成

 

事業内容

コメダホールディングスは、以下の5つのブランドからなります。

 

当社は、店舗数・売上高に関して日本最大級のフルサービス型喫茶店チェーン運営会社である株式会社コメダ持株会社であります。
当社グループは、「私たちは"珈琲を大切にする心から"を通してお客様に"くつろぐ、いちばんいいところ"を提供します」を経営理念に掲げ、お客様のくつろぎにこだわった店づくり・独自製法と材料にこだわった自社製造商品・独自のFC運営システム等の強みにより、外食市場における独自のポジションを確立し、FC加盟店を中心に全国でフルサービス型の喫茶店のチェーン展開を行っております。

 

【連結事業】FC 100%

 

コメダ珈琲店

コーヒーと共に自宅のリビングのようにゆったりとくつろいでお過ごしいただけるフルサービス型の喫茶店です。
看板メニューのシロノワール、ブーツ型のグラスに入ったユニークなドリンク、ボリュームたっぷりで満足感のあるスナックなどが特徴です。
モーニングサービスではドリンクをご注文いただきますと、トーストとゆで玉子(手作り玉子ペーストもしくはおぐらあんの選択可)を無料でお付けしております。

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

おかげ庵

和の甘味主体にゆっくり落ち着いて楽しむことができるフルサービス型の喫茶店であります。
メニューには、こだわりの甘味、季節感いっぱいの季節限定商品、懐かしさいっぱいの鉄板焼きスパゲティー、自分で焼けるお団子などがあります。
モーニングサービスではドリンクをご注文いただきますと、おにぎり・お味噌汁・わらびもちのおにぎりセットとトースト・ゆで玉子・小倉のトーストセットのどちらかを無料でお付けしております。

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

KOMEDA is □

例えば、おしゃべりをしながらゆっくりとコーヒーを飲むような、そんな当たり前の日常を続けられるように。

サステナブルな社会実現のため、SDGsが採択され、今や世界中の企業や行政が様々な取り組みを行なっています。

創業以来「くつろぐ、いちばんいいところ」を目指してきたコメダも、コメダらしいサステナブルな活動を行なってきました。

その新しい取り組みが、プラントベース(植物由来)の喫茶店、『KOMEDA is □ 』です。例えば週に1度、お肉を摂らない食事を楽しんでみてはどうでしょうか?

それによって、牛や豚から発生する温室効果ガスを抑えることにつながります。

地球とあなたにやさしい食事と空間で、これからも“心にもっとくつろぎを”届け続けていきたいから。 「お肉を休む日を、つくろう」。コメダからの提案です。

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

BAKERY ADEMOK

おいしいパンを、心ゆくまで。コメダ珈琲店専用の小麦を使用した生地から手作りのパン屋さんです。

丁寧に焼き上げたおいしいパンを毎日たくさん用意して、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

大餡吉日

ほっこりと、やさしい甘み。

おいしい笑顔に福来る。

ふんわり焼き上がった生地の中に、口あたりまろやかな餡がぎっしり。

コメダ珈琲店のこだわりと想いを、大判焼きにおいしく込めました。

風味豊かなやさしい甘さで心なごむひとときをお届けします。

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

時価総額

コメダホールディングス時価総額1,256.87億です。(2024年9月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 533名(臨時1,887名)

     単体 7名(臨時1名)

平均勤続年数:6.40年

平均年齢:52.10歳

平均年収:1001万円

 

 

業績

2024年4月10日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は14.3%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は10.1%増の59億7,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の21.21%から20.16%と横ばいでした。

 

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

2025年2月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年7月10日に発表された2025年2月期の1Q決算の結果です。

連結売上収益は5.7%増で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は6.0%減の14億3,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の21.58%から19.10%と悪化しました。

第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は22.70%でした。

 


計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年10月9日 2025年3月期 第2四半期決算発表予定

2024年9月30日 株式譲渡契約締結日及び株式譲渡実行日の延期に関するお知らせ

2024年7月10日 2025年2月期 第1四半期決算短信

2023年4月10日 2024年2月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2017年2月 2.70%  48.7%

2018年2月 2.47%  45.6%

2019年2月 2.35%  44.1%

2020年2月 2.79%  43.5%

2021年2月 2.05%  50.1%

2022年2月 2.41%  47.7%

2023年2月 2.21%  44.2%

2024年2月 1.94%  40.7%

2024年9月 1.95%

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

株主優待は、プリペイドカード「KOMECA」にチャージです。

権利確定月は、2月・8月末日です。

 

<2月末・8月末>

100株以上 1,000円分

 

<2月末>

300株以上 継続保有3年以上:2,000円分

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アマダは、2月と8月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。

権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年の上場以降2023年まで上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、5月・6月は上昇傾向が続いていましたが、それ以降横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  20.73倍 (予 19.56倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.90倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 130.59 (予 138.90)

BPS(1株当たりの純資産) 935.29

 

(引用:コメダホールディングス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 13.85% (予 14.85%)

ROA(純資産利益率) 5.81% (予 6.31%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 42.5%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 2.64倍(2024年9月20日現在)

 

比較される銘柄

ミツウロコグループホールディングス(8131)

トーホー(8142)

オートバックスセブン(9832)

 

まとめ

売上・利益は2021年2月期に少し落ち込みましたが、それ以外は年々伸びており成長企業といえます。

2025年2月期は増収増益予想です。

 

一方、株価は2020年から上昇が続いています。

業績は成長しており、株価も上昇が続いているので、長期投資するのが良いでしょう。

 

小型の銘柄ではないので、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:〇

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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